MOTTAINAI 事務局便り
2008.03.13
リユース市「リユースマーケット」/大阪
買ったものは大切に使いたいものです。大学生の取り組みから最近の話題を紹介します。
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毎年春になると、大学では卒業生から新入生へ不要になった中古の家電や家具を格安で譲り渡すリユース市やリサイクル市と呼ばれるイベントが開かれる。01年の家電リサイクル法の施行などで処分にお金がかかる家電や家具をリユースに回すことのメリットが見直され、家電のリユースに取り組む大学が急速に広まった。しかし、取り扱い量が増えたため、かえって保管場所や開催場所の確保が課題となりつつある。
「ここまで大きくなったのに、今年は実施できず残念です」
大阪大(大阪府)のリユース市「リユースマーケット」事務局で生活協同組合環境資源委員会の薮田真太郎さん(同大2年)は、今年のリユース市の開催を断念したことを無念そうに話す。同委員会は90年代後半から、卒業生の要らなくなった冷蔵庫やテレビ、家具などを回収し、市価の10分の1程度の格安料金で新入生を中心に販売。「新入生の負担を減らし、ものを無駄にしない取り組み」として評価されてきた。
昨年の取り扱い量は400点に上り、年々春のイベントとして認知されるまでに。しかし、今年は集めた家電、家具の保管場所にしてきた生協食堂の一角が耐震工事のため使えなくなってしまった。大学外で倉庫を借りることも検討したが、費用が高く適当な保管場所が見つからず、今年の開催を断念した。
似たようなケースはほかの大学でも少なからず発生している。東京農工大(東京都)では例年保管場所として使っていた大教室が別のイベントのために使えなくなり、扱う品数をもとの400?500点から半分程度にした。長崎大(長崎県)でも数年前に大学内で家電や家具400点近くの保管場所が確保できなくなり、大学内の倉庫だけでなく主催するサークルの部室にも一時保管。その後も毎年倉庫や教室の貸し出しを大学側と交渉しているが「保管場所の確保は悩みの種」という。
一方、早稲田大(東京都)ではリユース市そのものを禁止する。「キャンパスでは学園祭を除き、販売行為そのものが禁止されている」というのが理由。同大の環境サークル「環境ロドリゲス」では、秋の学園祭に合わせて開催したり、春に開かれる地元の商店街のフリーマーケットに出店したりしたが、本格実施には至っていない。
同大4年の西尾敬さんは「大学の卒業生から新入生に家電や家具を受け渡すという趣旨からすれば大学で保管、実施しないとあまり意味がない」と話す。
現在、こうしたリユース市が全国でどれだけ開催されているか正確な数字はないものの、06年に環境活動を行う大学生で作る全国青年環境連盟「エコ・リーグ」が行ったアンケートによれば21大学が「実施する(した)」と回答したという。
同リーグ事務局員で東京農工大3年の宮坂和彦さんは「規模を大きくすると、保管場所や実施場所の確保や回収にかかる手間など実施側に負担が増えてくる。引越しの際の買い替えなどで出てくる家電や家具を粗大ごみにするのはもったいないという気持ちをいかに持続するかが大切」と話している。
【山本建】(毎日新聞3月10日付紙面から)
◎リユース市ことば
大学によって仕組みが若干異なるが、おおむね卒業生や周辺住民の自宅から無料で家電や家具を引き取り、新入生を中心とした希望者に提供。協力金などの名目で数百円から数千円をもらう。86年の京都大を皮切りに各地で開催。最大の規模となっている京都大での取り扱い量は1200点に上る。今年は「4年後の地上デジタル放送に対応していないテレビの引き取り手がないのではないか」(東京農工大、岡山大)などがトピックとなっている。
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2008.03.12
豪州で消灯イベント・世界10カ国24都市で開催
豪州からチームMOTTAINAI発の投稿です。
日本でも毎年6月に消灯イベントを実施していますが、オーストラリアでは今年2回目。消灯イベントは世界に広がりつつあるようです。
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【オーストラリア・川口麻衣子】
今年で2回目となる環境イベント「アース・アワー(Earth Hour)」が、シドニーを含む24主要都市で3月29日20時〜21時(現地時間)に開催されます。
