MOTTAINAI SOUND

熊本 / 小天(2020.06)

明治30年の大晦日、当時第五高等学校の教授だった夏目漱石は、小天温泉の方へ同僚と訪れました。その滞在した数日間の出来事をもとに発表されたのが「草枕」
「山路を登りながら、こう考えた」おなじみの冒頭に出てくる山路とも言われている鎌研坂や、話の途中に出てくる峠の茶屋、石畳の道にも寄りながら小天温泉へと向かいました。道中で聞こえてきたいろんな音をたよりに作った曲になります。


守時 タツミ

キーボードプレーヤーとして音楽活動を開始。コンサートツアー、レコーディングから、アレンジ、プロデュースまでこなす。今まで関わったアーティストは、佐野元春、 ザ・ハイロウズ、Kinki Kids、藤井フミヤ、hitomiからClementineにまで至る。後にベネチア映画祭招待作品『千年旅人』など映画音楽も手がけるようになる。2007年より「100年後の子どもたちへ」という思いでdecibelを立ち上げ、音楽活動を展開する。ナレーションと音楽で綴った昔話『おとえほん』や『MOTTAINAI SOUND』などの企画、プロデュースを手がけ、高い評価を得ている。

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