MOTTAINAI 事務局便り
2012.10.30
ドキュメンタリー映画「テーキングルー ト」上映会のお知らせ
ワンガリ・マータイさんの生涯を描いたドキュメンタリー映画「テーキングルー
ト」の上映会/10月31日午後6時から九州大学農学部で開催
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MOTTAINAIキャンペーンの提唱者でノーベル平和賞を受賞したケニアのワンガリ・マータイさんの生涯を描いたドキュメンタリー映画「テーキングルート」の上映会が10月31日午後6時から福岡市の九州大学農学部・防音教室101で開かれます。一般の方も鑑賞できます。
■開催場所:九州大学農学部(防音教室101)※福岡市東区箱崎6丁目10−1
■開催日時:10月31日午後6時〜
■申し込み:不要
■入場無料
■問い合わせ:同大学院農学研究院森林政策学研究室(sato.noriko.842@m.kyushu-u.ac.jp)へ。
2012.10.19
記者の目:マータイさん死去1年=七井辰男
グリーンベルト運動本部事務所で昨年9月2日、藤井剛撮影
ノーベル平和賞受賞者でMOTTAINAIキャンペーンを世界中に広めたケニアのワンガリ・マータイさんが昨年9月25日に亡くなってから1年余りがたった。死の直前まで仕事に没頭し「身近なところから行動する」姿勢を身をもって示した生涯だった。あの温かい笑顔はもう見られないが植林活動や民主化、貧困からの脱却にかけた信念と情熱は若い世代に着実に受け継がれている。一周忌に当たり「行動する思想家」の足跡を改めて振り返った。
マータイさんと最後にナイロビでお会いした昨年の9月2日は私の誕生日だった。「50代も半ば過ぎになりました」と言うと、71歳の彼女に「まだまだ若いわよ」と励まされた。その3週間後に彼女は亡くなるが、病床で絶えず書類に目を通すなど普段どおりの精力的な仕事ぶりだったという。あの励ましは年齢を怠慢の言い訳にしてはならないという戒めだったのだろう。
インタビューの中で彼女は東日本大震災の被災者の実情に心を痛めていた。「世界は皆さんとともにあります。皆さんは孤独ではないのです」というメッセージは日本を心から愛したマータイさんの素直な思いだったに違いない。だからこそ多くの避難民を出した原発の存在には否定的だった。「原子力の扱いにきわめて注意深く訓練されている日本でさえこうした危機に直面するのに他の国々はどう対応できるというのでしょう」と語ったのが印象的だった。
◇粘り強い信念で、母国民主化実現
また、彼女がエイズ患者救済プログラムを実践していたことはあまり知られていない。やせ細った重症患者同士が励まし合うよう、グループ活動を促し、家庭菜園で地場野菜を栽培させた。栄養価の高い食事や野菜をとらせ、病院でARV(抗レトロウイルス薬)治療を続けさせた。その後、患者の多くは健康を取り戻し、人生に希望を持てるようになった。この活動に加わったグリーンベルト運動(GBM)シニアオフィサーのヌジョグ・カハレさんは「自分が正しい行いをしていると思ったら、決してあきらめるな、というのが口癖でした。その教えが今、地域社会に根付いています」と語る。
信念に基づいた彼女の粘り強い行動がケニアに民主化をもたらした。そのプロセスは、米国のプロダクションが製作し、キャンペーン事務局が日本語字幕をつけたドキュメンタリー映画「テーキングルート」に表現されている。この映画には、母親たちが政治犯として拘束されている息子たちの釈放を求めて団結するシーンなどが描かれている。マータイさんは警官に殴られて昏睡(こんすい)状態に陥ったり、投獄されたりするが、興味深いのは、彼女に触発されて市民、とりわけ女性たちが自信と力を取り戻していく姿である。
東アフリカの女性として初の博士号を授与され、ナイロビ大学初の女性教授となったマータイさんには「約束された人生」が待っていたはずだった。しかし、土壌流出や砂漠化に心を痛め、公園に7本の木を植えた時から運命が大きく転回した。民主化に向けたビジョンが初めからあったわけではない。植林活動を通して政府の土地収奪の実態を知り「良き統治」と「公正な資源管理」の必要性を痛感したからだ。市民・環境教育を実践し始めたのは、グループを組織していく中で女性や子どもの人権がいかに差別され、知識を得る機会がなかったかを思い知らされたためだ。
行動を阻む壁や障害を乗り越えるための思索と仲間たちとの議論−−。身近な問題をひとつひとつ解決するなかで、マータイさん自身も人々も、グローバルな目で考える力を養っていった。彼女は「私の根っこから湧き出た考えが、人々の知識や活動の源泉と合流し、思いもしなかったような大きな流れになったのです」と語った。
◇植林された苗木 4年目330万本に
最後のインタビューで彼女は、東アフリカの深刻な干ばつに触れ「2倍働かなければならない」と強調した。キャンペーン事務局がGBMとケニア山麓(さんろく)で展開しているMOTTAINAIグリーンプロジェクトで植林された苗木は、その時80万本だったが、4年目を迎えた現在は330万本を超えている。マータイさんの言葉が住民の努力によって実証された形だ。ケニアの大地に美しい自然を残し、人々に環境を愛する心と信念を植えつけたマータイさん。「未来は、ずっと先にあるわけではありません。『未来』は『今』にあるのです。将来、実現したい何かがあるなら、今、そのために行動しなければなりません」。この言葉を胸に刻み、彼女の「遺産」を受け継いでいきたい。(水と緑の地球環境本部)
2012.10.16
マータイさん一周忌 ――― 平和願う心、次世代へ ―――
MOTTAINAIキャンペーンの提唱者でノーベル平和賞を受賞したケニアの故ワンガリ・マータイさんの一周忌にあたる9月25日、ナイロビで追悼式典が開かれ、家族をはじめ市民や政府関係者らが環境保護や民主化に尽力した故人の偉大な業績をしのんだ。
これに合わせ、日本でもキャンペーン事務局主催の「一周忌展」が東京都内で開催された。マータイさんの遺志を受け継ぐ動きは各地で始まっている。ケニア山麓(さんろく)で毎日新聞社や伊藤忠商事などと展開している植林活動「MOTTAINAIグリーンプロジェクト」の現状や故人の思い出についてグリーンベルト運動(GBM)のエドワード・ワゲニ副理事長に聞いた。【文・七井辰男、浅田芳明 写真・石川和博】
◇ケニア・ナイロビの追悼式典に100人参列
◇記念の切手、お披露目
マータイさんの一周忌式典で、記念切手の写真を披露するケニアのライラ・オディンガ首相(中央)。左は孫娘のルース・ワンガリちゃんを抱く長女のワンジラ・マタイさん、右はNGOグリーンベルト運動のヌジェリ・ガコンヨ理事長=ナイロビのグリーンベルト運動本部で9月25日
追悼式典はナイロビのアダムス地区にあるGBMのオフィスで開かれ、ライラ・オディンガ首相、カロンゾ・ムショカ副大統領、各国大使など約100人が列席した。オディンガ首相は「マータイ教授の明るい笑顔が忘れられません。彼女の活動がなければ、ケニアの森は、コンクリートジャングルになっていたでしょう。逮捕されても、強い意志を持って活動された、その姿に敬服します」と賛辞を送った。
また、GBMのヌジェリ・ガコンヨ理事長は「彼女は私たちの母であり、同僚であり、友達でもありました。ここにある椅子の3本の脚には、彼女が提唱した意味が込められています。すなわち環境保全、良き統治と正義、そして平和です。この三つを忘れずにこれからも活動していきたいと思います」と述べた。
式典では、マータイさんの孫娘によってキャンドルに火がともされ、苗木を持つマータイさんの写真を使った政府発行の記念切手がお披露目された。オディンガ首相がテープカットすると拍手が起こり、ケニア森林公社の合唱隊による「アメージング グレース」などの美しいコーラスが参列者の心をなごませていた。
参列した高田稔久(としひさ)大使は「東日本大震災後ここで追悼メモリアルをしていただき、マータイさんにお会いしましたが、がんを患っているとは知りませんでした。ある作家が言ったように、強くなければ生きていけない、優しくなければ、生きる資格がない、正にそんな方だと思いました」と思い出を語った。
◇偉大な功績、永遠に 「マータイ教授の思い出」配布
マータイさんの一周忌の追悼式典では、プログラムと共に「私たちのヒロイン、ワンガリ・マータイ教授の思い出」という一文=写真↑=が配られ、MOTTAINAIキャンペーンについても紹介された。要旨は次の通り。
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マータイ教授は今もなお、あふれるばかりの愛と優しさ、真面目さで私たちの心を包んでくれています。彼女がこの美しい緑の地球を愛し、どう歩んできたかを思うと、感謝の気持ちを感じざるをえません。
ノルウェーのノーベル平和賞委員会は、彼女が3本脚の椅子に象徴される三つの概念を環境保全の総合策として提唱したことを受賞理由に挙げました。それは環境保全、良き統治と正義、そして平和です。
環境保全については、マータイ教授が1977年にグリーンベルト運動(GBM)を創設。以来GBMは植樹キャンペーンを提唱しケニア全土で4000万本を超える木を植えてきました。
教授は、良き統治と正義がなければ民主的な政府も持続的な発展も実現しないと女性たちを励まし、彼女たちに力を与え、民主主義を勝ち取りました。
教授の活動は国境を越え、アフリカ連合の経済社会文化会議の初代議長や世界に展開するMOTTAINAIキャンペーンの名誉会長を歴任しました。
マータイ教授は、平和が資源の公正な配分と強く関係していると主張し、その正しさを証明してきました。教授は地球のため、ケニアの人々のために力を尽くしました。その偉大な業績を引き継ぐのは私たちの役割です。私たちの心に彼女の思いが永遠に生き続けますように祈りをささげましょう。
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◇東京でも「一周忌展」 マータイさんの歩み記録した映画を上映
マータイさんの生涯を描いたドキュメンタリーを真剣に見る鑑賞者。9月27日の上映会はほぼ満席だった=山田茂雄撮影
ワンガリ・マータイさんを追悼する「一周忌展」が9月24日から10月5日まで、東京都千代田区一ツ橋1の毎日新聞東京本社1階の「MOTTAINAI STATION」で開催された。
国内外でのマータイさんの活動を撮影した22点のパネルを展示。マータイさんの家族に送るメッセージの記帳を受け付けたほか、ノーベル賞受賞や訃報などを報じた毎日新聞記事や、訃報や国葬の様子を伝える地元ケニアの新聞や雑誌のコーナー、サイン入り著書(英文)の即売コーナーを設けた。来場者は記帳したり、パネルに見入るなどしてマータイさんの功績に改めて思いをはせていた。
9月27日と10月4日には、植林活動に始まり最後には民主化を勝ち取ったマータイさんの生涯を描いたドキュメンタリー映画「テーキングルート」本編(80分)を上映した。千葉県松戸市の地方公務員の男性(29)は「政府の圧力を受けながら冷静に対応し、マータイさんたちの活動が世間に認められた。意志の強さに驚きました」と感想を述べた。
期間中、会場に隣接するMOTTAINAI Shopでオリジナル商品を2000円以上購入した人に、国産のクスの木の端材を使い、消臭・防虫効果があるエコブロックをプレゼントした。
マータイさんは昨年9月25日、卵巣がんのためケニアのナイロビで死去。71歳だった。
◇彼女の夢、やり遂げる−−GBMのエドワード・ワゲニ副理事長
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東アフリカを中心に干ばつは絶え間なく続いており、家畜が死に、収穫ができず、食料を確保できない状況です。コミュニティーや希少動物の生活にも影響が及んでいます。これは気候変動や政府の不作為が原因で、地球全体に影響が出ています。私たちが引き起こした結果なのです。
ケニア山麓で行っている「MOTTAINAIグリーンプロジェクト」は、この干ばつ防止に貴重な役割を果たしています。「もったいない」の原則に沿って無駄を削減し、今持っている生産物を再利用するのが特徴です。プロジェクトは2009年に始まり、これまでに330万4324本の木を植えました。
マータイさんについて一番感じたのは、その信念と勇気でした。それがいい仕事だと信じれば、必ずいい仕事ができるという信念です。また、70歳を超えたにもかかわらず、たいへんなスタミナの持ち主でした。問題が解決するまでは一日中、仕事を続けたのです。休んではどうですかと言ったのですが、休もうとしませんでした。もう一つは、素晴らしいユーモアの持ち主だったということです。彼女に会ったり、一緒に働いたりした人は誰もが、ユーモアのセンスをテストされました。
彼女が強固な基盤を残してくれたことで、彼女の夢と、そのミッションを実現することができます。もし、たくさんの木を伐採しているのを見たら、同じ数だけ植え直す必要があります。ですからマータイさんは、「2倍働かなければならない」と言ったのです。たとえ伐採されていなくても、2倍働く必要があります。それがマータイさんの遺志を受け継ぐことだと信じています。(談)
◇ケニアではネットTVがドキュメンタリー映画を放映
ケニアのインターネット放送局CNTVがマータイさんのドキュメンタリー「笑顔の環境戦士」を作り、放映している=写真。28分の動画で、マータイさんの環境保全に取り組む姿や苦難に満ちた生涯を、自身や関係者の証言、記録フィルムを織り交ぜながら描いている。
MOTTAINAIキャンペーン事務局も制作に協力。来日した際、子どもたちと交流する姿やMOTTAINAIを呼びかける写真を提供し、番組に挿入された。
MOTTAINAIについては「無駄にするのは恥ずかしい、という意味の日本語『もったいない』に新しい命を吹き込み、日本人に愛されている。この言葉は今や3R運動を推進するキャンペーンとなっている」と紹介している。
2012.07.18
ノーベル平和賞 受賞者ムハマド・ユヌスさん講演会
MOTTAINAIキャンペーンの提唱者、故ワンガリ・マータイさんが講演などを通じ
て交流を続けてきた昭和女子大の人見記念講堂(東京都世田谷区太子堂1-7)で、7月23日午後5時30分(開場同5時)から、マータイさんと同じノーベル平和賞 受賞者で、バングラデシュのグラミン(村落)銀行創設者、ムハマド・ユヌスさんの講演会が開かれます。
東日本大震災後の地域や自然の再生、復興をテーマにした記念講演で、
ほかに、作家のC.W.ニコルさん、同大学長の坂東眞理子さん、
元三洋電機会長の野中ともよさんらも出演。
オペラ歌手で、ユヌスさんの娘のモニカ・ユヌスさんや
ピアニストの藤井郷子さんらの演奏会も予定されています。
会費はS席10,000円、A席2,000円(日英同時通訳つき)。
お問い合わせ・お申し込みは
TEL03-6715-7888 FAX:03-6715-7877(平日午前10時〜午後4時)
2012.03.02
3/6・7 MOTTAINAIアウトレットセール開催
3月6日(火)、7日(水)、MOTTAINAIのアウトレットセールを、MOTTAINAI STATION &Shop(東京メトロ・竹橋駅直結ビル内)にて開催!
MOTTAINAIのわけあり商品(※)を最大で90%OFF の大幅値下げで販売、売上の一部を東日本大震災復興支援義援金として寄付いたします。
★販売商品リスト:傘(一部)、エコバッグ、お箸、風呂敷、Tシャツなど。
★MOTTAINAI STATION &Shopの地図はこちら⇒
※「訳あり商品」とは・・・使用するには問題のない程度のキズや汚れがあるために販売する事が難しい少々難ありの商品や、店頭展示品、サンプル品など。 商品の品質は正規品とほぼ変わりありません。
2012.02.29
【もったいない市場】海産物と和洋菓子の販売
2月29日(水)、MOTTAINAI STATION &Shopにて、【もったいない市場】を開催。
三陸の海産物や、ビーガンのスイーツなどの販売を行います。
ぜひ、お立ち寄りください。

■開催:2/29(水) 11:00~18:00
■MOTTAINAI STATION &Shop( 》地図)
■住所 東京都千代田区一ツ橋1-1-1 パレスサイドビル1F(東側)
■アクセス 東京メトロ東西線 竹橋駅(1b出口)徒歩1分
都営三田線「神保町駅」(A8出口)徒歩5分
【販売ラインナップ】
三陸塩蔵わかめ、三陸カットわかめ、三陸無添加とろろ昆布
三陸あみえび、バラのり、田子にんにく、おつまみのり
べっこう飴、牛タンネギ、生姜おかか、きのこ祭り
ピリ辛肉味噌、揚げ揚げにんにく、涙の唐辛子、えごま味噌
たれごはん、チーズケーキ、ガトーショコラ、いちご大福
いちごチーズガレット、いちごパイまんじゅう、カボチャまんじゅう
もっちりベーグル、キッシュ、スコーン、クッキー、マフィン、ラスク
2012.02.07
【もったいない市場開催】温泉コーヒーと洋菓子&和菓子
2月7日(火)11時〜18時まで、MOTTAINAI STATION&Shopでは、もったいない市場を開催!!
人気の温泉コーヒーと洋菓子、和菓子を販売しています!!!
試食もあるので、ぜひお越しください♪
おススメはこちら↑のゴールドパッケージのコーヒー(10袋入り)です。
毎日新聞社1階東側 MOTTAINAI STATION&Shopへお越しください。
2012.01.25
【もったいない市場開催】矢祭町の新鮮野菜と手作り漬物&惣菜
本日のMOTTAINAI STATION&Shopでは、矢祭町の新鮮野菜や手作り漬物&惣菜を販売中!!
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白菜100円、ジャガイモ100円、ミニトマト120円、小松菜130円などなどお買得野菜がたくさん揃っています!!
そして一番のおススメは農家のお母さんたちが作った漬物や干し柿、おやきなどのお惣菜。試食もたくさんご用意しているので、ぜひお越しください♪
本日、18時まで開催しています。
◆毎日新聞社1階東側 MOTTAINAI STATION&Shopへお越しください。
●住所:東京都千代田区一ツ橋1-1-1 パレスサイドビル1F(東側)
●アクセス:東京メトロ東西線 竹橋駅(1b出口)徒歩1分/都営三田線「神保町駅」(A8出口)徒歩5分
●営業時間:11:00〜18:00
2012.01.23
【もったいない市場開催】人気のコーヒーと洋菓子
1月24日(火)11時〜18時まで、もったいない市場を開催!!
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人気のコーヒーと手作り洋菓子を販売。
■コーヒー 一杯250円
コーヒー豆ご購入で1杯プレゼント!その場でゆっくりと入れてもらえます☆
■洋菓子 見切り品半額セール! ソバの実クッキー320円→160円
毎日新聞社1階東側 MOTTAINAI STATION&Shopへお越しください。
2012.01.18
【もったいない市場開催】東北の物産とバウムクーヘン
1月19日(木)11時〜18時まで、もったいない市場を開催!!
MOTTAINAI STATION &Shop(東京メトロ・東西線、竹橋駅ビル:パレスサイドビル内1階)にて、東北の物産と人気のバウムクーヘンを販売します。
▼東北の物産
トマト、キュウリ、白菜、キャベツ、ほうれん草、小松菜
りんご、ニンニク、黒ニンニク、りんご、かぼちゃ、
手作りパン、干し柿、アップルパイ、りんごゆべし
■住所 東京都千代田区一ツ橋1-1-1 パレスサイドビル1F(東側)
■アクセス 東京メトロ東西線 竹橋駅(1b出口)徒歩1分/
都営三田線「神保町駅」(A8出口)徒歩5分
■マップ
2011.12.14
【もったいない市場開催】ビーガン洋菓子と一番摘み珈琲
12月14日(水)11時〜18時まで、もったいない市場を開催!!MOTTAINAI STATION &Shop(東京メトロ・東西線、竹橋駅ビル:パレスサイドビル内1階)にて!初登場のNeigeyの洋菓子と、Fresta +の珈琲の出店です。

▼洋菓子(Neigey)
ビーガンクッキー(卵・乳不使用クッキー)
ビーガンマフィン 、キッシュ 、ラスク、シュトーレン
その他焼菓子、おやつパン
購入者の方(先着30名様)にラスク1袋プレゼント!
▼珈琲(Fresta +)
ブラジルヌーヴォー 手摘み完熟 「一番摘み」
X'mas限定スペシャルブレンド
Frestaplusオリジナルブレンド
その他2〜3種類のコーヒー豆
ドリップパック 4種類&ギフトパック
コーヒー豆購入者の方に
ブラジルヌーボーorクリスマスブレンド 一杯サービス
▼梅干し大特売(フルヤ物産)
はちみつ梅、かつお梅、しそ梅
■住所 東京都千代田区一ツ橋1-1-1 パレスサイドビル1F(東側)
■アクセス 東京メトロ東西線 竹橋駅(1b出口)徒歩1分/
都営三田線「神保町駅」(A8出口)徒歩5分
■マップ
2011.12.13
【もったいない市場開催】茨城の無農薬野菜と、手作り洋菓子、静岡茶
12月13日11時〜18時まで、MOTTAINAI Station&shopで人気の「もったいない市場」を開催!!
茨城の無農薬野菜や、人気のTiMiの手作り洋菓子、静岡のお茶などを販売します。
茨城の無農薬野菜は、旬の白菜や大根や長ネギ、キクイモやサツマイモなどの根菜類、烏骨鶏卵などを販売。
静岡のお茶は、新製品の黒ほうじ茶や、フレーバーティーなど、色々なお茶を取り揃えています。
人気の手作り洋菓子TiMiは、ベイクドモンブランやベイクドティラミス、焼き立てスコーンなど、美味しい焼き菓子がたくさん!!お昼過ぎには人気の商品は売り切れてしまうので、お早目にお越しください♪
そして・・・本日の目玉商品はこちら↓
はちみつ梅、かつお梅、しそ梅、3種の梅干し(各180g)が、なんと2パックで150円!!100名様限定の特売品です。
2011.12.07
【もったいない市場開催】東北のお野菜と洋菓子販売
12月8日(木)11時〜18時まで、毎日新聞社1階東側 MOTTAINAI STATION&Shopにて、もったいない市場を開催します。今回は、東北食材と洋菓子の出店です。先着50名様には南相馬市のお花をプレゼントいたします!ぜひお越しくださいませ。
2011.11.22
【もったいない市場開催】人気の温泉コーヒーと洋菓子
11月22日(火)11時〜18時まで、もったいない市場を開催!!
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話題の温泉コーヒーと手作り洋菓子を販売します!!
おススメは・・・スコーンやジャムスコーン
本日販売中の珈琲はエル・サルバドルの温泉コーヒー!一杯250円!天然音泉水を利用した栽培方法は世界でも稀だそう。甘くて滑らかな口当たりで女性にオススメです。コーヒー豆ご購入で1杯プレゼント!その場でゆっくりと入れてもらえます☆
<特典!!>
★コーヒー豆ご購入の方に温泉珈琲1杯プレゼント!
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毎日新聞社1階東側 MOTTAINAI STATION&Shopへお越しください。
2011.11.15
【もったいない市場開催】11月16日(水)東北の物産とバウムクーヘン
11月16日(水)の『もったいない市場』は、「がんばろう東北!!東北の物産とバウムクーヘン」を開催します!!
東北の名産物の、ずんだ大福、ずんだ餅、りんご、ブドウ、ニンニク、黒ニンニク、トマト、きゅうり、ピーマン、なす、むかご、栗、南部煎餅、柿、煎餅汁、いちご煮などが勢ぞろい!!
他にもに人気のスイーツ、アップルパイ、りんご5種、バウムクーヘン(プレーン、おさつ、キャラメルバナナ、米粉、ダチョウの卵)も販売します。
☆ご購入の方、先着50名様に東北の茄子をプレゼント!!
ぜひMOTTAINAI STATION&Shopへお越しください。
◆開催日時:11月11日(金)11時〜18時まで
◆開催場所:MOTTAINAI STATION&Shop
2011.11.10
【もったいない市場開催】11月11日(金)こだわりの高級加工食品フェア
11月11日(金)の【もったいない市場】は、築地の高級食材通販会社の加工食品アウトレットセール!!
漬物、麺類、お菓子、調味料など、高級食材がアウトレットのため最大70%オフで販売します。
また、もったいない市場名物「ワゴンSALE」100円、200円、300円、400円、500円均一も。
☆大人気のコーヒー&洋菓子フェアも同時開催!!☆
その場で⾖から挽いてプロのバリスタがハンドドリップで最⾼の珈琲をお出しします。
コーヒー豆をご購入いただいた方に、珈琲を一杯プレゼント。
また洋菓子をご購入の方、先着50名様に焼き菓子を一個プレゼントします。
ぜひMOTTAINAI STATION&Shopへお越しください。
◆開催日時:11月11日(金)11時〜18時まで
◆開催場所:MOTTAINAI STATION&Shop
2011.11.01
MOTTAINAI:マータイさん死去、世界中が涙 広げよう、自然守る心(5)
◇母国ケニア、火葬に衝撃
マータイさんの火葬がケニアで論議を呼んでいる。同国では土葬が一般的で、火葬は異教徒の風習という見方が根強いからだ。一般紙はそろって火葬の是非論を特集で掲載。有力紙は「環境面や経済的負担を考えると、これから火葬を選ぶ人が増えていくだろう」との有識者の意見を紹介している。
マータイさんは遺言で火葬に付されたが、ケニア紙によると、ケニアで火葬された著名人は元労働相や前ナイロビ大主教などごくわずか。マータイさんの遺族が火葬を発表したことで、国葬として遺体を埋葬する準備を進めていたキバキ大統領や政府関係者を慌てさせたという。
ケニアはもちろん多くのアフリカ諸国では、火葬は「魔女」か「殺人者」など罪を犯したと考えられる人が対象で、多くの人は土葬を選ぶ。しかし、都会で亡くなった場合、何十キロも離れた生まれ故郷の墓地まで霊きゅう車で運ばざるを得ず、多額の費用がかさむ。経済評論家は、土葬は火葬の3倍かかるとの見方を伝えている。
ケニア紙は火葬場のシステムを詳しく紹介したり、そこで働く担当者にインタビューしたり、投書欄で特集するなど大ニュース扱い。投書欄で、ある読者は「マータイさんは亡くなっても私たちに課題を与えてくれた。彼女の最後の願いは、木を植えて環境を守ったその生涯と同様、とてもシンボリックなものだ」と指摘、古い慣習を改めるべきだと提言している。
【文・七井辰男】
2011.11.01
MOTTAINAI:マータイさん死去、世界中が涙 広げよう、自然守る心(4)
◇森を守る姿は闘士/信念貫ける女性だった
14日夜は一連の葬儀を締めくくるミュージカル・トリビュート・コンサートがナイロビのケニヤッタ国際会議場の広場で開かれ、著名なミュージシャンが歌や踊りを披露する合間に、友人や関係者が次々とスピーチした。
ナイロビに本部のある国連環境計画(UNEP)の上級企画官、サージ・ボンダさんはマータイさんがコンゴ盆地保護の親善大使として活動していたことに触れ、「森の中で木を伐採している場面に遭遇したとき、マータイさんは両手を広げ、体を張って伐採を阻止しようとした。そのときの怒りの表情はすさまじく、闘士として権力と戦った姿と重なった」と思い出を語った。
自叙伝「アンバウド(へこたれない)」の執筆に協力した米国人の作家、ミア・マクドナルドさんはノーベル平和賞に内定したときのエピソードについて「選挙区のニエリに向かっていたマータイさんを追いかけてきた記者が、今すぐナイロビに戻って記者会見すべきだと話した。しかし彼女は、私の支援者は、この日のためにバスや徒歩でやってくる。この人たちを放ってナイロビには行けないと断った。結局、しびれを切らしたキバキ大統領がヘリコプターを送って迎えに行かせた」と語った。
また、ケニアの人権団体の代表は、ゾウが山里に下りてきて被害が出たとき、村人がゾウを殺す許可を求めたのに対し、マータイさんは「ゾウが悪いのではない。下りないようにするにはどうすべきか考えるべきだ」と呼びかけた話を披露。代表は「その場しのぎの政治家が多いのに、マータイさんは信念に基づき、言いにくいこともきちんと説明して納得させることのできた女性だった」と結んだ。
また、MOTTAINAIキャンペーンに対する関心はケニアでも非常に高く、冒頭でスピーチを求められた真田和義・毎日新聞執行役員がマータイさんと毎日新聞社との出会いやキャンペーンについて8分間にわたって英語で説明し、大きな拍手を浴びていた。
【文・七井辰男】
2011.11.01
MOTTAINAI:マータイさん死去、世界中が涙 広げよう、自然守る心(3)
◇平和願い研究所建設へ
未来を担う若者たちに自らの体験や理念を伝えようとマータイさんがケニア・ナイロビ大キャンパスに建設準備を進めていたのが、「ワンガリ・マータイ平和と環境研究所」だ。日本文化やものを大切にする精神を学ぶMOTTAINAI学科も設ける予定で、環境保護と人権尊重、恒久平和に向けたビジョンを研究する世界の一大センターとなることが期待されている。
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予定地は、ナイロビ大学カベテキャンパス内にある農・獣医学部の敷地約20ヘクタール。同学部はマータイさんが教授として勤めていた所で、研究所設立はマータイさんの長年の夢だった。台形状の広大な土地に講堂や研究施設、庭園や農場施設などを配置。核となるのがデモクラティックスペース(予想図)で、木をイメージする3本の柱が組み合わされ、アカシアの枝に似せた緩やかな曲線の白屋根を支える。
アカシアの木をイメージしたデモクラティックスペースの完成予想図
同スペースの中央にはマータイさんの遺灰が埋められ、その上にアカシアの木が植えられる予定。台地のふもとには、もともとあった自然の小川を生かし、川沿いにマータイさんの年齢と同じ71本の木も植えられる。敷地内には地元の人々の住宅があるが、そのまま残ってもらい、施設と相互交流を図る。また、太陽光発電など環境に配慮したエネルギー自給をめざす。
今年2月に設計コンペを行い、南アフリカ・ケープタウンの設計事務所dhkの設計チームが選ばれた。チームを率いるジャスティン・スネル博士は「人々に抵抗する力や資源の大切さを教えた、マータイさんの生き方をコンセプトにしました。とくにデモクラティックスペースは、その人生のすべての意味を込めたものと理解しています」と話していた。
研究所にはケニア国内はもちろん世界中の大学卒業生や正規の教育を受けていない人々も受け入れ、多様な考えを持った生徒が集い議論し、実践する機会を提供する。卒業生は地元や故国に戻り、そこで環境保護や政治・経済のリーダーとしてマータイさんの思想を体現する。
建物の建設やカリキュラムの編成、教授陣の人選を進めている研究所のS・G・キアマ事務局長代行は「マータイさんは亡くなる直前まで自然を大切にする日本人を尊敬し、『もったいない』を研究所のコンセプトにするよう提言していました。この言葉を守っていきたいと思います」と語っていた。
【文・七井辰男、写真・山田茂雄】
2011.11.01
MOTTAINAI:マータイさん死去、世界中が涙 広げよう、自然守る心(2)
◇故郷ニエリでも追悼集会 家族らが思い出語る
国葬翌日の9日は、ニエリにあるマータイさんの生家で、親しい人だけの追悼式が行われた。ニエリはケニア山のふもとにある美しい農村。ナイロビ在住の友人、親類たちは私たちも含めてバスで3時間以上かけて生家に到着した。
現地では村人たちの歓迎を受け、日本の農家とよく似た生家の庭先で式典が始まった。庭先の林の中にはマータイさんの母ワンジルさんの墓があり、マータイさんは生家を訪れるたびに苗木を植えて追悼していたという。
式典は初めにキクユ語のゴスペル「Muti Ini」の斉唱で始まった。長女のワンジラさんと長男のワウェルさん、次男のムタさんが手を組んで祈りをささげると、涙ぐむ人たちも。しかし、その後、住民の炊き出しでウガリや肉のスープが振る舞われると一転、陽気なムードに。近くの仮設テントで開かれた追悼式では、マータイさんの友人らが次々と演壇に立ち、夕暮れまで思い出話が続いた。
11日夕には、ナイロビのオールセインツ大聖堂で追悼集会が開かれた。同聖堂は92年、マータイさんら女性たちが政治犯の息子たちの釈放を求めて11カ月間、地下室に立てこもり、釈放を勝ち取った場所。マータイさんの戦いを描いたドキュメンタリー映画「テーキング・ルート」の映像も流され、マータイさんの力強い声が聖堂内にこだました。
女性たちに地下室や食料を提供し、ともに政府に抵抗したピーター・ヌジェンガ主教は「マータイさんは、神から与えられた知性を武器にし、暴力によってではなく、知性によって神が課した役割を見事に闘い抜いた。ここでの抵抗運動がケニアの民主化の第一歩となった」と称賛した。
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◇キクユのゴスペル◇
「もったいなーい、もったいなーい」−−。ケニア山麓(さんろく)ニエリのマータイさんの生家で開かれた9日の追悼式は、親類や村人のゴスペル(黒人霊歌)で迎えられた。「もったいない」と聞こえた歌詞は、実は「Muti Ini」。現地のキクユ語で「聖なる木(十字架)の下で」の意味だという。
「聖なる木の下で神に祈りをささげましょう。私の魂が彼岸で安らぎを得るときまで……」。古くから冠婚葬祭のたびによく歌われる曲で、この日の追悼式でも地元の参列者が体を振ってリズムを取りながら繰り返し歌っていた。
この霊歌は木を象徴するということもあって、育苗を始めるときや、訪問客を歓迎する時も歌われている。近くに住む女性は「マータイさんもよく口ずさんでいました。『もったいない』という日本語にピンときたのも、この歌がきっかけかもしれません」と話していた。
【文・七井辰男、写真・山田茂雄】
2011.11.01
MOTTAINAI:マータイさん死去、世界中が涙 広げよう、自然守る心(1)
環境分野初のノーベル平和賞受賞者で、毎日新聞社とともにMOTTAINAIキャンペーンを推進してきたワンガリ・マータイさん(71)の訃報は、世界中に大きな悲しみをもたらした。ケニアでは8日と14日、2度にわたって国葬が営まれ、この間、さまざまな追悼行事も行われた。一連の行事を取材し、マータイさんが国内外でいかに慕われ、偉大な足跡を残してきたかを再認識することができた。同時に、彼女が環境保護や平和、民主化を願って世界の人々の心に植えた「種」がやがて芽を出し、成長していく手ごたえを改めて感じることができた。【文・七井辰男、写真・山田茂雄】
マータイさんの一連の葬儀が行われた10月初旬は、ナイロビ市内のいたる所に、苗木を持ったマータイさんの写真とノーベル平和賞受賞時のスピーチの一部を記した大きな看板が飾られ、追悼ムードに包まれていた。
8日の国葬は「最後の旅立ち」と名づけられ、モイ独裁政権時代の1980〜90年代、マータイさんが、さまざまな反政府活動の拠点としたナイロビ市のウフル公園で開かれた。市民ら数万人が沿道で見守る中、白バイの先導でケニア国旗に包まれたひつぎが到着すると、キバキ大統領はじめ政府要人、各国大使、軍人らが起立して迎えた。
霊きゅう車に安置されたマータイさんのひつぎ=ナイロビのウルフ公園で8日
ひつぎは遺言で木材を使わず、骨組みは竹、材質はヒヤシンスとパピルスの茎で編みこまれたもの。オディンガ首相が「我々は偉大なリーダーを失った。彼女こそ真の改革者だった」と賛辞を贈ると、キバキ大統領も「環境保護の英雄だった。彼女のお陰で今と将来の世代はより清潔で安全な環境を享受できるだろう」とたたえた。
このあと、長女のワンジラさんら3人の遺子、ワンジラさんの夫、ラースさんと夫妻の子ルースちゃんが「敬愛」の意味のあるアフリカの原生種「オレア・アフリカーナ」の苗木を植樹、これと同時にケニア全土で一斉に5000本の苗木が植えられた。最後に葬送のラッパが吹き鳴らされると、多くの市民が最後の別れを惜しんだ。
お別れの植樹をするマータイさんの子供や孫たち=ナイロビのウルフ公園で8日
14日の国葬は追悼ミサの形でナイロビの聖家族大聖堂で行われ、キバキ大統領、オディンガ首相はじめケニアの閣僚、高田稔久駐ケニア大使ら各国大使、要人が参列。ノーベル平和賞受賞者で南アフリカのツツ元大主教は「強く、勇敢な女性だった」と追悼。さらに「世界を平和にするにはどうすればいいか、と聞かれるが、答えは簡単。女性に(政治を)任せればいい」と語り、場内をわかせた。
このあと、モンバサのスパーキ小学校6年生、ジュリエット・ムエニさん(11)が「マータイさんは自然を敬い、大切にするという『もったいない』という日本の言葉を教えてくれた。私たちは彼女を忘れません」と力強くスピーチし、大きな拍手を浴びた。
2011.11.01
MOTTAINAI:マータイさん死去、世界中が涙 マータイさん語録
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「かつては想像もできなかった平和賞の変化だ。人間が創造的に暮らし、才能を開花させようと思えば、民主的な空間と人権を保障しなければならない。そして平和のためには、民主的統治と優れた天然資源の管理が必要だ。紛争の解決にとらわれるのではなく、紛争予防が重要だということが明らかになってきたからだろう。環境保護と平和の関係を理解する視座が存在するようになったことの表れでもある」
(04年11月、ナイロビでの毎日新聞社のインタビュー取材でノーベル平和賞を受賞した理由について聞かれて)
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「三つの言葉を忘れないでほしい。完全に『コミットメント(参加)』すること。それから『忍耐力』。そして、辛抱強く『前進する』ということ。あきらめたら終わりです」
(05年2月、初来日した際開かれたシンポジウムで会場から「どうしたら世界の環境を良くできるか」と聞かれて)
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「どんな人でも、我が身の置かれる状況をすべてコントロールできるわけではない。コントロールできるとしたらそれは、物事が自分に不利な状況になったときにどう対処するか、という点だ。失敗はいつも私に与えられた。そのたび『自分の力で立ち上がり、進み続けよ』という課題なのだととらえてきた」
(「UNBOWED〜へこたれない」、ワンガリ・マータイ著/小池百合子訳、小学館刊から)
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「アフリカの異なる部族が、それぞれの違いを受け入れ、ともに働くならば、おそらくもっと社会は安定し、繁栄することになるだろう。私の考えでは、アフリカの市民とその指導者は、おのおのの部族の文化や言葉、価値観を認め、最良のものを取り上げるべきだ。それが国民のための国家となる条件なのだ」
(「THE CHALLENGE FOR AFRICA」、ワンガリ・マータイ著/パンテオンブックス ニューヨーク刊から)
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「戦争や紛争はすべて限りある資源を奪い合うことから生まれます。地球上の人々が資源を上手に分け合うことを学べば、こうした悲劇は起きません。具体的には、エネルギーを節約し、使い捨てをせず、使い終わった資源をリサイクルする社会を作ることであり、これまで低い価値しか与えられなかった森林や文化の価値を再評価することです」
(09年12月、コペンハーゲンで毎日新聞社のインタビュー取材に答えて)
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「私が『もったいない』という言葉を聞いたときにとても魅力的だと感じたのは、無駄にしないという3R(Reduce、Reuse、Recycle)だけでなく、『尊重・尊敬する』(Respect)や『感謝』(Gratitude)の気持ちが含まれていたためです。キリスト教徒、とくにアフリカでは神様に『こんなモノを与えてください』とお祈りをすることが習慣になっていますが、実は水や食料、森、きれいな空気などは既に存在しています。私たちは『何かをください』と神に祈りをささげるのではなく、逆に今あるものに対して感謝を示すべきなのではないかと思います」
(10年2月、来日時に宗教学者の山折哲雄さんと対談して)
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2011.10.31
【もったいない市場開催】11月2日(水)東北のおいしいモノ大集合!!
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11月2日(水)の「もったいない市場」は、東北復興支援として東北のおいしいモノが大集合!!
にんにく、りんご、乾しりんご、いかせんべい、いぶりがっこ、にしん昆布巻き、にしん煮、ずんだ大福、串だんごずんだ、長いもの漬物、きゅうりの漬物、喜多方ラーメン、焼き塩サバなど、東北の美味しい物が勢ぞろいします!!
【購入特典!!】
先着20名様に東北ご当地サイダー1本プレゼント♪
開催場所:毎日新聞社1階東側 MOTTAINAI STATION&Shop(大手町側)
開催日:11月2日(水)11時〜18時
2011.10.27
【もったいない市場開催】話題の温泉コーヒーと手作り洋菓子
10月27日(木)11時〜18時まで、もったいない市場を開催!!
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話題の温泉コーヒーと手作り洋菓子を販売します!!
おススメは・・・温泉コーヒー、乙女リンゴタルト、ベイクドタルトフリュイ
本日販売中の珈琲はエル・サルバドルの温泉コーヒー!一杯250円!天然音泉水を利用した栽培方法は世界でも稀だそう。甘くて滑らかな口当たりで女性にオススメです。コーヒー豆ご購入で1杯プレゼント!その場でゆっくりと入れてもらえます☆
<特典!!>
★ご来場の方先着50名様に焼き菓子1個差し上げます!
★コーヒー豆ご購入の方に温泉珈琲1杯プレゼント!