「アース・アワー」とは、1時間電気を使わないことで地球温暖化防止への認識を広げることを目的として、WWF(世界環境保護基金)オーストラリア支部が企画した消灯イベントです。
より多くの人に地球温暖化問題に関心を持ってもらうため、2005年にタイ政府が自国で行った節電キャンペーンをヒントにアイデアが生まれました。日本でもブラックイルミネーションという節電キャンペーンが数年前から実施されています。
昨年は、地元紙シドニー・モーニング・ヘラルドと協同でシドニーの企業と地域住民に呼びかけた結果、220万人の市民、2,200の企業が1時間の消灯に参加し、シドニー中心地で10.2%のエネルギー消費量の削減に成功しました。 二酸化炭素排出量の削減に例えると、約5万台の車が1時間道路から姿を消したことに相当します。
この成功は国内だけでなく海外でも大きく取り上げられ、今年は国際イベントとして24主要都市で開催されることになりました。今年はどれぐらい二酸化炭素を減らすことができるでしょうか。
以下が開催都市です(2月20日付)。
ダブリン(アイルランド)
アトランタ、サン・フランシスコ、シカゴ、フェニックス(アメリカ)
テル・アビブ(イスラエル)
シドニー、パース、メルボルン、キャンベラ、ブリスベン、アデレード(オーストラリア)
オタワ、トロント、バンクーバー、モントリオール(カナダ)
バンコク(タイ)
コペンハーゲン、オルフス、オールボルグ、オーデンセ(デンマーク)
クライストチャーチ(ニュージーランド)
スバ(フィジー)
マニラ(フィリピン)
参考文献:
Earth Hour, 参照2008-02-24
WWF-Australia, 参照2008-02-21
The Sydney Morning Herald, “Switch-off goes global”, 2008-02-06, p14
Katelyn John 2007, Sydney’s switch-off better than expected, news.com.au, 参照2008-01-30
2008.03.12
毎日新聞移動支局/モッタイナイの街・津島市から(2)
またまた愛知県津島市の移動支局からお届けします。「冬将軍」の意味って、なんとなく知ってたけどナポレオンから来てたんですね?。
◇「冬将軍とは」/「桜の開花は29日ごろ」
津島市のヨシヅヤ津島本店で開設中の毎日新聞社移動支局「“モッタイナイ”の街、津島から―地域から考える地球環境」で6日、気象予報士で毎日新聞中部本社写真グループの鮫島弘樹デスクと、フリーアナウンサーの長谷川千夏さんとの「お天気講座」が開かれた。集まった買い物客らは、桜の開花などについて耳を傾けた。
鮫島デスクは、99年に気象予報士の資格を取得した。
長谷川さんから、なぜ冬将軍というのですかと問われ、「ナポレオンがロシアに遠征したとき、ロシアの寒さと積雪に耐え切れず敗退した。ロシアの厳しい寒さ のことをいう。日本ではシベリアから来る強い寒気のことを呼んでいる」と紹介した。最近飛んでいる黄砂について、「中国の砂漠化が進んでいるため、量が増 えている。砂粒に有害な化学物質がついて飛んできており、アレルギーを起こす人もいる」と説明した。
また、桜の開花について、「寒くならないと桜のつぼみが目覚めないため、暖冬の時はきれいに咲かない。今年は1月下旬から2月にかけて寒くなった。29日ごろに開花すると思う。来週からは暖かくなり、いよいよ春が訪れる」と予報した。【木村文彦】
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■私のモッタイナイ
◇残ったおかず、絶対に捨てない??津島市の加藤忠篤さん(64)
余分な食事は作らず、残ったおかずは、再度調理して食べている。絶対に捨てないようにしている。テレビは見ないときはコンセントを抜き、暖房便座のふたを すると、節約につながる。すぐに物を捨てずに、なんとか直して使っている。資源は無限ではない。一人一人ができることから実施していかないと、温暖化は防 げない。
◇洗剤と一緒に重曹混ぜ洗濯??七宝町の則武弘子さん(50)
洗濯などの生活排水によって汚染されている海や川などの水質環 境問題が取りざたされている。だから、洗剤と一緒に重曹を混ぜて使っている。泡切れがよく、汗や靴下のきついにおいも取れる。重曹は環境にやさしいし、酸 性のにおいを消臭してくれる特徴がある。また、野菜など使う前に傷んでしまうようなものは余分に買わない。
