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氷河湖決壊で被害を受けたネパールの人たちを救いたい! 野口健さんが「MOTTAINAIみらい」を活用し募金を開始

倒壊した建物の前に立つ野口健さん

地球温暖化の影響とみられる氷河湖決壊で壊滅的な被害を受けたネパールの小さな村を支援したいと、登山家の野口健さんが代表を務める認定NPO法人「ピーク・エイド」がクラウドファンディング「MOTTAINAIみらい」で寄付を募っています。熊本地震や能登半島地震・豪雨の際も被災地支援をしてきたましたが、「温暖化に影響を及ぼすことなく、慎ましく生活してきたこの村の人々が再び穏やかに暮らせるようにしたい」と協力を呼び掛けています。

疎開している子どもたちにウエアを渡す野口健さん

被災したのはエベレスト街道にあるターメ村です。2015年に発生したネパール大地震で大きな被害を受け、復興しつつあった今年8月16日、突然の土石流が押し寄せて家や学校、診療所など計54戸を飲み込ました。村人は高台に避難し無事だったものの、今もテント生活を余儀なくされています。子どもたちは親元を離れて、隣村の学校に寝泊まりしながら、勉強を続けています。
野口さんは地震の際も子どもたちにランドセルを送ったり、災害時に使えるホールの建設を支援したりするなど、交流を深めてきました。今回もすぐに現地に足を運び、子どもたちに体操服を手渡し、励ましました。「子どもたちが一日も早く家族と暮らせるようにしたい」と願っています。

壊滅的な被害を受けたターメ村
かつてのターメ村

「MOTTAINAIみらい」は全国信用協同組合連合会がMOTTAINAIキャンペーンと連携して運営するクラウドファンディングです。加盟する信用組合の取引先が手掛ける商品を紹介する購入型で展開してきましたが、寄付型にも取り組むことにし、今回がその第一弾となります。目標額は300万円で、子どもたちに贈る洋服や学用品、家屋の再建に役立てる予定です。寄付額に応じた返礼品も用意しています。

詳細・寄付はhttps://camp-fire.jp/projects/view/797796

濁流に飲み込まれた建物
親元を離れて隣村の学校で暮らす子どもたち

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