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毎日新聞社1階東側 MOTTAINAI STATION&Shopへお越しください。
2011.09.13
MOTTAINAI STATION&Shopにて上勝町くるくる展
徳島県上勝町の資源を大切にし、ごみ排出量をゼロにする取り組みを続ける「くるくる工房」。同工房が作った作品を紹介する「上勝町くるくる展」が9月13日〜16日まで、「MOTTAINAI STATION & Shop」で開催されます。傷みなどで使えなくなった鯉のぼりの生地を使ったトートバッグやアロハシャツのほか、上勝町特産「阿波晩茶」などを展示、販売します。9月15日には同町の取り組みを紹介するイベントを開催します。
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■上勝町くるくる展
■開催期間:9月13日~16日
■時間:展示会 / 11時〜18時
イベント / 9/15(木)19時〜21時
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2011.07.01
豊岡鞄(かばん)フェアin MOTTAINAI STATION & Shop
千年の伝統を持つ鞄産地、兵庫県豊岡市で作られた永久保証付の鞄、「豊岡鞄」。
MOTTAINAI STATION & Shopで、7月4日〜15日の間、豊岡鞄の販売、修理相談会を行います。みなさまぜひお越しください。
【豊岡鞄フェア】
■開催期間 2011年7月4日(月)〜7月15日(金)(※土・日曜日はお休み)
午前11時〜午後6時
■開催場所 MOTTAINAI STATION&Shop
(東京都千代田区一ツ橋1-1-1 パレスサイドビル(毎日新聞社)1F)
■かばん職人 植村美千男による、かばん修理の実演・相談会
☆先着10人☆
※今回の修理の相談は、トランク類(含皮革製品)、
杞柳製鞄のみとさせていただきます。
日時 2011年7月4日(月) (1回目)正午〜、(2回目)午後4時〜
5日(火) (3回目)正午〜
■かばんクリーニング教室
7月15日(金)12〜13時、14〜15時の2回
生地、デザイン、部材の特徴を損ねることなく、
しみや汚れを取り除く方法を職人が伝授。
当日参加のみで参加無料。(同業者の方の参加はご遠慮ください。)
2011.05.13
マイボトル持参で新茶提供〜MOTTAINAI STATION&Shopにて
出来たての新茶でほっと一息しませんか?
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東京・竹橋駅徒歩1分の、MOTTAINAI STATION&Shopで5月16日(月)、地場産品のブランド化を支援する任意団体「地域活性化協議会」の協力によるイベント、「八十八夜お茶まつり」を開催します。マイボトルを持参していただくと、静岡茶などの新茶を無料でご提供します。また、抹茶を使ったスイーツなども販売します。
ぜひこの機会に、静岡茶や知覧茶(鹿児島県)、美濃白川茶(岐阜県)の新茶をおいしく味わって頂ければとおもいます!会場ではマイボトルを持参してくださった方、先着50人に3銘茶や愛知県西尾産抹茶を練り込んで作ったバウムクーへンをプレゼントも。
ぜひお越しください。
開催詳細
■2011年5月16日(月) 11時〜18時
■MOTTAINAI STATION&Shop(MAP)
東京メトロ 東西線 竹橋駅 パレスサイドビル1階東側
■イベントに関する問い合わせは、MOTTAINAIキャンペーン事務局(03-3212-2314)まで。
2011.04.18
【参加者募集】4月19日20日新聞バッグ教室
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毎日新聞MOTTAINAIキャンペーン事務局では、4月19、20日の両日、同キャンペーン公式店「MOTTAINAI STATION&Shop」(東京都千代田区)で新聞紙で作るエコバッグ「新聞バッグ」の作り方教室を開催する。
新聞バッグは、新聞紙を破れにくいように重ねて作るもので軽くて丈夫なエコバッグ。高知県四万十市の有志が「四万十川の産品は資源を大切に使うため、すべて新聞紙で包もう」と独自に開発し、注目を集めている。
教室は両日とも午前11時〜午後1時▽午後2時半〜午後4時半の2回で、定員は各回10人。参加費は2000円。当日は、地元産のクリの渋皮煮や芋けんぴなども併せて販売する。問い合わせは、事務局(03・3212・2314)。
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2010.11.18
【開催報告】新聞バッグ教室@MOTTAINAIステーション
2010年11月17日、東京・竹橋のMOTTAINAIステーションにおいて、ピザハットの社会環境活動の一環として、古新聞を再利用して「新聞バッグ」をつくるワークショップを行いました。
最初は常徳さんの指示に従ってもくもくと新聞を折っていましたが、新聞バッグの“肝”である、マチを作るところからやや動揺した声があがったり、「これでよいですか」とスタッフへ質問が飛ぶようになりました。
当初、中バッグを1つ作る予定でしたが、最終的には、中バッグ1つと小バッグ1つの計2つを作ることができました。
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参加された方の多くは、もともと、テレビや新聞などで新聞バッグの存在をご存知で、そうした中、ピザハットからのピザハットクラブメールが届きご応募頂けたとのことです!ご参加ありがとうございます。
また、こうした“手づくり”教室に応募なさる方たちだけあって、皆さん、かなり手先の器用な方が多かったようにお見受けしました。新聞バッグのマチや底をつくるのが一番難しいのですが、本日の教室では、皆さんキレイにバッグを仕上げていらっしゃいました。
レッスン後には、ちょっとブレイク。ティー・タイムを設けて、みなさんも、お隣のお席同士でお話しされたり、和やかな雰囲気の中、教室を終えることができました。新聞バッグもうまくでき、楽しい手づくりタイムをみなさんと過ごすことができたワークショップでした。
皆様のご参加ありがとうございました。
(取材協力:ピザハット マーケティング・R&Dユニット 遠藤優子さん)
2010.09.27
生物多様性年記念・毎日新聞MOTTAINAIシンポジウム参加者募集
<生物多様性年記念・毎日新聞MOTTAINAIシンポジウム「地球の未来ために、行動しよう?日本とアフリカから」参加者募集のお知らせ>
毎日新聞MOTTAINAIキャンペーン事務局と富士山再生キャンペーン事務局は、今年が国連が定めた生物多様性年であり、また、名古屋でCOP10(生物多様性条約第10回締約国会議)が開催されることを記念し、MOTTAINAIシンポジウム「地球の未来のために、行動しよう?日本とアフリカから」を開催します。
わたしたちのキャンペーンは「環境に行動するメディア」を掲げ、富士山ろくをはじめとする全国の清掃活動や、植林、さらに特定外来生物の駆除活動など自ら汗を流す取り組みを展開しています。
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<写真説明>毎日新聞のキャンペーン事務局は、神奈川県自然環境保全センター箱根出張所に協力し、環境省指定の特定外来生物で、北米原産のオオハンゴンソウ(黄色い八重咲きの花)の駆除活動に取り組んだ=神奈川県箱根町仙石原で、8月11日
今回のシンポジウムは、日本がCOP10の議長国として、世界の厳しい現実に正面から向き合い、未来志向の提案をなし、また、とりまとめる手腕を発揮すべきと考えて、日本とアフリカの生物多様性問題に関わる識者をお招きし、開くことにしました。
日本と日本人は、世界から信頼されています。その誠実さ、質の高さ、バランス感覚、とりわけ人材育成に惜しみない努力を重ねてきたことはアフリカなど海外で高い評価を得ています。
地球の未来を考えるとき、日本と日本人の果たすべき役割は、国内で想像している以上に大きく、期待されています。今回のシンポジウムを通じて、生物多様性の問題においても積極的な行動を呼びかけて行きたいと思います。ぜひ、ご参加ください。
毎日新聞MOTTAINAI、富士山再生キャンペーン事務局長 真田和義
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■日時:10月14日(木曜日)午後6時半?8時半(6時開場)
■場所:毎日新聞東京本社B1 毎日ホール
東京都千代田区一ツ橋1?1?1、地下鉄東西線「竹橋」駅下車
■言語:日本語、英語。同時通訳付き。入場は無料
■定員:150名 先着順(定員に達し次第、締め切ります)
■参加申し込み方法
*はがき・・・宛先〒100?8051(住所不要)、毎日新聞東京本社
*ファクス・・・(03-3211-4077)
*Eメール・・・(myeco@mbx.mainichi.co.jp)
それぞれ「MOTTAINAIシンポ係」としたうえ、
住所、氏名、連絡先を明記して下さい。
同伴者がいる場合は、その方の名前のみ書いて下さい。
なお、参加者には当日、会場でMOTTAINAIスーパーコンビニバック・エムをプレゼントします。
■問い合わせ:同係(03ー3212?2314)へ。
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◎講演1/日本からの発言(40分)
「アフリカと環境問題、そして私たち?森林伐採を中心に」
舩田クラーセンさやか氏
東京外国語大学大学院 総合国際学研究院 准教授
専門は、アフリカの紛争と平和に関する学際的研究
◎講演2/アフリカからの発言(40分)
「生物多様性を守るアフリカと日本の責任」
スルマナ・アブデュライ博士
ABN(アフリカ生物多様性ネットワーク)のメンバーとして活動するガーナ人。英国ロンドン在住。MOTTAINAIを提唱するワンガリ・マータイ氏の長年の友人
◎討議/意見交換と質疑応答(40分)
両氏による意見交換と、会場からも含めた質疑応答
◎司会:斗ヶ沢秀俊・毎日新聞社水と緑の地球環境本部長
2010.07.22
7月23日(金)富士山の麓から直送!新鮮な野菜販売します!@MOTTAINAIステーション
7月23日(金)、東京・竹橋のMOTTAINAI STATION&Shopにて、新鮮なお野菜の即売会が行われます♪富士山河口湖町のとれたての美味しいお野菜がやってきますよー!11時と17時の2回、総計200名様に「スイートコーン」をプレゼントします!ぜひお立ち寄りください。
■開催日: 7月23日(金) 11:00-17:00
■開催場所: MOTTAINAI STATION&Shop
■最寄駅:東京メトロ東西線 竹橋駅(直結)
■販売品目: スイートコーン・カリフラワー・トマト
キュウリ・インゲン・ナス・ブルーベリーなど
2010.06.24
「マイボトル」を普及させよう。環境省もマイボトルの持参を推進する運動「マイボトル・マイカップキャンペーン」を開始。
■毎秒634本、ペットボトルの消費を減らせ
マイボトルプロジェクト始動
毎日新聞社は、ノーベル平和賞受賞者のワンガリ・マータイさんや伊藤忠商事とともに取り組むMOTTAINAIキャンペーンの一環として、有名デザイナーのデザインによるマイボトル=写真=を製作し、広く利用を呼びかけている。
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マイボトルをデザインしたのは、クリエイティブデザイナーの箭内道彦さんやアートディレクターの寄藤文平さん、デザイナーのセキユリヲさんの3人のほか、アーティストユニット「Enlightenment」とデザインチーム「play set products」の2グループ。それぞれが容量500??のポリカーボネイト製マイボトルの表面にMOTTAINAIの思いを込めたデザインを施している。
このほか、料理研究家の島本美由紀さんがマイボトルのためのアイスティーのレシピをオフィシャルサイト上で公開するほか、通販大手「ベルメゾン」がマイボトル用のボトルカバーを販売する。
同キャンペーンは資源循環型社会の構築を目指しており、昨年はビニール傘の使い捨て削減を訴えるマイ傘プロジェクトを実施。日本ではペットボトルの消費量が年間200億本以上、毎秒634本に上り、新たな普及啓発活動が必要と判断して今回のマイボトルキャンペーンを実施することになった。
■環境省が全国規模のキャンペーン実施
環境省は、07年の改正容器包装リサイクル法の施行前後からレジ袋削減のため、エコバッグを普及する取り組みを進めており、マイボトル・マイカップキャンペーンもこうした容器包装ごみの削減を目指している。今回のキャンペーンでは、フェリス女学院大や横浜市立大、大阪大でも同様のモニター実験を行うほか、公式ウェブサイト(http://www.re-style.jp/bknbr/mybottle/)開設して国内の取り組みの情報提供や参加団体の募集を行う。
2010.02.09
ワンガリ・マータイさん、2月10日来日
MOTTAINAIキャンペーン名誉会長で、国連平和大使のワンガリ・マータイさん(69)が10日、来日する。日本文化発信への貢献が評価された旭日大綬章の受章(09年4月)や同大使就任後の初の訪日となり、今回は広島市を訪れて記念植樹も予定している。ほかに京都市や東京都内などでシンポジウムや式典で講演する。
国連平和大使は環境や平和、人権問題に関する国連活動を広めるため芸術や文学、音楽やスポーツの分野から優れた個人を任命しており任期は3年。マータイさんは09年12月15日に就任、これまで以上に環境、平和活動への取り組みが広がる。
広島での植樹は12日。地元の高校生らとともに国際平和を祈って植樹する予定。
環境関連では、14日に地球環境の保全に著しい貢献をした人に贈られる「KYOTO地球環境の殿堂」の第1回殿堂入り者として、京都市で開かれる表彰式に出席。16日は東京都内で国際的な作物の多様性について話し合う国際作物多様性財団東京会議に出席する。
このほか、18日午後2時半から、国連大学(東京都渋谷区)で開催されるシンポジウム「21世紀の環境と平和を語る」で基調講演し、さらに19日に日本記者クラブで記者会見した後、関西に移動し20日に関西学院大(兵庫県西宮市)で名誉博士号を受け、講演する。離日は21日の予定。
マータイさんは今回の来日を前に「これまで日本に来てMOTTAINAI精神をはじめとする新たな文化を知りました。今回の訪問でも何か発見があることを楽しみにしています」と話している。
シンポジウム「21世紀の環境と平和を語る」について詳しくは、ワンガリ・マータイ氏「環境・平和シンポジウム」事務局(03・3212・2272、平日午前10時?午後5時)へ。【山本建】
2010.01.26
リ・ファッションキャンペーン?古着の回収、リメークで講座?
毎日新聞MOTTAINAIキャンペーン事務局は、服のリメークなどの「お直し」文化の発信に取り組む社団法人「日本リ・ファッション協会」(鈴木純子代表理事)と連携して26日から2月22日まで不用衣料回収プロジェクトを実施する。
同プロジェクトは、サイズが合わなくなったり、流行遅れになったりして着なくなった服などを回収し、その服を素材にしたリメーク作品作りに活かそうというもの。
毎日新聞東京本社のある「パレスサイドビル」(千代田区)1階のMOTTAINAIキャンペーン公式店入り口に回収ボックスを設置、回収した服を素材にして「第1回リ・ファッションコンテスト」(同協会主催)が2月から6月にかけて開催される。
期間中の催しとして、26日午後5時半から同公式店で環境活動家の丹羽順子さんがおしゃれな古着の交換会「xChange」について紹介するほか、毎週火曜日午後5時半からミニ講演会を開催する。詳しくは日本リ・ファッション協会公式サイト(http://www.refashion.jp/)または同公式店(03・3214・2760)。【山本建】
2009.12.01
ご来店+ご購入でMOTTAINAI カレンダープレゼント中!
環境配慮型グッズ販売と情報発信の拠点、「MOTTAINAI STATION&Shop」(毎日新聞東京本1階、東京都千代田区一ツ橋)は開設記念として来年の毎日新聞MOTTAINAIキャンペーン・カレンダー=写真=の配布を始めました。500本用意しています。
来店したグッズ購入者が対象です。サイズは縦52・4?、横37・5?で、1枚に2ヵ月分、表紙を含めて7枚で構成しています。キャンペーンのオフィシャル・サイト(http://www.mottainai.info/)に一般の方から寄せられた「MOTTAINAI宣言」の中から一部を掲載し、日常生活の中で自ら実践することを呼びかけるデザインです。
同店のオープンは月曜日から金曜日まで、午前11時?午後6時。問い合わせは03・3214・2760へ。
ご来店をお待ちしています!
MOTTAINAI STATION&Shop ⇒http://www.mottainai.info/cp/station/
2009.11.30
MOTTAINAI STATION&Shop コミュニケーション・スペースの利用者募集
毎日新聞東京本社(パレスサイドビル)1階に開設した「MOTTAINAIAI STATION&Shop」はショップに併設しているコミュニケーション・スペースでミニ・イベントを行います。開催を希望する方を募集しています。
広さは約40平方?で、20人程度が可能です。「MOTTAINAI」精神に基づく、「環境」や「癒し」のミニ・イベントの場として1時間から1時間半程度、活用できます。たとえば、上映会(DVD)や朗読会、フルート、クラリネットなどのミニ・コンサート、風呂敷の使い方講座など。利用は無料です。
場所は東京都千代田区一ツ橋1の1の1、地下鉄東西線竹橋駅下車。パレスサイドビル1階の東側奥
です。
詳細など問い合わせ・利用申し込みは、毎日新聞MOTTAINAIキャンペーン事務局、電話03・3212・0346担当・吉沢まで。
2009.09.28
植物や香り通じ、地球にやさしい人に、『環境カオリスタ検定10月から実施』
社団法人「日本アロマ環境協会」(東京都中央区、高橋彰理事長)は、植物とその香りに親しみ、自然と環境を大切にする人を認定する「環境カオリスタ検定」を10月から開始する。
アロマテラピー検定で知られる同協会が、「香り」という視点から検定を通じて地球環境にやさしいライフスタイルを提案するのが狙い。
「カオリスタ」とは、日本語の「香り」とイタリア語の「人」を組み合わせた造語。これまで香りに関する資格の多くが、プロを目指す人や技術を習得したい人を対象にしていたのに対し、受検者のライフスタイルそのものを認定するのが特徴だ。
検定を受けるには、公式テキスト(B5判138頁、2100円)を購入の上、受験料1050円を振り込んだ後、付属の解答用紙に記入して同協会へ郵送する。誰でも受験可。より多くの人に参加を呼びかけるため、在宅で検定を受けられるような仕組みにしたという。10月から受験を受け付け、毎月末に合否を連絡する。合格者は同協会から発行された認定カードを呈示すれば、アロマオイル販売店など応援企業で優遇サービスを受けられる。
問題は香りに関するものから、里山や地球環境問題に関するものまでさまざま。ものを大切にするもったいない精神に関するものも含まれている。計50問。
受験者は併せて、地球温暖化を防止するため、エアコンの温度設定やアイドリングストップなどについて実践目標を宣言する「私のチャレンジ宣言」も行う。
詳しくは、同協会HP(http://www.aromakankyo.or.jp/kaorista/)まで。
◇主な試験問題(公式テキストから)◇
Q、アロマ環境の香りにあてはまるものを1つ選びなさい。
A、植物の香り
B、動物の香り
C、合成香料の香り
Q、地球温暖化のおよぼす影響として考えられていることとして適切なものを1つ選びなさい。
A、地球の平均気温の上昇
B、海面の低下
C、猛暑、寒波などの異常気象の減少
Q、「もったいない」の言葉に出会い、ものを大切にする日本の文化に感銘を受け、「MOTTAINAI」という世界共通の言葉として世界に広めた人は誰か。
A、アル・ゴア氏
B、ワンガリ・マータイ氏
C、コフィー・アナン氏
【山本建】
2009.09.28
気候変動サミット開会式にてマータイさん演説
MOTTAINAIキャンペーン名誉会長のワンガリ・マータイさんが22日、米ニューヨークの国連本部で開かれた気候変動サミット開会式で演説し、世界の首脳を前にMOTTAINAI精神の重要性を強調した。
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マータイさんは鳩山由紀夫首相やオバマ米大統領など各国首脳8人に続き、市民社会の代表4人のうちの1人として壇上に上がった。
マータイさんは「カリフォルニアの異常な山火事やバングラディシュでの破壊的な洪水、極地の氷の融解など気候変動による悪影響がすでに各地で現れています。ケニアでも1000万人が飢えに苦しんでいます。これは、何十年にもわたり、環境問題を軽視し、あるいは管理方法を誤ったためであり、その結果、世界のコミュニティを脆弱なものにしてしまいました」と説明。
さらに、コンゴの熱帯雨林の親善大使を務めてアフリカの森林をつぶさに見ている経験から「森林の破壊や劣化を食い止めることは(地球環境という)パズルに不可欠な1つのピースを守ることです。私たちはものを大切にする心、日本語の「もったいない」で知られる精神により、ごみを減らすこと、ものを再利用すること、さらにリサイクルすることで、このことを実現できるのではないでしょうか」と訴えた。
2009.06.08
インタビュー:柴俊夫(俳優)
俳優業の傍ら、凝集沈降剤(ぎょうしゅうちんこうざい)という水の浄化剤を取り扱う会社を立ち上げた柴俊夫さん。また、会社で得た利益を福祉に役立てたいと、「社団法人こどものための柴基金」を運営しボランティア活動にも力を注いでいる。欧米を中心に増えているソーシャル・アントレプレナー(社会的起業家)に注目し実践してきた柴さんに、活動を通しての環境保護のあり方を聞いた。
◇活動を始めたきっかけを教えてください。
―「僕は旅が好きで、これまでに61カ国ほどまわったんですが、環境が破壊されているところが非常に多い。ドイツの黒い森や、ブラジルのセルバなどを目の当たりにして、このままでは子供たちに自然を残せないと思ったことがきっかけです」
◇ベンチャー企業「環境技研アース・クラスター」をつくられたのはなぜですか?
―「いろいろな国を旅してきて、水がきれいなところっていうのは、やっぱり環境がいいんですよ。でも、人が多いところは、水が良くないんです。じゃあその水をどうしたらきれいにできるかっていうことが、一番の課題じゃないかと思い、同じ団塊世代の友人と一緒に凝集沈降剤という水の浄化剤を取り扱う会社を立ち上げました。環境を守りながら、会社で利益を上げながら、それを恵まれない子供達のために還元していく。今で言う、ソーシャル・アントレプレナーシップっていうやつですよね」
◇「こどものための柴基金」も運営されていますね。
―「特別イベントとして、チャリティーショーやゴルフコンペ、オークションなどを開催し、そこで得た寄付金を、支援を必要としている子供たちに100%還元しています。また、支援を継続できるルート作りにも力を入れています。例えば、ドネーション(寄付金)を組み入れた商品を企業に売ってもらい、それで集まった資金で、タイのHIVの子供たちに薬を送ったり、俳優仲間と一緒に似顔絵入りのグッズを作り、その売り上げを、国境なき医師団を通して栄養食を送る活動に役立てたり」
◇環境保護活動と社会福祉が合体したような活動ですね。
―「こういった支援は、続けなければダメなんです。HIVの子供達に薬を送るにしても、彼らは一生飲み続けなければいけないわけですから、サポートする場合はずっと続けられるだけのことを考えてないといけない。一番始めにアース・クラスターを始めたのは、そう言う理念があったからこそなんですよね。僕は自然環境を守るということは、人にも優しくするということだと思っています。どちらも他人事じゃない、一番大事なのは自分が当事者であると思うこと、みんなが一歩前へ出るということなんですよね」
◇MOTTAINAIについてはどのようにお考えですか?
―「MOTTAINAIって、すばらしいアイデアですよね。でも、僕たちにとっては当たり前のこと。水だって、地球の97%は海水で、自分たちが使える水は、あとの3%。それを、六十何億の民が使う。その希少な水を自分たちがどれだけ汚しているかって考えるとぞっとしますよね。家でも、お風呂の水は洗濯に二次利用したり、ムダをなるべく減らそうというクセがついてますね」
<プロフィール>
柴俊夫(しば・としお)。47年東京都生まれ。
大学時代からモデル活動をはじめ、70年に「ゴールドアイ」で俳優デビュー。
71年に「シルバー仮面」主演。その後もテレビドラマ、映画とジャンルを問わず活躍。
現在は、環境保護と福祉をつなげていく独自の活動に専念するため、俳優業を縮小。
「環境技研アース・クラスター」の専務取締役を務める他、「社団法人こどものための柴基金」を立ち上げ、チャリティーコンサートやゴルフコンペなどを開催し寄付金を募る他、必要経費以外の利益を恵まれない子供達の為に還元している。
【聞き手・写真 小笠原綾花】
2009.05.25
インタビュー:池田綾子(シンガーソングライター)
「この地球(ほし)は つながってる」??。
「NHKみんなのうた」で半年間にわたり連続放映された「数え歌」で世界の平和をうたったシンガーソングライター、池田綾子さんの3枚目のアルバム「オトムスビ」が20日、リリースされた。ドイツ歌曲の発声を基調とした奥行きのある声で歌い上げる人々の祈りや物語が静かな人気を呼び、世界自然遺産に登録された屋久島で毎年開催するコンサート「やくしま森祭り」も年々、盛り上がりを見せている。MOTTAINAIの精神に通じる活動を続ける池田さんに話を聞いた。
◇タイトルの「オトムスビ」とは、どのような意味ですか。
「これまで、旅やイベントで出会った人々と音楽を通じた縁で結ばれてきたことが私の財産になっています。それと、おむすびのようにシンプルだけど、一番身近でほっとする音楽を作りたいという思いを込めました。たった一人の人と出会ったことで広がっていく世界、そのようなものを描けたらと思います」
◇池田さんにとっての『出会い』を教えてください。
「06年にTVの取材で屋久島を訪れ、その大自然に触れました。その時、自分がイメージしていた森の姿からは想像できなかったのですが、実は屋久島は岩山で土の層が薄く、すべての生き物が寄り添って生きていることを知りました。エコツアーガイドの大野睦さんと出会い、ほんの5?10cmの土の層に植物が懸命に根を広げて生きているということをこの森と生きる彼女の視点から見ることができたからだと思います。人との出会いがあって屋久島のことを知ることができ、それが島の人々や自然を大切に思う気持ちにつながりました」
◇それが「やくしま森祭り」のきっかけですか。
「TVの取材の後、個人的に屋久島を訪ねました。晩ご飯のときに即興で歌ったらすごく喜んでもらえて、聞いてみたら、島では生の音楽に触れる機会がないと言われました。それなら、自然の中で音楽を楽しむ機会を作ろうということになり、島のみなさんと一緒にその年の10月に屋久島総合自然公園で第一回の森祭りを開くことができました」
◇どんなコンサートですか。
「準備を始めてみると、音響がよくなかったり、電力が足りずに大きな照明が使えなかったりと課題が出てきました。そこで、音が反響しないように古くなった魚網をいただいてスギの枝を差したものを舞台に設置し、満月の夜に2000本のキャンドルをともして照明代わりにしました。紙のチケットはごみになってしまうので、代わりにガラスのペンダントや手ぬぐいなどをお渡しして持ってきてもらうことにしました。参加者は1400人余りに上りましたが、不思議とごみはほとんど出ませんでしたね」
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照明代わりに2000本のキャンドルがともされた「やくしま森祭り」
◇アルバムにも収録された『数え歌』は、ほっとできるいい曲ですね。
「ウィーン国立音楽大に短期留学した際、知り合ったロシア人の女の子が英語を話せず、私はロシア語が話せませんでしたが、音楽では通じ合うことができました。数を数えることも同じだと思います。日本語なら『いち、にい、さん』、中国語なら『イー、アール、サン』、スワヒリ語なら『モジャ、ンビリ、タトゥ』。世界の大陸の数や虹色の数、幸せの数でもある七つをいろんな言葉で表現しました。世界中の子供たちにこの歌に触れてもらい、世界の友達とのかけはしになったらいいなと思います」
<プロフィール>
池田綾子(いけだ・あやこ)78年東京都生まれ。4歳でピアノを始め、武蔵野音楽大ではドイツ歌曲を専攻。00年夏にウィーン国立音楽大に短期留学した。02年にユニバーサルミュージックからデビュー、「僕たちのTomorrow」などがJR九州新幹線「つばめ」のCMソングとしてオンエアされている。06年、屋久島での野外コンサート「やくしま森祭り」を発起人として成功させ、以後毎年開催。このほか、熊野大社や伊勢神宮で奉納コンサートを開催している。
【聞き手・山本建 写真・山田茂雄】
2009.05.11
インタビュー:ワンガリ・マータイ(MOTTAINAIキャンペーン提唱者)
MOTTAINAIキャンペーン提唱者、ノーベル平和賞受賞者のワンガリ・マータイさんが、旭日大綬章を受章した。受章理由は「MOTTAINAI運動を通じて国内の環境保護意識の向上や日本の国際的地位向上に寄与した」というもの。マータイさんは日程の都合がつかなかったため、親授式には来日しない。
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ワンガリ・マータイ元ケニア副環境相=2009年4月21日、米ロサンゼルスで吉冨裕倫撮影
マータイさんは40年ケニア共和国中部ニエリ郡生まれ。植林を通じて農村女性の自立と民主化を推進する「グリーンベルト運動」が評価され、04年のノーベル平和賞を受賞。05年の来日の際、毎日新聞社とのインタビューで日本語の『もったいない』という言葉を知り、世界に広げるMOTTAINAI運動を提唱した。
マータイさんは「子供たちからの手紙を含め、日本の一般の市民や企業からの支援に勇気づけられました。受章にとても感謝しています」と話している。
旭日大綬章を受章したマータイさんは05年2月の来日の際、昭和女子大での講演で、グリーンベルト運動に取り組んだころのことを「さまざまな問題や困難がありましたが、自分は自分にできることをしようとしたのです」と振り返った。その上で、世界規模の地球環境問題を克服する知恵としてMOTTAINAI運動を広めようと訴え、参加者全員で「もったいない」を唱和した。
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青少年シンポジウムで演壇から「もったいない」を唱和しようと呼びかけるマータイさん=東京都世田谷区の昭和女子大人見記念講堂で05年2月21日
会場には大学生から小学生まで約1700人が参加、「グリーンベルト運動が大きな成果を上げることができた理由は」「英語が上手になる方法を教えてください」などと質問が寄せられた。
続く06年2月の来日では、千葉県松戸市の市立新松戸南小で「もったいない教室」を開き、「地球環境を守るために、自分たちができる小さなことから始めよう」と児童らに呼びかけた。同小は、缶のプルタブを集めて車椅子を購入したり給食を残さない運動に取り組んでいる。
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手作りのケニヤ国旗を手にした小学生に迎えられるマータイさん=千葉県松戸市の新松戸南小で06年2月15日
07年4月には、愛知県安西市の市立立田北部小を訪れ、6年生40人と一緒に給食を取って交流を深めた。ワカメご飯やサバのみそ煮などのメニューに、マータイさんは「おいしい」と笑顔。児童から仕事を聞かれると「木を植えています」と答えた。
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給食中の児童に声をかけるマータイさん=愛知県愛西市立立田北部小学校で07年4月27日
昨年6月に宇都宮市で開催された第2回もったいない全国大会に出席したマータイさんは、大会に先立って同市立中央小を訪問し、約1000人の児童らとハナモモの木を記念植樹。「一人一人、『もったいない』のために何ができるかを考え、少しでも地球のためになることをしてください」とあいさつ。児童たちから折りヅルが手渡されると、にこやかな笑顔で応えていた。
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子供たちと記念写真に臨むマータイさん(中央)=宇都宮市立中央小学校で08年6月2日
【文・山本建 写真・山田茂雄】
2009.04.30
インタビュー:大塚潤(社会起業プロジェクトチーム「SOL」代表)
若者文化発信の街・渋谷から、傘のリユースカルチャーを発信しようという取り組みが進められている。社会人1、2年生や大学生による社会起業プロジェクトチーム「SOL」(大塚潤代表)による「シブカサプロジェクト」がそれだ。MOTTAINAIキャンペーンではシブカサプロジェクトに賛同し、首都圏で毎週末開催する「MOTTAINAIフリーマーケット」で使用済みのビニール傘を回収し、SOLに寄付している。代表の大塚さんに話を聞いた。
◇なぜ傘なんですか。
「仲間の一人がなにげなく口にした『傘買うの、めんどくさくない?』という問いかけがきっかけでした。確かに値段の高い傘を買っても無くすことがあるし、安いビニール傘はすぐごみになってしまう。調べてみたら日本は傘の消費量が世界一と分かり、それなら傘の再利用(リユース)を進めるようなビジネスモデルもありなんじゃないかと思いました」
◇ビジネスモデルですか。
「いまシブカサを媒体にいろんな広告を募っています。傘に広告をシールにしてはれば、それを差している間、利用者の目に留まります。映画や音楽などの広告媒体に適しているのではないかと考えています。現在、企業の方からも問い合わせをいただいています」
◇具体的な取り組みはどんなものですか。
「寄付の申し出があった企業などに出向いて回収し、きれいにして『SHIBUKASA』シールをはり、取り組みに賛同してくださるお店に置かせていただいています。現在、渋谷区内に35店舗あります。傘は所有権の問題などをクリアするため、今のところ、無色透明のビニール傘に限っています」
◇シブカサ自体がごみになったりしませんか。
「それを防ぐために傘を返却してくれた方には、1回につきエコマネーの一つ『アースデイマネー』50円分のチケットを差し上げます。これまで返却率は約10%。ネットで調べた範囲でいうと、米国の取り組みで約2%という数字があってシブカサは成績のいいほうだと思います」
◇SOLについて教えてください。
「もともとは株の勉強会でしたが、社会起業に関心を持つようになって調べてみたら、その当時はほとんど何も情報がなかった。それなら自分たちで情報サイトを作っちゃおうということでオフィシャルサイト『sol.net』=下記=を立ち上げました。社会起業ビジネスって大きいところでも年商数千万円なんですよ。これって、市場がまだまだ成長するってことじゃないですか」【聞き手・山本建】
●ビニール傘の寄付については、「地球環境パートナーシッププラザ(GEIC)」(〒150-0001 東京都渋谷区神宮前5の53の70、電話03(3407)8107)。シブカサプロジェクトでは、随時ビニール傘の寄付を受付中。
<大塚潤プロフィール>
東京都出身。青山学院大在学中の07年5月、仲間と社会起業するための集団「SOL」を創設。同12月から「シブカサプロジェクト」に取り組み、08年12月のエコプロダクツ展に出展した。
2009.04.13
インタビュー:デニス・N・O・アウォリ(駐日ケニア特命全権大使)
MOTTAINAIキャンペーンへの協力を含め、日本とケニアの友好親善に貢献したデニス・アウォリ駐日ケニア特命全権大使が任期を終え、4月中旬に帰国する。5年半に及ぶ日本での生活を振り返ってもらった。
◇日本での思い出は?
「本当に充実した5年間でした。05年の京都議定書の発効に立ち会うことができ、同年の愛知万博にケニアブースを出展したり、昨年の第4回アフリカ開発会議(TICAD4)で紅茶やコーヒー、花、観光にかかわるシンポジウムを開催したりしました。任期中に2度、本国からキバキ大統領を迎え、日本とケニアの友好関係の構築に貢献できたと思います。そして、ケニアと日本を結ぶMOTTAINAIキャンペーンに大使としてかかわることができました」
◇「もったいない」という日本の言葉を知った時、どんな感想を持ちましたか。
「素晴らしいコンセプトで、マータイ博士がこれを世界に広めようと思い立ったのも当然だと思いました。ケニアでも資源や物を大切にするMOTTAINAIという考え方は十分に受け入れられるでしょう」
◇ケニアではどのようなことが環境問題となっていますか。
「ケニアでは、広大な森林が切り開かれ、乾燥化や水の汚染などさまざまな環境問題が起きており、国民の関心も高い。マータイ博士はこうした国内の問題にいち早く対応していますが、ケニア共和国政府も国土の10%を森林に回復しようというプロジェクトに取り組んでいます。(ナイロビに本部を置く)国連環境計画(UNEP)も以前から森林プログラムを進めており、川や湖、海も少しずつだが良くなってきています。フラミンゴの飛来で有名な観光地ナクル湖は周辺の都市化で汚染が進んでいましたが、日本の技術援助により、少しずつ改善しています。最近はフラミンゴだけでなく、ペリカンも戻ってくるようになりました」
◇ケニアといえば、オバマ米大統領の父親の故郷です。ケニアは大いに盛り上がったようですね。
「私は昨年11月、福井県小浜市で日本の皆さんが米国の大統領選でオバマ氏を応援する催しに参加し、松崎晃治市長にオバマ氏の故郷に近いキスム市長からの親書を手渡しました。1月には、米国で開かれた大統領就任式にも出席し、ケニアの血を引く米国のリーダーが誕生する瞬間を目の当たりにしました。ケニア本国でも、国民的な盛り上がりを見せたようです。このことが機縁となって、日本とケニアの交流がさらに深まればいいですね」
◇日本の自然や環境で印象に残ったものを挙げてください。
「元旦に皇居で開かれる新年祝賀の儀に招かれた際、雅楽の調べを堪能しました。それから春の桜、7月に訪れた長良川(岐阜)の鵜飼も美しく、興味深かった。四季折々の美しさに触れることができたのは、私にとって素晴らしい喜びでした」
◇ケニアに帰国後も日本にかかわるお仕事に就くと聞きました。
「帰国後、私は東アフリカトヨタの会長などに就きます。それと個人的に日本とケニアを結ぶパートナーシップフォーラムを設立する予定です。また日本を訪れることになるでしょう」
【デニス・N・O・アウォリ プロフィール】
ケニア西部ブシア出身。「東アフリカトヨタ」顧問を経て、03年10月に駐日特命全権大使として着任。帰国後は「東アフリカトヨタ」会長および総合商社「豊田通商」顧問に就任する。05年のワンガリ・マータイさん来日やその後のMOTTAINAIキャンペーンに尽力した。学生時代からラグビーで体を鍛え、ケニアと隣国ウガンダでラグビー協会の会長も歴任している。
2009.03.20
インタビュー:糸井義雄(「3RDWARE」プロデューサー)
端切れをデザインしたアンダーウエア「エコパッチワーク」が好評だ。余りモノをうまく組み合わせたデザインは「世界に一つ」という発想の斬新さが受けているという。商品を開発した「3RDWARE」プロデューサー、糸井義雄さん(49)を原宿に訪ね、話を聞いた。
◇ユニークな商品ですね。
「工場の縫製過程で出てくる端切れがもったいないなと思ったのがきっかけです。材料費はかからないけど、作ってみたら案の定、通常の3?4倍手間がかかりコスト高になります。大量生産する大手アパレルなら絶対やらないと思いますが、僕らはさまざまなデザインを少量生産するブランドですから、えいやっと作っちゃいました」
◇要するに『つぎはぎ』ですが、作ってみてどうですか。
「意外といけるんですよ、これ。いろんな柄が入って面白いし、チェックだけでなくポップアート系のイラストなんかを組み合わせてもまとまります。なにより、目で見てぱっとメッセージが伝わる。パンツだけでなく、部屋着も作ってみようと企画しています」
◇多く作って安く売る普通のやり方と違います。こんな少量生産で商売になるんですか。
「私どものブランド『3RDWARE』は、既存のやり方とは徹底して差別化を図ろうと2年ほど前に立ち上げました。下着のデザインは漫画やアニメ、ポップアートなどを素材に外部のデザイナーが柄を制作し、1つのデザインでせいぜい30点、多くても300点程度。小売価格は高くなるんですが、20代後半から30代の方を中心に幅広くお買い上げいただいております。これまでは男性向けと女性向けでデザインが違うのが普通でしたが、あえて同じデザインのものを作りました。男性向けの贈り物として、自分とおそろいの下着を購入する女性もいらっしゃいますよ」
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◇最近、エコを売りにした商品が多いですよね。
「この手の商品は一過性のブームで終わることが多くて、なかなか継続しません。うちは無理をせずに端切れが集まったら、その都度作っていこうと思います。端切れはなくなりませんから」
【糸井義雄(いとい・よしお)プロフィール】
株式会社「インクス」(東京都渋谷区)社長。京都府出身。アパレルやアニメの業界にかかわり、07年にブランド「3RDWARE」を立ち上げる。現在、同ブランドのデザイナーは約100人に上り、ポップで多彩なデザインとレコードジャケット風のパッケージが人気を呼んでいる。問い合わせは同社(03・5411・0891)まで。
2009.03.20
インタビュー:Jason Mrazとキマグレン
米西海岸を拠点にさわやかなサウンドを放つシンガーソングライター、ジェイソン・ムラーズさん(31)と、神奈川県の逗子海岸で夏季限定のライブハウス「音霊(おとだま)」を手がけながら音楽活動をするデュオグループ「キマグレン」。日米のアーティストによるライブ音源が「ecoうた(TM)」になりました。東京・渋谷での来日公演(2月23日)のアンコールにキマグレンが登場し、ジェイソンさんのヒット曲「I'm Yours(アイム・ユアーズ)」を一緒に演奏。初対面となったライブの当日に、音楽や自然への思いをうかがいました。
??ジェイソンさんのサウンドはスローライフを感じさせる心地よいメロディーですね。その音楽の源は。
ジェイソン 「子どものころ母からピアノを教わり、ピアノに合わせて歌う気持ちよさを感覚的に分かっていたのだと思う。でも、僕自身もその源は何かと探し続けていた。最近になって地球の偉大さ、地球の持つバイブレーションと音楽が通じているのではないかと感じるようになった」
??みなさん海が身近な存在ですね。何を感じますか。
ISEKI 「砂浜が狭くなってきていることをすごく感じますね。波打ち際から海の家ライブハウスまでの距離が狭まっている」
KUREI 「まずは音霊の前にあるもの、海を大事にしようとビーチクリーンの活動などをしています。自分たちができる等身大のことをやりながら、ホームグラウンドで音楽を発信していきたいですね」
ジェイソン 「一番問題なのは人々の無関心であり、自分自身の意識と闘うことが必要。地球は十分リペアできる可能性がある。オーガニック(有機)フードを食べたりヨガをやるのも、『地球に近づきたい』という気持ちが人々のなかに芽生えてきたからだと思う。ワンガリ・マータイさんが提唱する『MOTTAINAI』にもそういう訴えが含まれている気がする」
??暮らしのなかで実践していることは。
ジェイソン 「中古の家を5年前に購入して意識が変わった。毎月、エネルギーをどれぐらい使っているか、どうしたらごみを減らせるかを考えるようになったし、今年は太陽光発電システムを取り付け、その過程をビデオに撮るつもりなんだ。古い家でもソーラーを設置できるということを自分でも学びながら広めていきたい」
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【キマグレン(写真左と写真右):プロフィール】
神奈川県逗子市で高校時代に知り合ったISEKIさん(本名・井関靖将)とKUREIさん(同・榑井勇輝)=ともに80年生まれ=が05年5月に結成。海の家ライブハウスを経営しながら08年2月、ユニバーサルシグマからデビュー。CM起用のシングル「LIFE」が大ヒットし、同7月の初アルバム「ZUSHI」は30万枚を突破した。今年3月、新曲「天国の郵便ポスト」を発売。
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【Jason Mraz(ジェイソン・ムラーズ):プロフィール】
米バージニア州出身。ニューヨークで演劇を学んだ後、99年サンディエゴのコーヒーショップでライブ活動を始め02年にアルバム・デビュー。昨年5月リリースの3枚目のアルバム「We Sing.We Dance.We Steal Things.」が全米で100万枚以上の大ヒット。シングルカットされた「I'm Yours」はグラミー賞にノミネートされた。
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「ecoうた(TM)」はワーナーミュージック・ジャパンオフィシャル携帯サイト「wamo!」からダウンロードして対象の曲を購入すると、「MOTTAINAI」キャンペーンを通じてケニアのワンガリ・マータイさんが推進するグリーンベルト運動に苗木1本分の金額が寄付される。昨秋のエンヤさん、今冬のBONNIE PINK(ボニー・ピンク)さんに続く第3弾。
2009.03.19
鳥取県牛乳普及協会「もったいないマンガ」!
