2008.01.24
政権交代で地球温暖化に前向き、 一方で情報不足への不満も/豪州
昨年末に発足した<チームMOTTAINAI>の会員の方から、地球温暖化問題に関するオーストラリアの最新情報が寄せられました。
【オーストラリア・川口麻衣子】
昨年11月に発足したケビン・ラッド首相率いる新政権は、選挙で公約していた京都議定書を翌12月に批准しました。11年半に及んだハワード前政権では、1997年に京都議定書に調印はしたものの批准はせず、世界中の環境NGO(非政府組織)から地球温暖化問題に後ろ向きとの批判を受けていました。
前政権は、インドや中国など急速な経済成長を遂げる国が批准しないこと、また、主要産業である鉱業への経済的影響を懸念したことからこうした姿勢をとってきたとされています。
地球温暖化への対応を180度転換したラッド新政権ですが、オーストラリア国民は地球温暖化についてどのように認識しているのでしょうか。
約1年前にCoredataとNews.com.auが協同実施した世論調査では、ほとんどの回答者はハワード政権の環境問題への取り組みを疑問視しており、京都議定書については70%近くが批准すべきと答え、より厳しい政策が必要と答えた人が82%にも及びました。一方で75%が気候変動や温暖化に不安を感じているが、過半数以上は情報が乏しいと答えています。
Daily Telegraphの昨年10月31日の記事でも、京都議定書に関してはその詳細を知らない人がほとんどであると発表されました。
ここ数年の記録的な干ばつが国民の私生活に直接影響を及ぼしていることから、温暖化への関心は確実に高まっています。しかし、前述の世論調査をみても、国際的な取り決めを含む地球温暖化に関する情報が国内ではまだまだ不足していると感じます。
写真:地球温暖化対策で変化の兆しがみえるオーストラリア=シドニー・ダウンタウンで山田茂雄写す。
参考文献:
Ashley 2007, Kyoto Protocol, actnow.com.au, 参照2008-1-12
Leticia Makin 2007, Climate change ‘a bigger worry than terror’, news.com.au, 参照2008-01-13
2008.01.16
中華料理店「又平」でマイ箸キャンペーン/栃木
◇マイ箸の持参呼び掛ける−−平野賢也さん(66)、三原田保さん(51)
「『もったいない運動』を進める宇都宮市の飲食店だから、何か協力したかった」
宇都宮市千波町の中華料理店「又平(またへい)」の店主、平野賢也さん(66)はそう語る。この新年から、マイ箸(はし)持参の客には、料金の合計額から50円を差し引くサービスを始めた。街角の料理店には、決して小さくない金額だ。
それでもマイ箸の持参を呼びかける。「森林伐採を少しでも減らせれば、と思ってね」。その傍らでコックの三原田保さん(51)もうなずく。
宇都宮で店を始めて約15年。現在地での営業は約3年になる。地域への「恩返し」の思いも込める。「地球温暖化とか環境問題は一人一人の問題。うちのラーメンやギョーザを、自分の箸で食べてもらって考えてくれるといいね」と、真剣なまなざしで笑う。電話028・623・0622。【小野博宣】
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この欄では週1回、みなさんが実践している「もったいない運動」をご紹介します。こんな節約方法、あんな環境保護がありましたら、ぜひご連絡ください。郵便(〒320−0025 宇都宮市宮町3の5 毎日新聞宇都宮支局「私のもったいない」係)かファクス028・622・4233へ。
2008.01.15
紙芝居コンテストを実施−−神奈川県で15日から
◇「もったいない」をテーマ、環境問題と伝統文化に関心を
神奈川県は1月15日から、「もったいない」をテーマにした紙芝居コンテストを実施する。ノーベル平和賞を受賞したワンガリ・マータイさんが提唱し、環境問題を象徴する言葉になっている「MOTTAINAI」と「KAMISHIBAI」の価値を見直そうとする初の試み。県文化課は「環境問題と伝統文化に関心を持ってもらうきっかけになれば」と期待を込める。
県の今年度の職員提案事業で、文化課職員のプロジェクトチームによる「紙芝居を使った情報発信」が採用されたことがきっかけ。学校や高齢者福祉施設などで双方向のコミュニケーションができる媒体として注目されている紙芝居を使い、環境問題への啓発を図ろうと企画された。
応募作品をかながわ環境大使の歌手、白井貴子さんや紙芝居作家の長野ヒデ子さんらが選考し、「もったいない大賞」など入賞作を決定。3月26日に県庁で行われる表彰式で入賞者の実演を予定しているほか、県が優秀作のコピーを作成して環境教育や啓発活動に使用予定という。
県内の在住、在学、在勤者を対象に、15〜31日に応募を受け付ける(当日消印有効)。部門は「こどもの部」(中学生以下)と「一般の部」の二つ。応募用紙や詳しい作り方などは、県のホームページからダウンロードできる。問い合わせは〒231−8588 横浜市中区日本大通1、県文化課「かみしばい」係(電話045・210・3808、平日のみ)。【山下修毅】
2008.01.06
自国の取り組み紹介 フランスの大学院生らパネリストに /栃木
日欧アフリカ3カ国の若者が、自国の環境問題への取り組みや日本で「もったいない」と感じたことについて話し合う、パネルディスカッション「私の国のもったいない〜うつのみやから広げよう!」(宇都宮市国際交流協会主催)が1月6日、同市中央1の市総合福祉センター9階で開かれる。
パネルディスカッションは、在住外国人の意見を聞いて環境問題への関心を高めてもらおうと、同協会が定期的に開催しているもので、今回で3回目。
第2回(07年7月)は、インドネシア、バングラデシュ、コンゴ出身の3人がパネリストで参加。自国の取り組み紹介の他、「レストランでたくさん注文して食べきれず捨てる」「レジ袋が無駄」など、日本で目にした「もったいない」を指摘した。また、難民キャンプを知るコンゴ人医師は「水のない経験をした。水を大切にしている」と話した。
今回は、フランス出身の大学院生、コンゴ出身の高1生、宇都宮の中2男子生徒の計3人がパネリストになり、「青少年の目を通した環境問題、もったいない」について意見を述べる。後半は、参加者も含めたパネルディスカッションとなる予定だ。
実行委員長の鈴木美恵子さんは「世界の青少年の環境問題に対する意見を聞き、環境への考えを深めてもらいたい」と呼び掛けている。参加無料。午後1〜3時。その後の交流会参加希望者は、食事1品とマイカップ、マイはし、マイ皿を持参する。問い合わせは同協会事務局(電話028・634・2941)。【山下俊輔】
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