2008.03.12
毎日新聞社移動支局/モッタイナイの街・津島市から
愛知県津島市で開かれていた毎日新聞移動支局の様子をお届けします。
毎度のことながら、皆さんのMOTTAINAIを実践するための工夫には、頭が下がる思いです。
◇万博での広がり、継続を??最終イベント
愛知万博で広まったエコ活動を続けていこう――。津島市のヨシヅヤ津島本店での毎日新聞社移動支局「“モッタイナイ”の街、津島か ら―地域から考える地球環境」の最終イベントとして開かれた「愛知万博こぼれ話」。東海ラジオの深谷里奈アナウンサーと、毎日新聞なごや支局の樋岡徹也記 者が「『マイはし』持参やペットボトルの有効利用など、できることから行動しよう」と呼び掛け、集まった人たちと環境保護に取り組むことを約束した。
この日は、ラジオを聞いた人や万博ファンなど約60人が集まり、立ち見も出た。
万博会期中、会場で取材した樋岡記者は、「弁当持ち込み騒動」や、注目された「IT(情報技術)」についてのエピソードを披露。万博を訪れた MOTTAINAIキャンペーン名誉会長のノーベル平和賞受賞者、ケニアのワンガリ・マータイさんについて、「マータイさんは、1人の人間が排出する二酸 化炭素を消費するのに8本の木が必要だと(万博で)学び、世界各地で、『8本の木を植えて』と訴える活動を続けている」と説明した。
着物姿で登場した深谷アナは「割りばしを使わないようにしたり、色とりどりの刺しゅう糸を使ってぞうきんを作ったり、万博を機にエコを始めている。楽しくないと続かないですよね」と、心掛けているエコ活動を紹介した。
会場には、万博に毎日通い続け、通算243回入場した瀬戸市の主婦、山田外美代さんも姿を見せた。ペットボトルの有効利用の仕方について聞かれ、「半分に切り、色を塗って花の植木鉢に使うといい」と話した。
会場で話を聞いた名古屋市中川区の主婦、清水代志子さん(58)は「夫にもマイバッグを持たせている。できる範囲から行動していきたい」と話していた。【木村文彦】
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■私のモッタイナイ
◇風呂の水は洗濯に、生ごみは肥料に??津島市の山田孝正さん(73)
風呂の水は洗濯に使っているし、生ごみは畑の肥料に利用している。コンビニの弁当などはごみになるので、買わないようにしている。なるべく歩いて買い物に出掛けている。
ちりも積もれば山となる。みんなが努力すれば、ごみも減るし、空気もきれいになる。
◇近くでの買い物、徒歩や自転車で??美和町の近藤正〓(まさとし)さん(77)
資源ごみの分別は当たり前。照明などの電気をこまめに消す。マイバッグは必ず持参して、スーパーやコンビニなどからのレジ袋は断っている。ガソリンが高く なってきたため、近くに買い物に行くときは徒歩や自転車で。食べ残しをしないようにしたり、皿に付いている汚れをふき取ってから洗っている。
◇洗い物、ゴム手袋をはめて水で洗う??弥富市の小林和子さん(56)
川や海の水が汚れてしまうため、汁物は排水溝に捨てない。汚れたプラスチック容器はきれいにふいて資源ごみに出している。寒いけれど暖房は19度に設定。 上着を一枚多く羽織っている。洗い物は、ゴム手袋をはめて水で洗っている。ささいなことから取り組んでいるだけでも、一人一人の意識が変われば、環境も変 わる。
2008.03.11
日仏MOTTAINAI提言書、環境相に提出
<もったいない>
フランス・ストラスブール市立サンジャン小5年生と「MOTTAINAI(もったいない)」について、日仏インターネット討論会を行った板倉町立東小5年生の代表4人が7日、環境省を訪れ、話し合いの内容をまとめた提言書を鴨下一郎環境相へ提出した。【山本建】
提言書は家庭や学校、町の中で見かける資源の無駄遣いをどうしたらなくせるかについて両国の取り組みをまとめた。両校のやり取りは、水を大切にすることに ついて、東小が「日本では風呂の残り湯を洗濯に使う」と紹介すると、サンジャン小は「お湯を張るのはもったいないのでシャワーだけのほうがいい」と応答。 町の交通について、東小が燃費の良いハイブリッドカーを挙げると、サンジャン小は「トラム(路面電車)は排ガスもなく環境にいい」と、公共交通機関の整備 を提案した。