鳥取県牛乳普及協会が発行する
「中学生のためのもったいない授業」という冊子で
MOTTAINAIキャンペーンが紹介されました。
この冊子は、この冊子は2009年3月上旬に鳥取県内の中学校に配布されました。
2009.03.17
富士山講談を聞く会のお誘い「もったいない善兵衛」の神田紫さんが新たに創作
3月26日、毎日新聞東京本社・毎日ホール(地下鉄東西線「竹橋駅」)で毎日新聞富士山再生キャンペーン事務局による「新作講談 野中千代子物語 夫、至(いたる)とともに氷雪の山頂で挑んだ気象観測」を上演します。神田紫さんはMOTTAINAIキャンペーンに共感し、創作講談「もったいない善兵衛」をいち早く、発表、各地で公演しました。今回は環境問題を考える上で、多くの国民が関心を寄せる美しい富士山をテーマに、富士山を慈しみ、守る気持ちを込めて、新作を作りました。
入場は無料です。お誘い合わせて、ご来場下さい。事前に申し込みをお願いします。
タイトル:新作 富士山講談を聞く会?NPO富士山クラブの輪を広げよう
主催:毎日新聞富士山再生キャンペーン事務局
協力:NPO法人富士山クラブ、神田紫後援会
日時:3月26日(木)午後6時?午後8時(開場午後5時30分)
会場:毎日ホール 千代田区一ツ橋1?1?1 毎日新聞東京本社B1(地下鉄東西線竹橋駅)
内容:午後6時?10分 主催者あいさつ 富士山再生キャンペーン事務局長 真田和義
? 25分 富士山クラブ活動報告 事務局長代行 青木直子さん
午後6時30分? 女流講談師 神田 紫さん
演目:講談「野中千代子物語?夫、至とともに氷雪の山頂で挑んだ気象観測」
定員:200人
申込:先着順 無料
申込先:「富士山講談」係 住所 氏名 連絡先を明記。同伴者も同様
FAX03?3211?4077 e-mail: myeco@mbx.mainichi.co.jp
会員募集:会場で希望者の富士山クラブ入会も受け付けます。年会費は3000円。
入会金は必要ありません。
2009.03.02
バーレーンでMOTTAINAIキャンペーンを紹介
日本から世界に発信する21世紀の合言葉「MOTTAINAI」が、ついにアラビア語圏で紹介された。紹介したのは、2月15日発行の中東バーレーン王国の日刊紙「Al Wasat」。MOTTAINAIという言葉が海外メディアで紹介されたのは、これで8カ国目となる。
MOTTAINAIは中東バーレーン王国の日刊紙「Al Wasat」のオピニオン欄で取り上げられた。投稿したバーレーン大助教授のマジード・ジャシム氏は「その語源は、MOTTAIという本質的な価値を表す言葉と、欠如を表すNAIという言葉が組み合わさってできている」と解説。「日本語のMOTTAINAIが世界の注目を浴びるようになった」と続けている。
ジャシム氏はMOTTAINAIに絡む日本の慣習について「日本人は幼いころから食べたり飲んだりする際にこの信条を教え込まされる。私の聞いた話では、食事を全て食べ終えるまで子供が寝ることを許さない親もいるという」と紹介。キャンペーンへの取り組みについて「日本の大企業や地方自治体、幼稚園や学校レベルでも物を大切にする教育に取り組んでいる」と説明し、「いまこそ後世に良い環境教育をすることが大切である」と結んでいる。
キャンペーン事務局への海外メディアからの取材は、昨年秋の世界金融恐慌以降、目立って増えてきた。背景には、次世代の成長分野とされる環境技術や金融市場主義によって置き忘れられてきた精神性を日本に学ぼうという姿勢がうかがえる。
「Al Wasat」のホームページはこちら。
2009.02.10
インタビュー:小山薫堂氏(構成作家)
日常のちょっとしたアイデアをみんなで集めて考えるありそうでなかった研究所「MOTTAINAI Lab」の研究員・小山薫堂さんが今春、東北芸術工科大の教授に就任する。就任に当たっての抱負などを聞いた。
||なぜ大学教授に?
「今の大学の教育ってモッタイナイと思います。だって、文学部を出た人が文学者になるわけじゃないのに、ひたすら本を読んでいる。社会に出てほとんどの人が手がけなきゃいけない『企画』力を磨く学科がない。それなら作っちゃおうということで企画構想学科を設立し、学科長に就任することになりました。
||放送作家が大学で教えるって面白いですね。
「放送作家の仕事はおせっかいなおばあちゃんみたいなもんだと思っています。あらゆるジャンルのことをいかに分かりやすく伝えるか。企画力の勝負です」
||企画力ってどんなものですか。
「学科説明会でのことです。カレーを用意して『カレー食べたい人?』って聞いたら、手を挙げたのはぱらぱらと数えるぐらい。でも『このカレー、メジャー・リーグのイチロー選手のお母さんが作ったんですよ』と言ったら、ほとんどの人の手が挙がりました。企画力ってどれだけ目の前のものに感情移入させられるかなんです」
||どんな授業を考えていますか。
「いま社会構造が激変しつつあり、企画力は広告の話にとどまらず、新技術、サービス、経営課題などへの解決策にも不可欠になってきました。その企画力を鍛えるものにしたいと思っています。私の授業では、まず初めに学生に学科名の入った名刺100枚をプレゼントして、『自分の人生の分岐点になる人、10年後に付き合っているだろうなと思う人に4年間で配りなさい』と言います。1カ月に2枚程度。渡す相手を真剣に考えるでしょう?」
||普通の企業は山のように名刺を渡してあらゆる人に配れと言います。
「何かのレセプションで束のように交換した名刺があるとします。誰が誰だか思い出せないでしょう?出会いって本当は2度目が大切なんです。そうやってアンテナを張ることが一生の仕事につながりますから」
||最近の若者はどう映りますか。
「うちの学科を受ける学生にはやる気のある人が多いですね。地域活性化を手がけたいという声をよく聞きます。大学の主催事業で、高校生が社会やくらしの中から問題点を見つけだし、その解決策を競う『全国高等学校デザイン選手権』というのがあるんですが、環境や福祉などの度合いを示す七色の花が世界で満開になるようにするプロジェクトや平和を害する武器のトレーサビリティシステムを構築するプロジェクトなど面白い企画が寄せられています」
||最後に、脚本を書いた映画「おくりびと」について一言お願いします。
「最初は断ろうと思っていたんです。葬式をテーマにした映画は伊丹十三監督の『お葬式』を超えるものが作れないだろうと思っていたので。しかし、どうしても断れない人からお願いされて書きました。後味のいい映画になって良かったなと思っています」
<小山薫堂氏プロフィール>
放送作家。1964年熊本県生まれ。TV番組の企画構成のみならず、エッセイ・小説など執筆、ラジオのパーソナリティ、商品プロデュースなど活動分野は多岐にわたる。「もったいない主義(仮題)」(幻冬舎新書)が3月末発売予定。春からは本人が学科長を務める東北芸術工科大学デザイン工学部企画構想学科がいよいよ開講する。
2008.12.25
インタビュー:ターニャ野村さん
◎ターニャ野村さん
◎「もったいない運動」のきっかけを作った
海を越えた「もったいない」精神の語り部が毎日新聞社を訪れた。ブラジル・サンパウロ市に住む日系3世のターニャ野村さんが昨年12月、毎日新聞社を訪問し、ブラジルの日系社会に根付くMOTTAINAIについて話してくれた。
||「もったいない」という言葉との出会いは?
「幼いころ、祖母がよく私に『この世のものは命の鎖でつながれていることを忘れちゃならないし、感謝してなるべく大切に使わなきゃいけないよ』と言い聞かせてくれました。祖母はとても信心深く、毎朝早く起きて仏壇に手を合わせ、とてもよく働き、いつも身だしなみに気を使っていました。私には祖母が大好きで憧れてもいました」
||おばあちゃんとの思い出を教えてください。
「当時の私には実感がわきませんでしたが、移民当初の日系1世は貧しく、農場での過酷な仕事に耐えて豊かになりました。だから、当時のブラジルの上流階級が食事を食べ残すことが正しい作法であるかのように食べ物を粗末に扱うのを冷ややかに見ていたようです。私が食事を済ませるとお皿を逆さにして何もこぼれないかどうか確かめ、全部食べるまで席を立つのを許してくれませんでした(笑)」
||すごいおばあちゃんですね。
「当時の日系人社会の中にあっても祖母は変わった人だったようです。それでも規律や倫理観を重んじる勤勉なライフスタイルは共通していました。よその国から来た船に比べて日系移民の船は整理され、きれいだったと当時の新聞記事が報じています。日系人は『がんばってください』や『もったいない』のように互いに助け合い、ものを大切にする独自の精神文化を持ち、努力を重ねて中産階級を占めるようになりました。移民の中で最も成功したグループの一つでしょう」
||92年に来日し、どのように感じましたか。
「バブルがはじけていたものの世の中には活気があり、若者が値段を気にせず、高級レストランで楽しんでいました。私が祖母に重ねて思い描いていた日本人の姿とはかけ離れていて『これでいいのか』と。その思いを当時、出会った方々にお話ししました。その一人が日本青年会議所の岡田伸浩さんでした」
||当時、もったいない運動は世界的キャンペーンになりましたね。
「海を越えた日本の心が世界に認知されたすばらしい運動だったと思います。他人やものを尊重し、環境にやさしいライフスタイルを実践する『MOTTAINAI』は、今日世界が抱えている問題を解決する普遍的なキーワードではないでしょうか」
||今回の旅で「もったいない」の心にはめぐり合えましたか。
「92年の時とはかなり変わったと思う。愛知県では、案内してくれた方々が05年の愛・地球博やマータイさん、MOTTAINAI運動のことなどを紹介してくれました。日本の社会も環境にやさしい仕組みに変わりつつあると感じました」
◎ターニャ野村
サンパウロ市生まれ。サンパウロ・カトリック大学卒。TVキャスターやフリージャーナリストとして活躍し、ブラジル社会における日系人女性をテーマにした著作を持つ。80年代終わりから日本青年会議所のメンバーとして活動し、92年に来日。岡田伸浩・日本青年会議所副会頭との会話の中で「もったいない」が話題となり、99年度まで続く世界的なもったいない運動に結びついた。今回は愛知県で催された日伯国際交流事業の一環として来日した。
2008.12.05
ラオスで植樹、小学校の校舎完成を祝い30本
毎日新聞社や国土緑化推進機構などが進めている「MOTTAINAIキッズ植林プロジェクト」が、3日午前(日本時間3日午後)、ラオス・サイニャブリ県のノンサワン小学校で開かれ、児童や教員ら約160人が参加して新築の校舎周辺にマンゴーの苗木など約30本を植えた。
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このプロジェクトは、アーティストの草野順子さんが同小で進めていた校舎建設が無事終了したことに合わせ、森林が減ったり荒れたりしている現状を知り、植樹を通じて緑を育む心を養ってもらうのが狙い。
植樹に参加した国土緑化推進機構の瀧川正一政策業務部長は「植えた果樹を大切に育てれば、おいしい果物を実らせてくれるだけでなく、二酸化炭素を吸収して地球温暖化の防止にも役立ってくれます」とあいさつした。
校舎建設の資金は、草野さんがデザインしたヘアピンなどのアクセサリーをコンビニエンスストア大手のローソンで販売した収益の一部を拠出。植樹に必要な費用は国土緑化推進機構の「ローソン『緑の募金』が支援した。【山本建】
2008.11.28
青山学院大チビテ講演
タンザニアを代表する民族音楽グループ「チビテ舞踊団」の東京公演が20日、青山学院大(東京都渋谷区)で開かれ、約200人が陽気なダンスに拍手を送った。公演に先立ってムタンゴ駐日タンザニア大使とアウォリ駐日ケニア大使を交えたパネルディスカッションも行われた。
チビテ舞踊団は世界的に著名な民族音楽家、故ザウォセ氏の子どもらを中心に結成。ブリキや水道管など身近な材料を楽器を生まれ変わらせ、奔放な演奏とダイナミックなダンスで観客を圧倒する。日本には計3回公演で訪れており、好評を博している。
パネルディスカッションでは、ムタンゴ大使が「米国の金融危機から瞬く間に世界に広がった同時不況は解決が困難にも思えるが、一方で米国ではマイノリティ出身のオバマ氏が変革を訴え、大統領に当選し、今こそ世界のさまざまなシステムを変革する時期だと思う。変革は技術だけでなく、考え方や気持ち、意思から生まれる。つまり人間が変わらなければいけない」と主張。アウォリ大使は「これまで資源が豊かな人々のぜいたく品のために使われてきました。資源の使い方を改めなければならない」と訴えた。
一方、同じくパネリストの福島安紀子青山学院大国際交流共同研究センター研究員は「日本の風呂敷文化が『もったいない』という文脈でアフリカの人々の共鳴を得ました。いろいろな文化の共鳴があればいい」などと話した。
続いてチビテ舞踊団の公演が行われ、弦楽器「ゼゼ」やブリキを使った親指ピアノ「リンバ」、太鼓「ンゴマ」などがにぎやかに演奏され、エネルギッシュなダンスが披露されると、参加者の中には自らスウィングし始める人や招きに応じて壇上に飛び入り参加する人も。会場は立ち見客であふれ、熱気に包まれた。
今回のイベントは青山学院大国際政治経済学部と国際交流共同研究センターの共催で、林原共済会(岡山市)の林原フォーラム及び日本とアフリカの友好強化に取り組むMOTTAINAIキャンペーンの一環として取り組まれた。
【山本建】
2008.11.19
もったいないばあさんのワールドレポート展 in TOKYO2
【もったいないばあさんのワールドレポート展 in TOKYO 2】開催!
もったいないばあさんのワールドレポート展は、気候変動、食料と水の不足、森や生きものが消える、戦争、貧困など、今地球上で起きているさまざまな問題と、これらの問題に巻き込まれている世界の子どもたちの現状が、私たちの暮らしとどのようにつながっているのかをお伝えする展示会です。
これらの問題はすべて、命をまず一番に考えていたら起きなかったことばかり。
命の大切さを伝える「もったいない」のメッセージとともに、もったいないばあさんが問題のパネル展示をご案内します。
なぜこんなことが起きているのでしょうか?どうしたら、皆で幸せに平和に暮らすことができるでしょう?
問題と自分たちの暮らしとのつながりを知り、できることを考えるきっかけにしていただけたらと思います。
期間中もったいないばあさんの作者・真珠まりこによるギャラリートークを行います。
2008年1月・GEICでの第1回展示会以来、全国を巡回中のワールドレポート展ですが、内容は状況に合わせて変化していますので、2回目以降の方々もぜひまたご来場、ご参加ください!
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■開催日:2008年12月5日(金)?2009年1月24日(土)
■開催時間:10AM ? 7:30PM(土曜日は5PMまで / 初日は4PMから / 最終日は4PMまで )日祝月および12/26、12/28?1/5休館
■開催場所:地球環境パートナーシッププラザ(GEIC)
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●ギャラリートーク /真珠まりこ
「地球の問題と世界の子どもたちの話」
? 2008年12月5日(金)18:00?
? 2009年1月24日(土)14:00?
入場無料・トークは小学生以上対象・予約不要
問合せ先:スタジオ森の家 TEL 045-983-0839
会場:地球環境パートナーシッププラザ TEL 03-3407-8107
●主催:もったいないばあさんのワールドレポート展実行委員会 / 後援:日本ユニセフ協会 / 協力:講談社
2008.11.18
マータイ博士、英ガーディアン紙に投稿
ワンガリ・マータイさんが6日、バラク・オバマ次期米大統領の勝利を祝い、英高級紙「ガーディアン」に寄稿しました(http://www.guardian.co.uk/)。マータイさんは「米国は真に克服した。世界はこの潮流に加わりつつある」と題し、ケニア国民が同国にルーツを持つオバマ氏の勝利を祝っていることを伝えています。
寄稿文はマータイさんが、オバマ次期米大統領の勝利が決まった11月6日、オバマ氏とともに植樹を行ったナイロビ近郊のウフル公園を訪れた場面から始まります。
「今朝、私はナイロビのウフル公園に植樹に行きました。記念プレートには『バラク・オバマ氏が米国大統領に選ばれた日を記念してこの木は植えられました』と刻まれています。この木に並んでオバマ氏が一昨年ケニアを訪問した際に植えた木がすくすくと育っています。そして2本の木の成長は、米国と世界にとってすばらしいこの歴史的な瞬間に連綿とつながっています」
マータイさんは06年秋にケニアを妻子とともに訪問したオバマ氏を招いてウフル公園で記念植樹を開催、オバマ氏と妻ミシェルさんとともに木を植えています。アフリカの大地に植えられた木の成長をオバマ氏の飛躍に重ね合わせ、歴史のダイナミズムを表現していま。
「ケニア中がこの国の息子が米国大統領になったことを祝福しています。多くの国民は夜を明かしました。この日が国民の休日の日になったこともオバマ氏との関係を祝う心情から生まれたものでしょう」。マータイさんはこのように書き、オバマ氏の勝利を自らのことのように喜ぶケニア国内の様子を伝えています。
さらに「もし、私がオバマ氏に個人的に望めることが一つだけあるとするならば、それは環境問題の解決に向けて取り組んでほしいということです。オバマ氏がアフリカ諸国に森林を守り、気候変動に適応するように働きかけてほしいと思っています。ポスト京都議定書の枠組みでも森林は重要な解決手段の一つであり、米国がこの取り組みを支持することを期待します」と要望しています。
2008.11.17
オバマ次期大統領を祝う
駐日ケニア大使とMOTTAINAIキャンペーン事務局が小浜市を訪問
駐日ケニア大使のデニス・アウォリ氏と毎日新聞MOTTAINAIキャンペーン事務局が11月5日夕、バラク・オバマ次期大統領勝利でわく福井県小浜市の松崎晃治市長を表敬訪問し、大使がオバマ次期大統領の父親のふるさと、ケニア・キスム市長からの友好のメッセージを手渡しました。
2005年2月に毎日新聞がノーベル平和賞受賞者で元ケニア環境副大臣、ワンガリ・マータイさんを初めて日本に招いて以来、大使と事務局はアフリカと日本の友好・交流に二人三脚で取り組んで来ました。
また、05年3月、キャンペーン名誉会長に就任したマータイさんは翌06年8月、ケニアを訪問したオバマ一家と一緒にナイロビ・ウフル公園で植樹をしており、こうした縁でキャンペーン事務局は大使と松崎市長の会談を仲介しました。
キスム市長のメッセージは皮製のブック型に装丁された文書で日本語で書かれ、「オバマ」という名前をきっかけとして、両市の友好を深めようと呼びかける内容です。松崎市長は「ケニアでは『MOTTAINAI』という言葉が有名になっているそうだが、これを使って実践してほしい」と、地元特産品の若狭塗り箸(ばし)を贈り、大使はエコバッグやケニア産の紅茶などをプレゼントしました。
この後、オバマ次期大統領を応援する市民の勝手連の祝賀会が市内で開かれ、大使は喜びのスピーチを行ない、会を盛り上げました。
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小浜市の松崎晃治市長にケニア・キスム市長のメッセージを渡す駐日ケニア大使のデニス・アウォリ氏=小浜市役所で11月5日、山田茂雄撮影
2008.11.04
インタビュー:真珠まりこ(絵本作家)
「もったいないことしてないかい?」と現れ、顔についたごはん粒をベロベロなめ回したり、短くなった色鉛筆を束ねて虹色の色鉛筆を作ったりするもったいないばあさん。そのもったいないばあさんが世の中の様々な出来事について感想をつづる連載「もったいないばあさん日記」がMOTTAINAIオフィシャルサイトでこのほど始まった。作者の真珠まりこさんに話を聞いた。
||最新の日記『動物園』(8月27日掲載)では、「動物が絶滅するかもしれない」と訴えています。
「7月に札幌市の円山動物園でお話をした際、動物園の方から『世界中から生き物が消えつつある』と聞かされ、とても大変なことだと思いました。10年には多様な生き物が生きていくために何をしたらいいか話し合う国際会議(生物多様性条約第10回締約国会議)が名古屋で開かれます。私たちも何ができるか考えていかなければならないと思います」
||日記の中で、世の中のいろいろな出来事を取り上げる予定ですね。
「ある日、9歳の息子に世界で起きている紛争や戦争のことを話すと、『ぼく日本人でよかった』と返ってきました。息子には世界で起きていることが日本とはつながりを持たない別世界のことに映っていたんですね。これではいけないと思いました。いま世界で起きている紛争の多くは資源の奪い合いによるもので、日本人にとっても無関係ではありません。今年5月に来日したワンガリ・マータイさんにこのことを話したら、『あなたと問題意識は同じです』と。さらに『問題のつながりを伝えれば、人々は何をできるか考えるようになる』と話していました」
||『もったいない』という言葉はいろいろなことにつながります。
「そうです。命の大切さを伝える言葉なんですね。世界中の人々がちょっと我慢して資源を分け合えば命を奪い合わずに済む。今年初めから、世界で起きていることとふだんの暮らしがどのようにつながっているかを絵とトークで分かりやすく伝える『もったいないばあさんのワールドリポート展』を全国各地で開いています」
||もったいないばあさんにジロッとにらまれると、物や命を大事にしなきゃって思います。
「おばあさんは昔の知恵を遊びながら教えてくれる貴重な存在です。ばあさんの目は観音様の半眼をモチーフにしました。厳しいことをいうけど、心優しい存在がぴったりだと思います」
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◎真珠まりこ(しんじゅ・まりこ)プロフィール
神戸女学院大学、大阪総合デザイン専門学校卒。絵本作家。夫の米国勤務に伴い、94年から2年間ニューヨークで過ごし、パーソンズデザイン学校で学ぶ。 98年に「A Pumpkin Story」(英書、00年に『かぼちゃものがたり』(学習研究社)として日本でも出版)でデビューし、04年に「もったいないって、どういう意味?」と息子に聞かれたことがきっかけで作った絵本『もったいないばあさん』(講談社)がベストセラーになる。最新刊はワールドリポート展で話したことなどをまとめた「もったいないばあさんと考えよう世界のこと」(講談社)。同展に関する問い合わせは地球環境パートナーシッププラザ(03・3407・8107)。++++
2008.10.31
社員のユニフォームでマータイさん支援
京王電鉄グループの一つ、京王建設(本社・東京都府中市、芝辻義治社長)が10月から、新ユニフォームの着用を通じてMOTTAINAIキャンペーン名誉会長、ワンガリ・マータイさんの植林活動を支援することになった。リサイクル素材を使ったユニフォーム1着の購入代金の一部がマータイさんの植林活動「グリーンベルト運動」に寄付される仕組み。上着とシャツ、パンツを計4000着程度購入する予定で、苗木約1万本分になるという。
同社は線路の工事や商業施設・オフィスビルの建設に加え、沿線開発の実績を活かした単身者向け一般向けマンション「リプラ」の建設などを扱う中堅の総合建設会社(http://www.keio-const.co.jp/)。不況が続く建設業界では優秀な若手社員の確保が重要課題となっており、同社でも若手社員を交えて機能性にデザイン性を加えた新ユニフォームを検討してきた。その中で「環境に配慮し、地域社会の一員としての責務を果たす」という企業理念に当てはまるMOTTAINAIキャンペーンに着目し、10月から新ユニフォームとして採用することになった。
桜井充経営管理本部長は「企業理念を社員と共有し、社会に新しい価値を発信していきたい。ワンガリ・マータイさんのノーベル平和賞受賞者としての取り組みや世界の環境問題に貢献する仕組みに賛同している」と話す。
同社はこれまでも本社のある府中市で毎週1回、清掃活動を継続しており、環境美化を進める同市と協定を結んでいる。夏のエアコン設定温度を高くするなどして使用電力量を減らす取り組み「クールビズ」やISO14001の取得などにも積極的だ。
2008.10.15
アフリカ・チビテ舞踊団公演、参加者募集!!
日本とアフリカの友好も深めるMOTTAINAIキャンペーンの一環で、「エネルギッシュなアフリカ?大使のパネルディスカッション&タンザニア音楽 チビテ舞踊団公演」が11月20日、東京の青山学院大学で行なわれます。チビテ舞踊団は伝統的な弦楽器と太鼓に合わせ、聴衆も思わずスィングしたくなる魅力を持ち、人気が高まっている舞踊団です。参加希望者を募っています。
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■主催:青山学院大国際政治経済学部・国際交流共同研究センター
■共催:社団法人林原共済会、毎日新聞社MOTTAINAIキャンペーン事務局
■後援:国際交流基金
■日時:11月20日午後2時(同1時30分開場)?4時25分
■会場:青山学院大総合研究所ビル12階大会議室(渋谷区渋谷4-4-25)
第1部は「タンザニア、ケニアの大使と語るアフリカ」(同時通訳付き)です。パネリストは▽ムタンゴ在日タンザニア大使▽アウォリ駐日ケニア大使▽福島安紀子国際交流共同研究センター研究員▽コーディネーター・中井良則毎日新聞社論説室副委員長の4人です。
第2部は「眩しいタンザニア ドラムとダンス」。遠藤保子立命館大学教授が解説し、チビテ舞踊団(20代?50代の男女8人)が公演します。
リズムとスィングの身体の動きを映像記録にする撮影も予定されています。チビテとは現地語で「さあ、行こう」という意味。アフリカのエネルギーをこめた圧倒的なパフォーマンスに魅了されるでしょう。伝統的な楽器類にも興味は尽きません。
■定員:200人
■入場:無料です。どなたでも入場できますが、事前の申込が必要です。
■申込方法は下記の通り。
?国際経済学部アフリカ・イベント係にメール(kokusai1120@sipeb.aoyama.ac.jp)で申し込む。
?または、ファクス(FAX番号03?3211?4077)で、
MOTTAINAIキャンペーン事務局アフリカ・イベント係まで。
※?か?のどちらかに申し込んで下さい。二重申込はお止め下さい。
※問い合わせ先:上記のメールかファクスで。
※締切:定員になり次第、締め切ります。
2008.10.14
インタビュー/東京リサイクル運動市民の会・赤池正行
パシフィコ横浜(横浜市西区)で25、26日に開催される「MOTTAINAIフリーマーケット2008inパシフィコ横浜」は、同時開催の国際交流イベント「横浜国際フェスタ2008」と合わせた見込み来場者数が5万人に上る。開催に向けた取り組みを主催団体の「東京リサイクル市民の会」常任理事の赤池正行さん(34)に聞いた。
||フリマが第二のブームって本当ですか。
「フリマは80年代に誕生し、古着をファッションとして楽しむ当時の若者に受け入れられました。今は若いころにフリマに親しんだ人々が子連れで楽しむようになりました。子供服やおもちゃはすぐに使えなくなるし、フリマにぴったりだと思います」
||いまはヤフオクなどのネットオークションが花盛りです。
「フリマは売り手と買い手のやり取りが楽しいし、傷や汚れなどを十分説明した上で買ってもらえる。ネットだとどうしても値段優先で傷や汚れのある場合はクレームもつきやすい。フリマに来る人も高価なものはネットオークションに出し、衣類などはフリマへと使い分けているようです」
||MOTTAINAIフリマの特徴は何ですか。
「一般のフリマに加えて会場にステーションを設置し、古着や古本、DVDやCD、使い終わった天ぷら油の回収を行っています。『ごみではなく、捨てるにはもったいないと思えるようなものを持ってきて』と呼びかけています。また、フリマの出店料の中から苗木1本分の値段に当たる7円をワンガリ・マータイさんの植林活動に寄付しています」
||横浜でのイベントの見どころを教えてください。
「MOTTAINAIキッズフリマに併設して、CSアニメ専門チャンネル『アニマックス』で放映されている人気キャラクター『スケアクロウマン』のお店が開かれ、壊れたおもちゃを修理してくれます。これまでの一般向けと子ども向けのフリマに加えて出店料を安く設定した学生ブースも設けました。いろんな世代の方に楽しんでもらえると思いますよ」
◎赤池正行(あかいけ まさゆき)
大学卒業後、父と兄の3人で「東京リサイクル運動市民の会」を創立。現在会員数約4万5000人。東京を中心に埼玉、千葉、神奈川県などで年間約500回開催のフリーマーケットを運営する。06年から子どもたちのリサイクル・金銭教育のための「キッズフリーマーケット」、07年から古着や食用油の回収ステーションを併設した「MOTTAINAIフリーマーケット」を定期開催している。
問い合わせは同会(電話03・3384・3636、http://www.trx.jp/)。
++++
2008.10.14
MOTTAINAI新製品情報
MOTTAINAIキャンペーンから新しいエコバッグが誕生しました。これまでのものと比べてデザイン性を高め、通勤や休日のお出かけにも使えるサブバッグとして開発したそうです。全国の百貨店で順次販売を開始する予定です。ペットボトルの再生素材や木綿を素材としており、総点数は40点あまり。折りたためるものやスーパーの買い物かごにすっぽり収まるものまでさまざまです。
エコバッグをリリースするのは、百貨店を中心にハンカチーフなど有名ブランドの小物雑貨を取り扱う企画卸会社「ブルーミング中西」(東京都中央区)。
エコバッグの値段は数百円から1000円ですが、同社はあえて素材やデザインにこだわって2500円から4000円(本体価格)のエコバッグを多く投入しています。
中西一専務は「エコバッグの市場に3000円前後の商品の投入はかなりチャレンジングな取り組み。我々はエコだから買ってもらうのではなく、お客様に気に入った上で買ってほしいと願っている。素敵なものだと使っていたらエコにもなっていた、というのが理想です」と話しています。
販売店などの問い合わせは同社フリーダイヤル(0120・030・632)。
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2008.10.10
ゴミ置き場をアートにするプロジェクト
「町の中を楽しく彩るゴミ袋が登場しました。
普段なんとなく捨ててしまっているゴミもこんな袋を使うなら楽しみになるかもしれません。」
◇広告デザイン会社「MAQ」東京本部
◇「ゴミ置き場をアートにするプロジェクト」展開
◇「景観美化やモラル向上を明るく、楽しく」
青い魚に赤い花、緑の樹木をプリントした3種類のごみ袋。青が不燃ごみ、赤が可燃ごみ、緑が資源ごみを表す東京都の一部地域の色分けに対応してデザインされた。ごみ袋が積み上げられたごみ置き場が、回収日によって青い海原や赤い花畑、緑の森に様変わりするという趣向だ。
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ごみ袋の制作はごみの出し手がアートのつくり手として参加することで街の景観を美しくし、モラルを向上しようという「GARBAGE BAG ART WORK」の取り組みの一環。ごみをアートとして認識してもらうことで、ごみに係わる問題に関心を向けてもらう狙いだ。
本業は広告やウエブの制作、グラフィックデザインなど。大阪で75年に設立し、91年に東京に進出した。都市部だけでなく、新しい価値を都市部以外の地方に広く発信できないかと模索し、誰でも接するごみ袋のデザインにたどり着いた。06年秋の「東京デザイナーズウィーク」に出展したところ、反響が大きく、商品化することになった。
「可能性があり、社会的な位置づけのしっかりしたものを示すことが会社のブランド力を高め、営業にもつながる」と、東京本部長でプロジェクトリーダーの山阪佳彦さん(47)は強調する。今年1月には、江東区森下の2町会1500世帯と協力して可燃ごみのごみ袋を同社の製品に切り替える社会実験を行い、100カ所近いごみ置き場に「赤い花」が咲いた。
ごみ袋(45?)は10枚380円。普通のごみ袋に比べて割高だが、「プリントの質を考えたら、ビニール袋の質は落せない」と山阪さん。ごみ拾いのボランティアにはウェブサイト(http://www.maq.co.jp/gba/)を通じて申し込めば無料で提供する。また、ウェブサイトや東急ハンズ渋谷店、渋谷ロフトなどで販売している。
山阪さんはこのほかにも、英語教育番組「セサミストリート」のライセンス事務局やアーティストのリリー・フランキーさんらと提携してごみ袋を制作。今年7月からはMOTTAINAIキャンペーンとの提携で制作したごみ袋を販売している。
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?10月8日毎日新聞朝刊東京都内版に掲載?
2008.09.19
「食品ロス」の全国世論調査
毎日新聞が9月5?7日に実施した面接方式の全国世論調査で、食品や食材が食べられずに捨てられるいわゆる「食品ロス」の削減に向けた取り組みについて聞いたところ、売れ残った食品や食材の再利用を容認する意見が72%に上りました。
続きはこちら。
2008.09.19
野生動物フェスティバル
世界トップレベルの素晴らしい自然や野生動物の映像を上映する「世界自然・野生生物映像祭in東京」(毎日新聞社など共催)が10月4、5の両日、東京国 際フォーラム(東京都千代田区)と国立科学博物館日本館(東京都台東区)で開かれます。
作品の一部を紹介します。これは見なきゃ、もったいない!?
