キッチンやリビング、クローゼットの収納として、
外出時のパートナーとして、さまざまなシーンで活躍する天然素材のカゴ。
お気に入りのカゴならなおさら、長く愛用したいもの。
そのためには、さっとブラッシングする、日々の優しいケアが大切です。
素材によってそのお手入れ法は違ってくるので、
使うグッズや方法を知って、大切な愛用品をできるだけ”長持ち”させよう。
お手入れ1
「しなやかな竹素材」
柔らかいブラシを使う
柔らかいブラシを使い、全体をさっとブラッシングするだけ。
普段からホコリが溜まらないように、気づいた時に。
日当たりのよい場所で使う
竹素材は虫がつきやすいので注意が必要。暗く湿った場所で虫がつかないよう、
できるだけ日当たりのよい場所で利用するのがおすすめ。
暗い場所で利用する場合は時々日に当てるなどの工夫を。
割れやすい隅は革で補強する
四角いカゴの四隅などは割れやすいので、クラフトショップなどで手に入る
市販の革の端切れなどを縫い付けて。
補強になるのはもちろん、装飾としても楽しめる。
お手入れ2
「硬くて丈夫なヤナギ素材」
硬いブラシを使う
硬いブラシを使い、網目に沿うようにしてブラッシングを。
丈夫な素材だからこそ、網目にホコリが入り込むと除去が大変。
日ごろからさっとブラッシングしよう。
樹皮がはがれ落ちることも
樹皮つきの場合、使い始めに樹皮がポロポロと取れてくることも。
周囲に落ちてしまうので、手でさっと払ってこまめに取り除いて。
壊れかけても諦めず補強
樹皮なしのカゴは、取っ手部分などが割れてしまうことも。
太めの糸などを巻いて補強したり、市販のクラフト用の天然素材などを巻いたりして補修しよう。
お手入れ3
「柔らかい水草素材」
飛び出てきたらはさみでカット
飛び出た部分は短ければ切ってしまっても、そこからほつれることはないので安心を。
表面がほころびてもカゴ自体は丈夫なところが水草素材の利点。
汚れたら水洗いしてOK
水に浸したブラシでこすって汚れをオフ。
水洗いした後は日に当てて乾かすだけでOK。
汚れが溜まらないうちに気付いたら洗い落として。
水で濡らして形を整える
持ち運んだり硬いものを収納していたりすると、変形してしまうことも多い。
そんな時は水で濡らしてから手で形を整え、乾かすだけで、元通りに。
お手入れ4
「風通しのよいストロー素材」
硬く絞った布きんでふく
水に濡らして硬く絞った布きんを使い、ごしごし拭くと、ホコリや汚れも落ちやすい。
使った後にさっと拭くお手入れを忘れずに。
ふいたら干してよく乾かす
濡れぶきした後は、日に当ててしっかり乾かすことが大事。
濡れたまま暗い場所に置いたり、すぐに使ったりすると傷む原因に。
ほつれたら糸で縫いつける
目がしっかりしているので、裁縫に使う針と糸を使って縫いつけることができる。
糸は太くて丈夫なものを選んで。
素材別にお手入れ方法が違いはあっても、ブラシは柔らかめと硬めの
両方を揃えておけば、ほとんどのカゴに対応できます。
ホコリや傷みをこまめにお手入れすることで、”長持ち”具合も違ってくるので、
日々のブラッシングやふき掃除で、お気に入りのカゴを大切に。
次回は【木とステンレスと鉄のお手入れ方法】をご紹介します!
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