提言書を受け取った鴨下環境相は「お風呂に入る時は家族が順番にささっと入るとガスを使わなくて地球にやさしいよ」とアドバイス。交通手段についても「自転車が一番環境にいいんだよ。自動車であちこち行くのは地球によくないかもしれない」と話した。
子どもたちはやや紅潮した顔で話に聞き入り、「少し緊張した」「大臣は環境のことをいろいろ考えていてびっくりした」などと話していた。
2008.03.11
アマゾンでもMOTTAINAIキッズ植林
「MOTTAINAIキッズ植林プロジェクト」が7日午前(日本時間7日夜)、南米ブラジルのパラ州サンタ・バルバラ郡で開かれ、地域の住民や学校児童など約200人がパパイヤやバナナなどの苗木5000本を植えた=写真。06年2月に始まった同プロジェクトが海外で実施されるのは初めて。
植林に先立って、大島克郎・国土緑化推進機構常務理事が「MOTTAINAIという言葉は日本人が受け継いできたものを大切にする心。地球環境問題を救う合言葉になるでしょう」とあいさつ。ノーベル平和賞受賞者のワンガリ・マータイ博士とともに進めるMOTTAINAIキャンペーンなどについて説明した。
同郡はアマゾン川の河口に位置し、過度の伐採による森林破壊が関心を呼んでいる。同プロジェクトはアマゾンの農家がむやみに木を切らなくても済むように、林業に農業を組み合わせたアグロフォレストリーを推進する一環として実施。式典の後、近くに住む子どもらがスコップを手に果樹などの苗木を大事そうに植えていた。
今回のプロジェクトは地元NGO「Asflora」(アマゾン森林友の協会)の活動に、国土緑化推進機構緑の募金やMOTTAINAI緑の募金が支援して実現した。
【山本建】(3月7日毎日新聞夕刊から)
2008.03.11
MOTTAINAI、韓国で紹介される
毎日新聞社が進めるMOTTAINAIキャンペーンと富士山再生キャンペーンが韓国ソウル新聞に紹介されました。
(ソウル新聞2月25日付紙面から)
「富士山再生キャンペーンを率いる真田和義氏」(柳志泳記者、東京発)
日本の主要日刊紙である毎日新聞で10年間繰り広げている富士山再生キャンペ> ーンは、いまや日本で最も有名なNGO活動の一つとなった。富士山再生キャンペーンは、日本の霊山である富士山をよく保存し、名実共に日本最高の山とすることを目的に、今年も10万人が参加すると予想している。
富士山再生キャンペーンを率いる真田毎日新聞地球環境本部事務局長は、このキャンペーンの動機について次のように説明した。「日本の高度成長時代が始まった1960年代から、富士山は登山客が残した糞尿や様々なごみ、建設業者らが山の周辺にこっそり捨てていった産業廃棄物に頭を悩ませていた。日本ではマスコミ各社が一つ以上の環境関連キャンペーンを繰り広げているが、それを当然のように思っている。特に、富士山は象徴性が高く、何よりも綺麗な環境が求められるところでもある。従って、我々も98年から奥島元早稲大総長が率いる市民団体『富士山クラブ』と共にこのキャンペーンを始めた」。
現在、彼らは半期ごとにボランティアと共に富士山に登り、ごみを掃除している。10年前から富士山を世界自然遺産に登録しようとする世論があったが、他の自然遺産を見て回った後、「『このままの状態で富士山を世界遺産に登録したら、恥をかくことになる』という胸が痛くなる現実を確認した。今後も富士山は少なくとも数十年以上にわたって体系的かつ持続的な管理が必要である」。
奇妙なことに地球環境本部と富士山クラブとも政府の支援や関心を全く期待していない。日本の代表的なNGO活動であるにもかかわらず、政府関係者としては当時の環境大臣が昨年秋に訪ねて、富士山を掃除したのが最初で最後だった。約50の企業会員と約3000人の個人会員からなる富士山クラブは常に財政難に苦しんでいるが、だからといって政府に支援を訴える気は全くないという。では、彼らの市民団体はどうやって財源を生み出しているのか。真田事務局長は、記者にビニール袋の代わりに携帯できるエコバックをプレゼントし、積極的な収益モデル創出の重要性を強調した。現在の地球環境センターは、エコバックなど約300の環境関連商品を開発しコンビニ等で販売している。自社の資源節約キャンペーンである「もったいない」ブランドを業者に貸してロイヤルティももらっている。まだ、収益は大きくないが、2011年に5000万円以上の収益を出すことで、自立する基盤を構築する計画である。