続きはこちら。
2008.08.27
CSRの現場から ツリーハウス・クリエーション /東京
毎日新聞にツリーハウスクリエーターの小林崇さんが登場しました。子どものころ、大きな木の下で遊んだことを思い出しますね。
貢献人たち:CSRの現場から ツリーハウス・クリエーション /東京
<貢献人(こうけんびと)たち>
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◇森の恵み、実感して??自然に触れるきっかけに
樹齢80年の大きなモミの木の周りに六角形の家。3畳ほどの部屋に入ると、そよそよと揺れる木の鼓動が体に伝わる。八王子市の高尾山。モミの木やケヤキが生い茂る裏高尾・日影沢の私有地にあるツリーハウスが、高尾山の環境を守る市民グループの一つの拠点になっている。
「初めて高尾山に来た人が、次はリピーターになって友人を連れてくる。この山の自然に触れる呼び水にツリーハウスを思いついたが、予想以上の効 果」と企画した環境NGO「虔十(けんじゅう)の会」代表の坂田昌子さん(48)=同市=は言う。約380万円の費用は寄付を募り、市民約150人が制作 に参加した。ツリーハウスをシンボルに毎月のように環境や平和のイベントが開かれる。06年春の完成以来、3000人以上が訪れた。
「都心から高尾山までは電車で1時間余りだが、里山文化が失われている東京では、人と森との精神的な距離はもっと遠い」。設計と制作の指導に当たったツリーハウスクリエーターの小林崇さん(50)は話す。
もとは原宿のアパートで、一人気ままに古着屋兼カフェを営業していた。95年、来日した米国のツリーハウス建築の第一人者、ピーター・ネルソンさ んに誘われ、オレゴン州での国際イベントに参加。「自分でつくったツリーハウスの中にいたら、ひたひたと木が寄り添ってくる。森に抱かれているような感覚 が広がった」
以来、設計技術などを研究しながら普及活動をし、00年に愛好家らで「ジャパン・ツリーハウス・ネットワーク」を結成した。05年には株式会社 「ツリーハウス・クリエーション」(渋谷区)を設立。社長の小林さんのほか5人のスタッフが働く。「いわゆるエコビジネスだけど、事業として確立させよう としたのは結婚して子どもが生まれたことも大きい」。小林さんは5歳を頭に3児の父だ。
画一化された製品は売らない。依頼を受けると何度もその地に足を運び、気候風土に合ったデザインを考える。「例えば東北では雪の重さ、沖縄では台 風の被害に耐えられる構造にする」。ハウスの木はできるだけその地域の間伐材を使う。地元業者を巻き込み、林業の活性化につなげる狙いがあるからだ。個人 宅から環境団体、学校など、これまでに約40棟を手がけ、最近は自治体からも注文がある。
「1本の木には負担をかけるけれど、樹木に触れることで、二酸化炭素(CO2)を吸収し、酸素を出してくれる木の恩恵を実感できる」。人々が森に入るきっかけとしてツリーハウスをつくる。【明珍美紀】
2008.08.21
インタビュー:永田哲也(和紙アーティスト)
団扇の中心に大きく跳ねるタイのかたどり。勢い余って団扇のふちを飛び出した頭や尾が特徴的だ。今年5月にこの団扇を贈られたMOTTAINAIキャンペーン名誉会長、ワンガリ・マータイさんは「繊細な日本文化が表現されている」と評した。この団扇、どうやって誕生したのかを現代美術作家の永田哲也さんに聞いた。
||まるで鯛が生きているようですね。
「このタイはもともと老舗の和菓子舗に保管されていた菓子用の木型のものなんです。ある有名な木型職人の奥さんがご主人を元気付けようと、ひそかに和菓子舗を装って注文したものですが、ご主人の死後、店に寄贈されました。木型ひとつひとつにストーリーや記憶があるんですよ。和紙の軽くてしっとりとした風合いが和菓子と似ていて、どこか懐かしいでしょ」
||なぜ木型にこだわるんですか。
「そこに込められた日本の意匠のすばらしさに引かれます。木型を使った落雁や金華糖のような和菓子は、砂糖が貴重だったころは盆暮れや祝い事に欠かせない食べ物で、職人は見る人の目を楽しませようと細かい細工を施したり、滑らかな曲面を描き出したりしていました。こういう文化は日本独自のものなんですが、落雁や金花糖は高度経済成長期に入ってきた洋菓子に押されて次々と姿を消し、多くの木型が捨てられたり、物置の片隅に追いやられました。
||木型を使った作品づくりはいつから。
「以前から和紙を使って工事現場のパワーショベルやわだちなどいろいろな物の形や記憶を写し取ってきたんです。6年あまり前、骨とう市でタイの木型に出会い、その面白さに共通性を感じて作品づくりを始めました」
||海外でも評判だとか。
「05年にパリの見本市、06年にカタール・ドーハの新作発表会でディスプレーに使用されたところ、百貨店などから問い合わせがありました。木型と和紙の組み合わせは外国人にも新鮮に映るようです。国内でも伊勢丹新宿店などに常設されています。日本文化の良さをこれからも伝えたいですね。
●永田哲也プロフィール
85年東京芸術大大学院修了。和紙を素材にした作品でホテルオークラ東京などのディスプレーを担当する。最近は和菓子の木型を和紙でかたどった作品に力を注いでおり、とくに三大団扇の産地の一つで千葉県伝統工芸品の房州団扇と国指定文化財の西の内和紙を組み合わせた作品は国内外で評価されている。
【聞き手・山本建】
2008.08.07
インタビュー:セキユリヲ(デザイナー)
「サルビア」というブランドで服やバッグ、アクセサリーなどを手がけるデザイナー、セキユリヲさん。和物でも洋物でもない不思議な図案で見る人をゆったりした気分にさせます。新製品だけでなく、着古しの服やはぎれを使ったものづくりに取り組むセキさんに話を聞きました。
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||最近、日本で培われた暮らしの知恵「刺し子」が見直されています。
昨年11月にMOTTAINAILab研究員としてシブヤ大学で「刺し子」の授業を開きました。刺し子は木綿が貴重だったころに、着物やモンペがちょっと破れたり、擦れたりしたところを糸で刺繍のように補強するためのもの。それだけでなくほころびや繕いを楽しもうと「麻の葉」や「青海波」などの伝統模様が生まれました。
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||ものを大切にする心が表現されているんですね。
布地を大事に使い、最後は縫い合わされて雑巾として使う。こんな使い方は西洋には見受けられません。インドでパッチワークのような布団カバーを見たことがあるのでもしかしたらアジアにはいろんな布地の再利用方法があるのかもしれない。それでも刺し子は日本独自のものでしょう。
||ものを大事にする姿勢はMOTTAINAIに通じるところがありますね。
人にそう指摘されることがありますが、私自身はエコロジーを意識しすぎることには抵抗感があります。一人の社会人として社会のことや環境のことを考えるのは当然。むしろ、ものを大事にするのは、その方が無駄遣いするよりも気持ちがいいから。人を愛することやものを大切にすることが大切だと思います。
||7日から着古しの服をバッグにリメイクする縫製サービスを始めるそうですね。
着れなくなったお気に入りのシャツやジャケットの前開きの部分を残してバッグに加工します。服を送っていただき、こちらでデザイン、縫製してお届けする取り組みです。いらなくなったものがバッグに変身してちょっと使ってみたくなる喜びを感じてほしい。
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||MOTTAINAIオフィシャルサイトで「たべものも暮らしに使うものも自給自足」を宣言しました。
今年から毎月1回千葉県の実家に戻って農作業を手伝っています。ちらほらと野菜が獲れるようになり、たべものを得る喜びを味わっています。何でもそうですが、やらなきゃいけないのではなくて楽しんでやりたいですね。
【聞き手・山本建】
2008.07.19
インタビュー:KUREI(キマグレン)
最大手の着うた配信サイト「レコード会社直営♪サウンド」(レコ直)の週間ランキングでデビューからわずか5カ月で1位に躍り出た新人デュオ「キマグレン」。地元神奈川県逗子市で“海の家”をライブハウスに仕立てた「音霊(おとだま)」を経営する異色のアーティストが、現在開催中のライブイベントのメッセージとしてMOTTAINAIを掲げている。ボーカルのKUREIさんに逗子海岸で話を聞いた。
||今年も海の季節がやってきました。
「毎年、海開きと同時に夏が終わるまでライブイベントを開いてきました。ぼくらは小さいころからこの海岸を遊び場にしてきました。実家も海の近く。朝一番に海で泳いでシャワーを浴びてから一日が始まる感じですね。そんな逗子海岸にライブハウスを作ったらいいなぁと思って」
||デュオを組むISEKIさんとの出会いは。
「『一緒ライブハウス作ろう』って知り合いに声かけてたら、ISEKIだけ二つ返事で了解してくれました。当時、彼はアマチュア歌手「きまぐれ」としてメジャーデビューを目指していた。05年にライブハウスを開いたとき、出演スケジュールに穴が開いたので『オレたちで歌っちゃおう』って出演表に名前を打ち込んだら間違って「ん」をつけてしまいました。それでデュオの名前はキマグレンに」
||ライブハウスを開いてみてどうですか。
「ぼくもISEKIも経営は全くの素人です。だけどお客さんの目線で楽しめるんで結構いけると思うんですよ。ライブハウスの前に並ぶたいまつなんかも『あったらいいな』って。一からライブハウス作りに協力してくれたスタッフのみんなに感謝しています」
||今回のライブイベントに関連して砂浜の清掃活動などMOTTAINAIにつながる取り組みを実施しますね。
「ずっと海の近くに住んでいて砂浜が目立ってやせています。昔は海の家から波打ち際までの距離が現在の2倍ぐらいありました。今はライブハウスに満ち潮が入ってくることもあります。いろんな原因が考えられますが、まずは行動を起すところから始めたいと企画しました」
||ご自身にとって大事に使っているものは何ですか。
「ライブハウスは05年以降、イベントのたびに解体して次の夏のために保管します。多くのお客さんが入るライブハウスですから構造は頑丈につくっていますが、解体しやすいように大工さんが工夫してくれました」
||メジャーデビューを果たして忙しくなると思いますが、ライブハウスは続けられますか。
「逗子はぼくらを育ててくれたところだし、これからもここからメッセージを発信し続けたいと思います」
●KUREI(キマグレン)プロフィール
新潟で生まれ。幼いころから逗子に暮らす一方で13歳の時に豪州タスマニアに留学、18歳の時にニューヨークシラキュース大医学部入学。16歳の時に地元のスイミングスクールで出会ったISEKIと05年5月にキマグレンを結成。
【聞き手・山本建】
2008.07.01
『第二回もったいない全国大会インうつのみや』大会速報
6月2、3日に宇都宮市で開催された『第二回もったいない全国大会インうつのみや』の大会速報が宇都宮市から発表されました。
速報記事画像⇒ファイルをダウンロード
2008.06.20
てんぷら:おいしいね 水産高開発、福間小給食に登場??規格外魚を有効活用 /福岡
てんぷら:おいしいね 水産高開発、福間小給食に登場??規格外魚を有効活用 /福岡
福津市立福間小学校(渡辺正裕校長、596人)の給食に19日、地元の県立水産高生徒と蒲鉾(かまぼこ)店(古賀市)が共同開発した魚のすり身のてんぷらが初登場した。
てんぷらは、県教委の専門高校生実践力育成事業「県オリジナルブランド品開発」校の指定(06年度から3年間)を受け、水産高の食品流通科の生徒らが開発した。材料は、すべて博多港に水揚げされた規格外の魚を有効活用し、今年3月に製品化した。
ホタルジャコを骨ごとすりつぶしたサーフボート形の「骨?いたくん」(1枚約30グラム、5枚入り)。イカやアジなどをすりつぶしたラグビーボール形の「旨(うま)?ころちゃん」(1個約10グラム、13個入り)。いずれも1パック138円。
給食の前に水産高の押場昭人教諭(41)ら2人が5年生111人に国内の水産業などについて出前授業をした。てんぷらの味について5年1組の野間美咲さん(11)は「いい味で、大好きになりそう」との感想だった。
福津市内の小学校5校で今年度から給食に導入した。開発に携わり、児童と一緒に給食を食べた水産高3年、長谷部弘一君(17)は「おいしいので、たくさんの人に食べてほしい」と話していた。【中原剛】
2008.06.19
米テレビ局CNNでMOTTAINAI特集取材
MOTTAINAIキャンペーン事務局が6月9日、米国を中心に世界各地に取材網を持つ米テレビ局CNNからインタビュー取材を受けました。国際メディアを通じてMOTTAINAIが世界に紹介されるのは初めて。5月22日から6月3日まで訪日したキャンペーン名誉会長のワンガリ・マータイさんの追跡取材に併せて実施したものです。
この日はCNNのプロデューサーがカメラマンとともにキャンペーン事務局のある毎日新聞水と緑の地球環境本部を訪れ、マータイさんが日本語の「もったいない」に出会ったいきさつやキャンペーン商品のマイ箸の使い方などについて質問。約1時間にわたって英語でやり取りしました。
番組制作にあたるロンドン放送局では、日本でブームになっているマイ箸に興味があるようでマイ箸の人気や使い方などについて熱心に聞いていました。
番組は植林活動「グリーンベルトムーブメント」を通じて世界に植林活動の動きを広げたマータイさんに長期密着取材を行い、ノーベル平和賞受賞者の素顔に迫るドキュメンタリー。ロンドン放送局の制作で30分番組として7月下旬以降に放送予定だそうです。
2008.06.19
ご当地グルメ 昆布で巻く根室さんまロール寿司
こ、これは。
北海道のさんまは脂が乗ってておいしいから、いいかも……。
個人的には、淡白な巻物とさんまの臭みがどう調和するのか興味あります。
× × × × × × × × × ×
雑記帳:ご当地グルメ 昆布で巻く根室さんまロール寿司
◇サンマの水揚げ10年連続日本一を誇る根室市で18日、新しいご当地グルメ「根室さんまロール(寿司、す、し)」の発表会が開かれた=写真。
◇(海苔、の、り)の代わりに昆布で巻く新たな味の創造。道は最大の昆布産地でありながら消費低迷に悩んでいるだけに、消費拡大と地産地消、観光客誘致をもくろむ。
◇仕掛け人で、旅行雑誌「北海道じゃらん」のヒロ中田編集長は、産地ごとにオリジナル寿司の開発を狙うが、サンマといえば秋。「季節ごとに旬の食材を昆布で巻いたら、繰り返し根室に足を運んでもらえそう」との声も。【本間浩昭】
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雑記帳、新しいご当地グルメとして期待のかかる「根室さんまロール寿司」の発表会=根室市内で2008年6月18日、本間浩昭撮影
2008.06.16
政治経済 イネでバイオ燃料 /青森
食料高騰にバイオマス燃料向けの出荷が寄与しているとの報告があるのを考えると、こういう研究がどこまで現実味があるのか分かりません。
あっぷるLINK:政治経済 イネでバイオ燃料 /青森
◇地産地消目指し??高まる研究開発機運
世界的に注目されているバイオエタノール。原料はトウモロコシやサトウキビが主流だが、食料高騰を招いたとの弊害も指摘されている。一方、国内で はイネを原料にした「イネバイオエタノール」の研究開発の機運が高まっている。東大が昨年、「イネイネ・日本プロジェクト」をスタートさせ、県も「バイオ 燃料プロジェクト推進事業」に着手。弘前大は「イネ・バイオマス研究センター」を設置するなど、「地産地消型のエネルギー」を目指す動きが加速している。 【塚本弘毅】
県の同事業は、今年度から2年計画でスタートさせた。バイオ燃料の原料選定や製造・流通コストなどの基礎データをまとめ、事業プランを提示したいという。原料としてコメ、稲わら、りんごの剪定(せんてい)枝、間伐材が候補に上っている。
県農林総合研究センター、県工業総合研究センター弘前地域技術研究所と連携し、多収米稲の試験栽培や稲わら中心の製造試験を行う計画だ。弘前大学 とも協力態勢を取っている。県新産業創造課は「耕作をやめた水田跡の活用や新産業創出など、地域活性化の効果も狙っている」と話す。
弘前大学農学生命科学部は、学部を挙げてイネバイオエタノール研究に取り組むことにし、今年度から「イネ・バイオマス研究センター」を発足させ た。鈴木裕之副学部長は「減反などで使われなくなった水田の稲作復活になればという思いと、エネルギーの地産地消を目指したい」と意気込みを語る。実から 稲わらまでの「稲全草」を利用することを目指しているが、具体的な取り組みはこれからだ。
稲全草からエタノールを生産する際、厄介なのは稲わらの部分だ。稲わらからは主成分のセルロースを化学処理や酵素処理で分解(糖化)し、酵母菌で 発酵させてエタノールを得る。ここで問題なのは、セルロースは丈夫で分解しにくい性質を持っており、低コストで効率的に糖化させる方法が確立されていない ことだ。
同学部の殿内暁夫准教授は、セルロース糖化力の高い酵素を生産する菌を求めて、白神山地の土壌やさまざまな場所から多数の菌を採取している。これ らの菌がセルロースを効率的に糖化できるかどうか実験していくという。殿内准教授は「研究は始まったばかりだ。セルロースをいかに効率よく糖化できるか が、稲全草からのエタノール生産成功の鍵になるだろう」と語る。
また、同技術研究所の村中文人・総括研究管理監は、稲を硫酸やカセイソーダなどで前処理し分解しやすくする技術が開発されてはいるものの、高コス トや残さ処理問題がネックになると指摘する。「日本以外にイネを使った研究はない。効率的な新技術が開発されたら休耕田などの活用になるし、エネルギーの 地産地消につながる」と期待は大きい。
2008.06.16
マータイさん「緑の島」づくりに協力
<もったいない>
◇「緑の島」づくりに協力
ノーベル平和賞受賞者のワンガリ・マータイさんが31日、都が「海の森公園」への整備を進めている東京湾の埋め立て地(江東区青海2)で植樹イベントに参加した。
約88ヘクタールの埋め立て地を植樹で緑の島にする都の事業を国際的にもPRするため、MOTTAINAI(もったいない)キャンペーンなどで地球環境問題などに取り組むマータイさんが、参加の呼びかけに応じた。
マータイさんは会場で「リサイクル市民の会」の親子らが準備したキッズフリーマーケットを見学。並べられた古着やおもちゃを手に取り、「かわいいわね」などと子供たちに言葉をかけ交流した。
式典では約100人の参加者に「今日植える木が将来、森になった時、ぜひまたここに来て美しい森をながめてください」と呼びかけた。植樹は雨の中の作業となったが、マータイさんは笑顔を絶やさず、海の森事業委員長で建築家の安藤忠雄さんや子供たちと苗木を植えた。【笹子靖】
〔都内版〕
■写真説明 建築家の安藤忠雄さん(右)らと植樹するマータイさん=江東区の「海の森公園」予定地で31日、須賀川理撮影
2008.06.16
もったいない全国大会〜マータイさんが講演〜
「もったいない」の心を世界に発信する「第2回もったいない全国大会inうつのみや」(宇都宮市などの実行委員会主催)が2日、宇都宮市の栃木県総合文化 センターで開幕し、毎日新聞社とともにMOTTAINAI運動を進めるノーベル平和賞受賞者で元ケニア副環境相、ワンガリ・マータイさんが講演した。
マータイさんは地球温暖化の危機的な現状に触れ「炭素を吸い、酸素を吐き出す森は地球の肺だ。森林を守ることが極めて重要」と語り、約2100人の聴衆が熱心に耳を傾けた。
パネルディスカッションではマータイさんのほか、小池百合子元環境相らが環境保護をテーマに議論を展開。
最後に「この素晴らしい『MOTTAINAI』をこの大会から全国へ、世界へ広げていく」との宣言文が読み上げられた。
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もったいない全国大会の様子はこちら⇒映像
2008.06.12
もったいない全国大会〜「もったいない」全国に浸透〜
「『もったいない』が地球を救う」をテーマにした「第2回もったいない大会inうつのみや」は3日、宇都宮市の県総合文化センターで、島津製作所(京都 府)▽NPO法人スペースふう(山梨県)▽岡山市▽茨城県立土浦湖北高――の4団体が事例発表を行って閉幕した。あいにくの雨模様の天気ながら、会場には 約500人が訪れ、各団体の発表に対して質問が相次ぎ、来場者の「もったいない」への意識の高さを感じさせた。
◇4団体が事例を発表
大会は2日間で、交流会や植樹活動を含めて延べ約4000人が参加し、大盛況のうちに全日程を終えた。次回の開催地は未定だが、会場では「3回目までは宇都宮で」という声や、県外からの参加者からは「ぜひうちの地元で」などの声も上がっていた。
宇都宮市の佐藤栄一市長は「今大会の成果を、7月の北海道洞爺湖サミット(主要国首脳会議)へ向けて発信したい」とのコメントを発表した。
8年ぶりに日本で開催され、地球環境問題がメーンテーマになるG8サミットへつながる大会となった。
◇リユース食器の利用拡大訴える--山梨のNPOスペースふう
山梨県増穂町のNPO法人「スペースふう」は、リユース(再利用)食器のレンタル事業を展開している。永井寛子代表は「栃木県はリユース食器の利用が少ない。これを機に使い捨て食器をやめる方向で協力してほしい」と訴えた。
スペースふうは99年、同町の女性10人が地域活性化と女性の自立を目指し設立。イベント会場で大量に捨てられる食器ごみを「何とかできないか」と考え、 イベント主催者に食器を貸し出し、未洗浄まま回収・洗浄し、再び貸し出すシステムを確立。経済産業省の助成を受け、03年9月から本格稼働した。
「増穂町から全国に発信しよう」と、04年には「第1回全国リユース食器フォーラム」を開催。サッカーJ2のヴァンフォーレ甲府の試合会場でも、リユース食器を導入した。現在は全国7カ所に拠点事業所を持ち、さらにリユース食器の輪を広げたい考えだ。
永井代表は「個々の力は弱くても、ネットワークでつながれば地域や社会を変える大きな力になる」と結んだ。【戸上文恵】
もったいない全国大会の様子はこちら⇒映像
◇生ゴミで堆肥、無農薬野菜栽培--茨城・土浦湖北高
茨城県立土浦湖北高校の家庭クラブは、生ごみから作った堆肥(たいひ)を使用した無農薬野菜作りなどの活動報告を行った。同クラブは昨年度、リサイクル功労表彰で、文部科学大臣賞を受賞している。
自作した堆肥でピーマンやトマト、カボチャやナス、ハーブなどを育てた。他の肥料と比べ実がたくさん付き、植物が大きく育ったといい、「土を柔らかくする働きがある」と報告した。
また、堆肥づくりに向かないタマネギやぶどうの皮を使って古着を染め、エプロンなどにリフォーム。調理実習で出た廃油からつくったせっけんや、ペットボトルからつくったショルダーバッグなども紹介した。
クラブ員たちは「ごみもリサイクルすれば排出量をかなり減らすことができ、処理経費も少なくできる」と訴え、「活動の輪を広げ、ゴミを出さない循環型社会にしていきたい」とまとめた。
会場からは「活動を行政に対しても積極的にPRしてほしい」など、評価する声が上がった。
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肥作りや無農薬野菜の栽培などの活動について報告する茨城県立土浦湖北高校家庭クラブの生徒たち
◇マータイさんにマイはし贈る--グループはしわたし
○… 会場には、マイはし運動を進める市民団体「グループはしわたし」が出店し、手作りのはしケース(500円)を販売した。来場者は布地の色を見比べながら、 買い求めていた。同グループは前回大会でも、はしケースを販売。今回は、2日の全体会に出席したノーベル平和賞受賞者のワンガリ・マータイさんらにも、はしを贈った。代表の吉川純子さん(69)は「なるべくいい物を末永く使ってもらいたいので、手触りや色にこだわっている」と話していた。
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会場で、手製はしケースを販売する「グループはしわたし」のメンバー
◇新聞古紙100%で社外向け封筒提案--島津製作所
島津製作所(京都市中京区)の岡崎令子さん(48)、梅田昌子さん(41)は、99年12 月に始動した女性社員9人による環境活動グループ「え〜こクラブ」の活動を報告。年間約22万5000枚に達する社外向けの封筒を、新聞古紙100%で作 ることを提案して採用されたことや、ポケット型の灰皿を作ったことなどを紹介した。
また、これまで39校の小中学校で、環境教育の出前講座を 行ったことを報告した。絶滅の恐れのある生物の状況をまとめたレッドデータブックをもとに、同志社大の学生らと共同制作した生物の多様性を学べるカード ゲームを利用した講座などが好評だという。岡崎さんは「数字だけを詰め込むより、実践教育が大事」と強調した。
岡崎さんはクラブの活動は月2回、毎回1〜1時間半程度で会社の了解を得て業務時間内に行い、予算も半年で100万〜150万円を会社から得ていると説明したところ、会場からは「うらやましい」と、驚きの声が上がった。【葛西大博】
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ポケット型灰皿を紹介する梅田さん
◇官民一体でESD推進--岡山市
岡山市は、すべての世代を対象にした「持続可能な開発のための教育」(以下、ESD)を官民一体となって進めている。05年にはユネスコ(国連教育科学文化機関)などからESD推進拠点として認定されている。
発表した同市環境局の内藤元久次長によると、ESDは、環境や平和、人権、開発など幅広い分野の学習活動を対象としており、持続可能な社会づくりに貢献する人材を育てる取り組み。
同市では「岡山ESDプロジェクト」を05年に発足。企業や市民団体、マスコミなどが一緒になり、年3回の交流会を開くなど、情報交換の場を設けている。また、ユニセフ(国連児童基金)と協力して写真展を開くなど、国際理解教育にも取り組んでいる。
また、「もったいない運動」を07年にスタート。職員の意識改革を進め、事務事業での環境負担の低減も心掛けている。運動に賛同する市民・団体の登録を募り、登録者は同運動の名称を使うことができるという。【中村藍】
■来場者ひとこと
◆大事な4R/普段の生活から/全世代で取り組み/できることから
「人・もの・地球を大切にする『こころ』を育(はぐく)もう!」をテーマにした、第2回「もったいない全国大会」は、多数の参加者で盛況だった。来場者に感想を聞いた。
◇無職、上澤光雄さん(69)
今まで地域のお祭りでごみを分別収集するなど、ごみ減らし、再利用、再生利用の3R運動を進めてきましたが、マータイさんの話を聞いてこれからはすべての物に感謝する「リスペクト」を加えた4Rが大事だと気付きました。
◇宇都宮大国際学部3年、高橋香里さん(20)
普段からマイはしやエコバッグを持ち歩き、大学の研究テーマは宇都宮市の進める「もったいない運動」です。各団体の取り組みを聞いていますと、最初は小さくても全国規模にまで活動を広げており、あきらめない気持ちが大切だと感じ、今日はとても勉強になりました。
◇農業、小林則夫さん(59)
エコとか環境破壊とか非常に関心があります。自分だけが良ければいいではなく、全世代が取り組むことが大事です。事例発表のNPOによるリユース食器のレンタル事業、すごい先進的な事例だと思います。栃木はまだまだですね。
◇鈴村正志さん(52)
この2日間で、環境破壊への危機意識が強まりました。普段、道端に落ちている空き缶とかゴミを拾って分別している程度ですが、もっと自分ができることを考えたいです。
2008.04.14
わ鉄クッキー:売り上げ好調 /群馬
「地域の鉄道を残したい」という願いはどこでも同じですね?。最近は銚子鉄道のぬれ煎餅のようなヒット商品が飛び出して、ローカル鉄道が違った意味で脚光を浴びるようになりました。
このわたらせ渓谷鉄道の取り組みもその一つ。人気が出て鉄道の再建につながるといいですね。せっかく作った線路は上手に活かしたいものです。(山本建)
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わ鉄クッキー:売り上げ好調 タブレット型、フェスタや企画列車で完売 /群馬
◇ 第二の「ぬれ煎餅」に 関係者、膨らむ期待
第三セクター・わたらせ渓谷鉄道の再建を願う市民団体の「わたらせ渓谷鉄道市民協議会」が発案し、販売を始めた「タブレット」型クッキーが、同鉄 道の企画列車内で予想外の売り上げを続けている。関係者は「千葉県の『銚子電鉄』で切符販売収益を超える売り上げを誇る『ぬれ煎餅(せんべい)』のような ヒット商品になってほしい」と、期待を膨らませる。
クッキーは同協議会会長の佐羽宏之さん(50)が「大きな金額でなく、市民が参加できる運動のあり方は」と発案した。タブレットは、単線の列車が 衝突しないよう各駅に設置した一種の通行手形のようなもの。桐生市内の精神障害を持つ人たちの施設「虹の作業所」に製造を託した。
同鉄道本社のあるみどり市大間々町で開かれた「わ鉄ファンフェスタ」会場や、3月30日に特別運行した、松井幸男元専務の追悼列車でも、それぞれ持ち込んだクッキーは完売した。
アーモンド粉などを練り込んだクッキーは直径約15センチの円形。1枚180円で、売り上げの一部が鉄道の枕木購入資金に充てられる。5日に「神戸駅」で開かれた「花桃まつり」では、枕木贈呈式があった。
佐羽さんは「クッキーは、一週間で200枚を焼くのが限界。でも鉄道存続の願いは、遅々たる運びでも必ず成果は実現するはず」と、クッキー購入で鉄道再建への参加を呼びかけている。【塚本英夫】
2008.04.10
MOTTAINAI・とちぎ もったいない
<MOTTAINAI・とちぎ もったいない>
◇来月9日締め切り、読者の参加申し込みを
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ノーベル平和賞受賞者のワンガリ・マータイさんらを招き、地球温暖化問題などを考える「第2回もったいない全国大会in うつのみや」(毎日新聞社など後援)が6月2、3日に、宇都宮市の県総合文化センターなどで開かれます。
2日の全体会には、マータイさんの基調講演のほか、マータイさん▽小池百合子・元環境相▽坂東眞理子・昭和女子大学長▽佐藤栄一・宇都宮市長によるパネルディスカッションが行われます。司会は、幸田シャーミン・国連広報センター所長。
3日は、もったいない運動に取り組む企業や自治体、高校生の事例報告会が開かれます。
いずれも入場無料だが、事前申し込みが必要。「申込書」は、近畿日本ツーリスト宇都宮支店(028・633・2151)「全国大会実行委員会事務局」(宇 都宮市環境政策課内、028・632・2417)で入手可能。入手した申込書に必要事項を記入し、近畿日本ツーリスト支店まで申し込んでください。締め切りは5月9 日。
2008.04.10
バイオマス廃棄物:無害化装置を開発 CO排出抑制、製品化へ/静岡
こうしたリサイクル技術が次々と開発されているんですね?。
普通なら含水量が多い生ごみは乾かして燃やすのに、さらに水を含ませて燃やすという逆転の発想です。
バイオマス廃棄物:無害化装置を開発 CO排出抑制、製品化へ /静岡
◇静岡大大学院の佐古教授チーム
下水汚泥や家畜の排泄(はいせつ)物など有機物が含まれる「バイオマス廃棄物」を、無害化して処理する装置を開発したと、静岡大大学院の佐古猛教 授(化学工学)らの研究チームが8日、発表した。高温高圧の水蒸気で燃やす手法で、発生する熱を利用すれば、二酸化炭素(CO2)の排出抑制効果も期待で きる。農協や地方自治体などへの普及を見込み、2年後の製品化を目指す。
経済産業省の委託事業で同大学院や民間企業、農協などが06年から協力して研究した。100気圧・400度の「亜臨界水」と呼ばれる水蒸気に有機 物を入れると、酸素と反応して完全燃焼する性質に着目した。この方法を使えば、廃棄物は水や窒素などの無害な物質に分解され、熱と同時に肥料に使えるリン を含む灰も生成される。
従来、排泄物や汚泥などは、堆肥(たいひ)や固体燃料にして処理されていたが、悪臭が発生して処理に時間もかかった。全国で毎年9100万トン排 出される家畜の排泄物をこの装置で処理して熱を活用すると、京都議定書で日本が削減を義務づけられている温室効果ガスの総量の2%にあたる310万トンの CO2を削減できる効果があるという。【竹地広憲】
(毎日新聞 2008年4月9日 地方版)
2008.03.13
リユース市「リユースマーケット」/大阪
買ったものは大切に使いたいものです。大学生の取り組みから最近の話題を紹介します。
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毎年春になると、大学では卒業生から新入生へ不要になった中古の家電や家具を格安で譲り渡すリユース市やリサイクル市と呼ばれるイベントが開かれる。01年の家電リサイクル法の施行などで処分にお金がかかる家電や家具をリユースに回すことのメリットが見直され、家電のリユースに取り組む大学が急速に広まった。しかし、取り扱い量が増えたため、かえって保管場所や開催場所の確保が課題となりつつある。
「ここまで大きくなったのに、今年は実施できず残念です」
大阪大(大阪府)のリユース市「リユースマーケット」事務局で生活協同組合環境資源委員会の薮田真太郎さん(同大2年)は、今年のリユース市の開催を断念したことを無念そうに話す。同委員会は90年代後半から、卒業生の要らなくなった冷蔵庫やテレビ、家具などを回収し、市価の10分の1程度の格安料金で新入生を中心に販売。「新入生の負担を減らし、ものを無駄にしない取り組み」として評価されてきた。
昨年の取り扱い量は400点に上り、年々春のイベントとして認知されるまでに。しかし、今年は集めた家電、家具の保管場所にしてきた生協食堂の一角が耐震工事のため使えなくなってしまった。大学外で倉庫を借りることも検討したが、費用が高く適当な保管場所が見つからず、今年の開催を断念した。
似たようなケースはほかの大学でも少なからず発生している。東京農工大(東京都)では例年保管場所として使っていた大教室が別のイベントのために使えなくなり、扱う品数をもとの400?500点から半分程度にした。長崎大(長崎県)でも数年前に大学内で家電や家具400点近くの保管場所が確保できなくなり、大学内の倉庫だけでなく主催するサークルの部室にも一時保管。その後も毎年倉庫や教室の貸し出しを大学側と交渉しているが「保管場所の確保は悩みの種」という。
一方、早稲田大(東京都)ではリユース市そのものを禁止する。「キャンパスでは学園祭を除き、販売行為そのものが禁止されている」というのが理由。同大の環境サークル「環境ロドリゲス」では、秋の学園祭に合わせて開催したり、春に開かれる地元の商店街のフリーマーケットに出店したりしたが、本格実施には至っていない。
同大4年の西尾敬さんは「大学の卒業生から新入生に家電や家具を受け渡すという趣旨からすれば大学で保管、実施しないとあまり意味がない」と話す。
現在、こうしたリユース市が全国でどれだけ開催されているか正確な数字はないものの、06年に環境活動を行う大学生で作る全国青年環境連盟「エコ・リーグ」が行ったアンケートによれば21大学が「実施する(した)」と回答したという。
同リーグ事務局員で東京農工大3年の宮坂和彦さんは「規模を大きくすると、保管場所や実施場所の確保や回収にかかる手間など実施側に負担が増えてくる。引越しの際の買い替えなどで出てくる家電や家具を粗大ごみにするのはもったいないという気持ちをいかに持続するかが大切」と話している。
【山本建】(毎日新聞3月10日付紙面から)
◎リユース市ことば
大学によって仕組みが若干異なるが、おおむね卒業生や周辺住民の自宅から無料で家電や家具を引き取り、新入生を中心とした希望者に提供。協力金などの名目で数百円から数千円をもらう。86年の京都大を皮切りに各地で開催。最大の規模となっている京都大での取り扱い量は1200点に上る。今年は「4年後の地上デジタル放送に対応していないテレビの引き取り手がないのではないか」(東京農工大、岡山大)などがトピックとなっている。
++++
2008.03.12
毎日新聞移動支局/モッタイナイの街・津島市から(2)
またまた愛知県津島市の移動支局からお届けします。「冬将軍」の意味って、なんとなく知ってたけどナポレオンから来てたんですね?。
◇「冬将軍とは」/「桜の開花は29日ごろ」
津島市のヨシヅヤ津島本店で開設中の毎日新聞社移動支局「“モッタイナイ”の街、津島から―地域から考える地球環境」で6日、気象予報士で毎日新聞中部本社写真グループの鮫島弘樹デスクと、フリーアナウンサーの長谷川千夏さんとの「お天気講座」が開かれた。集まった買い物客らは、桜の開花などについて耳を傾けた。
鮫島デスクは、99年に気象予報士の資格を取得した。
長谷川さんから、なぜ冬将軍というのですかと問われ、「ナポレオンがロシアに遠征したとき、ロシアの寒さと積雪に耐え切れず敗退した。ロシアの厳しい寒さ のことをいう。日本ではシベリアから来る強い寒気のことを呼んでいる」と紹介した。最近飛んでいる黄砂について、「中国の砂漠化が進んでいるため、量が増 えている。砂粒に有害な化学物質がついて飛んできており、アレルギーを起こす人もいる」と説明した。
また、桜の開花について、「寒くならないと桜のつぼみが目覚めないため、暖冬の時はきれいに咲かない。今年は1月下旬から2月にかけて寒くなった。29日ごろに開花すると思う。来週からは暖かくなり、いよいよ春が訪れる」と予報した。【木村文彦】
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■私のモッタイナイ
◇残ったおかず、絶対に捨てない??津島市の加藤忠篤さん(64)
余分な食事は作らず、残ったおかずは、再度調理して食べている。絶対に捨てないようにしている。テレビは見ないときはコンセントを抜き、暖房便座のふたを すると、節約につながる。すぐに物を捨てずに、なんとか直して使っている。資源は無限ではない。一人一人ができることから実施していかないと、温暖化は防 げない。
◇洗剤と一緒に重曹混ぜ洗濯??七宝町の則武弘子さん(50)
洗濯などの生活排水によって汚染されている海や川などの水質環 境問題が取りざたされている。だから、洗剤と一緒に重曹を混ぜて使っている。泡切れがよく、汗や靴下のきついにおいも取れる。重曹は環境にやさしいし、酸 性のにおいを消臭してくれる特徴がある。また、野菜など使う前に傷んでしまうようなものは余分に買わない。
2008.03.12
毎日新聞社移動支局/モッタイナイの街・津島市から
愛知県津島市で開かれていた毎日新聞移動支局の様子をお届けします。
毎度のことながら、皆さんのMOTTAINAIを実践するための工夫には、頭が下がる思いです。
◇万博での広がり、継続を??最終イベント
愛知万博で広まったエコ活動を続けていこう――。津島市のヨシヅヤ津島本店での毎日新聞社移動支局「“モッタイナイ”の街、津島か ら―地域から考える地球環境」の最終イベントとして開かれた「愛知万博こぼれ話」。東海ラジオの深谷里奈アナウンサーと、毎日新聞なごや支局の樋岡徹也記 者が「『マイはし』持参やペットボトルの有効利用など、できることから行動しよう」と呼び掛け、集まった人たちと環境保護に取り組むことを約束した。
この日は、ラジオを聞いた人や万博ファンなど約60人が集まり、立ち見も出た。
万博会期中、会場で取材した樋岡記者は、「弁当持ち込み騒動」や、注目された「IT(情報技術)」についてのエピソードを披露。万博を訪れた MOTTAINAIキャンペーン名誉会長のノーベル平和賞受賞者、ケニアのワンガリ・マータイさんについて、「マータイさんは、1人の人間が排出する二酸 化炭素を消費するのに8本の木が必要だと(万博で)学び、世界各地で、『8本の木を植えて』と訴える活動を続けている」と説明した。
着物姿で登場した深谷アナは「割りばしを使わないようにしたり、色とりどりの刺しゅう糸を使ってぞうきんを作ったり、万博を機にエコを始めている。楽しくないと続かないですよね」と、心掛けているエコ活動を紹介した。
会場には、万博に毎日通い続け、通算243回入場した瀬戸市の主婦、山田外美代さんも姿を見せた。ペットボトルの有効利用の仕方について聞かれ、「半分に切り、色を塗って花の植木鉢に使うといい」と話した。
会場で話を聞いた名古屋市中川区の主婦、清水代志子さん(58)は「夫にもマイバッグを持たせている。できる範囲から行動していきたい」と話していた。【木村文彦】
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■私のモッタイナイ
◇風呂の水は洗濯に、生ごみは肥料に??津島市の山田孝正さん(73)
風呂の水は洗濯に使っているし、生ごみは畑の肥料に利用している。コンビニの弁当などはごみになるので、買わないようにしている。なるべく歩いて買い物に出掛けている。
ちりも積もれば山となる。みんなが努力すれば、ごみも減るし、空気もきれいになる。
◇近くでの買い物、徒歩や自転車で??美和町の近藤正〓(まさとし)さん(77)
資源ごみの分別は当たり前。照明などの電気をこまめに消す。マイバッグは必ず持参して、スーパーやコンビニなどからのレジ袋は断っている。ガソリンが高く なってきたため、近くに買い物に行くときは徒歩や自転車で。食べ残しをしないようにしたり、皿に付いている汚れをふき取ってから洗っている。
◇洗い物、ゴム手袋をはめて水で洗う??弥富市の小林和子さん(56)
川や海の水が汚れてしまうため、汁物は排水溝に捨てない。汚れたプラスチック容器はきれいにふいて資源ごみに出している。寒いけれど暖房は19度に設定。 上着を一枚多く羽織っている。洗い物は、ゴム手袋をはめて水で洗っている。ささいなことから取り組んでいるだけでも、一人一人の意識が変われば、環境も変 わる。
2008.03.11
日仏MOTTAINAI提言書、環境相に提出
<もったいない>
フランス・ストラスブール市立サンジャン小5年生と「MOTTAINAI(もったいない)」について、日仏インターネット討論会を行った板倉町立東小5年生の代表4人が7日、環境省を訪れ、話し合いの内容をまとめた提言書を鴨下一郎環境相へ提出した。【山本建】
