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守時さんのコンサート 体感ルポ

自然の音と美しい調べが一体となった「MOTTAINAIサウンド」を作曲、演奏している守時タツミさんの「景色の見える音楽会」が1127日、鎌倉市北鎌倉の円覚寺で開かれました。2時間にわたる演奏会では、新曲の「NOTO BLUE」や福島県飯館町の雪景色を描いた「雪花」など13曲を披露、茜色に染まった庭を背景に、心身ともに癒されるぜいたくなひとときを過ごさせていただきました。(文、写真 七井辰男)

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円覚寺総門前の紅葉

円覚寺のコンサートは2016年から毎年春と秋に開催されてきましたが、コロナ禍で中断されたため、今回は2019年以来2年ぶりとのこと。会場は、円覚寺境内の一番奥に近い「如意庵」。お釈迦様が祀られる本堂には小ぶりな日本庭園が設けられ、紅葉が真っ盛りでした。この日は晴れ時々曇りの天気で、北風が吹き抜ける寒い1日となりましたが、本堂内にはコロナで先着順に限定された70人のファンが早くからつめかけ、熱気にあふれていました。

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会場の如意庵

午後2時。大きな拍手で迎えられた守時さんは、まず代表作の一つでもあるオホーツク海の厳しい自然を描いた「流氷」を演奏。続いて「最果ての島」、新曲の「氷点」、「SOYA DRIVE」と北海道で採録した曲を披露してくれました。中でも「SOYA DRIVE」は軽快ながら哀愁が漂う美しい旋律で、目を閉じるとどこまでも続く果てしない白い道が瞼に浮かんできました。「豊かな水の島」(守時さん)屋久島で作曲した「Misty」、円覚寺の無限の空間を表現した「飛翔」、広島・厳島神社の奉納コンサートの際、演奏した「弥山」などなど、「守時ワールド」を堪能することができました。

演奏の合間には、女優の鶴田真由さん、南果歩さんらと録音したCD「おとえほん」の紹介を兼ねて、守時さん自ら童話の「かさじぞう」を音楽に重ねながら朗読。味わい深い語り口に会場内には笑い声とともに大きな拍手が送られました。アンコールは、初めて歌詞をつけ、歌手の藤原聡子さんが歌っている「旅路」。この日は演奏だけでしたが、熊野古道をイメージした実に美しいメロディーで、皆さんにぜひお薦めしたいと感じました。

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曲を紹介する守時さん

素晴らしい演奏会を開催してくれた守時さん、スタッフの皆さん、ともに快い時間を過ごした観客の皆さん、そして円覚寺さんに感謝の言葉を申し上げ、余韻に浸りながら帰宅の途に就きました。皆さま、おつかれさまでした

※このコラムで紹介した「Misty」や「SOYA DRIVE」、「旅路」などが収録された「MOTTAINAI Sound vol.7」は1112日にリリース。当サイトからご購入できます。

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