なぜ政府支援を期待しないのかとの質問に真田事務局長は笑いながら言った。「日本の市民団体の相当数がそうだが、元々NGOとは、政府が見逃している部分を自ら探して行う団体である。もし、我々が財政を理由に政府からの支援を受けて富士山を掃除すれば、我々はただ政府が雇った掃除サービス会社に過ぎなくなる。政府の支援が無くても、自ら自分の運命を開拓していくのが、NGOの基本精神である。今後も政府支援を受けることはない」。
2008.03.05
レジ袋:廃止を実証実験 ごみ減量へ、14日から半年間??町田のスーパー
町田市内のスーパー「三和小山田店」で、買い物客にレジ袋を半年間一切配らない実証実験が14日から始ます。レジ袋廃止は事業者にとって、不便に思った客が他店に流れるリスクが高いが、ごみ減量を徹底する方策として実験的に取り組みます。実験評価で協力する町田市によると、全国でも極めて珍しいそうです。
ごみゼロの実現を目指す市民団体「町田発・ゼロ・ウェイスト宣言の会」(広瀬立成代表)が2月中旬に三和に呼びかけたのがきっかけ。三和は町田市を拠点に市内や神奈川県相模原市を中心にスーパーなど51店舗を展開しています。小山田店は団地内にあり、1日平均約1500人が来店。現在はレジ袋を無料で提供しています。
三和は実験開始に備えマイバッグを1万袋用意し、5日以降に1000円以上購入した買い物客に配ります。「客足が減るのを抑えるように」(三和)と実験中もマイバッグを貸し出し、使用済み段ボールなどを用意します。市民団体も家に残っているレジ袋や紙袋を持ち寄ります。
三和、市民団体、町田市が協定を結び協議会を設置。買い物客へアンケートを実施し、レジ袋廃止の評価を調査します。町田市ごみ減量課は「今回の実験を検証し、他のスーパーなどへ呼び掛け全市的にレジ袋をなくすことも検討したい」と話しています。【町田徳丈】
〔多摩版〕
毎日新聞 2008年3月5日
2008.03.04
毎日新聞移動支局:津島 毎日新聞社・稲葉代表室長、温暖化テーマに出前授業 /愛知
◇高台寺小5年生に
毎日新聞社移動支局「“モッタイナイ”の街、津島から?地域から考える地球環境」の出前授業が3日、津島市立高台寺小学校で行われました。毎日新聞中部本社の稲葉康生代表室長が「地球温暖化と人口減少」をテーマに講演、5年生児童35人が学びました。
稲葉代表室長は、地球の周りを覆っている温室効果ガスについて「最近は温室効果ガスの中に排出ガスなどの二酸化炭素の濃度が増え問題になっている。18世紀後半から産業の発展に伴い、人間が石炭や石油など大量に消費するようになり、大気中の二酸化炭素濃度が増えている」などと説明。
温暖化防止策としては、「生活の仕方を変革することが大事。レジ袋を断ったり、節電、外出時の車利用を自転車や公共機関に切り替える努力が必要。 できる限り資源やエネルギーの無駄遣いを排除し、再利用やリサイクルを推進することが大切」などと話しました。最後に「今、地球は悲鳴を挙げている。どうやっ たら温暖化が阻止できるか、考えながら暮らしてください。一人一人が積み重ねていくことしか解決できない」と呼び掛けました。
杉本駿介君(11)は「地球温暖化を防ぐため、こまめに照明のスイッチを消したり、公共機関を利用したい。環境を守るためにリサイクルに取り組んでいきたい」。小塚友理さん(11)は「分別をしっかり行うなど、毎日できることから少しずつ実施していきたい」と話していました。【木村文彦】
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■私のモッタイナイ
◇生ごみは肥料に暖房機利用せず??愛西市の川口恵さん(27)=写真右から2人目
「もったいない」ということを考えながら生活している。ブロッコリーの茎も肉に巻いて調理するなど、野菜は残さずに利用している。生ごみは生ごみ 処理機で肥料にしている。また、あまり電気を使わないように心掛けている。石油ストーブのにおいは、環境や子供にも悪い。暖房機は利用せず、上着を一枚多 く羽織っている。よっぽど寒くないとつけない。工夫すれば環境に優しい生活ができるはず。
◇太陽光発電の装置を屋根に??稲沢市の青木貴広さん(29)
地球温暖化問題が深刻になっているため、自分たちでも何か役に立ちたいと思い、環境を考えて1日に太陽光発電の装置を屋根に付けたばかり。大きな 投資だったけれど、今後電気代も節約できる。必要なとき以外は、石油ストーブやエアコンのスイッチをこまめに消している。野菜は残さず食べ、生ごみは出さ ないように心がけている。
毎日新聞 2008年3月4日
2008.03.04