提言書は家庭や学校、町の中で見かける資源の無駄遣いをどうしたらなくせるかについて両国の取り組みをまとめた。両校のやり取りは、水を大切にすることに ついて、東小が「日本では風呂の残り湯を洗濯に使う」と紹介すると、サンジャン小は「お湯を張るのはもったいないのでシャワーだけのほうがいい」と応答。 町の交通について、東小が燃費の良いハイブリッドカーを挙げると、サンジャン小は「トラム(路面電車)は排ガスもなく環境にいい」と、公共交通機関の整備 を提案した。
提言書を受け取った鴨下環境相は「お風呂に入る時は家族が順番にささっと入るとガスを使わなくて地球にやさしいよ」とアドバイス。交通手段についても「自転車が一番環境にいいんだよ。自動車であちこち行くのは地球によくないかもしれない」と話した。
子どもたちはやや紅潮した顔で話に聞き入り、「少し緊張した」「大臣は環境のことをいろいろ考えていてびっくりした」などと話していた。
2008.03.11
アマゾンでもMOTTAINAIキッズ植林
「MOTTAINAIキッズ植林プロジェクト」が7日午前(日本時間7日夜)、南米ブラジルのパラ州サンタ・バルバラ郡で開かれ、地域の住民や学校児童など約200人がパパイヤやバナナなどの苗木5000本を植えた=写真。06年2月に始まった同プロジェクトが海外で実施されるのは初めて。
植林に先立って、大島克郎・国土緑化推進機構常務理事が「MOTTAINAIという言葉は日本人が受け継いできたものを大切にする心。地球環境問題を救う合言葉になるでしょう」とあいさつ。ノーベル平和賞受賞者のワンガリ・マータイ博士とともに進めるMOTTAINAIキャンペーンなどについて説明した。
同郡はアマゾン川の河口に位置し、過度の伐採による森林破壊が関心を呼んでいる。同プロジェクトはアマゾンの農家がむやみに木を切らなくても済むように、林業に農業を組み合わせたアグロフォレストリーを推進する一環として実施。式典の後、近くに住む子どもらがスコップを手に果樹などの苗木を大事そうに植えていた。
今回のプロジェクトは地元NGO「Asflora」(アマゾン森林友の協会)の活動に、国土緑化推進機構緑の募金やMOTTAINAI緑の募金が支援して実現した。
【山本建】(3月7日毎日新聞夕刊から)
2008.03.11
MOTTAINAI、韓国で紹介される
毎日新聞社が進めるMOTTAINAIキャンペーンと富士山再生キャンペーンが韓国ソウル新聞に紹介されました。
(ソウル新聞2月25日付紙面から)
「富士山再生キャンペーンを率いる真田和義氏」(柳志泳記者、東京発)
日本の主要日刊紙である毎日新聞で10年間繰り広げている富士山再生キャンペ> ーンは、いまや日本で最も有名なNGO活動の一つとなった。富士山再生キャンペーンは、日本の霊山である富士山をよく保存し、名実共に日本最高の山とすることを目的に、今年も10万人が参加すると予想している。
富士山再生キャンペーンを率いる真田毎日新聞地球環境本部事務局長は、このキャンペーンの動機について次のように説明した。「日本の高度成長時代が始まった1960年代から、富士山は登山客が残した糞尿や様々なごみ、建設業者らが山の周辺にこっそり捨てていった産業廃棄物に頭を悩ませていた。日本ではマスコミ各社が一つ以上の環境関連キャンペーンを繰り広げているが、それを当然のように思っている。特に、富士山は象徴性が高く、何よりも綺麗な環境が求められるところでもある。従って、我々も98年から奥島元早稲大総長が率いる市民団体『富士山クラブ』と共にこのキャンペーンを始めた」。
現在、彼らは半期ごとにボランティアと共に富士山に登り、ごみを掃除している。10年前から富士山を世界自然遺産に登録しようとする世論があったが、他の自然遺産を見て回った後、「『このままの状態で富士山を世界遺産に登録したら、恥をかくことになる』という胸が痛くなる現実を確認した。今後も富士山は少なくとも数十年以上にわたって体系的かつ持続的な管理が必要である」。
奇妙なことに地球環境本部と富士山クラブとも政府の支援や関心を全く期待していない。日本の代表的なNGO活動であるにもかかわらず、政府関係者としては当時の環境大臣が昨年秋に訪ねて、富士山を掃除したのが最初で最後だった。約50の企業会員と約3000人の個人会員からなる富士山クラブは常に財政難に苦しんでいるが、だからといって政府に支援を訴える気は全くないという。では、彼らの市民団体はどうやって財源を生み出しているのか。真田事務局長は、記者にビニール袋の代わりに携帯できるエコバックをプレゼントし、積極的な収益モデル創出の重要性を強調した。現在の地球環境センターは、エコバックなど約300の環境関連商品を開発しコンビニ等で販売している。自社の資源節約キャンペーンである「もったいない」ブランドを業者に貸してロイヤルティももらっている。まだ、収益は大きくないが、2011年に5000万円以上の収益を出すことで、自立する基盤を構築する計画である。
なぜ政府支援を期待しないのかとの質問に真田事務局長は笑いながら言った。「日本の市民団体の相当数がそうだが、元々NGOとは、政府が見逃している部分を自ら探して行う団体である。もし、我々が財政を理由に政府からの支援を受けて富士山を掃除すれば、我々はただ政府が雇った掃除サービス会社に過ぎなくなる。政府の支援が無くても、自ら自分の運命を開拓していくのが、NGOの基本精神である。今後も政府支援を受けることはない」。
2008.03.05
レジ袋:廃止を実証実験 ごみ減量へ、14日から半年間??町田のスーパー
町田市内のスーパー「三和小山田店」で、買い物客にレジ袋を半年間一切配らない実証実験が14日から始ます。レジ袋廃止は事業者にとって、不便に思った客が他店に流れるリスクが高いが、ごみ減量を徹底する方策として実験的に取り組みます。実験評価で協力する町田市によると、全国でも極めて珍しいそうです。
ごみゼロの実現を目指す市民団体「町田発・ゼロ・ウェイスト宣言の会」(広瀬立成代表)が2月中旬に三和に呼びかけたのがきっかけ。三和は町田市を拠点に市内や神奈川県相模原市を中心にスーパーなど51店舗を展開しています。小山田店は団地内にあり、1日平均約1500人が来店。現在はレジ袋を無料で提供しています。
三和は実験開始に備えマイバッグを1万袋用意し、5日以降に1000円以上購入した買い物客に配ります。「客足が減るのを抑えるように」(三和)と実験中もマイバッグを貸し出し、使用済み段ボールなどを用意します。市民団体も家に残っているレジ袋や紙袋を持ち寄ります。
三和、市民団体、町田市が協定を結び協議会を設置。買い物客へアンケートを実施し、レジ袋廃止の評価を調査します。町田市ごみ減量課は「今回の実験を検証し、他のスーパーなどへ呼び掛け全市的にレジ袋をなくすことも検討したい」と話しています。【町田徳丈】
〔多摩版〕
毎日新聞 2008年3月5日
2008.03.04
毎日新聞移動支局:津島 毎日新聞社・稲葉代表室長、温暖化テーマに出前授業 /愛知
◇高台寺小5年生に
毎日新聞社移動支局「“モッタイナイ”の街、津島から?地域から考える地球環境」の出前授業が3日、津島市立高台寺小学校で行われました。毎日新聞中部本社の稲葉康生代表室長が「地球温暖化と人口減少」をテーマに講演、5年生児童35人が学びました。
稲葉代表室長は、地球の周りを覆っている温室効果ガスについて「最近は温室効果ガスの中に排出ガスなどの二酸化炭素の濃度が増え問題になっている。18世紀後半から産業の発展に伴い、人間が石炭や石油など大量に消費するようになり、大気中の二酸化炭素濃度が増えている」などと説明。
温暖化防止策としては、「生活の仕方を変革することが大事。レジ袋を断ったり、節電、外出時の車利用を自転車や公共機関に切り替える努力が必要。 できる限り資源やエネルギーの無駄遣いを排除し、再利用やリサイクルを推進することが大切」などと話しました。最後に「今、地球は悲鳴を挙げている。どうやっ たら温暖化が阻止できるか、考えながら暮らしてください。一人一人が積み重ねていくことしか解決できない」と呼び掛けました。
杉本駿介君(11)は「地球温暖化を防ぐため、こまめに照明のスイッチを消したり、公共機関を利用したい。環境を守るためにリサイクルに取り組んでいきたい」。小塚友理さん(11)は「分別をしっかり行うなど、毎日できることから少しずつ実施していきたい」と話していました。【木村文彦】
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■私のモッタイナイ
◇生ごみは肥料に暖房機利用せず??愛西市の川口恵さん(27)=写真右から2人目
「もったいない」ということを考えながら生活している。ブロッコリーの茎も肉に巻いて調理するなど、野菜は残さずに利用している。生ごみは生ごみ 処理機で肥料にしている。また、あまり電気を使わないように心掛けている。石油ストーブのにおいは、環境や子供にも悪い。暖房機は利用せず、上着を一枚多 く羽織っている。よっぽど寒くないとつけない。工夫すれば環境に優しい生活ができるはず。
◇太陽光発電の装置を屋根に??稲沢市の青木貴広さん(29)
地球温暖化問題が深刻になっているため、自分たちでも何か役に立ちたいと思い、環境を考えて1日に太陽光発電の装置を屋根に付けたばかり。大きな 投資だったけれど、今後電気代も節約できる。必要なとき以外は、石油ストーブやエアコンのスイッチをこまめに消している。野菜は残さず食べ、生ごみは出さ ないように心がけている。
毎日新聞 2008年3月4日
2008.03.04
環境ネットワーク「Do!コラボ」
「環境にやさしいことって難しいことじゃない。身近なところに取り組むべき課題があるんです」
そう話す市瀬慎太郎さん(41)が今月、仲間とともにCSR(企業の社会的責任)プランニングのネットワーク「Do!コラボ」を設立しました。独自のノ ウハウを生かして、企業と農山村をつなぎ、自然エネルギーの開発や森林育成の担い手作り、農産物の自給率アップなどを支援します。また、国内だけでなく欧米 の仲間から発信される環境ニュースを紹介。環境のことを考える企業や市民の情報交換の場にしてもらおうと、さまざまな活動を計画しています。
創業100年の老舗紙卸問屋の営業部長だった市瀬さんが開発したヒット商品が、国産材でつくる紙「3・9ペーパー」。山で切り出した国産材を製紙 工場まで運ぶ輸送費を、森林所有者に代わって企業や団体に負担してもらいます。業界全体のパイが縮小する中で紙を売り込むための戦略として高付加価値で環境に やさしい紙の開発に行き着きました。利用者は、木材価格の低迷で間伐費用も賄えない国内林業を支援し、出来上がった紙を報告書として使うことで企業PRにもなります。
「これは国産材でできた紙をもっと使うための仕組み。山から運び出す費用を利用者が負担して、間伐材など山に置き捨てられたもったいない木を活用していこうということなんです」と説明します。
市瀬さんが「普通の紙卸問屋」と兼業でCSRコンサルティングを始めたのは2003年。「電話でアポイントをとって企業の環境部門を訪ねるゼロか らのスタートでしたが、環境へ関心が高まりつつある時期と重なったことが幸運でした」。事業を企業の「環境報告書」や「CSR報告書」に特化したこ とで突破口が開け、昨春からはCSRの仕事に専念しています。
「3・9ペーパー」を使うことで暮らしに欠かせない紙を通じて地球環境問題を考えてもらうユニークな取り組みが注目を集めました。再生紙の偽装問題が 大きく取り上げられる今、講演会の依頼が相次ぐほどの人気者。その市瀬さんが呼びかけたDo!コラボには紙だけにとどまらず、太陽光発電やてんぷら油の 回収・バイオ燃料化、住宅などさまざまな業界の会員が集まりました。力を合わせて地球温暖化問題を解決するための知恵を絞っています。【山本建】
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◇Do!コラボ
東京電力と共同開発した「尾瀬の木道エコペーパー」をはじめ、ミニストップで販売する「5円の木づかい箸(ばし)」などを手がけ、企業のCSRを支援する。会員は20の団体・個人。事務局は電話03・6423・1324。
2008.03.04
無駄なく使える制服、南山小に登場
伊藤忠商事と繊維専門商社チクマ(大阪市中央区、竹馬隼一郎社長)は環境に配慮した学校制服ブランド「MOTTAINAI SCHOOL」=写真=を新設した。4月に開校する南山大付属小(名古屋市)が新入学児童向けに自由に選べる制服の一つとして採用する。
伊藤忠が毎日新聞社とともに進めるMOTTAINAIキャ ンペーンと、チクマが展開する衣服のリサイクルを通して環境について学ぶ「服育」活動の一環。制服を耐久性のある素材で作って長く着てもらう。卒業や成長 でどうしても着られなくなった制服は、販売店を通じて回収。補修やクリーニングを施して別の児童・生徒用に再利用する。再利用が難しい場合は制服の素材に 戻したり、自動車の防音材や断熱材にリサイクルしたりする。問い合わせはチクマ(電話06・6222・3321)。【山本建】
2008.03.03
毎日移動支局:林家ライス・カレー子さんが環境漫才/愛知
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環境問題の漫才を披露する林家ライス・カレー子さん=愛知県津島市のヨシヅヤ津島本店で(2008年3月2日午後2時36分、木村文彦撮影)
愛知県津島市のヨシヅヤ津島本店で開設中の毎日新聞移動支局「“モッタイナイ”の街、津島から?地域から考える地球環境」で2日、林家ライス・カレー子さんの環境漫才が披露されました。約100人の観衆を前に、歯切れのよい口調で、笑いを取り混ぜ環境問題を訴えました。
この日のお題は、「思いは地球規模で、行動は足元から」。「家では古いモノから食べるのに、スーパーでは新しいモノから買うから、廃棄物が増える。目の前にある牛乳パックから購入しましょう」などと約40分に渡ってネタを繰り広げました。【木村文彦】
毎日新聞 2008年3月3日
2008.03.02
毎日新聞移動支局:津島 真珠まりこさん、「モッタイナイ」読み聞かせ
◇トークショーに100人
みかんの皮は干してお風呂に入れるとポッカポカだよ??。津島市のヨシヅヤ津島本店に開設された毎日新聞移動支局「“モッタイナイ”の街、津島か ら?地域から考える地球環境」では1日、絵本「もったいないばあさん」著者の真珠まりこさんのトークショーが行われ、真珠さんは読み聞かせで「モッタイナ イ」を訴えました。
真珠さんは、息子が4歳の時に「もったいない」の意味を聞かれて答えられなくなり、一言で言い変えられる言葉でないことを痛感。子供でも分かりやすいように絵本を作ったそうです。「もったいないばあさん」は、「どこを見ているか分からないが、全部見ているよ」と、観音様がモデル。一見、厳しいことを 言うけれど、本当は優しくて心に愛があるそうです。
この後、読み聞かせを行い、みかんの皮は干してからお風呂にいれると、ポッカポカのみかん風呂になること、おでんを作る時に土鍋が一度煮立ったら 火を止めて鍋を新聞紙5、6枚で包んで上から毛布をかぶせると、ガスや電気の節約になるしおいしく仕上がる??など「もったいない」を楽しむ“コツ”を 語っていました。
買い物客ら約100人がトークショーに参加した。津島市神守町、会社員、池戸康博さん(45)は、娘の佑衣ちゃん(7)と菜月ちゃん(5)を連れて訪れました。「子供たちはまだ、もったいないの意味を知らない。絵本を読んで、少しでも理解してほしい」と話していました。佑衣ちゃんは「好き嫌いせずに、ごはんを 食べて、物を大事にしていきたいです」と笑顔で話していました。【木村文彦】
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■私のモッタイナイ
移動支局を訪れた人に、個人で心がけているエコ活動、「私のモッタイナイ」についてうかがいました。
◇津島から世界に広げたい環境運動??伊藤文郎津島市長
津島市は、自然と調和した暮らしができるよう、うるおいある快適な環境のまちづくりに取り組んでいる。津島から世界に向けて環境運動を広げていきたい。それにはまず自分から取り組んでいかないと。
市役所で昼食を取るときは「マイはし」を使っており、各小中学校でもマイはしを実施している。マイバッグを持参して買い物に出掛けるし、電気をこ まめに消す。また、生ごみを土に埋めて肥料にしている。一人一人が、自分でできる小さなことから行動し、身近なところから環境への意識を高めなくてはいけ ないと思う。
◇分別を徹底し電気こまめに??甚目寺町の中川昌代さん(30)
家庭からごみが出ないように、分別を徹底している。トレーやペットボトル、牛乳パックなどはスーパーなどにある回収箱に捨てている。コンビニやスーパーなどで弁当を買って家で食べる時は、割りばしを断っている。
食べ残しをなくすほか、照明の電気をこまめに消したり、石油などが高くなるため、暖房機の温度は21度に設定することを心掛けている。子供たちの将来のためにも、美しい地球を守りたい。
◇電子レンジでラップ使わず??名古屋市名東区の後藤暁子さん(38)
電子レンジを使うときは、皿をかぶせて温めたり、冷蔵庫などで保存する場合にお菓子に付いてくる透明なふたを使ったりして、極力、ラップを使わないようにしている。
皿に付いた油物を洗うときは、一度、新聞やチラシでふいてから洗っている。出るごみが減ってくれば、家で保管しなければならないごみも自然と減る。買いだめはするが、きちんと使い切る。
◇資源ごみ分別、マイバッグ必携??安城市の池田知子さん(39)
資源ごみになるものは、きちんと分別している。買い物に出掛ける時は必ずマイバッグを持参する。肉や魚などに使われているトレーはきれいに洗い、 数がたまってから回収箱に持っていく。使わなくなった油は、牛乳パックの中に古布や新聞紙を詰めてその中に入れ、テープで留めてから捨てている。
毎日新聞 2008年3月2日
2008.03.01
移動支局:モッタイナイショップで環境問題/愛知・津島
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毎日新聞移動支局の開局式=愛知県津島市のヨシヅヤ津島本店で(2008年3月1日午前11時36分、木村文彦撮影)
毎日新聞社は1日、愛知県津島市津島のヨシヅヤ津島本店モッタイナイショップに移動支局「“モッタイナイ”の街、津島から?地域から考える地球環境?」を開設しました。7日までの1週間、環境漫談、自転車や風呂敷など環境に優しい暮らしを提案する環境講座などを行います。
開設式には、ヨシヅヤの伊藤彰浩社長や地元関係者、買い物客ら約200人が参加。毎日新聞中部本社の岡部仁代表が「少しでもモッタイナイ運動を広 めていきたい」などとあいさつ。伊藤文郎市長は「市民、企業のみなさんと一緒に環境問題に取り組んでいきたい」と述べた。この後、関係者がテープカット。 愛・地球博のマスコットキャラクター「モリゾー」「キッコロ」も駆け付けて開設を祝いました。【木村文彦】
毎日新聞 2008年3月1日
2008.03.01
モッタイナイの街から:移動支局・津島 グリコンガイド
◇環境重視の買い物を
生ごみは堆肥(たいひ)にして利用、買い物袋を持参しトレーやラップのないばら売り商品を購入、水筒を持ち歩く??。健康で資源を無駄に消費しない、環境重視の生活を実践する市民を「グリーンコンシューマー」と呼ぶ。80年代後半、ヨーロッパから広まった言葉です。
津島市は、安心安全で環境負担の少ない企業の取り組みを、市民に紹介するガイド「グリーンコンシューマーガイドブック(グリコンガイド)WEB版」を、4月から市の公式ホームページ(HP)で公開する準備を進めています。
05年3月、「津島市環境基本計画」策定のため、15歳以上の市民2000人を対象にアンケートを実施。その中に「安全な食品を適正な価格、近く の店で買うことができる街であってほしい」の意見が約500件ありました。身近で安全な商品が作られていることを広め、資源を循環させる社会を実現していこう ??。グリコンガイドを作る目的です。
担当しているのは、市民らで構成する「市環境市民委員会」(30人)に加わっている主婦や会社員の30代から60代の4人。昨年9月に初会合を開き、ガイドのイメージ作りや情報収集方法などを話し合い、11月から作業を始めました。
ガイドに掲載するには、▽3R(リデュース、リユース、リサイクル)運動への協力▽地産地消▽オーガニック商品かどうか▽省エネにかかわる商品か どうか??など10項目のどれかに当てはまる企業や団体が対象。これまで、無農薬・減農薬野菜の生産販売を行う団体や農家▽米粉で作るパン屋▽リサイク ル、リユースの店など12店を取材しました。
2月中旬、委員ら4人は市内の家電店を訪問しました。この店は、リサイクル館を構えており、市民から寄せられた不用の電化製品の修理販売や、家具や陶磁器などをリサイクル販売しています。
委員の主婦、加藤洋子さん(58)=同市河原町=は、「ガイドは生活に役立つ情報を満載し、環境や健康を考えた買い物の具体例も分かるようにした い。多くの人に見てほしい」。委員の同市青塚町、会社員、宇都宮真輔さん(34)は「人と環境にやさしい商品を正直に取り扱っていることに重点を置き取材している。ガイドをきっかけに市民が少しでも環境に関心を持ってくれれば、地域の活性化にもつながる」と期待しています。【木村文彦】
◇きょう開幕
毎日新聞の移動支局「“モッタイナイ”の街、津島から?地域から考える地球環境?」は1日、津島市津島のヨシヅヤ津島本店内モッタイナイショップに開設されます。7日まで多彩なイベントを繰り広げ、地域の情報を集中的に発信していきます。
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◇期間中のイベント◇
◆1日
11時半? オープニングイベント
12時半? 絵本「もったいないばあさん」著者の真珠まりこさんのトークショーとサイン会、記念撮影会
◆2日
14時? 環境漫才で知られる夫婦漫才師林家ライス・カレー子さんの「環境漫談」
◆3日
11時? 市立高台寺小学校で毎日新聞による出前授業
◆4日
16時? 市民自転車フォーラム代表の後藤康之さんの「環境に優しい自転車講座」
◆5日
16時? 風呂敷活用講座
◆6日
16時? 気象予報士で毎日新聞中部本社写真グループの鮫島弘樹デスクと、フリーアナウンサー長谷川千夏さんのお天気講座
◆7日
16時? 東海ラジオアナウンサー、深谷里奈さんと毎日新聞記者の「万博こぼれ話」
※移動支局では「モッタイナイ写真展」が行われるほか、毎日、先着30人を対象に記念日の新聞プレゼントも行う。
毎日新聞 2008年3月1日
2008.02.29
モッタイナイの街から:移動支局・津島 リサイクルステーション
◇地域変えて地球救う
ショッピングセンターの駐車場などを利用して、古紙や古布、アルミ缶などを回収する、リサイクルステーション。津島市でも昨年4月から、ヤマナカ 神守店の駐車場(津島市蛭間町)で、古紙や古着、陶磁器製食器、ペットボトルなど7品目を回収しています。「市の中心部でもやってほしい」との声が相次ぎ、 4月からは、津島市津島のヨシヅヤ津島本店の駐車場でも行います。
ステーションは、ごみの減量に取り組むNPO法人「中部リサイクル運動市民の会」(事務局・名古屋市中区)が、91年から自主的な環境運動として 始め、現在、名古屋市内では、43カ所で年間4000トンを回収しています。集められた資源ごみは、それぞれ回収業者に運ばれます。ステーションで仕分け作業 する人を市民リサイクラーと呼び、会場の設置や分別指導、市民とのコミュニケーションをしている。名古屋市以外での取り組みは津島市が初めてだそうです。
津島市のステーションにはリサイクラー5人が登録。毎月第1、3土曜日の午前10時から午後2時まで回収する。リサイクラーの成田鉄広さん (72)=同市越津町=は「少しでも地球のために役立ちたい」と笑顔で話しています。回収日はテントやのぼりを設置し、資源ごみを運んできた車が近づいてくると一 緒に降ろすそうです。
ステーションを始めて約1年。成田さんは「初めは手探り。女性はごみの仕分けをしてくるが、男性はあまりしていない。持ち込んでくる人とコミュニ ケーションを取って顔見知りになれば、資源選別にも詳しくなるし、回収もスムーズになる。何より本人にも、環境に貢献していると実感がわいてくるはず」。
乗用車で持ち込んだ七宝町の主婦、市川弘恵さん(39)は「友達に教えてもらい、初めて来ました。少しでも環境に役立ちたい。これから利用していきたい」と話しています。
持ち込まれる陶器などの中には、新品もあり、眺めて気に入ったものがあれば持って帰る人もいる。成田さんは「物のない時代に育ち、資源の大切さは 身に染みている。必要な人が使うのが一番いい。地域の環境問題を一つずつ解決し地域を変えていくことが、地球を救うことにつながる」と感じています。【木村 文彦】
毎日新聞 2008年2月29日
2008.02.27
モッタイナイの街から:移動支局・津島 雨水タンク
地域からの情報発信を目指す、毎日新聞移動支局「“モッタイナイ”の街、津島から?地域から考える地球環境?」が3月1日から1週間、津島市津島 のヨシヅヤ津島本店内モッタイナイショップで行われます。同ショップには、「MOTTAINAIキャンペーン」名誉会長のノーベル平和賞受賞者、ケニアのワ ンガリ・マータイさんも昨年4月に訪れました。支局開設を前に、行政、市民の環境への取り組みを紹介します。
【木村文彦】
◇花を育て大事に使う
雨は大地に恵みをもたらしますが、道路の舗装化や下水道の整備が進み、あっという間に人の前から消えていく存在になりつつあります。その雨水を、ためて使おうという活動が広がっています。
「もっと雨が降らないかなぁ」。津島市立東小学校の児童たちは、空を眺めることが増えました。南側校舎の一角に、廃棄された電気温水器を再利用した雨 水タンクがあります。校舎の屋根に降った雨は、雨どいに付けたバイパスを通り、雨水貯蔵タンクに水がたまる。水は花壇の水やりに使っています。
雨水タンクに変身させたのは、名古屋市中川区の電気工事会社「ギオ」の戸谷義夫社長(59)。家庭などで使われる家庭温水器の寿命は10?15 年。弁やセンサー、ヒーターなどが経年劣化で傷んでしまうため。しかし、断熱材が巻かれたステンレス製のタンクは、ほとんど傷みがありません。
何かに使えないかと戸谷さんは考え、貯水タンクに再利用することを思い付きました。知り合いだった津島市の宇佐美清毅教育長に相談したところ、市内の 学校で雨水をためて使うことになりました。タンクは「あまがえる」と名付け、07年、同小学校にプレゼントした。現在、愛西市立草平小学校と七宝町立伊福小学 校にも設置しています。
タンクは直径約70センチ、高さ約2メートルの円筒形。370リットル貯水でき、下部に付けた蛇口から水を出します。断熱材が巻かれているため冬で も凍りません。雨水がたまりやすいように、パイプに傾斜を付けるなど改良を加えました。戸谷さんは2カ月に1回、ボランティアでメンテナンスに訪れています。
清掃時間になると、児童たちが、じょうろを使ってビオラやパンジーに水をやっています。同小2年の山田健太君(8)は「この水は自然の水だから花も 喜ぶよ。水道水を使うよりエコだ。僕らの力で地球温暖化を止めたい」と元気に話しています。暖房を節約しようと厚着したりして、エコを心掛けているそうです。
大橋一弘教頭(50)は「雨水は日によって量が変わるので、ない日もある。水道の蛇口をひねれば水は出てくるという発想が変わり、水を大事に使う気持ちが児童に広がってきました。災害時に利用できる方法を考えたい」と話しています。
毎日新聞 2008年2月27日
2008.02.26
うちのこだわり:古民家再生、次世代へ??愛知・七宝、林さん宅
◇屋根に天窓、壁に断熱材??明るく、暖かく
新しいカウンターキッチンのある場所からは太い梁(はり)が茶色い大黒柱とがっちり組み合うのが見えます。天井裏に使われた割り竹と杉皮の模様が美 しい。約120年前の明治時代に建ったという愛知県七宝(しっぽう)町の会社員、林武志さん(44)宅。120年の間、所々にその時代その時代の改修の手 が入っていたが、「古民家再生」型のリフォームで元の木材や壁の良さを前面に出しました。林さんは「古い環境と新しい環境がいい具合にミックスされた」と 満足そうです。
「古い環境」の梁や柱、壁、屋根を支える骨組みは再生前は目立ちませんでした。再生を手がけた建築家の今井俊介さん(56)によると、昭和40年代に「典型的な昭和のリフォーム」を受けていたからです。
土間だったスペースの壁や床に合板を張り、応接セットを置いて洋間にしていました。林さんの母晢子(てるこ)さん(75)は「あのころはみんな洋間が ほしかったのよ」と話す。台所も改修で合板だらけだった。それら「昭和の衣装」を除き、天井も取り払って吹き抜けにして、本来の木材の骨組みを強調した。 梁を1本購入したほかは、元からあった古材が使えました。「歴史が感じられる木材は素晴らしい。本物が持つ魅力でしょう」と林さん。
今回の再生で加わった「新しい環境」は、床下や天井、壁に断熱材を入れたり気密化を進めたことです。屋根には天窓も設け、家全体の耐震性もアップさせました。
再生前は約140平方メートルで全6室の間取りでした。壁の一部を取り払い、うち3室を約70平方メートルの大きな居間にしました。物置だった屋根裏部屋はおしゃれなフリースペースになり、3人の子供の遊び場所になりました。
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存在感を増した大黒柱に手をかける林さん
妻の久仁恵さん(41)は「夏の涼しさはそのままに、冬の寒さは改善されたし、明るくなった」と喜んでいます。
◇
林さんは「新築すれば予算の関係で今より狭い家にせざるを得ない。生まれ育った昔の家の規模のまま、次の世代に引き渡したかった」と振り返ります。久仁恵さんも「長年続いてきた家を壊して新築するのはもったいない」と思っていたそうです。
夫婦は本で知った今井さんに相談し、再生住宅の実例も見学した結果、「古さを生かしながら冬の寒さ、暗さを改善できる」とローンと手持ちの資金合わせて約3000万円をかけて再生リフォームをすることにしました。05年12月に着工し、翌年3月に完成しました。
今井さんは、日本の古民家の住みにくさとして▽寒い▽暗い▽収納スペースが少ない▽プライバシーを保ちにくい??の4点を挙げています。「限られた予算 の中でも優先順位を決めて工夫すれば古材を利用したリフォームができる。再生とは昔に戻すことでなく、住みよくすることだと思っている。そのためビニール クロスや合板は使わないが、断熱材などは取り入れる」と話しています。【大西康裕】
■+α
◇「耐震」に費用の3分の1
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林さん宅の間取り(概略)。太線で囲んだところを一つの空間にしました。■が大黒柱。リフォーム前はカッコ内の3室に分かれていました
林さんは耐震化も強く望みました。今井さんの対策の基本は足元を固め、上部は軽くすること。床下は全室、畳や床板を外してチェックし、必要なところに は新たに鉄筋コンクリートの基礎を作って支え直しました。屋根は瓦をやめて軽い金属板にしました。なくした壁もあるが、新しく設けた壁もあります。新しい収納スペースができたため大きくて倒れやすいたんすが撤去できたのも安心材料です。
結果的に、全体の費用のうち約3分の1は耐震関係。今井さんは「引き続き使える木材がどれくらいあるかにもよるので、実際の費用は始めてみないと分からない。どう再生したいのか、予算はいくらなのかなどを専門家とよく相談してほしい」と話しています。
2008.02.26
ツバルに太陽光発電施設が完成??関電など援助
【フナフティ(ツバル)竹之内満】地球環境保全への貢献を目的に関西電力(本社・大阪市)などがフナフティ空港に建設してきた太陽光発電施設(約 40キロワット)が完成し21日、ツバル政府に引き渡されました。陽光パネル250枚余りを空港脇のサッカー場観覧席の屋根に設置し、主に近くの政府庁舎などに電気を供給します。
07年9月に着工。総工費約5000万円は、関電と日本政府の草の根無償援助で賄われる。地球温暖化防止を主課題に、先進国の電力首脳有志でつくる会議(e8)の途上国支援策の一環。
ツバルでは07年、計1800キロワットのディーゼル発電所が日本の援助で稼働したが、原油高でコスト増が深刻化。環境への配慮もあり、太陽光発 電建設を要請していた。この日は発電用パネルの前でイエレミア首相と関電の生駒昌夫常務が握手。ナタノ公共・産業相は「長期に二酸化炭素の排出を削減する 上、電力供給の安定化に有効で、日本に心から感謝したい」と述べました。
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完成した太陽光発電所を祝うイエレミア首相=ツバル・フナフティで21日、竹之内満写す
毎日新聞 2008年2月22日 東京朝刊
2008.02.26
MOTTAINAI:宇都宮JCからスクールバス、ツバル児童が歓迎のダンス
<もったいない>
【フナフティ(ツバル)竹之内満】潮位上昇で水没の危機にある南太平洋の島国ツバルに20日、宇都宮青年会議所(JC)=渡部修三理事長=からス クールバスが贈られました。首都フナフティ唯一のナウティ小学校では、児童約800人が歓迎ダンスを披露しバスの到着を祝いました。バスは南北約10キロの島内で 児童のために運行されるそうです。
式典にはイエレミア首相ら政府や町幹部も出席し、同JCの石下光良前理事長が「バスが多くの児童を幸せにすることを願っている」とあいさつしました。
フナフティのアンドリュー町長は「教育は常にツバルの子供の最優先事項。バスは本当に役立つ」と謝辞を述べました。
児童たちは「足跡がたくさん描いてある」 「モッタイナイはどういう意味?」などと話し、将来医者になりたいというナオミ・マヘウさん(13)は「嵐でも学校に遅刻しない。日本の子供にとても感謝 している。黄色いデザインもすてきで気に入った」と喜んsでいました。
イエレミア首相は「日本と宇都宮の人々には最大の謝意を表したい。厳しい天候の中での登校を余儀なくされているツバルの児童・生徒に大きな助けとなる」と語っていました。
2008.02.26
ツバル支える日本人 港で新桟橋建設/作品撮影で取材 /栃木
◇港で新桟橋建設…隠木さん/作品撮影で取材…海南さん
スクールバスの贈呈や太陽光発電所の設置ばかりでなく、地球温暖化の象徴・ツバルの支援に、日本は深くかかわってきました。ツバルに滞在し、新港建設やドキュメンタリー映画撮影に活躍する日本人を紹介します。【フナフティ(ツバル)宇都宮支局・竹之内満】
東京の水産コンサルタント会社に勤務、今月19日にツバル入りした隠木俊人さん(44)は約1年かけ、フナフティ島中央部のフナフティ港で新桟橋を建設しています。
現在の桟橋は1980年、豪州の支援で建設された。しかし築後28年を経て、土台内部の鉄筋が断裂するなど老朽化。4000トン級の貨物船が出入りするが、コンテナの重量が制限される状態です。
このため、日本政府は総工費約9億円で、無償援助の手を差し伸べました。船が横付けされる部分は50メートルから80メートルに拡張され、大型船を係留できるほか、トレーラーの旋回が容易になります。
完成は来年2月末の予定。隠木さんは現場にとどまり、「(当分)日本には帰らない」と話しています。過去、アフリカを主に東南アジアや太平洋の約10カ国 で港湾建設に携わってきました。ツバルについて「桟橋の維持管理がツバル人でできるかというと、現状では難しい。ツバル人の自助努力に任せるまでに至らないと思う。建設コストも高く、なるべく壊れない物を作るしかない」と決意を語っていました。
一方、映像作家の海南友子さん(36)は今秋にも公開を目指すドキュメンタリー作品を撮影するため、2回目の取材を行っています。今回は1カ月滞在の予定。地球温暖化によるとみられる海面上昇により、ツバル、アラスカ島、ベニスという3島への影響を描くそうです。
ツバルの現場を歩き、「足元が海水で満たされているという状態は、考えてみれば驚くべきこと。しかし、水没が日常化していて、住民があまりに慣れてしまったことに驚いた」そうです。「同じ島国の日本も同じ状態になったら、とみなに考えてもらえれば。ツバルはいわば『小さな地球』なんです」。海南さんはそう話しています。
2008.02.18
MOTTAINAI:キッズ植林プロジェクト ツバキカンザクラ植樹/高知
◇生命の大切さ学んで??吾桑小の子どもら20人
子どもに植樹によって生命の大切さなどを学んでもらう「MOTTAINAIキッズ植林プロジェクト」が17日、須崎市桑田山の山里であり、子どもたち約20人が地元の名物、ツバキカンザクラ(雪割り桜)を植樹した。
プロジェクトは、ノーベル平和賞を受賞した、前ケニア副環境相のワンガリ・マータイさんの来日を機に06年からスタート。全国で開かれており、今回は社団法人・県森と緑の会が主催し、ローソン緑の募金が費用を出した。
この日は、地元の同市立吾桑小の子どもらが参加し、ツバキカンザクラの苗木75本を用意。冒頭、マータイさんの活動について説明を受けた後、くわやスコップを持って植樹。子どもたちは「花がすぐ咲きますように」などと言いながら、苗木に土をかぶせていった。
ツバキカンザクラは地元住民が「地区の名物にしよう」と約10年前から植え始めた。今年は気温が低いこともあり、2週間ほど開花が遅れているという。参加した同小3年の山崎千聖君(9)は「くわが最初は使いにくかったけれど、上手に植えられました」と話していた。【服部陽】
2008.02.15
国連総会:「もったいない」意識を日本訴え 「気候変動」交渉進展へ決意
【ニューヨーク小倉孝保】
日本政府は13日、気候変動をテーマにした国連総会の討論会で、温暖化対策に「最も重要なのは、『もったいない』の生活スタイルを(世界で)促進することだ」と演説した。環境に優しい生活様式を促進することで気候変動に「打ち勝たねばならない」と主張、浪費を廃した「MOTTAINAI(もったいない)」の重要性を訴えた。高須幸雄・国連大使が演説した。討論会は、インドネシア・バリで昨年12月に開かれた国連気候変動枠組み条約締約国会議を受けたもので、各国が意見表明を続けている。
高須大使は演説で、MOTTAINAIの 具体例として、環境保護のための日本の高い技術を他国に移転する用意があると表明し、「もしも日本の効率的な発電技術を米国、中国、インドに応用すれば、 二酸化炭素の排出を、日本の年間総排出量と同じ約13億トンも削減することができる」と語った。そのうえで、国連を中心に気候変動問題で交渉を進展させる 必要性に言及し、「日本も今年の主要国首脳会議(G8)議長国として交渉進展のために貢献したい」と決意を表明した。
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2008.02.15
MOTTAINAI:白岡の「もったいない会」が会員募集 /埼玉
<もったいない>
◇活動の輪を広げよう
◇古着利用した作務衣など、駅構内で展示会も
白岡町の「もったいない会」(会員9人)が、活動の輪を広げようと会員を募集しています。町生涯学習「環境アカデミー教室」の受講者が02年、環境問題を中心に賢い消費者を目指そうと同会を発足させました。
ノーベル平和賞受賞者のワンガリ・マータイさんと毎日新聞社が進めるMOTTAINAI運動に共鳴し、宇都宮市で開かれた「第1回もったいない全 国大会inうつのみや」にも参加。雑草で染めたスカーフを作ったり、冬至の夜に地球温暖化について家族で考えてもらおうと、小さなろうそくを無料で配るな どの活動を続けています。現在、JR宇都宮線白岡駅構内のミニギャラリーで、古い手ぬぐいを使った浴衣や着古した着物を利用した作務衣(さむえ)などを展示 しています。
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写真=JR宇都宮線白岡駅に展示された作務衣
遠藤誠会長(60)は「のんびりした会で参加は自由。ごみ問題や温暖化について一緒に考えていきましょう」と話しています。展示会は12日午後4時まで。問い合わせは遠藤さん(電話0480・93・0791)。【中村和久】
2008.02.15
雑記帳:クマのえさにはもったいない?
◇山梨県富士吉田市の市民団体「獣害対策支援センター」が、クマや農作物被害を招く野生ザルなどの出没を防ぐためにボランティアでもいだ民家の柿の実を干し柿に加工しました。
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写真=クマのえさにしないため山里の民家の柿で作った干し柿
◇支援センターは07年6月、主婦や研究家らで設立。同年秋、柿の実を収穫できない市内の高齢者らに代わり「柿とり隊」を結成して約30人で1300個をもぎました。
◇50年余り、干し柿作りをしてきた地元の男性の指導で柿を干し、完成品を3個ずつ和紙に包んで柿の木の所有者らに無料配布しました。甘みは十分で、食べた人は「やっぱり、動物に食べさせるのはもったいない」。【藤野基文】
2008.02.15
みんなの広場:食品の無駄をなくす正直な販売
塾講師・片山拓朗/北海道函館市
昨年は食品の偽装に揺れた一年だった。ミートホープのように悪質なものは別として、若干賞味期限が過ぎた商品をそのまま廃棄処分にしてしまうのは何とももったいないことで、もっと有効利用ができないものかと常々思っていた。
そんな折、見た目が悪い、賞味期限が近いなどの食品を目玉にしたネットサイトやスーパーが、北海道内でも人気を集めているという。低価格の理由を隠すこと なく、正直に商品に明記していることが消費者の心をつかんだようだ。スーパーでは店員が「賞味期限が残り1カ月です」などと叫んで商品を販売し、さらに頭 や足が取れてしまったエビや足が折れたカニなどの海産物も安く提供されているらしい。
消費者は食の安全に過敏になっている。しかし、うそのない正しい表示をして売り方を工夫すれば、食品を無駄にすることなく、通常より安く商品を提供することができる。このような動きはどんどん広がってほしいものである。
2008.02.14
使用済みのお皿や茶わん、マグカップに再生!
