MOTTAINAI 事務局便り

2009.03.20

インタビュー:糸井義雄(「3RDWARE」プロデューサー)

端切れをデザインしたアンダーウエア「エコパッチワーク」が好評だ。余りモノをうまく組み合わせたデザインは「世界に一つ」という発想の斬新さが受けているという。商品を開発した「3RDWARE」プロデューサー、糸井義雄さん(49)を原宿に訪ね、話を聞いた。

3rd_itoi.jpg

 ◇ユニークな商品ですね。
 「工場の縫製過程で出てくる端切れがもったいないなと思ったのがきっかけです。材料費はかからないけど、作ってみたら案の定、通常の3?4倍手間がかかりコスト高になります。大量生産する大手アパレルなら絶対やらないと思いますが、僕らはさまざまなデザインを少量生産するブランドですから、えいやっと作っちゃいました」

 ◇要するに『つぎはぎ』ですが、作ってみてどうですか。
 「意外といけるんですよ、これ。いろんな柄が入って面白いし、チェックだけでなくポップアート系のイラストなんかを組み合わせてもまとまります。なにより、目で見てぱっとメッセージが伝わる。パンツだけでなく、部屋着も作ってみようと企画しています」

 ◇多く作って安く売る普通のやり方と違います。こんな少量生産で商売になるんですか。
 「私どものブランド『3RDWARE』は、既存のやり方とは徹底して差別化を図ろうと2年ほど前に立ち上げました。下着のデザインは漫画やアニメ、ポップアートなどを素材に外部のデザイナーが柄を制作し、1つのデザインでせいぜい30点、多くても300点程度。小売価格は高くなるんですが、20代後半から30代の方を中心に幅広くお買い上げいただいております。これまでは男性向けと女性向けでデザインが違うのが普通でしたが、あえて同じデザインのものを作りました。男性向けの贈り物として、自分とおそろいの下着を購入する女性もいらっしゃいますよ」
3rd_pants.jpg

 ◇最近、エコを売りにした商品が多いですよね。
 「この手の商品は一過性のブームで終わることが多くて、なかなか継続しません。うちは無理をせずに端切れが集まったら、その都度作っていこうと思います。端切れはなくなりませんから」


3rd_itoi_pro.jpg

【糸井義雄(いとい・よしお)プロフィール】
株式会社「インクス」(東京都渋谷区)社長。京都府出身。アパレルやアニメの業界にかかわり、07年にブランド「3RDWARE」を立ち上げる。現在、同ブランドのデザイナーは約100人に上り、ポップで多彩なデザインとレコードジャケット風のパッケージが人気を呼んでいる。問い合わせは同社(03・5411・0891)まで。

2009.03.20

インタビュー:Jason Mrazとキマグレン

米西海岸を拠点にさわやかなサウンドを放つシンガーソングライター、ジェイソン・ムラーズさん(31)と、神奈川県の逗子海岸で夏季限定のライブハウス「音霊(おとだま)」を手がけながら音楽活動をするデュオグループ「キマグレン」。日米のアーティストによるライブ音源が「ecoうた(TM)」になりました。東京・渋谷での来日公演(2月23日)のアンコールにキマグレンが登場し、ジェイソンさんのヒット曲「I'm Yours(アイム・ユアーズ)」を一緒に演奏。初対面となったライブの当日に、音楽や自然への思いをうかがいました。

20090313org00m100027000p_size6.jpg

 ??ジェイソンさんのサウンドはスローライフを感じさせる心地よいメロディーですね。その音楽の源は。

 ジェイソン 「子どものころ母からピアノを教わり、ピアノに合わせて歌う気持ちよさを感覚的に分かっていたのだと思う。でも、僕自身もその源は何かと探し続けていた。最近になって地球の偉大さ、地球の持つバイブレーションと音楽が通じているのではないかと感じるようになった」


 ??みなさん海が身近な存在ですね。何を感じますか。

 ISEKI 「砂浜が狭くなってきていることをすごく感じますね。波打ち際から海の家ライブハウスまでの距離が狭まっている」

 KUREI 「まずは音霊の前にあるもの、海を大事にしようとビーチクリーンの活動などをしています。自分たちができる等身大のことをやりながら、ホームグラウンドで音楽を発信していきたいですね」

 ジェイソン 「一番問題なのは人々の無関心であり、自分自身の意識と闘うことが必要。地球は十分リペアできる可能性がある。オーガニック(有機)フードを食べたりヨガをやるのも、『地球に近づきたい』という気持ちが人々のなかに芽生えてきたからだと思う。ワンガリ・マータイさんが提唱する『MOTTAINAI』にもそういう訴えが含まれている気がする」


 ??暮らしのなかで実践していることは。

 ジェイソン 「中古の家を5年前に購入して意識が変わった。毎月、エネルギーをどれぐらい使っているか、どうしたらごみを減らせるかを考えるようになったし、今年は太陽光発電システムを取り付け、その過程をビデオに撮るつもりなんだ。古い家でもソーラーを設置できるということを自分でも学びながら広めていきたい」


