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• 【毎日新聞掲載記事】食品ロス：ラグビーW杯で削減PR　県がポスター作製／埼玉

今秋のラグビー・ワールドカップ（W杯）で熊谷市が会場の一つとなることに合わせ、埼玉県は
「MOTTAINAI（もったいない）」をキーワードに食品ロス削減を呼びかける啓発ポスターを作製した。

地域住民に加えて、多数の来場が予想される外国人サポーターらにも、食べ残しの削減を呼びかけるのがねらい。

埼玉県が高校ラグビーの強豪、熊谷工業高校美術部に協力を依頼。
当時3年生だった大日方（おびなた）輝さん＝専門学校生＝がデザインした作品が採択された。

ラグビーボールのようなだ円形の中に、食べ残しの目立つプレートやかじりかけの果物が描かれている。
さらにポスターの最上段に「MOTTAINAI」の文字を大きくあしらい、ノーベル平和賞受賞者の
故ワンガリ・マータイさんが感銘し、3R（ごみの減量、製品の再使用、資源としての再利用）に地球資源への
リスペクトを加えた言葉として世界のキーワードになりつつあることを英語と日本語で紹介した。

ポスターは試合が開催される熊谷スポーツ文化公園やJR熊谷駅など市内の公共施設で掲示。
飲食店などでも掲示される予定。

埼玉県資源循環推進課は
「ビッグイベントを契機にMOTTAINAIに込められた思いを広く発信したい」と話している。
【山口昭】

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