◇全国から年間40?50トン、砕いて2割混ぜ込む??焼き物の里・岐阜、愛知
全国一 の焼き物の里で愛知、岐阜両県にまたがる東濃地区から今春、MOTTAINAIマグカップセットが誕生する。全国の消費者から「捨てるのはもったいない」 と送られてきた使用済みのお皿や茶わんを砕いたリサイクル素材を2割混ぜ込んで焼き固めた。世界中から集めている焼き物用の土を節約できる上、ごみを出さずに済むのが売り物だ。
MOTTAINAIマグカップを作ったのは、同地区を拠点に食器の加工販売を手がける株式会社「アイ トー」(本店・東京都港区)。リサイクル素材を使ったマグカップやお皿、ふた付きスープマグカップや小鉢などをセットで販売する。デザインは陶器の白地を 基調に、MOTTAINAIロゴをあしらった。
◇生産量が激減
もともと愛知県瀬戸市や岐阜県多治見市は美濃焼の里として有名で、和洋食器は国内生産量の半分以上のシェアを持つ。低い丘陵を背に製陶工場の煙突が伸びる風景は日本人の心をなごませる風景だが、その焼き物の里にも時代の流れが押し寄せている。
コンビニエンスストアや百貨店で総菜を買ってそのまま食べる「中食」や外食が一般化して陶磁器を使う機会が減り、陶磁器中心だった結婚式の引き出物が多様 化したことに加え、海外からの洋食器が増えたことで国内の生産量は95年の3500トンをピークに現在は1200トンまで激減。窯元が閉鎖したり、規模縮 小に追いやられているという。
◇資源の循環目指し
欧州メーカーと差別化し、消費者に購入してもらうため、地元企業などが中心となって 練り上げたのが環境に配慮し、資源循環を実現する「うつわの再生」プロジェクト。「グリーンライフ21」と名づけられたこのプロジェクトは、使用済み食器 を全体の2割程度まで粗く砕いて混ぜ込み、土と一緒にして7?8マイクロメートルに粉砕。再生した食器は新たな土だけで作るよりも環境負荷が少なかったと いう。同プロジェクトで作った製品は01年度のグッドデザイン賞「エコロジー・デザイン賞」などを受賞した。
使用済み食器を受け入れている「ヤ マカ陶料」(岐阜県多治見市)によると、全国の消費者から送料を自己負担して送られてくる使用済み食器は年間40?50トンに上り、年々増える傾向にある という。中には、「ありがとうございました」との手紙と共に菓子を同封して送ってくる消費者もいるという。
食器のリサイクルを嫌がる消費者はい ないのか。加藤誠二副社長も当初は心配だったという。ところが、あるイベントで出展していたら、お客さんからラーメン屋を引き合いに「前の人が食べたどん ぶりでみんな食べるんだから大丈夫」と励まされた。「この話は分かりやすい説明でしょ」と、加藤さんはほほ笑む。
◇地方自治体も悩み
一般消費者と同じぐらい問い合わせの多いのが、ごみの処分に頭を悩ませる地方自治体だ。一般廃棄物最終処分場の残余年数は05年度に14・8年となっており、年々リサイクル量は増加しているものの自治体によっては頭の痛い問題だ。
加藤副社長は「もともと土を粉砕する装置はあるので、追加コストは全くない。製品が消費者に認知されれば陶磁器の需要増につながるのではないか」とみている。
アイトーはこれまでも独自の資源循環型ブランドを持ち、百貨店などでのイベントの際には使用済み食器を持参してもらい、金券などと引き換えたりしていた。また、社会貢献の一環として食器作りのノウハウを生かし、お年寄り向けの食べやすい食器の開発も進めている。
アイトーの加藤裕彰社長は「わが社はこれまでも社会的に意味のあることにチャレンジしてきた。マータイさんが主導するMOTTAINAIキャンペーンは誰 にも分かりやすくメッセージ性がある取り組み。我々の製品が広く認知されることで資源循環型社会が構築されるよう期待している」と話している。
(毎日新聞1月5日紙面から抜粋)
2008.02.08
MOTTAINAI:BDF実験、4月スタート??松戸で産官連携 /千葉
<もったいない>
◇廃食用油回収し燃料に
松戸市と同市の異業種交流グループ「松戸テクノプラザ」(28社、的場研二会長)は、家庭や事業所などで使用済みの天ぷら油(廃食用油)を回収して、ディーゼルエンジンの燃料として再生・活用する社会実験事業を4月から始めます。同市が進めている「もったいない運動」の一環で、地球温暖化防止対策として取り組みます。7日には、廃食用油をバイオディーゼル燃料(BDF)に精製、これを給油した市のごみ収集車を走らせるデモンストレーションを行いました。
市によると、廃食用油の回収から販売まで一貫して行うのは県内初。産官が連携するのも特徴とのことです。
計画では、松戸テクノプラザが協同組合か事業会社を設立し、市内の飲食店や小中学校から廃食用油を買い取り、市は協力町会から無償で回収します。
これを、市内の表具製造会社社長で発明家でもある大久保敏行さん(松戸テクノプラザ副会長)が開発したBDF製造装置で精製。できた燃料は市や事業所が買い、軽油に混ぜて燃料として利用します。廃食用油からは、ほぼ同量のBDFができ、軽油の8割程度の価格で販売する予定です。
松戸市で排出される廃食用油は推計で年間約125万リットル。この全量をBDFに加工し、その分の軽油利用を抑えれば、年間約3200トンの二酸化炭素削減につながるそうです。
社会実験は1年間を予定し、回収や品質などの課題を検討した上で、本格的な事業化を目指します。大久保さんは「市内排出の廃食用油をほぼ全量回収し、加工・販売しても売上高は1億円程度。事業規模は小さいが、意義は大きい」と話しています。【長谷川力】
毎日新聞 2008年2月8日
2008.02.08
ローソン:境港産、カニたっぷり 県と提携、炒飯など限定販売へ 知事も試食 /鳥取
県と提携を結ぶ大手コンビニエンスストア「ローソン」が境港産ベニズワイガニを使ったオリジナル商品を作り、平井伸治知事が5日、県庁で試食しました。県内87店舗を含む中国・四国地方950店舗で今月中旬から期間限定で売り出されます。
県と同社は06年5月、県内製品のテスト販売などを行う業務提携を結び、07年3月には大規模災害時に生活物資を調達・供給する協定を締結しています。
開発したのは▽パスタ(発売期間12日?3月3日)▽炒飯(チャーハン)(2月19?25日)▽おにぎり(2月19日?3月3日)▽押し寿司(ずし)(2月19日?3月3日)??で、ベニズワイガニを4・2トン使用。「境港産紅ズワイガニ使用」というシールを張り、認知度アップを図るそうです。
平井知事は炒飯が気に入った様子で「やみつきになる。卵がふんわりしてカニの味がしっかり出ている」と太鼓判を押し、「県の食材を全国に売り出していきたい」と述べました。中四国ローソン支社県庁駐在の今井隆也さんは「ベニズワイガニは本当はもっとおいしいということを胸を張って言う必要がある。ヒットすると自負している」と話しています。【山下貴史】
2008.02.08
スクランブル:「広島の味」 決め手は軟水にあり /広島
広島風お好み焼きの甘くてまろやかなソースにもみじ饅頭の甘いあん。こうした「広島の味」のカギは軟水に隠されていました。広島には「名水」と言われる水源が各地にあり、そのほとんどが軟水。県内で軟水を利用した製品作りに取り組む企業は数多く、広島国際学院大(安芸区)の佐々木健教授=生物環境化学=は「広島名物の陰に軟水あり」と話しています。【下原知広】
◇コク・うま味引き出す??広島国際学院大・佐々木教授
軟水とは、水に含まれるマグネシウムやカルシウムなどミネラル分の総量(硬度)が1リットルあたり50ミリグラム以下の“柔らかい”水。
佐々木教授らが96年に行った実験で、水のミネラル分が高くなると、昆布やかつお節から出るうま味成分のグルタミン酸などの溶出量が少なくなることがわかりました。昆布では、硬度0(純水)の水1リットルでは、グルタミン酸約160ミリグラムがしみ出ていたのに対し、約300ミリグラムのミネラル分が含まれるとグルタミン酸の溶出は100ミリグラムに低下したそうです。ミネラル分の少ない軟水が、和食のだしをとるのに最適で、うま味を十分引き出せることを裏付けているといいます。
宮島が発祥とされるもみじ饅頭(まんじゅう)でも軟水が活躍。最大手の「にしき堂」(東区)は、約25年前からあん作りに軟水を利用。本社から約7キロ離れ、豊富な軟水がわき出る海田町にあん専用工場を建設しました。また、お好み焼き用ソースで知られるオタフクソース(西区)も原料となる酢に軟水を使用しています。三原市大和町の酢の醸造工場には軟水の地下水源があり、年間約9500キロリットルの酢を生産し、お好み焼きや焼きそば用のソース原料に使われています。独特のコクを出すのに役立っているそうです。
佐々木教授は「関東のうどんのだしが濃く、関西のだしが薄いのは水の硬度の差に理由がある。食文化に水は大きく影響している」などと話しています。
毎日新聞 2008年2月7日
2008.02.07
私のMOTTAINAI:ICI石井スポーツ主任・寺田進一さん /栃木
<もったいない>
◇道具は手入れして長く使って??寺田進一さん(40)
「新品を買うのも良いけれど、できるだけ長く使ってもらいたい」。商品のメンテナンスや修理に取り組んでいます。
ICI石井スポーツでは、登山・スキー用品やウオーキングシューズなどを販売しています。自身もスキー歴20年、山スキーは10年前から始めました。「まだ使えそうなものでも捨ててしまうのはもったいない」
スキーのストックが曲がったり、破けてしまったウエアは店で修理しています。また、道具を長持ちさせるコツがあります。革靴は帰ってきて汚れを落とし、クリームを塗って保管。泥を付けたままだと革が痛み、消耗が激しいそうです。「長く使える物はぜひ、手入れをしてほしい」と話しています。
店で直せない場合、メーカーに送ることも可能です。問い合わせは同店へ(電話028・639・9650)。【中村藍】
2008.02.07
えどがわ区民大会、ニコルさんも講演??来月8日 /東京
<もったいない>
NPO法人えどがわエコセンターと江戸川区は3月8日、都営新宿線船堀駅前の「タワーホール船堀」(同区船堀4の1)で、「第2回もったいない運動えどがわ区民大会」を開きます。
作家のC・W・ニコルさんが「“もったいない”私が愛する日本の心」と題して記念講演するほか、さまざまな環境に優しい取り組み「もったいない運動えどがわ」の表彰式もあります。
展示ホールでは、もったいないグッズやマイバッグコンクールの出品作品の展示、はし袋の作成体験コーナーなどもある。イベントはすべて無料。3歳以上の子供を対象にした無料託児サービスも。
締め切りは15日(必着)。申し込み多数の場合は抽選。申し込み・問い合わせは、えどがわエコセンター(03・5659・1651)。
2008.02.06
マイ箸持参のお客様は特別サービス!/宇都宮
<もったいない>
ノーベル平和賞を受賞したケニアの前副環境相、ワンガリ・マータイさんが主唱する「もったいない運動」のグッズを常設販売する 県内初の店舗が、宇都宮市内に登場した。
「もったいないグッズ」を扱うのは、同市仲町の盛岡じゃじゃ麺(めん)専門店「じゃじゃえ」。前田悟志店長 (30)は「エコライフはかっこいい。そんな思いをぜひ広めたい」と話している。【小野博宣】
◇宇都宮の前田さん、マイ箸使用でサービスも
同店は、昨年10月に開店。店内の壁を水墨画のようなデザインにするなど、若者を意識した店づくりを心掛けている。前田さんがもったいない運動に注目した のは、宇都宮市が同運動に積極的に取り組んでいるため。「私の店でも毎日たくさんの割りばしを捨てている。なんとか減らせないか」と考えていた。
このため、もったいないグッズでも人気の高い「マイ箸(はし)」を置くことを決めた。来店した客にマイ箸を購入した上で使ってもらう狙いだ。また、マイ箸持参の客に、たまごスープの「チータンタン」(100円)を無料にする。
サイズの違う「エコバッグ」や、ケニアの天然素材を使ったバンド「もったいない サンクス バンド」も置いた。バンドは丈夫なサイザル麻を使い、携帯電話のストラップとしても使える。いずれのグッズも1000円以下と、求めやすい。
店頭には先月29日に並べた。今後は品数を増やすとともに、もったいない運動をアピールするポップも店内に設置する予定だ。前田さんは「じゃじゃ麺をマイ箸で食べて」と話している。月曜定休。
2008.02.06
日仏小学生『MOTTAINAI』テレビ討論会
欧州連合(EU)の中心都市で環境先進都市として有名な仏ストラスブール市と群馬県板倉町の小学生をインターネットで結び、暮らしの中の「MOTTAINAI」について話し合うテレビ討論会が1日、開かれた。
多くの子どもが古着や本、給食の食べ残しなどについてお互いの国の習慣や取り組みを紹介し、文化の違いにどっと歓声が沸くなどおおいに盛り上がった=写真
討論会はストラスブール市の大学と交換留学を行っている東洋大の地域活性化研究所(群馬県板倉町)の呼びかけに同じ町内の町立東小とストラスブール市立サンジャン小が応じて実現。両校の5年生計60人余りがウェブカメラを使ってお互いの顔を見ながら意見交換した。
フランスから日本にいたことがある日系のマイコさんが「日本では教科書をいっぱいもらったけど、どうするの?フランスでは学校に返します」と質問、東小のサノくんが「最後は捨てます」と答えると、双方から「もったいない」と歓声が上がった。
日本でハイブリッドカーの人気があることを紹介したのに対し、サンジャン小の男の子は「それは電気をたくさん使うんじゃないの?」と疑問の声が上がった。また、日本のお風呂について「体は風呂桶の外で洗い、残り水は洗濯に使う」と紹介すると、画面の向こうで「それはいいかもね」と声が上がった。
東小ではこの日のために、グループごとに暮らしの中にある「MOTTAINAI」を見つけ出して持ち寄り、なぜそう思うのか、どうすればいいのかをまとめた。紙の無駄遣いについて発表した子どもたちは「紙をつくるために木を切ってしまい地球から緑が減っているので、1日に使う紙の枚数を決めるべきだ」などと訴えた。
ストラスブール市は斬新なデザインのLRT(次世代型路面電車)を核とし、マイカーの乗り入れ規制などを組み合わせたまちづくりで独フライブルクと並ぶ環境先進都市。サンジャン小の子どもたちは「車に乗らずに自転車か公共の乗り物を使う」と宣言していた。
当日の模様は、地元アルザスTVの夕方のニュースで紹介され、翌日のアルザス地方の地元紙「DNA」の朝刊にも「日本に通じた!!」などという見出しで大きく取り上げられた。
東洋大や東小では、子どもたちが日仏でまとめた提言を両国の環境相に送るとともに、今後も交流を続けることにしている。
【山本建】
2008.02.04
アフリカ開発会議にマータイさん招聘
政府は、5月末に横浜市で開く「第4回アフリカ開発会議」(TICAD4)にノーベル平和賞受賞者で前ケニア副環境相、ワンガリ・マータイさんを招待することを決めました。マータイさんのほかにも世界の著名人を集め、親善大使には女優の鶴田真由さんを起用する方針です。
TICADは93年から5年おきに日本政府が国連などと共催。今年は7月の北海道洞爺湖サミットでもアフリカ開発が主要議題になるため、5月の会議の成果がこれまで以上に重視されています。マータイさんのほかには、アフリカの貧困問題に積極的なロックバンド「U2」のボーカリスト、ボノさん、世界の貧困解消に向けた「国連ミレニアム・プロジェクト」で代表を務めたジェフリー・サックス米コロンビア大教授らの参加が決まりました。
2008.01.24
政権交代で地球温暖化に前向き、 一方で情報不足への不満も/豪州
昨年末に発足した<チームMOTTAINAI>の会員の方から、地球温暖化問題に関するオーストラリアの最新情報が寄せられました。
【オーストラリア・川口麻衣子】
昨年11月に発足したケビン・ラッド首相率いる新政権は、選挙で公約していた京都議定書を翌12月に批准しました。11年半に及んだハワード前政権では、1997年に京都議定書に調印はしたものの批准はせず、世界中の環境NGO(非政府組織)から地球温暖化問題に後ろ向きとの批判を受けていました。
前政権は、インドや中国など急速な経済成長を遂げる国が批准しないこと、また、主要産業である鉱業への経済的影響を懸念したことからこうした姿勢をとってきたとされています。
地球温暖化への対応を180度転換したラッド新政権ですが、オーストラリア国民は地球温暖化についてどのように認識しているのでしょうか。
約1年前にCoredataとNews.com.auが協同実施した世論調査では、ほとんどの回答者はハワード政権の環境問題への取り組みを疑問視しており、京都議定書については70%近くが批准すべきと答え、より厳しい政策が必要と答えた人が82%にも及びました。一方で75%が気候変動や温暖化に不安を感じているが、過半数以上は情報が乏しいと答えています。
Daily Telegraphの昨年10月31日の記事でも、京都議定書に関してはその詳細を知らない人がほとんどであると発表されました。
ここ数年の記録的な干ばつが国民の私生活に直接影響を及ぼしていることから、温暖化への関心は確実に高まっています。しかし、前述の世論調査をみても、国際的な取り決めを含む地球温暖化に関する情報が国内ではまだまだ不足していると感じます。
写真:地球温暖化対策で変化の兆しがみえるオーストラリア=シドニー・ダウンタウンで山田茂雄写す。
参考文献:
Ashley 2007, Kyoto Protocol, actnow.com.au, 参照2008-1-12
Leticia Makin 2007, Climate change ‘a bigger worry than terror’, news.com.au, 参照2008-01-13
2008.01.16
中華料理店「又平」でマイ箸キャンペーン/栃木
◇マイ箸の持参呼び掛ける??平野賢也さん(66)、三原田保さん(51)
「『もったいない運動』を進める宇都宮市の飲食店だから、何か協力したかった」
宇都宮市千波町の中華料理店「又平(またへい)」の店主、平野賢也さん(66)はそう語る。この新年から、マイ箸(はし)持参の客には、料金の合計額から50円を差し引くサービスを始めた。街角の料理店には、決して小さくない金額だ。
それでもマイ箸の持参を呼びかける。「森林伐採を少しでも減らせれば、と思ってね」。その傍らでコックの三原田保さん(51)もうなずく。
宇都宮で店を始めて約15年。現在地での営業は約3年になる。地域への「恩返し」の思いも込める。「地球温暖化とか環境問題は一人一人の問題。うちのラーメンやギョーザを、自分の箸で食べてもらって考えてくれるといいね」と、真剣なまなざしで笑う。電話028・623・0622。【小野博宣】
==============
この欄では週1回、みなさんが実践している「もったいない運動」をご紹介します。こんな節約方法、あんな環境保護がありましたら、ぜひご連絡ください。郵便(〒320?0025 宇都宮市宮町3の5 毎日新聞宇都宮支局「私のもったいない」係)かファクス028・622・4233へ。
2008.01.15
紙芝居コンテストを実施??神奈川県で15日から
◇「もったいない」をテーマ、環境問題と伝統文化に関心を
神奈川県は1月15日から、「もったいない」をテーマにした紙芝居コンテストを実施する。ノーベル平和賞を受賞したワンガリ・マータイさんが提唱し、環境問題を象徴する言葉になっている「MOTTAINAI」と「KAMISHIBAI」の価値を見直そうとする初の試み。県文化課は「環境問題と伝統文化に関心を持ってもらうきっかけになれば」と期待を込める。
県の今年度の職員提案事業で、文化課職員のプロジェクトチームによる「紙芝居を使った情報発信」が採用されたことがきっかけ。学校や高齢者福祉施設などで双方向のコミュニケーションができる媒体として注目されている紙芝居を使い、環境問題への啓発を図ろうと企画された。
応募作品をかながわ環境大使の歌手、白井貴子さんや紙芝居作家の長野ヒデ子さんらが選考し、「もったいない大賞」など入賞作を決定。3月26日に県庁で行われる表彰式で入賞者の実演を予定しているほか、県が優秀作のコピーを作成して環境教育や啓発活動に使用予定という。
県内の在住、在学、在勤者を対象に、15?31日に応募を受け付ける(当日消印有効)。部門は「こどもの部」(中学生以下)と「一般の部」の二つ。応募用紙や詳しい作り方などは、県のホームページからダウンロードできる。問い合わせは〒231?8588 横浜市中区日本大通1、県文化課「かみしばい」係(電話045・210・3808、平日のみ)。【山下修毅】
2007.12.24
キッズ植林プロジェクト 全国20カ所に広がる
ノーベル平和賞受賞者、前ケニア副環境相ワンガリ・マータイさんの来日を機に昨年2月、大阪から始まった「MOTTAINAIキッズ植林プロジェクト」は、これまでに全国20カ所に広がった。毎回数十人の子どもたちが、植樹を通して生命をはぐくむ大切さを学んでいる。
同プロジェクトは全国子ども会連合会、国土緑化推進機構と毎日新聞MOTTAINAIキャンペーン事務局が実行委員会を構成。各地の子ども会、植林関係のNPOなどと協力しながら活動している。11月から今月にかけては大阪府泉佐野市、高知県いの町、東京都日野市で行われた。
このうち、いの町(11月24日)では、県森と緑の会、川内子ども会、ローソン緑の募金が協力し「土佐っ子植樹会」を開催。約60人が参加し、ヒマラヤ桜など120本を植えた。同実行委員会は「森作りは環境を守る大切な取り組み。これからも子どもたちと広げていく」と話している。【真田和義】
2007.12.12
エコスタイルフェア キャンペーンブース出展で盛り上げ /東京
日本最大級の環境展示会「地球と私のためのエコスタイルフェア?エコプロダクツ2007」が13?15日、江東区有明の東京ビッグサイト東展示場で開かれる。MOTTAINAIキャンペーンのブースも出展し、イベントを盛り上げる。
環境に配慮した製品やサービス、研究を紹介する展示会で、今年で9回目。昨年は572社・団体が出展し、15万人以上が来場した。
MOTTAINAIブースは「進化するエコストア」(イオン特別協賛)内に設けられ、エコバッグやMOTTAINAITシャツの関連グッズを展示・販売する。午前10時?午後5時。入場無料。【澤圭一郎】
2007.12.11
キッズ植林プロジェクト 日野四小児童が校庭にナシ植林 /東京
植林を通じて自然の大切さを学ぶ「MOTTAINAIキッズ植林プロジェクト」が9日、日野市立日野第四小学校(日野市石田)で開催され、児童や保護者約100人が校庭の花壇にナシの木の苗を植えた。
「多摩っ子子ども会」に所属する参加者は5グループに分かれて土を掘り起こし、「元気に育って」と語りかけながら苗を植えていた。四小5年の鈴木美穂さん(11)は「これからも自然を大切にする行動を皆で楽しくやっていきたい」と話した。【神澤龍二】
2007.12.10
MOTTAINAI:ツバル首相「バス贈呈に感謝」 国連広報所長、支援説明 /栃木
<もったいない>
◇幸田・国連広報所長、支援活動の概要説明
南太平洋の島国ツバルから来日したイエレミア首相に対し、幸田シャーミン国連広報センター所長が7日、宇都宮青年会議所などの募金活動でツバルに贈ることが決まったスクールバスの概要を説明しました。首相は水没の危機にあるツバルの現状を訴えるため5?8日、来日。過密スケジュールながら面談が実現しました。
ツバルは総人口約1万人で、地球温暖化によるとされる海面上昇で水没が懸念されています。募金活動は今年8月、宇都宮市で開かれた「第1回もったいない全国大会」で講演した幸田所長が、スクールバスが1台しかない同国の現状を報告。佐藤栄一宇都宮市長が寄贈を宣言し、これを受けた青年会議所を中心に中古バス1台を購入しました。バス購入費と運送費約250万円を目標に募金活動が続けられ、このほど資金のめどが立ちました。
今回贈られるバスには10月、ツバルが水没しないように願いを込め、宇都宮市などの中高生が大きな木や足跡、「MOTTAINAI」とペイント。幸田所長はバスの写真を首相に示しながら、座席が29席あることなどを説明しました。イエレミア首相は「狭い我が国の道路にちょうどいい大きさで、学校から遠いところに住む子供にもとてもうれしいこと。宇都宮市長や青年会議所、宇都宮の子供たちに感謝したい」と話しました。
バスは今月26日に横浜港を出港し、2月初めにはツバルに到着。首都フナフティで使われる予定です。【山本建】
毎日新聞 2007年12月9日
2007.12.05
菜の花プロジェクト:苗植え参加者募集/福岡
福岡県志摩町の「芥屋地域づくり推進協議会」(佐田信義会長)が、同町岐志の遊休地で「菜の花プロジェクト」を進めています。来年4月に花が楽しめるそうで、苗植えの参加者を募集しています。
遊休地は引津湾を望む約1ヘクタール。プロジェクトの目的は地域と都市との交流▽景観を良くする▽菜の花を利用した循環型社会を作るなどを目的としています。10月にトラクターで遊休地を整備、たい肥などの肥料をまき、別の約5アールの畑に種をまきました。
苗植えは参加費1000円で引津湾のカキなどの昼食付き。また、年会費2000円の会員になり、苗植え▽3月の花芽のつみ取り▽5月の刈り取り▽6月の脱穀▽7月の廃油せっけん作り??のうち2回以上に参加すると4合瓶入りの菜種油をもらえます。
苗植えは9日午前9時半から、問い合わせは芥屋公民館092・328・2009。
2007.12.05
エコツリー:ペットボトル4000個/長崎
4000個のペットボトルで作ったエコツリーが佐世保市鹿子前町の西海パールシーリゾートのに登場し、訪れる人々を楽しませています。来年1月6日まで。
同リゾート内に捨てられた500ミリリットル用ペットボトルを従業員らが集めて一つ一つひもで結び、高さ5メートル、幅4メートルのツリーを製作。期間中は毎日午後5?11時、周りに巻き付けた青と白の発光ダイオード(LED)計500個を点灯、透明なペットボトルを幻想的に浮かび上がらせています。
同リゾートの担当者は「ツリーを通して、リサイクルの大切さをPRできれば」と話しています。
2007.12.05
地産地消セミナー:会津産食材で/福島
会津地鶏や会津身不知(みしらず)柿など会津特産の食材について理解を深める「食彩ふくしま地産地消セミナー」が4日、会津若松市内で開かれ、生産者や流通業者、主婦ら40人が、地元食材を使った創作料理を味わいながら、新たな地域メニューの可能性などを話し合いました。
外食産業やホテル、旅館などによる地域食材の利用拡大、生産・流通・消費者との連携強化などを目的に、県会津農林事務所が主催した。セミナーでは、猪苗代町のホテル「ヴィラ・イナワシロ」の山際博美総料理長(46)が考案した会津地鶏のポトフ、身不知柿のパイ包みやアイスクリーム、会津坂下町特産の立川牛蒡(ごぼう)のデミグラス煮などのオリジナルメニューを試食。4班に分かれ、それぞれの立場から意見交換しました。
全体討議では、各食材の生産、流通について「食材を買える場所が分からない」「高級食材を志向するのか、地元消費を目指すのか不明確」「調理の参考になるレシピが必要」などの課題が指摘されました。
2007.12.05
ネパールの子供たちに絵本、楽器を!/福岡
北九州市職員有志で作る国際交流ボランティア「翼の会」(会長、西之原鉄也・若松区長、約200人)の協力要請を受け、ネパールの子供たちに贈る絵本や楽器などの保育用品を集めていた市立筒井小学校(武谷優子校長)の児童がこのほど、約2カ月かけて集めた品物を翼の会に贈りました。
JICA九州国際センター(八幡東区平野)で行われた贈呈式で、西之原会長は「皆さんの力添えのおかげで意義ある事業になり、心より感謝します」と感謝の言葉を述べました。筒井小の児童代表4人が収集活動の経過を語った後、西之原会長に段ボール箱やビニール袋に入れた保育用品を手渡しました。続いて、元市職員で、収集活動を始めるきっかけを作ったネパール在住のJICAシニアボランティア、裏純子さん(59)のお礼の手紙が読み上げられました。
贈られた保育用品は木琴5、カスタネット25、鍵盤ハーモニカ50、積み木5、ままごとセット10、絵本と紙芝居各20など。翼の会は、フリーマーケットで得た資金で不足分を補い、12月中に東京に発送。JICAが東京からネパールに輸送します。
2007.12.05
和紙糸:イメージ覆す丈夫さ/京都
裁断した和紙をよって作った「和紙糸」を素材に、上京区のテキスタイルデザイナーの塩谷(しおや)栄一さん(66)が、タオルやかばんなどの制作に着手ししました。軽さに加えて、和紙のイメージを覆す「丈夫さ」が特徴。京都市などで来春に予定している展示会に向け、「和紙糸の良さを知ってほしい」と意気込んでいます。
和紙糸は、広島県福山市の撚糸加工会社「備後撚糸(ねんし)」が開発し、今夏に特許を取得した独自技術「水撚り製法」で誕生したもの。同社営業課長の光成明浩さん(34)によると、幅1?5ミリに裁断した和紙を特殊な溶液に浸して撚糸機でよりました。機械のひねり方や複数の糸をよることで強度を変えることも可能だが、一本の糸で綿糸と同等の強度があるそうです。同社では、すでにデニム用の生地も開発しています。
5月ごろに業界紙で同社の存在を知った塩谷さんが共同制作を呼びかけた。知人の染色業者に依頼し、柿渋染めや藍染めを複数回経るとさらに丈夫さが増したそうです。塩谷さんは「土に返るので環境にも優しい素材。羽毛もなく、水の吸い込みや汗の吸い取りもよくアトピー対策にもうってつけ。ブーツや帽子、ジャケットなどにも取り組みたい」と話しています。
2007.12.05
グリーン購入キャンペーン:温暖化防止へ優しい買い物を/京都
環境への負荷が少ない買い物「グリーン購入」の普及活動に取り組む「京都グリーン購入ネットワーク(京都GPN)」(中京区)が1日から、地球に優しい買い物で地球温暖化を防ぐ「1万人のグリーン購入キャンペーン」を始めています。申し込むと抽選で京都ホテルオークラのディナー券(ペア1組)のほか、京都産のかぶら千枚漬けやエコバッグなどのプレゼントもある。事務局を務める「環境市民」の有川真理子さんは「企業は環境への取り組みをしているが、働く人たちにも地球温暖化防止に向けて努力してほしい」と期待しています。
「グリーン購入」は1980年代後半に欧州で生まれた考え方で、購入の必要性を十分考慮し、品質や価格だけでなく、環境にできるだけ配慮した製品やサービスを選ぶもの。京都GPNは府内の企業や自治体、NPOなどで構成。04年11月に全国GPNの地域組織として8番目に設立しました。 キャンペーンは、京都GPNのホームページ(http://www.k‐gpn.org/)で、「省エネの優れた製品を選ぶ」など4項目や住所・氏名・電話番号を記入し「環境に優しい買い物宣言」をし、その後は来年1月20日までの期間中、買い物で府内産など、近くで取れた野菜や果物を選んだり、ゴミの発生の少ない詰め替え製品や、洗って繰り返し使えるリユースびんを積極的に利用します。
また、14日午後2時からは、中京区のウィングス京都でグリーン購入の実践講座も開催。環境に優しい漬物や車選びの講演などがあります。定員30人(先着順)。参加費300円で漬物のお土産付き。問い合わせは事務局(075・241・4664)まで。
2007.12.05
ぶちタワー:石見空港でイルミネーション完成/島根
◇利用促進を目指し
萩・石見空港(益田市内田町)のターミナルビル横に、東京タワーをイメージした高さ約8メートルのイルミネーション「ぶちタワー」が完成しました。同空港ににぎわいを創出し、利用促進に結び付けようと、益田商工会議所青年部が設置したもので、約1800本のペットボトル(500ミリリットル入り)から出来上がっています。
青年部は昨年度から、搭乗率が低迷している同空港の利用促進活動に取り組んでいます。空港により親しみを感じてもらおうと、今回東京タワーイルミネーションを設置したもので、2日に点灯式がありました。
来賓として出席した牛尾郁夫市長=同空港利用拡大促進協議会会長=は「青年部の皆さんがアイデアを出して、積極的に利用拡大に努力されているのに感謝しています」と話しています。
ライトアップの期間は、来年1月11日までの午後4時半から同8時まで。
2007.12.05
花巻「イギリス海岸」の泥岩で泥岩住宅建設:夏は涼しく冬保温/岩手
◇巨大な土壁で地熱も利用??軽便鉄道の廃線跡前
◇宮沢賢治の精神沿う「環境に優しい家」
宮沢賢治が「イギリス海岸」と名付けた花巻市下小舟渡の北上川近くに、イギリス海岸と同じ地質の泥岩で室内に土壁を造った住宅ができました。地熱を利用した冷暖房も取り入れ、賢治の精神に沿った環境に優しい家です。
木村設計A・T(旧久慈設計花巻)の木村清且社長(57)がモデル住宅として事務所横に建設し、自ら暮らし始めました。材木には道路拡張で伐採を余儀なくされた近くの神社境内の杉を使い、岩手の古民家・直家(すごや)、曲がり家の伝統も生かしたモダンなデザインの家。イギリス海岸西約300メートルに建ち、目の前の道路は「銀河鉄道の夜」モデルの軽便鉄道の廃線跡です。また木村社長の父福治さん(故人)が経営していた「木村製材所」はイギリス海岸すぐ上にあったという縁もあるそうです。木造一部2階建て122平方メートル。建設費約3000万円。
泥岩はイギリス海岸と同じ約140万年前の地質のものでイギリス海岸近くから採取した。できた土壁は高さ5メートル、幅3・7メートルという大きさで室内を圧倒します。厚さ30センチの土壁の中心は14センチ幅で床下まで空洞になっており、夏は涼しく冬は保温に役立つ構造で、多孔質で炭と同じく消臭効果もあるそうです。また地下50メートルまで管を掘り地熱と外気温との温度差を熱源にした冷暖房システムを取り入れました。木村社長はこの土壁を「イギリス海岸からの贈り物」と名付けています。
柱や梁(はり)に使ったのは、近くの小舟渡八幡宮境内の杉の木約50本が01年に伐採されたうちの20本。大黒柱など主要な柱は8寸(24センチ)、残りの柱と梁は4寸(12センチ)という直家、曲がり家の建築様式を踏襲しました。
「住宅造りとは住空間作り。そこでどう生活するか、が問われる。人は社会や地域の中で生活するのだから、社会性や地域性を備えた住宅を考えなければならない」と木村社長は話しています。その結果、賢治ゆかりの地という地域で、集落の中心だった神社で60年かけて育った杉は少なくとも60年は使うことを考え、岩手の民家の伝統を意識し、設計しました。
「設計士が夢を見なくなったら終わり。どう地域とかかわっていくかを一緒に考える住宅の設計をしたい」と木村社長は夢を語っています。
2007.12.05
レジ袋の現状考えよう!富山国際大でワークショップ開催/富山
来年4月から県内のほぼすべてのスーパーがレジ袋を有料化するのに合わせ、大学生にレジ袋の現状を考えてもらうワークショップが、富山国際大でこのほど行われました。
同大で環境経済論を教える谷口新一講師が、レジ袋の社会的コストについての理解を深めてもらおうと開講。地域学部の2?4年生約40人が参加しました。
まず日本では年間約300億枚消費されていることなど説明。五つのグループに分かれ、それぞれが意見を交換しました。
有料化について、▽「まだ安いので自分の行動は変わらない」(2年男子)▽「レジ袋は利用価値があり自分の行動は変わらない」(3年男子)??と、男子学生にレジ袋を買う意見が多かったものの、「マイバッグで買い物をしている」(2年女子)▽「有料化されたら、自分はレジ袋をもらわない」(2年女子)??など女子学生には“買わない派”が多かったようです。
谷口講師は「来年4月から自分はどうすべきか、という気付きがあれば」と成果に期待している。この授業では今後環境税なども取り上げていくそうです。
2007.12.03
長崎発!:渇水 /長崎
佐世保市で15日から時間制限給水が始まります。風呂の残り湯は無駄にすまいと、ポリバケツにためてはトイレの水洗に使い、ベランダの草木のために入浴剤は控え、入浴しない日もつくる、と私もささやかに節水努力中です。
福岡市で過去2度の大渇水を経験したので、覚悟はできている。と思っていたが「28時間連続断水」という佐世保市の計画にひるむ。水不足による断水は、日常生活への影響が少ない夜間の数時間から始め、徐々に延ばすのが当たり前だと思っていたからです。
佐世保市水道局に聞くと、節水率を考えてそうせざるを得ないといいます。94?95年の大渇水時、同様の方法で18?20%節水できた実績をもとに、節水率18%の目標を設定。これでダムの水を節約、河川からの取水も含め、3月の「菜種梅雨」までしのごうという算段です。
もっとも、コンピューター制御により、水管理センターで「浄水場から蛇口まで」水圧、配水を自在にコントロールできる福岡市と違い、佐世保市の場合は、約9万カ所の止水栓の開閉作業を人海戦術に頼らざるを得ないという事情も背景にあります。こまめな給・断水をすれば人手と金がかかります。作業を委託する予定の町内会やシルバー人材センターのアルバイトの作業環境や安全性を考えると、寒い夜中の作業も無理です。
約9カ月間の給水制限をした13年前の大渇水時の記事には、種々の工夫で断水を乗り切る市民のたくましい姿がある一方で、当時で既に構想後20年以上を経た県の石木ダム(川棚町)建設計画に頼るばかりで水源確保の解決策を打ち出せずに渇水危機を度々招く行政への不信・不満の声を伝えています。
今回も、同じことを伝えることになるのでしょうか。佐世保市民1人当たりの水の使用量は、05年度データで九州の主要都市中、最も少なかったが、市民の節水努力だけでは水問題は解決しません。
<佐世保支局長・谷由美子>
〔佐世保版〕
毎日新聞 2007年12月3日
2007.12.03
有機野菜直売店:「元気です」 市民団体、佐世保に開く /長崎
無農薬野菜作りに取り組む佐世保市の市民団体「大地といのちの会」(吉田俊道代表)の会員が2日、同市口の尾町に有機野菜の直売店を開きました。安全でおいしいと評判で、初日から多くの客が詰めかけました。
「だいち村三川内店」(三好俊伸店長)で、初めての店舗。広さは約130平方メートル。販売する野菜はすべて無農薬無化学肥料栽培の有機野菜で、県北地域を中心とした同会会員の約20業者が生産。調味料や、クッキーなどの加工品のほか、その場で試食できる玄米おにぎりやにんじんジュースなども取りそろえています。
大地といのちの会は、99年9月に発足。生ごみでバクテリアの豊富な土を作り、その土を使って無農薬で育てた野菜は、栄養分が高いだけでなく、味が濃く、腐りにくいことを確認。生命力あふれる野菜という意味で「元気野菜」と名付けました。
しかし、土からつくるため、農薬使用のものより2?3割ほど値段が高くなります。これまで市内のスーパーで販売しても、なかなか生産業者は利益を上げられませんでした。
このため三好店長は「まずは元気野菜を多くの人に体験してほしい。生産者と消費者を結ぶ橋渡しになれれば」と話しています。
営業時間は、午前9時半?午後5時半(水曜定休)。問い合わせは、同店(0956・30・7120)。【近松仁太郎】
〔佐世保版〕
毎日新聞 2007年12月3日
2007.12.03
地球温暖化:石原良純さん講演や映画上映??県立大 /山口
12月の地球温暖化防止月間にちなんだイベント(県地球温暖化防止活動推進センター主催)が2日、山口市の県立大学講堂で開かれました。ドキュメンタリー映画「不都合な真実」上映や俳優、石原良純さんのトークショーなどがあり、身近でできる環境保全などを考えました。
不都合な真実は、前米副大統領のノーベル平和賞受賞者、アル・ゴア氏が主演。地球温暖化が巻き起こす環境破壊を描きました。上映後は、気象予報士でもある石原さんが「空をみよう」のテーマで講演。気象の変化や気象学の楽しさなどエピソードを交え、最後に「無理せず、まずは自分のできることから始めましょう」と訴えました。
山口市赤妻町の主婦(56)は「県内の家庭からの二酸化炭素排出量がこの10年間で約18%増えたと知り驚いた」と話していました。【住田里花】
〔山口版〕
毎日新聞 2007年12月3日
2007.12.02
原油高騰:農家を直撃 ハウス用、昨年度比10円値上がり /宮崎
原油高が県内農家を直撃しています。いずれも全国1位の生産額(05年)を誇るピーマンとキュウリは10度以上の気温が必要だが、ハウスの気温を保つ重油は、昨年より1リットル当たり10円前後アップしています。重油が不可欠な冬場を前に、ハウス農家は「消費者への価格転嫁もできない」と悲鳴を上げています。【種市房子】
栽培のためにキュウリは11?12度、ピーマンは18度の気温が必要で、県内では11月下旬?4月にハウスを暖めます。JA宮崎経済連によると、JAグループが扱うハウス用の重油は現在80円弱で農家に販売。昨年度の平均66・8円から10円ほどアップしたことになり、02年度平均(40・5円)の2倍近くにもなっています。
日向市美々津町でピーマンを栽培する石田和平さん(61)は、今年の重油代を試算したところ、昨年と比べて月約9万円上がることが分かりました。「9万円もあればパートが1人雇える」と話す。しかし、消費者への価格転嫁もままなりません。「ガソリンや菓子は売る方の意思で値上げできるかもしれないが、野菜は買う方が競りで値段を決める。重油の値上がりは農家がかぶるしかない」と苦渋を話します。
経済連の試算でも、平均的なハウスピーマン農家の10月の手取りは昨年比で3割減となっているそうです。
経済連は▽夜間の放射冷却を防ぐためにハウスにビニールを二重三重に張り巡らす▽燃費効率を上げるため暖房機器を丁寧に点検する??などのマニュアルを農家に配り、省エネ対策を呼び掛けています。
毎日新聞 2007年12月2日
2007.12.02
アジア・太平洋水サミット:オープン行事、多彩に /大分
49カ国・地域が参加する第1回アジア・太平洋水サミット(3、4日、別府市)のオープンイベントが1日、本格的に始まりました。【梅山崇、金秀蓮】
主会場の同市ビーコンプラザでは、毎日新聞主催のプレシンポジウム紹介コーナー(4日まで)など展示コーナーがずらりと並んでいます
市内のホテルでは東アジア15カ国の保健担当閣僚らによる公衆衛生会議(ユニセフなど主催)があり、6億4000万人もの人が基本的な衛生施設を持たない現状について議論。上下水道整備にかかるコストは、疫病の発生などがもたらすコストよりも安いとの認識に立ち、早急な改善を図ることで一致しました。2年後に整備状況を検証します。
また日田市では、近く政令で「新エネルギー」に認められる水力エネルギーの活用方法について考える「小水力利用シンポジウム?農業用水を生かして農村をエネルギー基地に?」。地球11周分の農業用水路を活用できないか探りました。
ひた市民環境会議エネルギー部会などの主催。県内は水が豊かで、1914(大正3)年に作られた富士緒井路第一発電所など、土地改良区による農業用水路を利用した水力発電所が豊後大野市内に4カ所あります。
シンポでは、栃木県那須野ケ原土地改良区の星野恵美子事務局長が、家畜排せつ物を利用したバイオガスエネルギー生産、太陽光・小水力発電など複合的な地産地消エネルギーへの取り組みを発表。水力発電は地区に流れる延長340キロの農業用水路を利用しているが「発電分が地区内でしか利用できないのはもったいない」と問題提起しました。最後に▽各国の小水力利用可能性調査▽事業化手引書の作成▽アジア・太平洋諸国間の情報交換組織の設立??など7項目をサミットに提言することを決めました。
毎日新聞 2007年12月2日
2007.12.02
公開講座:「エネルギーの地産地消を」 30人聴講??鳥取環境大 /鳥取
鳥取環境大学が自然環境保全と資源利用をテーマに開催している公開講座「天ぷら油が動かすスクールバス」シリーズの第1回が1日、鳥取市尚徳町の県立図書館で開かれました。同大環境政策学科の金子弘道教授(60)が「バイオマス燃料の可能性」と題して講演し、約30人が聴講しました。
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<写真>鳥取環境大公開講座「バイオマス燃料の可能性」と題して講演する金子教授
金子教授は地球温暖化の防止対策として注目されているバイオマス燃料を国内外の使用例を挙げて紹介。県内の自治体などで使用が進む廃食用油を精製して製造する軽油代替のバイオ・ディーゼル燃料(BDF)や、サトウキビや建築廃材からエタノールを精製して製造するガソリン代替のバイオ・エタノール燃料などを写真や図解入りで説明し、「バイオマスでエネルギーの地産地消を」と結びました。