環境ネットワーク「Do!コラボ」
「環境にやさしいことって難しいことじゃない。身近なところに取り組むべき課題があるんです」
そう話す市瀬慎太郎さん(41)が今月、仲間とともにCSR(企業の社会的責任)プランニングのネットワーク「Do!コラボ」を設立しました。独自のノ ウハウを生かして、企業と農山村をつなぎ、自然エネルギーの開発や森林育成の担い手作り、農産物の自給率アップなどを支援します。また、国内だけでなく欧米 の仲間から発信される環境ニュースを紹介。環境のことを考える企業や市民の情報交換の場にしてもらおうと、さまざまな活動を計画しています。
創業100年の老舗紙卸問屋の営業部長だった市瀬さんが開発したヒット商品が、国産材でつくる紙「3・9ペーパー」。山で切り出した国産材を製紙 工場まで運ぶ輸送費を、森林所有者に代わって企業や団体に負担してもらいます。業界全体のパイが縮小する中で紙を売り込むための戦略として高付加価値で環境に やさしい紙の開発に行き着きました。利用者は、木材価格の低迷で間伐費用も賄えない国内林業を支援し、出来上がった紙を報告書として使うことで企業PRにもなります。
「これは国産材でできた紙をもっと使うための仕組み。山から運び出す費用を利用者が負担して、間伐材など山に置き捨てられたもったいない木を活用していこうということなんです」と説明します。
市瀬さんが「普通の紙卸問屋」と兼業でCSRコンサルティングを始めたのは2003年。「電話でアポイントをとって企業の環境部門を訪ねるゼロか らのスタートでしたが、環境へ関心が高まりつつある時期と重なったことが幸運でした」。事業を企業の「環境報告書」や「CSR報告書」に特化したこ とで突破口が開け、昨春からはCSRの仕事に専念しています。
「3・9ペーパー」を使うことで暮らしに欠かせない紙を通じて地球環境問題を考えてもらうユニークな取り組みが注目を集めました。再生紙の偽装問題が 大きく取り上げられる今、講演会の依頼が相次ぐほどの人気者。その市瀬さんが呼びかけたDo!コラボには紙だけにとどまらず、太陽光発電やてんぷら油の 回収・バイオ燃料化、住宅などさまざまな業界の会員が集まりました。力を合わせて地球温暖化問題を解決するための知恵を絞っています。【山本建】
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◇Do!コラボ
東京電力と共同開発した「尾瀬の木道エコペーパー」をはじめ、ミニストップで販売する「5円の木づかい箸(ばし)」などを手がけ、企業のCSRを支援する。会員は20の団体・個人。事務局は電話03・6423・1324。
2008.03.04
無駄なく使える制服、南山小に登場
伊藤忠商事と繊維専門商社チクマ(大阪市中央区、竹馬隼一郎社長)は環境に配慮した学校制服ブランド「MOTTAINAI SCHOOL」=写真=を新設した。4月に開校する南山大付属小(名古屋市)が新入学児童向けに自由に選べる制服の一つとして採用する。
伊藤忠が毎日新聞社とともに進めるMOTTAINAIキャ ンペーンと、チクマが展開する衣服のリサイクルを通して環境について学ぶ「服育」活動の一環。制服を耐久性のある素材で作って長く着てもらう。卒業や成長 でどうしても着られなくなった制服は、販売店を通じて回収。補修やクリーニングを施して別の児童・生徒用に再利用する。再利用が難しい場合は制服の素材に 戻したり、自動車の防音材や断熱材にリサイクルしたりする。問い合わせはチクマ(電話06・6222・3321)。【山本建】
2008.03.03
毎日移動支局:林家ライス・カレー子さんが環境漫才/愛知
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環境問題の漫才を披露する林家ライス・カレー子さん=愛知県津島市のヨシヅヤ津島本店で(2008年3月2日午後2時36分、木村文彦撮影)
愛知県津島市のヨシヅヤ津島本店で開設中の毎日新聞移動支局「“モッタイナイ”の街、津島から?地域から考える地球環境」で2日、林家ライス・カレー子さんの環境漫才が披露されました。約100人の観衆を前に、歯切れのよい口調で、笑いを取り混ぜ環境問題を訴えました。
この日のお題は、「思いは地球規模で、行動は足元から」。「家では古いモノから食べるのに、スーパーでは新しいモノから買うから、廃棄物が増える。目の前にある牛乳パックから購入しましょう」などと約40分に渡ってネタを繰り広げました。【木村文彦】
