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【毎日新聞掲載記事】きょう世界環境デー:幸せのお裾分けを 胡蝶蘭を再生栽培

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祝いの席を彩った胡蝶蘭(こちょうらん)を集め、もう一度花を咲かせたギフト用再生胡蝶蘭
「幸せ回蘭」を、東京グリーンシステムズ(東京都多摩市、北谷利之社長)がMOTTAINAIキャン
ペーンのオフィシャルサイト(http://mottainai-shop.jp/)で6月中旬まで限定販売している。
胡蝶蘭の再生栽培には障がい者も参加。「家族や友人に幸せのお裾分けを」と本格事業化を
目指して張り切っている。
【山口昭、写真も】

"幸せが飛んでくる"と重宝される胡蝶蘭だが、イベントが終わるとほとんどが捨てられる。しかし、
花が終わった茎の根元を切って温度や湿度などを適切にすれば、また花芽が出て花を咲かせる。

同社は今回の事業化をサポートしているIT企業大手のSCSK(同江東区、谷原徹社長)の特例子会社。
1992年に東京都と多摩市、SCSKが出資し、地域の障がい者の自立促進のため「重度障がい者雇用
モデル企業」として設立した。115人の障がい者がSCSKの本支社の清掃や、食堂や売店の運営など
に励んでいる。

胡蝶蘭再生は「まだ命のある植物。捨ててしまうのは"もったいない"」と心を痛めていたグループ
会社社員の提案がきっかけ。

販売するのは、18日の父の日用で、花が咲いた状態の「一本立ち」(5963円、送料・税込み)と
「花芽付き苗」(3900円、同)の2種類。いずれも育成キット付きで、鉢に刺す水分計の窓が水色
から白へ変化することで水やり時を知ることができ、便利だ。

「お客様に感謝し、胡蝶蘭の健康状態を目で毎日確認しながら栽培しています」と、従業員の
福井直人さん(32)。井関健一郎さん(34)は「観賞用植物のリサイクルという考え方が広まれば」
と話している。

サポート役のSCSK事業戦略企画部の遠藤敦子課長は「障がい者の職域拡大と雇用の増大に貢献
したい」と語った。

問い合わせは、メールでSCSK再生胡蝶蘭担当(ino-one@scsk.jp)へ。

■写真説明 温室の中で、ギフト用の胡蝶蘭を手にする東京グリーンシステムズの
井関健一郎さん(左)と、回収した胡蝶蘭の鉢から鉄線を外す作業に取り組む
福井直人さん(右)、野崎准課長=東京都多摩市で5月11日

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