鳥取市の岡田次郎さん(69)は「定年退職後、何か環境について勉強したいと思って参加した。新たな興味もわき、次回からも参加したい」と話していました。
同シリーズは3回にわたって開催。次回は2会場(米子会場は来年1月26日午前10時半?正午、米子市新開2の今井書店「本の学校」▽鳥取会場は来年2月2日午前10時半?正午、鳥取市尚徳町の県立図書館)で開かれます。問い合わせ、申し込みは同大企画交流課(0857・38・6704)へ。【宇多川はるか】
毎日新聞 2007年12月2日
2007.12.02
ニュースワイド2007:原油高騰 厳しい冬、乗り切ろう 賢く灯油節約を /北海道
11月中旬以降に強い寒気が入り込み、例年より早めに本格的な冬が到来した北海道。道内の家庭の主力燃料である灯油は、世界的な原油高のあおりを受けて急上昇を続けています。指標となるコープさっぽろの1リットルあたりの価格は史上最高値の税込み96円(札幌地区)。暖房が利いた部屋で薄着で過ごす習慣が身についた道産子にとっては、例年になく厳しい冬になりそうです。灯油高騰時代に流行するファッションや、燃料代を抑える工夫を追いました。【鈴木勝一】
◇スマートに温かく
屋外は冷え込み、屋内は暖房の設定温度が控えめで肌寒い--。厚着でしのぎたいところだが、シルエットが太めに見えてしまうのは格好が悪い--。そんな、ファッションの好みにうるさい人たちにこたえる商品が、好調な売れ行きを見せています。
防寒服で定番のダウンコートは、軽くて温かい半面、体形が大きく見えるのが難点でした。札幌市中央区の丸井今井札幌本店南館「コムサデモードステージ」で昨年から売り出した新型のダウンコートは、体から出る遠赤外線をふく射する素材を羽毛に混ぜ、スリムなシルエットを実現しました。
「おしゃれに気を使う女性は、これまで太く見えるダウンの服は休日用として割り切っていたが、新型のダウンコートは薄くても温かく、通勤時に着てもシルエットが崩れない」と小林朋枝店長は胸を張ります。先月下旬に札幌で降雪が続いた時は「今すぐ着て帰りたい」と人気だったそうです。
室内の装いは、薄手のセーターやワンピース、カーディガンなどのニット製品を重ね着するおしゃれが流行しています。重ね着しても着膨れしない点が人気を集めます。
近年、全国的に流行しているカラータイツやレギンス(タイツの足先を切ったようなレッグウエア)は、スカートを履いても温かくすごせます。小林店長は「温かい上にきれいに見える。北海道の女性にとってはありがたい流行」と歓迎。
◇断熱シートが人気
ホームセンター大手「ホーマック」(本社・札幌市厚別区)が道内の各店舗で展開している「暖房費節約グッズ」が好調な売れ行きを見せています。窓ガラスに張る断熱ビニールシートや、窓際に立てかけて防寒効果を高める発泡ポリエチレン製のボードなどが主力。「1円でも灯油代を節約したい」という涙ぐましい努力が垣間見えます。
同区の「ホーマック厚別東店」は、9月下旬から店舗入り口の一番目立つ場所に特設コーナーを設置しました。11月に入って灯油が値上がりすると、客足は急上昇。断熱ビニールシート(90センチ×180センチ、398円)は昨年同月の2倍、窓際のボード(1280円)は3倍の売り上げを示します。千葉圭一店長は「9、10月の遅れを一気に取り戻した」と言います。
特設コーナーのほかにも、灯油節約に役立つ家電製品も売れ筋だ。石油ストーブの補助的な暖房として、こたつや電気あんかに人気が集まった。天井近くの温風を循環させる「サーキュレーター」は、例年だと年間2、3台しか売れないが、11月だけで16台売れました。
千葉店長は「暖房費節約グッズの特設コーナーは、例年だと11月中旬には撤去するが、売れ行きが好調すぎて撤去できない」と頭を悩ませています。
◇パンフで「ツボ」紹介
道経済産業局が昨年に引き続き発刊したパンフレット「灯油節約のツボ」は、用意した1万5000部では足りなくなり、1万部を追加印刷するほどの人気ぶり。「部屋の室温を下げる」「熱を逃がさない」など、灯油やガスの料金を節約できる工夫を紹介しています。
財団法人日本エネルギー経済研究所・石油情報センターの04年度の調査によると、道内の家庭1世帯当たりの灯油消費量は年間1963リットルで全国の都道府県中最多。
「ツボ」では「家全体の室温を2度下げた場合」、年間の灯油使用量を167リットル節約できると指摘。コープさっぽろの12月1日現在の灯油価格に当てはめると、1万6032円の節約になります。
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◇道経済産業局が勧める節約術◇
(「灯油節約のツボ」より)
・使用していない部屋の室温設定は18度
・天井から床までの長いカーテンに交換
・就寝時に寝室の暖房を4時間停止する
・エネルギー効率の良い暖房機器を使う
・皿洗いなどで使う湯の量を10%減らす
・シャワーの使用時間を2分間短縮する
・家族の入浴間隔を空けず追いだき防止
・ロードヒーティングは手動運転にする
・扇風機を回して天井付近の暖気を循環
・窓ガラスに断熱用のフィルムを張る
・ストーブのフィルターを清掃する
・ひざ掛け、靴下などで体感温度アップ
毎日新聞 2007年12月2日
2007.12.02
網走のホテルと旅館:冷暖房でエコ活動 42施設でスタート
網走管内42軒のホテルと旅館が、冬の暖房温度を従来の設定より1?2度低く、夏の冷房温度を1?2度高くする「旅eco(エコ)プロジェクト」をスタートさせました。冷暖房に伴うエネルギー消費量を抑え、地球温暖化を防止するのが目的です。プロジェクトを呼びかけた網走支庁は「来年の北海道洞爺湖サミットで、環境保護に向けた地域の取り組みとして紹介したい」と話しています。
網走支庁のあるオホーツク圏では近年、冬の観光名物でもある流氷の接岸量が減少し、住民が肌で温暖化問題を実感する機会が増えてきました。冷暖房による温室効果ガス(二酸化炭素)の排出もその一因と考えられています。
支庁は温暖化防止を目指す「オホーツク流氷トラスト運動」を実施しており、その一環として今年2?3月と8月の2回、管内の宿泊施設17軒の客を対象にロビーや客室の温度に関するアンケートを実施。その結果、冬は「もっと低くてもよい」、夏は「高くてもよい」という回答が大半を占めたため、プロジェクト実施を決めました。
オホーツク圏観光連盟を通じて宿泊施設に呼びかけたところ、42軒が参加を表明、1日からスタートしました。ポスターやチラシを配布、客が室内で冷暖房温度を設定する場合の協力も呼びかけています。さらに来春、燃料消費量の変化を調査、プロジェクトの効果を検証します。【高橋正博】
2007年12月2日
2007.11.30
ウオーキングマイレージ:歩いて植樹に協力 神戸市が呼びかけ1500人参加 /兵庫
歩いた歩数をポイントに換算し、植樹などに役立てるウオーキングマイレージの実証事業が12月、神戸市の呼びかけに応じた20?80歳代の市民約1500人が参加して始まります。糖尿病や高血圧などの生活習慣病予防のため、運動を継続する動機付けを探る厚生労働省の研究事業の一環。企業参加はあったが、自治体としての参加は初めてで、1年間の期間終了後、歩数に応じて換金され、環境保全活動に生かされます。
市医療産業都市構想推進室によると、研究事業は厚労省の補助金を受け、名古屋学芸大の井形昭弘学長らが08年度までの3年間取り組んでいます。昨年度は製薬会社の社員らが参加しました。
今回は、さまざまな年齢や職業の市民に参加を求めて検証しようと、呼びかけを受けた神戸市が協力しました。市は11月に説明会を開き、市民約1500人の参加が決まりました。
1日1万歩の歩数で1円程度に換算される見通しで、終了後は植樹などの環境保全活動の資金として活用されます。歩数データはコープこうべの店舗やコンビニエンスストアなど市内51カ所に設置された送信機器に歩数計を接続し、1週間に1回程度、東京都内の事務局に送信します。
また、市は参加者には本人の歩数データ以外に、他の参加者とも比較できるデータを郵送するほか、一定期間データ送信が無い場合は郵送で歩くように促すそうです。
2007.11.30
汚泥炭化施設:下水汚泥を火発燃料に 温室効果ガスを大幅削減??江東で稼働 /東京
◇都水再生センター、本格稼働で記念式典
下水処理で出る汚泥を火力発電所で使う燃料に変える「東部スラッジプラント汚泥炭化施設」が29日、本格稼働を始め、施設を運用する都砂町水再生センター(江東区)で記念式典が開かれました。従来は焼却処分していた下水汚泥を炭化して燃料資源化する国内初の試みです。焼却の際に排出していた温室効果ガスの大幅な削減にもつながるといいます。
都下水道局によると、下水処理場では微生物の入った泥に下水を通し、汚れを分解して再利用可能な水に処理しています。資源化の仕組みは、この汚泥を濃縮・脱水し、さらに熱風で水分を蒸発させた後、蒸し焼きにして炭化させます。
燃料の形状は1?5ミリの粒状で、発熱量は一般的な石炭の約3分の1の、1キロ当たり約2000キロカロリーです。福島県いわき市の東京電力の発電所で燃料を粉末状にし、以前から発電燃料として使う石炭に約1%混ぜて使用します。施設では1日300トンの脱水汚泥から27トンの燃料を製造できます。
さらに、炭化の際に発生する可燃性ガスを回収し、乾燥の際に再利用。ガスを950度で高温燃焼させることで、温室効果ガスの排出量を従来の焼却炉と比べて約80%、二酸化炭素(CO2)換算で年間3万7000トン削減できるといいます。
下水処理で出た汚泥を巡っては、これまでは量がかさばり、においもあることから、焼却炉で焼却していました。灰はセメントの原料やコンクリートの材料などとして64%(06年度)が再利用され、残りは埋め立て用に使われていました。この施設が稼働したことで、資源化率が約1割向上する見通しで、埋め立て量を年間4分の1減らすことができるといいます。
施設の総建設費は50億円。都が東京電力の子会社「バイオ燃料」に建設から維持管理、運営を一括して委託し、同社は今後20年間、燃料の買い取りや利用する石炭火力発電所を確保します。
2007.11.30
子ども温暖化会議:あす、県総合文化センターで /三重
三重県内の子どもたちに地球環境の未来を考えてもらおうと、県地球温暖化防止活動推進センター(津市島崎町)は12月1日、津市一身田上津部田の県総合文化センターで「エコ&みえ 子ども温暖化防止会議」を初めて開きます。
県内で環境保全に関する活動に参加した小学生22人がグループごとに壇上で活動を紹介します。パネリストの豊田長康・三重大学長や望月達史・副知事たちを交えて、県内の温暖化の未来について議論します。コーディネーターを務める朴恵淑・推進センター長は「子どもの主張を大人に考えてもらい、子どもにも大人の考えを理解してもらうことで、環境保全のために次のステップに進みたい」と話しています。
当日は、三重大環境ISO委員会など、県内の各団体が展開している環境活動の事例を報告する「美し国みえエコ1・2・3運動発表会」も行われます。入場無料で申し込み不要です。
子ども会議は9時半開場。問い合わせは同センター(059・253・4197)へ。
2007.11.29
私のMOTTAINAI:宮まちづくりネットワーク代表・坂本安男さん /栃木
◇余り物で「勝ちドッグ」開発??宮まちづくりネットワーク代表・坂本安男さん(56)
おからのハンバーグを米粉のパンにはさみ、規格外で売り物にならない県産トマトのソースをかける??。開発した「勝ちドッグ」は、廃棄食材を利用した栃木SCの応援フードです。地産地消にかけ、「地産地勝(地元の食材を食べて勝利をつかもう!)」がコンセプトで、商品化を急いでいます。
宇都宮市の城山地区農産加工会では、豆腐90丁を作ると約10キロのおからが出ます。米粉は、高需要の小麦粉の陰になってきました。またJA宇都宮によると、傷があったり、形が悪く、出荷しない規格外トマトは、管内だけで年間110トンに及びます。
坂本さんは「余り物や規格外品でも、味はおいしい。捨てるのはもったいない」。実は、勝ちドッグのレシピも公開予定です。個々の材料の調理法を広く共有し、一般家庭を席巻することも狙っています。【吉村周平】
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この欄では週1回、みなさんが実践している「もったいない運動」をご紹介します。こんな節約方法、あんな環境保護がありましたら、ぜひご連絡ください。郵便(〒320?0025 宇都宮市宮町3の5 毎日新聞宇都宮支局「私のもったいない」係)かファクス028・622・4233へ。
2007.11.29
マイバッグ:持参し液晶テレビ当てよう 1市2町がキャンペーン??来月から /群馬
買い物袋を持参して、液晶テレビを当てよう??。館林、板倉、明和の1市2町でつくる「マイバッグキャンペーン実行委員会」(渡辺すみ子委員長)は12月1日から来年2月29日まで、同キャンペーンを実施します。県が00年度から、ごみ減量化と資源の有効利用を推進している運動の一環です。
同キャンペーンは、マイバッグを持参し、店でレジ袋を辞退した証明に押してもらうスタンプを10個集めて応募すると、抽選で液晶テレビや宿泊券などが当たるというもの。参加店は約210店舗で、応募締め切りは来年3月5日(当日消印有効)です。同市によると、同キャンペーンを始めたのは03年度。昨年度は202店舗が参加しました。11万7525枚のレジ袋を節約し、1175キロのごみ減量化に結びつきました。これは石油換算で、ドラム缶12本分(2421リットル)に相当します。二酸化炭素排出量は6077キロ削減されました。問い合わせは同課(0276・72・4576)へ。【中野秀喜】
2007.11.28
エゾシカ:世界自然遺産・知床で 150頭駆除へ 環境省
世界自然遺産に登録された知床の生態系が増え過ぎたエゾシカによって破壊されているとして、環境省北海道地方環境事務所が12月10日からエゾシカの駆除を始めます。知床半島の先端・知床岬に生息する約600頭のうち雌の成獣150頭を来春までに銃で駆除する予定。エゾシカは農産物被害を防止するための有害鳥獣駆除や狩猟により道内で年間約7万頭が殺されているが、世界自然遺産の生態系保護を目的とした野生動物の駆除は国内では初めて。
知床半島のエゾシカは明治時代の大雪や乱獲のため一時姿を消したが、70年代以降に阿寒方面から移動して再び住み着き、今では約1万頭にまで増えました。その結果、知床岬ではニレやイチイなどが樹皮を食べられて枯死したり、海岸に生えるガンコウランなど知床特有の植物群落が減少しています。
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<写真>エゾシカ 世界自然遺産に登録された知床の生態系が破壊されているとして駆除を始める。
エゾシカは知床半島全域に生息するが、大規模な群れを作って越冬する場所が4カ所あり、知床岬はその中で最大。約600頭のうち約300頭を雌の成獣が占めるため、その半数150頭を駆除すれば出産数も減り、3年後には生息数が約300頭まで減ると同事務所は見込んでいます。今回の駆除で植生が回復する効果が確認されれば、他の3カ所の越冬地でも駆除を実施する方針です。【去石信一】
2007年11月28日
2007.11.28
二酸化炭素:民生部門は15%増 1人当たりも9.8%増
地球温暖化の原因となる温室効果ガスの県内排出量が2000年度から2003年度までに11・3%増加していることについて、県は27日、温室効果ガス総排出量の約95%を占める二酸化炭素(CO2)の分野別排出量を発表しました。それによると排出量の半数以上を占める民生部門(家庭や商業・サービス、事業所、エネルギー転換など)の03年度排出量が00年度に比べて15・3%も増加していたことが分かりました。県民1人当たりのCO2排出量も9・8%増加していました。知念建次県文化環境部長は「企業、個人がそれぞれに環境に配慮した行動を取るよう、意識を高めてもらわなければならない」と危機感を募らせます。
県は、現在策定中の公害防止条例を全面改正する「生活環境保全条例」の中に、燃費効率の良い運転をするエコドライブの関連条文を入れるほか、エコドライブ講習会や指導員の養成なども計画中。環境経営の認証「エコアクション21」の保有も入札参加資格などで加点評価対象にすることも検討中であることも明らかにしました。
一方、県の全機関が環境に配慮した事務事業に取り組む「県環境保全率先実行計画」の第2期(03?06年度)の取り組み結果が発表されました。
温室効果ガス排出量では、06年度は前年度から0・5%増で、基準年度(01年度)と比べると3・8%増えました。理由として県は「県立南部医療センター・こども医療センターが稼働したことや県立学校での冷房の新規設置、県警のパトロールの強化」を理由に挙げています。
(琉球新報)
2007.11.28
水ピンチ!:佐世保市断水へ 「春まで雨期待出来ず」 市長が危機感を表明 /長崎
12月15日から断水に踏み切る佐世保市は27日、朝長則男市長を本部長とする渇水対策本部を設置しました。2日間にわたり28時間断水と20時間給水を繰り返す厳しい給水制限。市長は「市民の皆様には申し訳ないが、春の嵐が訪れる来年3月ごろまでまとまった雨が期待できない。ご協力をお願いしたい」と話しました。
市水道局によると、27日午後5時現在の主要6ダムの貯水率は55・7%で、42日分の貯水量しかありません。各家庭、事業所の止水栓を絞る減圧給水を始めた23日以降、使用量は減少しているが、吉村敬一局長は「今後の降雨予想は厳しい。『菜種梅雨』(3?4月)ごろまでピリオドが見えない」と危機感をにじませています。
断水は、吉井、世知原、宇久地区を除く市全域約11万世帯(家庭、事業所)で行います。地域をA、Bの2ブロックに分け、28時間断水と10時間給水を交互に繰り返します。医療機関、食品製造業など約600カ所は除外。年末年始(12月29日?1月3日)は断水せず、現在行っている減圧給水に戻す方針です。A、Bブロック分けは今後、各戸に配布する文書で通知します。
同市では94年8月1日から市南部で断水を実施。同9月6日からは市北部にも拡大し、95年3月5日まで継続しました。その後、4月25日まで減圧給水。給水制限は264日に及びました。
同本部の問い合わせ専用電話は0956・24・7752。【山下誠吾】
〔佐世保版〕
2007.11.28
マイはし運動:マップ作成、利用呼びかけ??三潴地区4商工会 /福岡
◇飲食店で特典も
マイはし運動を広め、割りばしの利用を減らそうと三潴地区の4つの商工会(久留米南、城島町、三潴町、大木町)が、飲食店の特典付き小冊子「マイはしマップ」を1万部作成しました。12月1日から、マップ掲載の地元飲食店46店に、はしを持参すれば、飲み物や割引券発行などのサービスが受けられます。
三潴町商工会青年部のメンバーが昨年7月、研修先の北海道の祭りで「マイはし持参」を呼びかけているのを知ったのがきっかけ。同年11月の地元の祭りを皮切りに、マイはし運動に取り組み、今回は近隣4商工会で県若手後継者育成事業の補助金約100万円を受け「マイはしマップ」を作りました。
マップは、店舗を紹介するカラー写真、地図入りの全32ページ。特典は各店で異なり、ラーメン替え玉無料や小鉢1品プレゼント、ゆで卵サービス、マイはし洗い??など。冊子は三潴地区の公共施設や飲食店などで1日から無料で配られます。
三潴町商工会によると、国内の割りばし消費は年間1人あたり約200膳。多くが輸入品で、中には漂白剤や防腐剤などが使われているものもあるとのこと。
4商工会青年部マイはし委員会の原武伸浩委員長(37)は「すでに異常気象だが、我々の子供たちの時代にはもっと環境が悪化するだろう。マップ作成を機に、1人でも多くの人に環境への意識を持ってもらえたらうれしい」と話しています。問い合わせは三潴町商工会0942・64・3649。【平野美紀】
〔筑後版〕
2007.11.28
横溝屋敷:茅ぶき屋根ふき替え 専用の茅を静岡で栽培??横浜 /神奈川
◇職人が伝統の技
淡く黄金色に輝く茅(かや)ぶき屋根。江戸時代の農家のたたずまいを伝える横浜市農村生活館「横溝屋敷」(同市鶴見区)で、19年ぶりの茅ぶき屋根の新調工事が続けられています。
「日本の原風景でしょう。屋根を見ていると、ホッとする」
工事を担当する建設会社「茅葺(かやぶき)屋根保存協会」(栃木県下野市)の取締役、水野暁彦さん(35)はヘルメット姿で、朝日を浴びる屋根を仰ぎます。96年に設立し、全国の茅ぶき屋根の修理、新調を専門にしています。職人を一人前に養成するには数年かかるとのこと。
茅の取り替えは、市指定文化財の長屋門と穀倉の2棟。江戸時代の建物が寄贈され、88年に茅ぶきをして以来の新調工事です。長年の風雨ですっかり黒ずんだ茅を新しい茅に替えています。
「茅は静岡県御殿場で屋根ぶき用に育てたものを使う」と水野さん。茅の束を縛り幾重にも重ね、厚さ45?60センチほどに積み上げていく。足場を組み、1チーム数人の職人が手際よく茅を屋根にふいていきます。
今月5日から始まり、12月10日ごろに完成する予定で、費用はざっと1000万円。見学の小学生を案内していた新田弘子館長は「来年は主屋の新調もしたい。きれいに衣替えし、日本の原風景を楽しんでもらえれば」と期待を込めています。
水野さんは「茅ぶき屋根が年々減っているのは残念だが、文化遺産や民家の補修、新調工事で全国を飛び回っています。このあと、神戸に行く」とピッチを上げています。【網谷利一郎】
2007.11.28
総務大臣表彰:柏のNPO、地方自治法施行60周年記念式典で /千葉
◇情報発信拠点を運営
柏市の情報を発信する「かしわインフォメーションセンター」(藤田とし子事務局長)を管理・運営するNPO法人「柏市インフォメーション協会」(石戸新一郎理事長)が、東京都内で開かれた地方自治法施行60周年記念式典(総務省主催)で、総務大臣表彰に選ばれました。
10年に1回表彰され、今年は県内から団体分野で鴨川市農林業体験交流協会も選ばれています。
同協会は01年6月、変容する柏市の観光情報などを提供する目的で設立されました。
同年10月、情報発信の拠点として同センターが発足。古着屋を紹介する「裏カシマップ」やラーメンマップを発行、音楽イベントを開催するなどしてきました。
市民と行政が協力しながら街づくりに取り組む成功例として、これまで県外の自治体など約30団体が視察に来ているといいます。
2007.11.28
古田知事:2010年にレジ袋全県有料化 CO2排出量削減へ方針 /岐阜
古田肇知事は27日の定例会見で、県の二酸化炭素(CO2)排出量削減に向け、県内全域でレジ袋の有料化を推進すると発表しました。3年後の2010年の全県有料化を目指すとしています。古田知事は「県民一人一人がライフスタイルを変えることを提案したい」と草の根レベルでの協力を求めました。
県は03年、温暖化防止推進計画を策定し、県民運動を展開してきました。だが、家庭からのCO2排出量は1990年の235・1万トンに対し、04年には372万トンと58・2%増加。同計画では10年までに家庭からの排出量を26・8万トン削減するとしていたが、今年3月に4・5万トンへ下方修正せざるを得なくなりました。
レジ袋有料化については、輪之内町で事業者と消費者団体、県などの行政が協定を12月にも結ぶ予定としている。さらに各地で協議を進めながら、10年までにレジ袋の有料化を実施し、80%のレジ袋を減らすとしています。
県内のレジ袋使用量は年間5億枚(県推定)です。1袋のCO2削減効果を50グラムと試算しており、レジ袋を目標年の10年までに80%減らすことができれば、削減目標の約44%にあたる2万トンのCO2が削減できます。
2007.11.28
川越市:温暖化条例制定へ 温室ガス削減など義務づけ /埼玉
川越市は27日、地球温暖化対策条例を制定すると発表しました。市や事業者、市民、観光客らの責務を定め、温暖化の原因とされる温室効果ガスの排出量が多い事業者には削減計画の策定と実施状況の報告を義務づけています。29日開会の市議会に条例案を提出します。同様の条例は全国の市では京都、千葉県柏市に次ぐ3番目といいます。
具体的な削減基準や数値は未定ですが、原油換算で年間1500キロリットル以上の化石燃料などを使う事業者を対象に想定しており、製造業を中心に30?40社が該当しそうといいます。
また、マンションやオフィスビルなど一定以上の延べ床面積を持つ建物を新築、増築する建築主に対しては、環境に配慮した設備を設けるなどの計画作成と工事完了の届け出を義務づけます。さらに、家電製品を一定台数以上販売する小売店には、家電製品などに省エネ性能を示した全国統一の表示を求めます。
計画書を提出しない者には勧告、理由なく従わない場合は事業者や建築主の名前を公表する。来年10月に指針を策定し、順次施行していく方針です。
2007.11.27
旧防空指揮所:作戦室、二重壁…解体前に初の一般公開??札幌・豊平区
北海道財務局は来月にも取り壊しが始まる札幌市豊平区月寒の旧陸軍「北部軍司令部防空指揮所」を初めて一般公開しました。公開を求める市民の声に応えた形です。解体後の跡地には国家公務員宿舎の建設が計画されています。
公開は26日の一日限り。市民58人が訪れた。電気がつかないため、懐中電灯を持って作戦室があったといわれる地下室や二重構造になっている壁の裏側などを写真を撮りながら見て回りました。
同指揮所は鉄筋2階建て約970平方メートルです。1943年12月に完成しました。爆撃に耐えられるようコンクリートの厚さは約1メートルあります。米軍に戦後接収され、54年から昨年2月まで陸上自衛隊札幌駐屯地月寒送信所として使われました。
見学した同市北区の無職、宮沢保さん(79)は「子や孫に話しておきたかった。あと50年すれば文化財的な価値も出ると思う。もったいない」と解体を惜しんでいた。
2007.11.27
ペレットストーブ:近づく冬本番 豊岡市役所で着火式、温暖化防止にも一役 /兵庫
◇木くず燃料
木くずを燃料とするペレットストーブが豊岡市役所に設置され、26日に着火式が行われました。市民課ロビーと農林水産課、同市祥雲寺のコウノトリ本舗、市コウノトリ文化館で各1台、計4台を導入。地球温暖化防止に向けた取り組みを市民にPRします。
クリーンな資源のバイオマスを作り出すバイオマスタウン構想の一環。間伐材や建築廃材などの木くずを固めたペレットをストーブ本体上部から入れて燃やして暖めます。2台は市が計100万円で購入、残る2台は市内の業者などから寄付を受けました。
市民課ロビーで使われていた灯油ストーブに比べ、5カ月間で燃料費約10万円、二酸化炭素の排出を4・5トン削減できるといいます。ふく射熱で、室内全体の暖かさを長時間保つことができるのも特徴です。
ペレットストーブは1台70万?80万円です。燃料は岡山県の製材会社から豊岡市の「LOHAS」が仕入れて供給しています。中貝宗治市長は「燃料の地元製造など課題はありますが、まずはストーブの設置を進めていければ」と話しました。
〔但馬版〕
2007.11.27
手作りエコデンレース:チームカンダ全国優勝 次の夢はワールドエコノムーブ /福岡
手作りの電気自動車で40分間に走行した距離を競う「07エコデンレース」がこのほど、大阪・万博記念公園で開かれ、バッテリー部門(88台参加)で苅田町与原の自動車修理業、柴田徳夫さん(55)ら12人で作る「チームカンダ」が、大会挑戦10年目にして念願の初優勝を果たしました。
ガソリンを使わず、オートバイ用小型バッテリーだけでマシンを走らせます。技術者育成と排ガスを出さないエコカー開発を目的に、工業高教員を中心にした全国自動車教育研究会(エコデン大会事務局・大阪府)が95年から開いています。
チームカンダは4回目の98年に初参加しました。順位は30番台でした。その後年々順位を上げ、02、05年に2位りなりました。10回目の挑戦となる今年は、昨年までの使用車より車体幅を20センチ、重量を5キロ絞り込んだアクティブ号(車体長2・34メートル)を作り上げ、頂点を目指しました。
スタート30分前に大会本部から渡されるバッテリーを、高効率で稼働する60度に保つため湯沸かしポットで温め、特注の専用カイロに包み込んでスタート。ラスト10分で時速を22キロから27キロに上げ、50周(1周313メートル)でゴールしました。2位の大阪市立生野工高の疾風号に2周差をつけました。
柴田代表は「作戦通りのレース展開で頂点に立てました。次の夢はさらにレベルの高い国内転戦レース『ワールドエコノムーブ』への挑戦です。毎秋のエコデンレースin苅田のレベル向上につながり、北部九州の自動車産業を支える人材が育ってくれるとうれしい」と喜びました。
〔京築版〕
2007.11.27
カラス対策に専用の回収袋/千葉
カラス対策に専用の回収袋
「焼却ごみ3分の1削減」に取り組んでいる千葉市は、同市緑区大椎町の大椎台自治会(870世帯)を対象に、生ごみ収集のモデル事業を始めました。生ごみを専用の回収袋で収集し、可燃ガスの原料として利用します。政令指定都市では初めての試みです。
同市資源循環推進課によると、再資源化可能な生ごみの量を調査し、今後、効果的な収集の方法を検討するのが狙いです。今年度の事業費は約730万円です。
生ごみのたい肥化など再資源化に積極的に取り組んでいる同自治会がモデル事業の対象に選ばれました。同自治会側からカラス対策の要望があり、カラスが認知しにくい黄色のポリエチレン製回収袋を各家庭に配布しました。
収集は週2回の予定。1回当たり約1トンを見込んでいます。生ごみは千葉市内のリサイクル業者に持ち込み、メタンなど可燃ガスの原料にします。
同市では、家庭から排出される可燃ごみの約3割を生ごみが占めています。生ごみの再資源化に成功すれば、可燃ごみが削減されるとともに、現在約25%にとどまっているごみの資源化率向上にもつながるといいます。
2007.11.27
遊ぶ:牛乳パックで年賀状、紙作りの原理学ぶ 自然史博物館で土曜日開催 /群馬
県立自然史博物館(富岡市上黒岩)は12月1、8、15、22日の各土曜日に「サイエンス・サタデー 牛乳パックでクリスマスカードや年賀状をつくろう」を開きます。はがきにクリスマスツリーや来年のえと・ネズミの飾りもできます。完成品は持ち帰れるので、ひと味違ったはがきを作り、友達に出してみてはいかがでしょうか。
作り方は、牛乳パックのビニールをはがしてちぎり、水と一緒にミキサーにかけてどろどろに溶かします。それをはがき大の木枠の中に流し込み網ですきます。カット絵を置き、その上に溶かした液体をスプーンで少し流します。板ではさんで押し、新聞紙で水分を取って最後はアイロンをかけて乾かすと、飾りがついたカードや年賀状が出来上がります。
紙作りの原理を知ってもらうのと、リサイクル意識を高めてもらうのが狙いです。同館はこれまでも、キャベツの繊維やコアラのふんを牛乳パックに混ぜて紙作り体験講座を開いてきました。
牛乳パックやカット絵は同館で準備しています。古代エジプトのパピルスや洋紙と和紙の違いについての説明もあります。
◇メモ◇
参加者は小学生以上限定(3年生以下は保護者と参加)。無料。
各日午後2?3時、受け付けは当日午後1時半。定員は30人で先着順。
問い合わせは同館(0274・60・1200)へ。
2007.11.27
レジ袋有料化:ないない大運動会展開??大垣市 /岐阜
大垣市がレジ袋有料化に向けた「レジ袋ないない大運動会」を展開しています。
30日にはシンポジウムを開催、これまでの運動を検証、業者や市民代表らが意見交換します。
大運動会は市民、事業主、行政で組織する実行委員会が主催しています。
今年4月?来年3月末の毎月第2土曜日にキャンペーン活動を展開するほか、大型スーパーやドラッグストア、個人商店などへ運動参加を呼びかけます。今月10日には小川敏市長もキャンペーン活動に参加しました。
同市では以前から、市民グループが中心になってレジ袋辞退運動を続けており、大型スーパーでのレジ袋辞退率は平均11%になっています。辞退することでもらえるポイントを集めた市民の森への植樹も今年は2回実施し、桜の木など計400本を植えました。
シンポジウムは同市馬場町の市総合福祉会館で午後2時からです。運動の中間発表に続き、三重大の朴恵淑教授が「伊勢モデル――伊勢市全域におけるレジ袋有料化」と題して基調講演します。引き続き「市民参加の温暖化防止作戦――レジ袋有料化大垣モデルをつくろう」をテーマに、小川市長や大型スーパーの担当部長、市民代表ら6人が話し合います。
2007.11.27
もったいない市開催:小山市/栃木
栃木県と群馬県、茨城県に販売拠点を持つとちぎよつ葉生活協同組合のバザー「第20回記念ふれあいまつり」が24日、小山市外城の県立県南体育館南側広場で開かれ、MOTTA「MOTTAINAI」のロゴが入ったTシャツやエコバッグ、栃木県内の作業所で作ったマイ箸などを展示、販売する「もったいない市」が開かれました。会場は、よつ葉生協の組合員などおおぜいの人でにぎわいました。
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「もったいない市」では、宇都宮青年会議所を中心に進められている太平洋の島国ツバルにスクールバスを贈る運動が紹介され、「スクールバスを贈る募金をよろしくお願いします」との立て看板とともに募金箱が置かれました。募金を紹介した新聞記事も掲げられ、親子連れなどが見入っていました。
募金は、ツバルにスクールバスがなく、子どもたちが困っていることを知った宇都宮青年会議所(石下光良理事長)が、「バスを贈ろう」と今月末をめどにバスの購入費や運送費を募っているものです。先日は、購入したバスに宇都宮周辺の中高生が黄色や青を中心にペイントを思い思いのペイントを施しています。
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とちぎよつ葉生協の冨居登美子理事長は、ツバルが地球温暖化が原因とみられる水位上昇で水没の危機にあることから「バスを贈ることで温暖化について考えるきっかけになれば」と話しています。
募金の問い合わせ先は、同青年会議所事務局(電話028・637・1006)。
2007.11.23
ごみ:ポイ捨てやめようネ アシカのマーちゃんが“模範”名鉄岐阜駅で/岐阜
ごみのポイ捨て防止を呼びかけようと、岐阜市神田町の名鉄岐阜駅中央コンコースで17日、南知多ビーチランド(愛知県美浜町)のアシカショーで人気のアシカ「マーちゃん」(メス、22歳)がごみをきちんとごみ箱に捨てるパフォーマンスを披露しました。
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海洋生物の保護活動に取り組む同ビーチランドと名古屋鉄道が実施し、岐阜市西野町の岐阜幼稚園の園児約50人や駅の利用者ら計約150人が集まりました。
ビーチランド職員の島森麻衣さん(23)がイルカの仲間のスナメリやウミガメの胃の中に菓子の袋などのごみが入っている写真などを見せ「人間が捨てたごみのせいで野生動物が苦しんでいる。ごみをごみ箱以外の場所にポイッと捨てないで」と呼びかけ、その後、マーちゃんが空き缶を口にくわえてごみ箱に入れると園児たちから拍手がわき起こりました。
マーちゃんと握手した同幼稚園の杉山文浩君(4)は「アシカの手は硬かった。これからもごみはちゃんと捨てるよ」と話していました。
2007.11.23
真室川町:割りばし自粛、職員は「マイ箸」で ごみ減量へ来月から/山形
◇出前業者にも協力要請
山形県真室川町は12月から、役場内などで割りばしの使用を自粛し、昼食時には職員が自分のはしを持参する「マイ箸(はし)」運動を展開します。「エコスタイルキャンペーン」の一環としてごみの排出抑制を図り、減量化を推進する狙いです。仕出しの弁当業者、出前業者にも協力を要請するそうです。
同町は04年6月、環境保全の推進などを目的にエコスタイルキャンペーンを策定。クールビズや冷暖房の温度設定などに取り組んでいるが、今回は新たに来年3月31日までの割りばしの使用自粛を加えました。キャンペーンは町職員を対象に取り組み、職員は自分のはしを持参します。弁当などの仕出し業者や出前業者に、会議用弁当など特別の場合を除き、割りばしを付けないよう依頼し協力してもらうことにしています。
漆産業の振興に取り組んでいる同町は、職員に漆塗りのはしの購入も勧めるそうです。町総務課は「町の産業振興で漆器製作に取り組んでいる。うるしセンターで販売しているものは2300?3000円だが、産業振興にも貢献できる」と説明しています。
同町うるしセンター研修員の金谷侑妃子さん(24)は「朱色、黒、溜(ため)塗りの3種類のはしがあります。はし先の保護に乾漆粉を塗って強度も強く加工してあるので、使ってほしいですね」と話しています。
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2007.11.23
「フォレストマッチング推進事業」/高松・天満ヶ原
県が企業や団体などと協力して森林整備を図る「フォレストマッチング推進事業」で、県と損害保険ジャパン高松支店(田村康弘支店長)、塩江町森林組合(藤嶋忠男組合長)は18日、高松市塩江町上西の天満ヶ原でヒノキの植樹をしました。
この事業は、県が今年度から開始。環境保全活動に関心がある企業などと協定を結んで森林を整備し、水源となる山の保水力を高めることなどが狙い。
3者は今月1日に協定を締結。今年度から3年間で、天満ヶ原の斜面約0・3ヘクタールにヒノキ計900本を植樹する予定です。この日は、同支店の社員ら約60 人が、くわやスコップを使って斜面に苗木300本を植えました。さぬき市長尾、石川結香ちゃん(6)は父洋二さん(36)と参加。苗を手に「大きくなるのが楽 しみ」と仲良く植えていました。
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2007.11.19
森の“聞き書き”甲子園/山梨
◇森の名人「100人」を取材
日本の山村で受け継がれてきた名人の技や知恵を高校生が書き残す「森の“聞き書き”甲子園」で、県立農林高・森林科学科3年の望月新太さん(17)が、身延町西島の手すき和紙職人、笠井啓久(ひろひさ)さん(74)の仕事場を訪れ、取材を進めています。後継者問題も取材した望月さんは「私のリポートで、和紙を作りたいという人が増えるとうれしい」と意気込んでいました。
「甲子園」は、伝統的な狩りを行うまたぎや木材加工で熟練の技を持つ職人ら、林野庁の外郭団体が選定する「森の名手・名人100人」に、公募で選ばれた高校生が聞き書きしてまとめます。今年が6回目で、同甲子園のホームページ上で来年3月に優劣を付けず紹介します。
西島地区の手すき和紙は約430年前、戦国武将・武田信玄の部下が静岡県の和紙製法を持ち帰ったのが始まりとされ、現在は書道用紙として重宝されています。
笠井さんは創業120年の和紙製造会社「山十製紙」の職人で和紙を55年間すき続け、「100人」に今年選ばれました。和紙をすいたり干す職人が激減し、同地区の和紙製造会社は「ここ20年で3分の1に減った」(同社)そうです。
「甲子園」には県内から望月さんのほか、同科3年の深沢幸久さん(17)と県立北杜高・総合学科3年の小須田美季さん(17)が選ばれ、「100人」に認定された甲州市塩山上萩原の木工制作職人と長野県御代田町の造林・森林ガイドを取材しています。
2007.11.19
甲武信源流サミット:豊かな森林子孫へ
甲武信ケ岳で境を接する川上村と山梨市、埼玉県秩父市が森林環境保全などについて話し合う「甲武信源流サミット」が18日、埼玉県秩父市で初めて開かれました。「3市村が力を合わせ、源流地域の森が生み出す緑の大気や清流を守り、豊かな森林環境を子孫へ伝えることを誓う」との宣言を発表し、下流地域の協力をアピールしました。
3市村は合併などで甲武信ケ岳を囲み、それぞれが千曲川、荒川、笛吹川(富士川)の源流域となりました。源流サミットは3市村が森林を育てる必要性を自覚し取り組むことで、自然保護、環境保全の重要性を全国に発信しようと計画されました。
この会合には川上村の藤原忠彦村長や栗原稔・秩父市長、中村照人・山梨市長らが参加。席上、3市村が今夏に実施した山ろくの環境調査結果が報告され、ニホンジカの食害対策や登山道整備などの課題が出されました。3首長らの討論で藤原村長は「農林業を振興することが村づくり、環境保全になり、水という生命資源を守ることに通じる」と訴えました。このほかバイオリンとハープによる「癒しの森コンサート」や、女優のあき竹城さんの講演なども行われました。
2007.11.16
毎日農業記録賞:本県から4人入賞 /山梨
農業関係者や高校生らが農業への思いや夢をつづる第35回毎日農業記録賞(毎日新聞社主催)の中央審査が行われ、県内からはワインづくりに取り組む甲州市勝沼町勝沼の農業、高野英一さん(60)が最優秀賞に、笛吹市八代町増利、農業、森満寿恵さん(68)が優秀賞に輝きました。ほかにも、増穂町小室の「柚子(ゆず)の里」(橋本八代子代表)」が一般部門で、南アルプス市曲輪田、県立農林高校1年、杉山雄飛さん(15)も高校生部門で、それぞれ地区優良賞に選ばれました。皆さんに受賞の感想をうかがいました。
◇退職後、ブドウ畑開墾 ワイン醸造するまでに??最優秀賞・高野英一さん(60)
大手電力会社を退職後の02年、古里の先祖が開拓した急峻(きゅうしゅん)な斜面にくわを入れた。勝沼の象徴ともいわれる鳥居平の荒廃したブドウ畑。勝沼に育った自分たちを育ててくれた恩ある土地を、荒れ放題にしておくことができなかった。
10年以上も人の手が入っていなかったブドウ畑には直径20センチもある木が生え、山林と化していた。幼なじみからは「今ブドウがなっている畑を紹介してやるぞ」という誘いもあったが、断った。心配だからと、会社の元先輩が作業を手伝いに来てくれたこともあり、6000平方メートルの土地を2年がかりで開墾した。
鳥居平の白ワイン向け甲州種は、黙っていても売れるというブランド品だが、カベルネ・ソーヴィンヨンやメルローなど赤ワイン用のブドウを選択。栽培方法も、日本で一般的な棚ではなく垣根で育てるやり方を選び、垣根を鉄パイプで自作した。「フランスのやり方で赤ワインを作って、飲み比べしてやろうと。遊び心です」
ブドウ栽培に加わる仲間は徐々に増え、今では収穫したブドウを一宮町のワイナリーで醸造するまでになった。ワインは東京都内の百貨店に並び、団塊の世代が作ったワインとして話題を呼んでいる。
今年6月にはワイナリーの建設を着手した。「形あるものが残る喜びはサラリーマン時代にはなかったこと。まだまだ終われない」。新たな夢の始まりに目を輝かせた。
◇「もったいない」 “規格外”ナス加工し商品に??優秀賞・森満寿恵さん(68)
「もったいないな」。1964年に八代町(現笛吹市)の農家に嫁いで以来、思い続けてきた。同町は桃やブドウに加え、秋ナスの一大産地だが、高温干ばつの影響でナスのつやが悪くなると、出荷できず大量に畑に捨てられていた。「何かいい方法はないか」。挑戦が始まった。
99年に「八代町特産品開発研究会」が町役場に発足すると、会長に就任した。町内の農家の女性たちとアイデアを出し合い、農産物加工食品の開発を始め、ナスをつくだ煮風に味付けした煮付けを考案。ワインで風味付けした桃をシロップ漬けした瓶詰めなど、次々に商品化した。
「直売所がほしい」という女性の声を受けて行政に働き掛け、農産物直売所「グリーンファーム」を03年に開設。05年には取り壊し予定だった給食センターの活用を笛吹市に要望し、農産物加工センターにした。現在はまんじゅうや瓶詰め製造を行っているが、「小さな子どもがいる農家の女性が気兼ねなく働ける場に」との思いを込め、直売所の収益確保に向け、汗をかく。
女性のアイデアを生かしながら、農村女性の地位向上やまちの活性化に取り組んできた。「これからも女性たちの張り合いや仲間作りの場にしていきたい」。農業にかける思いは尽きない。
2007.11.13
陶磁器の生き残りかけ アイデアと技術で勝負/長崎
長崎県北部を代表する2大陶磁器、波佐見焼(波佐見町)と三川内焼(佐世保市)で、商品開発の動きが活発化しています。中国からの安価な輸入品に押され、生産が落ち込む中、時代に合った“売れ筋”を探る波佐見焼、高度な技術にさらに磨きをかける三川内焼。それぞれの現場を取材しました。