毎日新聞 2008年3月3日
2008.03.02
毎日新聞移動支局:津島 真珠まりこさん、「モッタイナイ」読み聞かせ
◇トークショーに100人
みかんの皮は干してお風呂に入れるとポッカポカだよ??。津島市のヨシヅヤ津島本店に開設された毎日新聞移動支局「“モッタイナイ”の街、津島か ら?地域から考える地球環境」では1日、絵本「もったいないばあさん」著者の真珠まりこさんのトークショーが行われ、真珠さんは読み聞かせで「モッタイナ イ」を訴えました。
真珠さんは、息子が4歳の時に「もったいない」の意味を聞かれて答えられなくなり、一言で言い変えられる言葉でないことを痛感。子供でも分かりやすいように絵本を作ったそうです。「もったいないばあさん」は、「どこを見ているか分からないが、全部見ているよ」と、観音様がモデル。一見、厳しいことを 言うけれど、本当は優しくて心に愛があるそうです。
この後、読み聞かせを行い、みかんの皮は干してからお風呂にいれると、ポッカポカのみかん風呂になること、おでんを作る時に土鍋が一度煮立ったら 火を止めて鍋を新聞紙5、6枚で包んで上から毛布をかぶせると、ガスや電気の節約になるしおいしく仕上がる??など「もったいない」を楽しむ“コツ”を 語っていました。
買い物客ら約100人がトークショーに参加した。津島市神守町、会社員、池戸康博さん(45)は、娘の佑衣ちゃん(7)と菜月ちゃん(5)を連れて訪れました。「子供たちはまだ、もったいないの意味を知らない。絵本を読んで、少しでも理解してほしい」と話していました。佑衣ちゃんは「好き嫌いせずに、ごはんを 食べて、物を大事にしていきたいです」と笑顔で話していました。【木村文彦】
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■私のモッタイナイ
移動支局を訪れた人に、個人で心がけているエコ活動、「私のモッタイナイ」についてうかがいました。
◇津島から世界に広げたい環境運動??伊藤文郎津島市長
津島市は、自然と調和した暮らしができるよう、うるおいある快適な環境のまちづくりに取り組んでいる。津島から世界に向けて環境運動を広げていきたい。それにはまず自分から取り組んでいかないと。
市役所で昼食を取るときは「マイはし」を使っており、各小中学校でもマイはしを実施している。マイバッグを持参して買い物に出掛けるし、電気をこ まめに消す。また、生ごみを土に埋めて肥料にしている。一人一人が、自分でできる小さなことから行動し、身近なところから環境への意識を高めなくてはいけ ないと思う。
◇分別を徹底し電気こまめに??甚目寺町の中川昌代さん(30)
家庭からごみが出ないように、分別を徹底している。トレーやペットボトル、牛乳パックなどはスーパーなどにある回収箱に捨てている。コンビニやスーパーなどで弁当を買って家で食べる時は、割りばしを断っている。
食べ残しをなくすほか、照明の電気をこまめに消したり、石油などが高くなるため、暖房機の温度は21度に設定することを心掛けている。子供たちの将来のためにも、美しい地球を守りたい。
◇電子レンジでラップ使わず??名古屋市名東区の後藤暁子さん(38)
電子レンジを使うときは、皿をかぶせて温めたり、冷蔵庫などで保存する場合にお菓子に付いてくる透明なふたを使ったりして、極力、ラップを使わないようにしている。
皿に付いた油物を洗うときは、一度、新聞やチラシでふいてから洗っている。出るごみが減ってくれば、家で保管しなければならないごみも自然と減る。買いだめはするが、きちんと使い切る。
◇資源ごみ分別、マイバッグ必携??安城市の池田知子さん(39)
資源ごみになるものは、きちんと分別している。買い物に出掛ける時は必ずマイバッグを持参する。肉や魚などに使われているトレーはきれいに洗い、 数がたまってから回収箱に持っていく。使わなくなった油は、牛乳パックの中に古布や新聞紙を詰めてその中に入れ、テープで留めてから捨てている。
毎日新聞 2008年3月2日
2008.03.01
移動支局:モッタイナイショップで環境問題/愛知・津島
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毎日新聞移動支局の開局式=愛知県津島市のヨシヅヤ津島本店で(2008年3月1日午前11時36分、木村文彦撮影)