20090313org00m100025000p_size5.jpg
【キマグレン(写真左と写真右):プロフィール】
神奈川県逗子市で高校時代に知り合ったISEKIさん(本名・井関靖将)とKUREIさん(同・榑井勇輝)=ともに80年生まれ=が05年5月に結成。海の家ライブハウスを経営しながら08年2月、ユニバーサルシグマからデビュー。CM起用のシングル「LIFE」が大ヒットし、同7月の初アルバム「ZUSHI」は30万枚を突破した。今年3月、新曲「天国の郵便ポスト」を発売。


20090313org00m100023000p_size5.jpg
【Jason Mraz(ジェイソン・ムラーズ):プロフィール】
米バージニア州出身。ニューヨークで演劇を学んだ後、99年サンディエゴのコーヒーショップでライブ活動を始め02年にアルバム・デビュー。昨年5月リリースの3枚目のアルバム「We Sing.We Dance.We Steal Things.」が全米で100万枚以上の大ヒット。シングルカットされた「I'm Yours」はグラミー賞にノミネートされた。

========================================
 「ecoうた(TM)」はワーナーミュージック・ジャパンオフィシャル携帯サイト「wamo!」からダウンロードして対象の曲を購入すると、「MOTTAINAI」キャンペーンを通じてケニアのワンガリ・マータイさんが推進するグリーンベルト運動に苗木1本分の金額が寄付される。昨秋のエンヤさん、今冬のBONNIE PINK(ボニー・ピンク)さんに続く第3弾。

2009.03.19

鳥取県牛乳普及協会「もったいないマンガ」!

鳥取県牛乳普及協会が発行する
「中学生のためのもったいない授業」という冊子で
MOTTAINAIキャンペーンが紹介されました。


この冊子は、この冊子は2009年3月上旬に鳥取県内の中学校に配布されました。

2009.03.17

富士山講談を聞く会のお誘い「もったいない善兵衛」の神田紫さんが新たに創作

3月26日、毎日新聞東京本社・毎日ホール(地下鉄東西線「竹橋駅」)で毎日新聞富士山再生キャンペーン事務局による「新作講談 野中千代子物語 夫、至(いたる)とともに氷雪の山頂で挑んだ気象観測」を上演します。神田紫さんはMOTTAINAIキャンペーンに共感し、創作講談「もったいない善兵衛」をいち早く、発表、各地で公演しました。今回は環境問題を考える上で、多くの国民が関心を寄せる美しい富士山をテーマに、富士山を慈しみ、守る気持ちを込めて、新作を作りました。
入場は無料です。お誘い合わせて、ご来場下さい。事前に申し込みをお願いします。

mainichi.jpg

タイトル:新作 富士山講談を聞く会?NPO富士山クラブの輪を広げよう
主催:毎日新聞富士山再生キャンペーン事務局
協力:NPO法人富士山クラブ、神田紫後援会
日時:3月26日(木)午後6時?午後8時(開場午後5時30分)
会場:毎日ホール 千代田区一ツ橋1?1?1 毎日新聞東京本社B1(地下鉄東西線竹橋駅)
内容:午後6時?10分 主催者あいさつ  富士山再生キャンペーン事務局長 真田和義
    ? 25分 富士山クラブ活動報告 事務局長代行 青木直子さん
午後6時30分? 女流講談師       神田 紫さん
演目:講談「野中千代子物語?夫、至とともに氷雪の山頂で挑んだ気象観測」
定員:200人
申込:先着順 無料
申込先:「富士山講談」係 住所 氏名 連絡先を明記。同伴者も同様
     FAX03?3211?4077 e-mail: myeco@mbx.mainichi.co.jp
会員募集:会場で希望者の富士山クラブ入会も受け付けます。年会費は3000円。
     入会金は必要ありません。

2009.03.02

バーレーンでMOTTAINAIキャンペーンを紹介

日本から世界に発信する21世紀の合言葉「MOTTAINAI」が、ついにアラビア語圏で紹介された。紹介したのは、2月15日発行の中東バーレーン王国の日刊紙「Al Wasat」。MOTTAINAIという言葉が海外メディアで紹介されたのは、これで8カ国目となる。

 MOTTAINAIは中東バーレーン王国の日刊紙「Al Wasat」のオピニオン欄で取り上げられた。投稿したバーレーン大助教授のマジード・ジャシム氏は「その語源は、MOTTAIという本質的な価値を表す言葉と、欠如を表すNAIという言葉が組み合わさってできている」と解説。「日本語のMOTTAINAIが世界の注目を浴びるようになった」と続けている。

 ジャシム氏はMOTTAINAIに絡む日本の慣習について「日本人は幼いころから食べたり飲んだりする際にこの信条を教え込まされる。私の聞いた話では、食事を全て食べ終えるまで子供が寝ることを許さない親もいるという」と紹介。キャンペーンへの取り組みについて「日本の大企業や地方自治体、幼稚園や学校レベルでも物を大切にする教育に取り組んでいる」と説明し、「いまこそ後世に良い環境教育をすることが大切である」と結んでいる。

 キャンペーン事務局への海外メディアからの取材は、昨年秋の世界金融恐慌以降、目立って増えてきた。背景には、次世代の成長分野とされる環境技術や金融市場主義によって置き忘れられてきた精神性を日本に学ぼうという姿勢がうかがえる。

090302news.jpg

 「Al Wasat」のホームページはこちら


グリーンベルト運動