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• 【毎日新聞掲載記事】築45年木造住宅を改装 ヒロシマファンの宿プロジェクト クラウドファンディング

「広島」といえば、二つの世界遺産「厳島神社」「原爆ドーム」をはじめ、宮島、尾道、お好み焼き等々、
国内外で著名な場所や食文化が数多い。2年連続リーグ優勝を決めた広島東洋カープの活躍も記憶に新しい。
しかし、観光客が急増する一方で、宿泊施設が足りないのが悩み。
その施設不足を少しでも補おうと始めたのが、「ヒロシマファンの宿プロジェクト」だ。


■写真説明 「ヒロシマファンの宿」の完成予想図

運営会社がまず、目をつけたのが「空き家」の利活用。地域活性化にもなって一石二鳥と考え、
広島、宮島、岩国方面へのアクセスの良さ、飲食を提供できる周辺施設がある――などの条件を満たす
場所を1カ月間探索。山陽線「宮島口駅」近くの築45年の木造住宅を探し当てた。
同駅は宮島観光の玄関口で、広島駅までは電車で30分足らず。地の利は抜群だ。

しかし、簡易宿所とされるゲストハウスは旅館業営業許可が必要なため、許可されるには建物の補強や
浄化槽新設など大幅なリノベーションをしなければならない。現在、内装や外装の工事を急ピッチで
進めているが、クラウドファンディング「MOTTAINAIもっと」で集めた資金は、浄化槽工事の一部に
充てるという。

プロジェクトを進める運営会社「ライフデザインアルク」の古川龍太郎社長は「広島に初めて来て
好きになった人、広島が好きで何度も来ている人にぜひ利用してほしい」と呼びかけている。
【七井辰男】

＜目標額＞126万円
＜特典＞優待宿泊クーポン（1泊）5000円、同クーポンと宮島花火優先予約1万円など。
問い合わせは広島県信用組合 電話082･242･5574

■MOTTAINAIもっとの詳細は こちら から

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