毎日新聞社は1日、愛知県津島市津島のヨシヅヤ津島本店モッタイナイショップに移動支局「“モッタイナイ”の街、津島から?地域から考える地球環境?」を開設しました。7日までの1週間、環境漫談、自転車や風呂敷など環境に優しい暮らしを提案する環境講座などを行います。
開設式には、ヨシヅヤの伊藤彰浩社長や地元関係者、買い物客ら約200人が参加。毎日新聞中部本社の岡部仁代表が「少しでもモッタイナイ運動を広 めていきたい」などとあいさつ。伊藤文郎市長は「市民、企業のみなさんと一緒に環境問題に取り組んでいきたい」と述べた。この後、関係者がテープカット。 愛・地球博のマスコットキャラクター「モリゾー」「キッコロ」も駆け付けて開設を祝いました。【木村文彦】
毎日新聞 2008年3月1日
2008.03.01
モッタイナイの街から:移動支局・津島 グリコンガイド
◇環境重視の買い物を
生ごみは堆肥(たいひ)にして利用、買い物袋を持参しトレーやラップのないばら売り商品を購入、水筒を持ち歩く??。健康で資源を無駄に消費しない、環境重視の生活を実践する市民を「グリーンコンシューマー」と呼ぶ。80年代後半、ヨーロッパから広まった言葉です。
津島市は、安心安全で環境負担の少ない企業の取り組みを、市民に紹介するガイド「グリーンコンシューマーガイドブック(グリコンガイド)WEB版」を、4月から市の公式ホームページ(HP)で公開する準備を進めています。
05年3月、「津島市環境基本計画」策定のため、15歳以上の市民2000人を対象にアンケートを実施。その中に「安全な食品を適正な価格、近く の店で買うことができる街であってほしい」の意見が約500件ありました。身近で安全な商品が作られていることを広め、資源を循環させる社会を実現していこう ??。グリコンガイドを作る目的です。
担当しているのは、市民らで構成する「市環境市民委員会」(30人)に加わっている主婦や会社員の30代から60代の4人。昨年9月に初会合を開き、ガイドのイメージ作りや情報収集方法などを話し合い、11月から作業を始めました。
ガイドに掲載するには、▽3R(リデュース、リユース、リサイクル)運動への協力▽地産地消▽オーガニック商品かどうか▽省エネにかかわる商品か どうか??など10項目のどれかに当てはまる企業や団体が対象。これまで、無農薬・減農薬野菜の生産販売を行う団体や農家▽米粉で作るパン屋▽リサイク ル、リユースの店など12店を取材しました。
2月中旬、委員ら4人は市内の家電店を訪問しました。この店は、リサイクル館を構えており、市民から寄せられた不用の電化製品の修理販売や、家具や陶磁器などをリサイクル販売しています。
委員の主婦、加藤洋子さん(58)=同市河原町=は、「ガイドは生活に役立つ情報を満載し、環境や健康を考えた買い物の具体例も分かるようにした い。多くの人に見てほしい」。委員の同市青塚町、会社員、宇都宮真輔さん(34)は「人と環境にやさしい商品を正直に取り扱っていることに重点を置き取材している。ガイドをきっかけに市民が少しでも環境に関心を持ってくれれば、地域の活性化にもつながる」と期待しています。【木村文彦】
◇きょう開幕
毎日新聞の移動支局「“モッタイナイ”の街、津島から?地域から考える地球環境?」は1日、津島市津島のヨシヅヤ津島本店内モッタイナイショップに開設されます。7日まで多彩なイベントを繰り広げ、地域の情報を集中的に発信していきます。
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◇期間中のイベント◇
◆1日
11時半? オープニングイベント
12時半? 絵本「もったいないばあさん」著者の真珠まりこさんのトークショーとサイン会、記念撮影会
◆2日
14時? 環境漫才で知られる夫婦漫才師林家ライス・カレー子さんの「環境漫談」
◆3日
11時? 市立高台寺小学校で毎日新聞による出前授業
◆4日
16時? 市民自転車フォーラム代表の後藤康之さんの「環境に優しい自転車講座」
◆5日
16時? 風呂敷活用講座
◆6日
16時? 気象予報士で毎日新聞中部本社写真グループの鮫島弘樹デスクと、フリーアナウンサー長谷川千夏さんのお天気講座
◆7日
16時? 東海ラジオアナウンサー、深谷里奈さんと毎日新聞記者の「万博こぼれ話」
※移動支局では「モッタイナイ写真展」が行われるほか、毎日、先着30人を対象に記念日の新聞プレゼントも行う。
毎日新聞 2008年3月1日
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