「職人がめんの湯切りをする際の勢いを表現した」「透んだ青空のような色にこだわった」
9月下旬、波佐見町の波佐見陶磁器工業協同組合の会議室。色とりどりのラーメン用丼を前に、若手窯元18人が各自の作品をPRしました。器の形状は、食べる際の持ちやすさなどを追求して共同開発。それに、各窯元が独自の図柄で変化を付けた、その名も「イケメン丼」。
10月上旬に横浜市であったラーメン産業展に初出品すると、ラーメン店関係者から「店で使いたい」との声が相次ぎましだ。まだ試作段階だが、開発した同組合青年部の一瀬龍宏会長(41)は「早く市場に出したい。時代のニーズに合った作品を作れば売れると確信した」と自信を見せています。
波佐見焼を取り巻く環境は厳しく、年間出荷額は88年の165億円をピークに減少を続け、現在は60億円程度。中国からの焼き物は波佐見焼の半額?10分の1程度の安価な値段で続々と輸入されています。
そんな中、「安さでなく、アイデアで勝負」と窯元らが昨年始めたのが、公募の「めし碗(わん)グランプリ展」。全国から凝ったデザインの茶わんが集まり、地元の窯元が考えつかなかった斬新なアイデアを、県外に出掛けずに目の当たりにできます。「小さな町ではどうしても閉鎖的となり、アイデアもマンネリ化する。地元の窯元に刺激を与えることが一番の目的」と同展実行委の藤川法男会長(50)は語ります。
今年10月には、昨年の入賞作品のデザインを取り入れた新作の試作品が完成。茶わんや湯飲みの高台が季節の花々の形になっている「花こうだいシリーズ」で、出品者から商品化の了解も取り付けました。来春にも売り出す計画で「今後も吸収できるものはすべて吸収し、新しい波佐見焼を作りたい」と藤川会長。
一方、波佐見焼と同様に売り上げが伸び悩む三川内焼の切り札は「江戸時代の高級食器の再現」。江戸時代、西欧に輸出されていた三川内焼は、卵の殻のように薄いが丈夫で、西欧人から「エッグセル」と呼ばれ絶賛されました。昨年、窯元の一つが、当時の高級磁器「卵殻手(らんかくて)」の再現に約100年ぶりに成功。0・9?0・5ミリという極薄で、皿やカップなどとして販売、売り上げは上々だそうです。
三川内陶磁器工業協同組合の金氏(かねうじ)嘉一郎・代表理事(56)は「光が透けるほどの薄さと、美しい絵付けは、三川内焼の秘伝とされてきた。技術向上が著しい中国もまねできない。古くて新しい三川内焼で勝負したい」と話しています。
2007.11.13
情報誌:鳥取の本音に迫る「SHOW UP」2号発刊/鳥取
◇弁当忘れても傘忘れない、本当か
多方面から鳥取県の魅力に迫る情報誌「鳥取SHOW(ショー) UP(アップ)」第2号が、鳥取情報文化研究所(鳥取市職人町)から発刊されました。今年4月に発売された第1号は約1カ月で完売したため、第2号は前回より1000部多い約4000部に増刷しました。
「鳥取の本音」と題した特集では、県民874人に対するアンケート調査に基づき、方言や地域性などを分析。「本当に弁当忘れても傘忘れないのか?」など、身近な視点から県の真相に迫りました。
また、「鳥取観光力診断」と題した企画では鳥取砂丘など「定番」と呼ばれる観光地の現状と課題などを調査し、県外の観光地との連携を図るなど、新たな可能性を提言します。
発行者の植田英樹所長(37)は「鳥取が本当に好きなら、本音で語って問題点を探らなければ。真相に迫ることで、新しい可能性が見つかる」と話し、「次号では従来の鳥取の殻を破る企画などを紹介したい」と意気込んでいます。
県内各地の主要書店約50店、一部のコンビニエンスストアで販売しています。問い合わせは同研究所内の編集部(0857・25・5507)。
2007.11.13
植樹:秩父の環境守る企業の会 イロハモミジなど5種100本/埼玉
秩父市郊外に広がる秩父ミューズパーク内で10日、自然豊かな秩父地域の環境を守る活動を続ける企業120社でつくる「秩父ゼロエミッションの会」(石川貞夫会長)が植樹作業を行いました。
参加した40人は雨の中、公園東側斜面に入り、遊歩道沿いに2?3年生のイロハモミジやイタヤカエデ、シダレザクラなど5種100本を植え込みました。
同会事務局長、三上一郎さんは「昨年は大滝の滝沢ダム右岸で植樹を行った。今後はミューズパーク内にある梅園から展望台に続く遊歩道沿いの約2キロをカエデなど紅葉が楽しめる木々で彩るため植樹を続ける」と話していました。
2007.11.13
市民環境大学:官学連携 地元を題材に市民ら参加/市原・千葉
市原市民が同市の工場地帯や自然を通し環境問題について学ぶ「市民環境大学いちはら」(同市主催、日本大学生産工学部共催)の開講式と第1回講義が10日、市原市五井中央西2の五井会館で行われ、集まった90人の受講者は熱心に耳を傾けていました。
同講座は佐久間隆義市長が学長、石井進・日大生産工学部長が副学長を務め、同学部やNPO、地元企業から講師を招き、全7回の講座で同市の自然環境やエネルギー問題などについて市民が学びます。開講式で佐久間市長は「日本有数の工業地帯と農業地域、自然がある市原で学び、その英知を若い人たちに伝えていきましょう」とあいさつしていました。
2007.11.13
地球温暖化防止条例:県の検討会 「買い物袋持参」など盛り込みも/群馬
地球温暖化防止条例の導入を検討する県プロジェクトの初会合が13日に開かれ、学識経験者や事業者、行政関係者などが、条例の是非を問う県民ア ンケートの文面などを協議します。県では「アイドリングストップ」「買い物袋持参」などを例に、分かりやすい取り組みをアンケートに盛り込んで県民に呼びかけていくそうです。
大澤正明知事は県議会9月定例会一般質問で、同条例検討の意向を表明しています。
県環境政策課によると、プロジェクトのメンバーは環境問題専門の研究者、報道関係者、経済団体、運輸団体代表者、自治体の環境政策担当課長ら10 人。13日にはアンケートのたたき台を示して意見を聞くそうです。
アンケートは年内に発送し、来年1月をめどに回収し、年度内に内容をまとめるとのことで対象者数は未定です。
同趣旨の条例は全国20都府県程度で導入済みで、一定規模以上の事業所に温暖化ガス排出削減計画の提出を義務付けるものが多いとのことです。
大澤知事は一般質問の答弁で「温暖化対策に取り組む県の姿勢を分かりやすく伝える有効な手段」と、同条例を位置づけ、「規制的要素をどう扱うかなど議論が必要」と慎重に検討する姿勢を示しています。
2007.11.13
まちかど:牧之原市・一店一宝まつり/静岡
商業を重視した江戸時代の老中、田沼意次の城下町として知られる旧相良町で12月2日まで、歴史を持つ個人商店28店がそれぞれの「お宝」を店頭に展示する「一店一宝まつり」が開かれています。
100年前に店内で使っていた電話機や50年ほど前の羅針盤など、古い商店街ならではの品物も並んでいます。今回が初開催で、呼びかけた同市波津の文房具店経営、小山昭治さん(58)は「量販店ではできないコミュニケーションのきっかけになれば。店側にはそんな古いものでなくても気軽に参加してほしい」と話しています。
2007.11.13
バザー:料理コーナーやくじ引き 子どもたちも楽しい一日??桜井西小/奈良
桜井市立桜井西小(雀部克英校長、543人)で10日、PTA役員や保護者らが持ち寄った物品や食べ物を販売するバザーが開かれました。同小の児童や保護者らが大勢集まり、会場はにぎわっていました。
同小PTAが主催。体育館では、保護者らが提供したタオルや陶磁器など日用品のほか、手作りの人形や花などを販売。来場者は掘り出し物を探そうと、熱心に品定めをしていました。
正門前にはさまざまな料理を振る舞うコーナーもあり、児童らはカレーライスやドーナツをおいしそうにほおばっていました。景品が当たるくじ引きもあり、収益金は今後の教育活動に役立てられるそうです。
2007.11.13
だれやみ評論:市民会館は残った/宮崎
久々のいいニュースではないだろうか。いったん「解体やむなし」と決まった都城市民会館が一転、保存されることになった。09年4月に都城キャンパスを開学する南九州大学が「大学の講堂に使いたい」と救いの手を差し伸べたのである。
梁(はり)が放射線状に突き出た屋根を持つ都城市民会館は、まるでハリネズミの怪獣のようだ。世界的な建築家、菊竹清訓(きよのり)氏が設計し、1966年に開館した。建築の専門家ではない私に建物の歴史的意味の判断はできないが、極めて目立つ建物であることは間違いない。前衛的なデザインが当時の建築界の度肝を抜いたであろうことは想像に難くない。
とはいえ、機械文明の楽観的な未来を信じることのできた高度経済成長時代は、はるか遠い昔となった。今この建物を眺めると、当時想像された未来像を、現在振り返る時のレトロ感覚が漂う。60年代に作られたSF映画を見ている感じなのである。だから「一つの時代を証言する建物」として価値があるともいえる。欧州の建築の教材にも紹介され、国際的な評価も高い。
ただ、いくら文化的な価値があっても、維持管理費が年間5000万円もかかるとすれば、納税者の意向を最優先するのは当然だ。「解体はもったいない。今後の活用次第で都城市のシンボルになるのに」と内心では思っていても、同市の市民税を負担していない私のような者が「保存すべきだ」とは言いにくい。県外の建築の専門家が建物の世界的な意義をいくら強調しても、どこか無責任な感じがぬぐえなかった。
釈然としないまま、行政による市民アンケートや市議会の結論を踏まえて解体の流れが出来たが、土壇場で南九州大が「維持管理費は大学が負担するので、20年間の無償貸与を」と申し出た。大学側は懐の深さを見せるとともに、開学地の市民に溶け込む絶好の機会を得た。40年間、市民とともに存在してきた建物には、それだけの力があったのである。<毎日新聞宮崎支局長・大島透>
2007.11.09
七福茶:飲んで福呼ぶ/茨城
お茶を飲んで福を呼ぶ??。古河市中央町の塚田製茶店=塚田春夫さん(48)経営=が、同市鴻巣の古河総合公園の茶やハスの葉を使った「七福茶」を売り出しました。「古河の新名物に」と期待しています。
七福茶は、塚田さんが総合公園の茶畑で採れたやぶきた茶と、千葉県から根分けした古代の「大賀ハス」の葉を活用し、玄米や大豆、そば茶など7種をブレンドしました。ハスの葉には甘み、そば茶は渋み、玄米には香ばしさがあり「飲みやすい」(塚田さん)とのこと。
塚田さんは、同公園を運営・管理する市民会議の「円卓会議」メンバー。「大賀ハスの葉を活用できないか」と、アイデアを練りました。今年1月、市観光協会が7000歩で歩ける七福神めぐりを初めて企画。塚田さんの店近くに、福禄寿をまつる三神町稲荷神社があり、神社で試作品を提供したところ、観光客らに喜ばれています。
市では、商工会議所と飲食店などが協力して「七福めんカレー」も誕生し、七福神ブームとなっています。七福茶をつくった塚田さんは「お祝い事やお正月に飲んでほしい」と話しています。
七福茶は50グラム入り300円、紅茶は60グラム500円で販売しています。問い合わせは同店(0280・22・0931)まで。
2007.11.09
スイカがこの時期に!?異常気象?糖度まずまず/日田の家庭菜園・大分
◇露地ものすくすく
日田市元町、会社役員、加藤正孝さん(65)の家庭菜園(約30アール)で、放ったらかしにしていた露地栽培のスイカ畑から小玉スイカ(赤)がすくすく育っているのが見つかりました。加藤さんは「今どきねえ」と驚きながら熟するのを見守っています。
加藤さんは十数種類の野菜を栽培。まだ青い葉っぱの中からツルが出て、長さ15センチ、直径12センチのだ円形のスイカが実を付けています。「5月に苗を植えたところ6月の長雨と虫にやられ、そのまま放置した」そうです。「本来、季節外れにこぶし大に育っても9月中旬には枯れるが、10月になって3個が育ち始め、びっくり。下旬までに2個を食べたら糖度もまずまずでうまかった。異常気象のためでは」と話しています。
JA大分ひた営農部は「夏物作物のスイカは積算温度が玉太り、糖度を左右する。秋になっても暑さ、暖かさが続いたためでは。異常気象も関係ないとはいえない」と話しています。
2007.11.08
私のMOTTAINAI<村山カバン店社長・村山浩一さん>/栃木
<もったいない>
◇客の意向をしっかり聞く??村山浩一さん(61)
宇都宮市中心部の商店街「オリオン通り」で、70年余りも続くかばん店を経営しています。店では、レシートの発行を希望者に限るほか、「過剰包装」を避けるため、客が購入したかばんの包装は客に尋ねてから行っています。
しかし、「過剰な『もったいない』は客へのサービス低下にもつながる。中には商品をしっかりと包装することを望む人もいる」として、必ず客の意向を聞くことは欠かさないそうです
最近は、環境意識の高まりからか、食品などを入れる「マイバッグ」を買い求める客が増えているという。「マイバッグの売り上げはここ数年、増えている。市民も『もったいない』を心がけているのが実感できますね」と笑顔で話していました。【塙和也】
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この欄では週1回、みなさんが実践している「もったいない運動」をご紹介します。こんな節約方法、あんな環境保護がありましたら、ぜひご連絡ください。郵便(〒320?0025 宇都宮市宮町3の5 毎日新聞宇都宮支局「私のもったいない」係)かファクス028・622・4233へ。
2007.11.08
再生椅子:ライム色で再利用/千葉
不用になった椅子をライム(黄緑)色に塗って再利用しよう??。こんなプロジェクトで生まれた再生椅子が、柏市内の街角に置かれ、憩いの場となっています。
「気軽に椅子に座って市民の目を街に向けてもらおう」と、美術関係の仕事などに携わる市民団体「“lime”」(柏原寛代表)が発案しました。9月下旬、JR柏駅前で、不用になった50脚の椅子を用意、買い物客や親子連れがペンキでライム色に塗りました。ライム色にしたのは「目立つし、優しい感じがする」という理由からで、現在、つくばエクスプレス・柏の葉キャンパス駅前の柏の葉アーバンデザインセンター(UDCK)や認知症予防のためのトレーニングを行っている「十坪(とつぼ)ジム」、美容院などに計二十数脚が設置されています。
残りの引取先も募集中で、すべて引き取られた後、再び、ライム色の椅子を製作することにしています。引き取りは無料。問い合わせは小林篤史さん(電話090・8814・1466)。
2007.11.08
ふるさとの味交換会/印南・和歌山
郷土料理や伝統料理の発掘と開発を目的にした「ふるさとの味交換会」(日高地方生活研究グループ連絡協議会、県日高振興局主催)が、印南町の同町公民館で開かれました。
交換会は毎年、日高地方の食にかかわる団体が郷土の梅やゴーヤー、イワシなどを使って調理した新しい料理を試食し、意見交換をしています。
関係者約150人が参加。それぞれの団体が工夫を凝らして調理した、「五穀米入り梅ごはん」「ゴーヤーの佃(つくだ)煮」「梅ジャムの水ようかん」など約50点が出品されました。
また、今年は日高振興局がコンペ事業として「薬草・ハーブのある暮らしの創造」に取り組んでおり、薬草を使ったうどんやギョーザ、ショウガご飯なども出品され、好評を得ていました。
2007.11.08
「ぜいたくに執着しない」環境問題で産学官連携セミナー/伊賀・三重
伊賀地域の産学官で交流を深めようと、「第1回 三重大学発産学官連携セミナー」が7日、伊賀市平野中川原の上野フレックスホテルで開かれ、関係者約120人が参加、「環境問題はなぜウソがまかり通るのか」などの著書で知られる、中部大の武田邦彦教授(資源材料工学)らが講演しました。
三重大(豊田長康学長)が来秋、「三重大学伊賀研究拠点」(伊賀市ゆめが丘1)のオープンを予定していることから企画しました。今後も年1?2回をめどに、識者の講演や懇親会を開いていくそうです。
講演で、武田教授は「日本人は分別回収に熱心だが、どれだけの商品が実際にリサイクルされているかへの関心は低い。環境にやさしそうな行動で満足しているだけだ」などと話しました。
また、自動車燃料へのバイオエタノールの使用について、「世界で8億人が飢えているにもかかわらず、パンを暖炉にくべるようなことをしており、それだけ切羽詰まっているということ。ぜいたくに執着心を持たない、心豊かな生活が大事ではないか」と訴えていました。
2007.11.07
野口健さんと一緒にゴミ拾い/郡山・福島
登山家の野口健さん(34)と一緒にゴミを拾いながら郡山市街地を巡るスタンプラリー「親子ふれあい環境ウオーク」がJR郡山駅周辺で開かれ、親子で参加した市民約300人が、5カ所のポイントで環境に関するクイズに答えながら、路上のゴミを回収しました。
郡山商工会議所、市などでつくる実行委員会の主催。富士山やエベレストなどの清掃活動に取り組んでいる野口さんは「環境を守るには、土地を愛する地元の人たちの参加が大事」と話していました。
2007.11.07
トラクター使わず省エネ稲作/埼玉
トラクターや化成肥料などを使わない「省エネ稲作」に、羽生市藤井下組の兼業農家、後藤雅浩さん(42)が取り組んでいます。秋?翌春の農閑期にレンゲソウを植えてそのまま田んぼの肥料にする農法で、環境に優しく燃料費の節約につながるなど多くのメリットがあるそうです。後藤さんは「素人でも無農薬で手軽にできるコメの栽培法として提案したい」と意欲を見せています。
東京で1級建築士をしていた後藤さんが、羽生市に移り住んで米作りを始めたのは9年前。「子供たちの食とエネルギーの将来に危機感を持った」からでした。「県内では昭和40年代前半までレンゲを植えて田んぼの土作りをしていた」と話す後藤さんは、「循環型で低コストの稲作だ」とこの農法を実践。さらに2年前、トラクターを盗まれたことをきっかけに、全く耕さないことにしました。
レンゲソウの種は稲の刈り入れ前の9月にまきました。5月にかれんなピンクの花を咲かせ、枯れた後、軽量粉砕機で細かく砕き、田んぼに水を張り、レンゲソウが分解されたところで田植え。初めの2週間は雑草の芽が出るが、デッキブラシでたたくと、それ以降は生えなかったそうです。
昨年までは40アール、今年は10アール作付けしました。トラクターなど大型機械を使わなかった昨年からは、軽油など農作業にかかった燃料がそれまでの5分の1以下に抑えられました。春にはレンゲのミツを集める養蜂業もでき、無農薬のため、田んぼには野ガモが集い、イナゴが飛び交ったそうです。
後藤さんは「今の稲作は石油エネルギーの供給がなければ成り立たない。過剰と言われる米も、実質的な自給率はゼロなんです。自給用の稲作が至るところで行われるようになれば」と、「省エネ稲作」の普及に意を強くしていました。
2007.11.06
千葉県で「もったいない祭り」開催
千葉市美浜区磯辺の「やすらぎ広場」で3日、不用品販売のフリーマーケットなどを行う「もったいない祭り」(同実行委員会主催)が開かれました。ノーベル平和賞受賞者のワンガリ・マータイさんの「もったいない運動」に共感した主婦らが昨年から開催しています。
住民が約20店のフリーマーケットを出店し、いらなくなった衣料品や日用品を販売したほか、利用済みのペットボトルと風船を加工して空気鉄砲を作るコーナーもあり、子供たちの人気を集めていました。実行委員で近くの主婦、東雅子さん(37)は「家で使えなくなったものを喜んで使ってもらえるのはありがたい」と話していました。
2007.11.06
宮城県多賀城市立図書館で「もったいない展」開催
多賀城市伝上山の多賀城市立図書館で、環境に関する本を特集した企画展「もったいない展」が開かれています。毎年11月に環境関連書籍特集をしており、「もったいない」をテーマとするのは3回目。
「もったいない」を合言葉に環境保護を訴える04年ノーベル平和賞受賞者のワンガリ・マータイさんの著書や、今年の同賞に選ばれたアル・ゴア前米副大統領の「不都合な真実」(講談社)など約50冊を集めました。ふろしきの活用をテーマにした本も充実し、毎日新聞の「MOTTAINAI」キャンペーンパネルも飾られました。展示された本はすべて貸し出し可能です。
企画した尾形陽子司書は「人気の『もったいないばあさん』などの絵本から生活のノウハウ的な実用書まで、さまざまな角度から環境を扱った本を集めた。興味のある切り口を見つけて、本と出合う楽しさを味わってほしい」と話していました。
期間中の18日午後2時からは、環境映画の上映会も開かれる。マータイさんも登場するドキュメンタリー「MOTTAINAI(もったいない)で地球を守ろう」(06年東映制作、毎日新聞社協力)が上映されます。入場無料。
2007.11.06
宮城県柴田町で『もったいない運動』
ごみの減量や環境保護につなげようと、今年5月発足した「柴田町『もったいない運動』町民会議」は12月16日まで、「マイバッグ持参キャンペーン」を実施しています。同町商工会の佐藤一己さんらが町内を回ってPRしました。
期間中、レジ袋を断った際にもらえるスタンプを20個を集めると、エコバッグなどの景品と交換できます。スタンプを押す「推進店」には、大手スーパーから個人商店まで町内64店が参加しました。
佐藤さんは「スタンプ収集を楽しみながら、身近な所からごみを減らし地球環境を守る生活ができれば」と話しています。キャンペーン問い合わせは町民会議事務局(電話0224・55・2114)。
2007.11.06
余った野菜から作り出す“もったいなくない調味料”
高知女子大生活科学部の渡邊浩幸教授(47)が形が悪かったり傷が付いた余剰野菜を独自の冷凍法で粉末化し、調味料や加工食品にする技術開発に取り組んでいます。すでにこの冷凍法について特許を申請中で、凍結乾燥などより安定して野菜のうまみ成分などを保存するそうです。
科学品会社の食品部門で研究していた渡邊博士は野菜の健康への効能に注目し、健康によい影響を与える成分を粉末にして保存する方法を発明しました。この方法で調味料にするなど商品化を目指しているそうです。とくに大根おろしなどは水を加えて戻しても味はそのままの状態を保つことができるそうです。
農林水産省が今年2月、あまった野菜を廃棄することへの批判が出たことから省内に「もったいない」対策委員会を設けて対策を検討したものの、有効利用を訴える意見のほかに野菜の価格維持などを重視する立場からの意見もあって具体的な利用方法がまとまらず、改めて問題の複雑さが浮き彫りになっていました。
渡邊さんが同大に赴任したのは06年10月。現在は高知特産のショウガやプチベール(ケールの一種)などの効果について研究し「県産のショウガは乾燥しても辛味が抜けない。太陽と水と土が良いんですね」と評価しています。今後については「土佐の食材の魅力を追及するとともに、野菜の有効活用を通じて商品開発を進めたい」と話しています。
渡邊さんは研究成果を11月27、28日に東京国際フォーラム(東京都千代田区)で開かれるアグリビジネス創出フェア2007(農水省主催)に出展します。
2007.11.05
福島で昭和初期の『晴れの膳』再現
昭和初期ごろの食事を再現する食事会が4日、福島市上名倉の「民家園」で開かれました。昔の食文化を通して現在の食生活を見直してもらうのが狙いで、同園が毎年この時期に開催しています。参加者は、正月や彼岸など晴れの日に振る舞われた料理「晴れの膳(ぜん)」に舌鼓を打ち、昔ながらの味を堪能していました。
献立は▽ゴボウやシイタケなど8種の具が入った煮物▽もち米を蒸して作った赤飯▽鶏肉やゴボウの吸い物▽ほうれん草のおひたし??など7品で、ボランティア「民家園つどいの会」のメンバーが前日から準備してきました。材料の多くは市内で収穫されたものだそうです。
食事会の冒頭、同会の太田隆夫副会長が「晴れの膳は本来、神様に差し上げるもので、残り物を自分たちが食べるという習わしだった」と過去の風習を説明。その後、県内外から公募で集まった参加者15人は、カメラで料理の写真を撮りながら、ゆっくりと昭和の味を楽しんでいました。
参加者には「薄味なので素材の味がよく分かった」と好評で、中には「こういう食事ならメタボにはならないだろう」といった声も。同市大笹生の事務員、柏倉美代子さん(48)は「家では脂っこい食事を作ることが多いので、時には和食も取り入れようと思った」と話していました。
2007.11.05
札幌市役所庁舎で実証実験:冷暖房費が最大58万円節約!
◇全体の1%減に成功??本格導入を検討
札幌市は、市役所庁舎の冷暖房用の循環水に界面活性剤を混ぜることで年間最大約58万円の節電効果があったと発表しました。循環水の流れを整えて配管との摩擦を減らす効果があり、ポンプを動かす電力を削減できるそうです。
これは産業技術総合研究所(茨城県つくば市)の協力で実施されたもので、札幌市は庁舎全体の電力使用料の1%が削減できると試算しています。
界面活性剤はリンスに似た成分のため、循環水に加えると流れを整え、配管との摩擦を低減する作用がありそうです。
市と研究所が昨年11月から計4回行った実験で、電力消費量は通常運転に比べ、冬季の暖房で最大65%、夏季の冷房で最大47%削減できました。年間では最大5万2000キロワットの節電効果があり、CO2排出量では最大29トンの削減効果があるそうです。
同研究所の武内洋・副研究部門長は「この技術を民間のオフィスビルなどでも導入してほしい」と話しています。
※なお、使用した界面活性剤の処理について産業技術総合研究所は「ご家庭のお風呂から出た排水とほぼ同じ成分で、下水処理などをすれば河川に流しても問題ない」と話しています。
2007.11.02
岩手県遠野市で、江戸時代末期の曲り屋のかやぶき屋根を改修
民話のふるさと岩手県遠野市土淵町の観光施設「たかむろ水光園」にある江戸時代末期の曲り屋のかやぶき屋根改修工事が本格化しています。1日からは作業の様子を観光客に公開しています。
腐って雨漏りもし始めた約300平方メートルの屋根を全面ふき替えします。必要なカヤ1万5000束が遠野産で確保できなかったため、青森県下北半島産のヨシを使いました。。作業には専門業者も招き、技術習得を兼ねて遠野職業訓練校の5人が加わりました。
屋根は急な所では50度以上も。職人らは足場を決めて腰をかがめ、古くなったかやを部分的にはがし、新しいよしを束ごとに縄や銅線で結わえていきました。工事は年内いっぱい掛かり、費用はトイレや水車棟なども含めて4400万円。
「よしは滑りやすいので作業がやや難しいが、かやよりは長持ちしそう」と現場監督の前川政広さん(52)。観光客らは菊池美之支配人の説明を聴きながら「遠野ならではの光景だね」と珍しげに見入っていました。
同市は老朽化が進む市内のかやぶき屋根観光施設全29棟を9年がかりで、総事業費約2億5000万円かけて改修するそうです。水光園の一般公開は18日まで。
2007.11.02
中学で古いピアノを分解、組み立てる授業を実施/千葉
◇鍵盤楽器構造学ぶ??生徒「調律し演奏会を」
古いピアノを分解し、部品を調整して、再び組み立てて鍵盤楽器の構造を学ぶ珍しい技術科授業「ピアノ修復作業」が10月31日、君津市立周南中学校(花井知文校長)で行われました。同校と周南公民館に保管されていた2台の古い「松本ピアノ」を教材として分解、組み立てる授業で、生徒たちは「来年3月までに組み立て、きちんと調律してコンサートを開きたい」と、慣れぬ手付きで作業に熱中していました。
「松本ピアノ」は同市出身で、日本のピアノ製造の先駆者、松本新吉さん(1865?1941年)が1893年に設立。ニューヨークで、東洋人として初めてピアノの製造技術を修業し、東京・築地にピアノ製造工場を建設。美しい音色と豊かな響きが評判になり、「音質の松本ピアノ」として多くのピアニストに愛用されました。
しかし、関東大震災(1923年)で工場が焼失するなどし、大量生産する大手メーカーにも押され、90年に製造を中止しました。
50年ほど前に製造された「松本ピアノ」が同校と周南公民館に保存されていたため、「地元で製造した2台を使ってピアノの構造の勉強をしよう」と技術科授業に取り入れることにしました。
授業の講師は国立音楽大調律科でも講師を務めたこともある松本さんの孫、新一さん(72)。授業を選択した2、3年生18人が週1回、来年3月まで大きなアップライトピアノを分解、復元作業を行い、鍵盤楽器の構造を学びます。授業では今までドライバーやペンチも持ったことがなかった生徒たちがねじを一本一本抜きピアノを分解、部品を点検していました。
花井校長は「中学校でピアノを分解して組み立てる授業は日本で初めてでしょう。古くて誰も弾かなかったほこりだらけのピアノが生き返り、コンサートができればうれしい」と話しています。
2007.11.01
[NОレジ袋運動]で三重銀がエコバッグ作製
環境問題への取り組みの一環として、三重銀行(四日市市)は、今月から「NОレジ袋運動」に取り組むことになり、全役職員や顧客に配布するオリジナルエコバッグを作製しました。
バッグは、ポリエステル製で、黄緑、茶、紺色の3種類があり、いずれも三重銀行のマスコットキャラクター「ミミックマイク」をあしらっています。大きさは縦60センチ、横44センチで1万5000枚を作製。2000枚は全役職員に配布し、残る1万3000枚は全73店で定期預金など一定の取引をした顧客に配布することにしています。
2007.11.01
トラックと綱引きしてモッタイナイを体験?!パワーと燃料消費を肌で学ぶ
◇高松の2小学校
四国運輸局、県トラック協会などはこのほど、高松市立庵治小(同市庵治町、石川恵美子校長、児童数255人)と、同牟礼南小(同市牟礼町大町、伊藤良春校長、児童数237人)で、「交通安全・省エネトラック授業」を開きました。実際のトラックを使った実験で、交通安全、省エネなどを考えてもらうためです。
同市立庵治小では、同小4年の34人が参加。トラックと綱引きをしてパワーと燃料の消費量を学んだり、トラックの運転席に乗って運転手の死角を確認しました。日本自動車連盟(JAF)の装置を使って、5キロで衝突した際の衝撃も体験しました。
同小4年の藤代陸君(10)は「トラックの周りで遊んだら危ないとわかった」、堀川卓郎君(10)は「5キロでもあれだけの衝撃。シートベルトをしないといけないと思った」と話していました。
2007.11.01
使用済みてんぷら油でトラックが走る!?バイオマス隊、省エネをPR?
省エネや温暖化防止のために廃油燃料を普及させようと訴えているNPO法人「九州バイオマスフォーラム」(熊本県阿蘇市)のキャラバンが10月31日、佐賀市入りしました。
一行は大型トラックなど、いずれも使用済みてんぷら油を精製したバイオディーゼル燃料で走る3台に分乗しています。トラックには精製装置やデモ用のエンジンを積み込んでいます。佐賀市高木瀬町の量販店で行ったデモンストレーションでは、エンジンを回すと焼き鳥屋の店先のようなにおいが漂いました。
2007.11.01
住民が希少動物を指定?! ?WWFが条例制定求め全国キャンペーン?
世界自然保護基金(WWF)ジャパンが絶滅のおそれがある希少動植物の指定を住民自身ができる条例を全国に広げるキャンペーンを展開しています。希少動植物を保護する条例は全国の自治体で制定されていますが、住民自身が保護対象を指定できるのは徳島県、京都府、三重県の3自治体のみ。
WWFジャパンは「その条例でどの動植物を指定するかを決めるのは専門家が集まる審議会の場でのことが多く、住民自身の意見が反映されにくい。保護活動の中核を担う住民の意見が反映されないのでは、せっかくの条例が活用されにくくもったいない」と話しています。
環境省の発表した最新版「レッドリスト」によると、いま日本国内では 3,155種もの動植物が絶滅の恐れに瀕していますが、現在のところ法により保護されている種はほんの73種(2.3%)にすぎません。これらの希少動植物は国の「絶滅のおそれのある野生動植物の種の保存に関する法律(種の保存法)」に基づく指定を受けて初めて、保護策が講じられるようになります。今後、国が追加を予定しているのは15種程度に止まっています。
希少な野生生物の状況は、国内でも地域ごとに異なり、国とは別に都道府県もレッドリストを作成し、希少生物保護条例などといった名称で条例を制定しています。
一方、適切な保護策を講じるためには充分な予算と専門的な人の配置が必要となります。
希少動植物を絶滅の危機から救うためには、もっと多くの住民が自発的に関わることも必要です。
そこで住民参加を促すために、住民が希少動植物を指定できる条例を設けた自治体があります。徳島県と京都府です。三重県も似たような制度を設けています。
例えば、徳島県には3つの「県民提案制度」があります。県と県民が協働して、希少な生物を守っていこうという精神から設けられています。また、 京都府の条例は08年4月1日から全面施行され、府民からの提案制度も08年1月1日から施行されます。
◇環境省のホームページ
国内希少野生動植物種 一覧(PDF形式)
http://www.env.go.jp/nature/yasei/hozonho/list_domestic.pdf
◇各県の野生生物保護および環境関連条例のページ
三重県 「三重の環境と森林」のページ
http://www.eco.pref.mie.jp/jyourei/jyourei-yoko/index.htm
京都府 「京都府公報 号外52号」のページ
http://www.pref.kyoto.jp/kouhou/resources/kouho_1908_1.pdf
徳島県 「徳島県議会会議録」のページ
http://kaigi.pref.tokushima.jp/reiki/reiki_honbun/ao00112991.html
WWFジャパンの関連ページは
http://www.wwf.or.jp/activity/wildlife/news/2007/20071030.htm
2007.10.31
コクヨが琵琶湖の植物を使った文房具を発売
文房具のコクヨグループの「コクヨ工業滋賀」(本社・滋賀県愛荘町)は、琵琶湖・淀川水系の植物ヨシを使った紙製品「ReEDEN(リエデン)」シリーズを開発し、11月1日から滋賀県内と京都府内の文具店などを通じて発売します。
ヨシは水中の窒素やリンを吸収して水を浄化したり、水鳥や魚の生息地を保護し、湖岸の侵食を防ぎ、二酸化炭素を吸収するなど琵琶湖の環境維持に役立っています。滋賀県ヨシ群落保全条例もあり、同社もヨシの活用を促進するとともに環境保護意識を啓発するため、開発しました。
同シリーズはコピー用紙、ノート、メモ、はがき、封筒、ヨシ紙、ヨシ100%名刺、賞状の計8種類。この内、ノートはヨシパルフの配合率が1%で、A5判は147円、セミB5判は158円。はがき、封筒、ヨシ紙の配合率は30?50%となっている。
同社は「売り上げの0・2%をヨシ苗の購入やヨシ刈りを行うNPOへの協賛にあてることで、ヨシ群落の保全に役立てたい」としています。
2007.10.31
香川の「もったいない&エコ」?人にも環境にも優しい自転車利用の都市づくり?
行政や民間でつくる「自転車を利用した香川の新しい都市(まち)づくりを進める協議会」(会長・真鍋武紀知事)が10月29日、発足しました。自転車を交通手段として積極的に活用し、人にも環境にも優しい都市づくりを進めるそうです。
香川県によると、自転車を利用した都市づくりで行政や民間が連携した協議会は全国初ということです。
香川県は地形が平らで雨が少ないことから自転車が利用しやすく、県民の自転車保有率は04年の調査で全国6位。一方、自転車が絡んだ事故も多く、昨年は、10万人あたりの事故件数が225・7件と全国ワースト1でした。
このため今年8月、有識者らで構成する「香川の自転車利用を考える懇談会」(座長=土井健司・香川大教授)が県などに提言書を提出。自転車が利用しやすい道路の整備や利用マナーの向上などを求めていました。
29日に県庁で開かれた設立総会では、▽自転車を観光資源につなげる仕組みづくり▽自動車と自転車、歩行者を分離した道路整備▽駐輪場の整備??などを議題とすることを決めました。
2007.10.29
ツバルへ送るスクールバスに中高生がペイント
南太平洋の島国ツバルに子どもたちが学校に通う足となるスクールバスを送ろうと、宇都宮青年会議所と宇都宮市内の中高校生が募金活動に取り組んでいます。28日には、同青年会議所の募金で購入した中古バスに、青年会議所OBが中高生とともにつくるボランティアサークル「宇都宮未来クラブ」のメンバー20人がペイントを施しました。
ペイントは黄色をベースにしたバスに、メンバーの中高生が雨でも落ちにくい水性塗料を手のひらに塗り、繰り返し手形を押していく要領で重ね塗り。ツバルの国旗カラーでもある緑と青を基調にしています。右側面には大きな木が、左側面には大きな足跡が描かれ、中央に「MOTTAINAI」の言葉も。
ペイントは栃木県立壬生高3年の石川那知さん(17)を中心にみんなで考えたもの。石川さんは「みんなの手形を重ね合わせる方法は『みんなの手でツバルを守ろう』というメッセージを込めています。足跡や木は水没しちゃったら残らないから、『いつまでも沈まないでね』という思いで描きました。島でバスが走っている様子を思い浮かべると、今からわくわくしちゃいます」と笑顔で話してくれました。
また、ペイント作業には同青年会議所OBの佐藤栄一・宇都宮市長も駆けつけ、「ツバルの子どもたちが心待ちにしているこのバスに皆さんのメッセージを描いてほしい」と激励しました。
ツバルは人口1万人。サンゴ礁でできた国土は海抜が低く、地球温暖化による海水面の上昇で水没する危険が高いとされています。
活動は、ツバルに1台しかないスクールバスが壊れたという話を聞いた宇都宮青年会議所が「何かできることはないか」と募金活動を始めました。バスの運送費などに計240万円かかるとのことで、今後、街頭でのワンコイン募金に取り組みます。
また、個人・企業向けに1口1万円の募金を募っています。
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【ツバル・スクールバス募金口座】
足利銀行本店 普通43300526
(社)宇都宮青年会議所理事長石下光良
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問い合わせは・・・
宇都宮青年会議所事務局(電話:028‐637‐1006)
2007.10.27
前橋市が「リサイクル庫」に補助金
前橋市は新聞紙、段ボールなどリサイクル可能な紙ゴミの回収率を高めるため、来年1月から市内の各自治会に「リサイクル庫」設置に対する補助金制度を創設します。環境問題への関心が高まる中、市民のリサイクル意識の向上を図り、ゴミの大幅減量につなげる取り組みです。
新制度は「わが町リサイクル庫設置補助」と名付けられ、新聞紙などの紙リサイクルの回収倉庫の設置費用を、15万円を上限に3分の2まで市が負担します。
紙ゴミの回収は自治会により、毎月の回数にばらつきがあり、市民が回収日を知らずに出し忘れにつながっているそうです。週2日ある可燃物回収日に紙ゴミが出されることが多く、同市で年間に排出される可燃ゴミ約13万5000トンのうち、約6万4000トンをリサイクル可能な紙ゴミが占め、焼却されています。
同市は「現状の紙ゴミ量が減れば、焼却経費や二酸化炭素排出の削減にもつながる」と、リサイクル庫設置の必要性を訴えています。
2007.10.26
あおもり環境フェスでMOTTAINAIキャンペーンが紹介されました
「エコから生まれる人と資源と自然のハーモニー」をテーマに「あおもり環境フェスティバルin八戸&第3回八戸市環境展」=写真=が20?21日、八戸市売市興遊下の同市体育館(長根総合運動公園内)で開かれました。
フェスティバルには約30の環境関連企業やNPO団体などが出展し、環境にやさしい製品やリサイクル商品などを展示。フェスティバルを後援する毎日新聞社青森支局も、毎日新聞が取り組んでいる「もったいない」キャンぺーンなどをパネルを使ってPRするとともに、風呂敷のおしゃれな使い方も紹介しました。また、環境問題を映像で説明する「『MOTTAINAI』で地球を守ろう」も上映されました。
2007.10.25
北海道にハイブリッド列車登場!?「軽い、小さい、安い」そして「もったいない」
JR北海道が開発したディーゼル車を使った「モーター・アシスト(MA)式ハイブリッド車両が23日、報道関係者に公開されました。
電車を使ったハイブリッド車両に比べ、装置がほぼ半分の大きさで済み、「軽い、小さい、安い」が特徴です。電化路線が少ない北海道には願ってもない技術で、廃車寸前のディーゼル車を改造して作れるそうです。
MA式ハイブリッド車両はディーゼルエンジンに補助の電動モーターを組み合わせ、発車時はモーター、時速45?を超えるとディーゼルエンジンが始動する仕組み。燃費が15?20%改善するため、総合的なコストが安く抑えられ、低速でのディーゼルエンジン特有の騒音が減るようです。
人口が少ない地域を多く抱える北海道では路線の電化率はおよそ2割で、最も電化が進んだJR東日本の7割に遠く及ばず、九州や四国より低いとのこと。電化が進まなかった北海道ではエンジンの動力を向上させるために1両あたり2台のディーゼルエンジンを搭載してきましたが、スピードのある車両を開発すればするほど燃料消費量や排ガスが増え、停車時のホームでの騒音対策が課題となっていました。
現在、JR北海道が所有する1000車両の半分がディーゼル車両とのことで、JR北海道広報では「今ある車両をハイブリッドに変えられれば、廃棄物を出さずに済む」と話していますが、肝心のコスト面では車両をリサイクルした場合と新車両を買った場合の長所、短所はまだ把握しきれていないそうです。
JR北海道では試験車両での走行試験を重ね、3年後をめどに実際に客を乗せて走行できるハイブリッドの試作車を作り、実用化を目指します。
2007.10.24
MOTTAINAIが米メディアに初めて登場!
MOTTAINAIキャンペーンが、絵本「もったいないばあさん」を発表した真珠まりこさんらのインタビューとともに、米国公共ラジオ放送(NPR)のMorning edition News(10月8日放送分)で紹介されました。
NPRは中立公正で定評のあるメディアです。
(以下は、ワンガリ・マータイさんがMOTTAINAIとともに取り組んでいる「グリーンベルト運動」事務局のサイトに、NPRの放送内容に基づいて掲載したものを翻訳しています)
◇もったいないばあさんが日本に思い起こさせる“ものを大事にする心”◇
デボラ・アモス(ホスト):国民公共ラジオ放送(NPR)とナショナル・ジオグラフィックは気候変動問題に関する取材のため世界中を飛び回っています。今朝、私たちは日本にいます。京都議定書は10年前にここ日本で採択され、世界の多くの国々を温室効果ガス(GHG)の削減に取り組ませている大きな気候変動に関する取り決めです。
スティーブ・インスキープ(ホスト):現在、GHGの削減は、環境保全を通じて進めるのが一つの道です。そして日本は生活に根付いたスモールでスマートな伝統があります。しかし、それはまたよい暮らしを求めることにつながり、よい暮らしはたくさんの電気を必要とします。NPRのデビッド・ケステンバウムは今回の取材で日本へ向かい、4つのリモコンと温熱便座のあるトイレ、それにコンピューター制御で使用方法を説明してくれるお風呂に泊まったことがあります。ところが、彼は“もったいないばあさん”という人気の児童書の中にこうした実態とは異なるメッセージを発見します。
ケステンバウム:その絵本はもったいないばあさんがやってくるところから始まります。それが始まりの儀式か、なんらかの走り寄る原因があるのかはそれぞれの見方にお任せしますが、“MOTTAINAI”と言ってやってきます。MOTTAINAIは簡単に訳せば「無駄をするな」ということです。絵本をみると、もったいないばあさんは少し頑固でロールパンのように髪の毛を結い上げ、杖をついています。誰ももったいないばあさんの目を逃れることはできません。「もったいない」、彼女は歯を磨いている孫にお水はカップ1杯で十分だと叱ります。
多くの日本人にとって小さいころに経験したことのある光景で、それはとてもおかしいようです。
Yuko Kawanishi(東京学芸大准教授=児童心理学)
もったいないばあさんは素晴らしい存在です。
〜中略〜
ケステンバウム:ばあさんは明らかに子どもを愛していますが、何かにつけ、目の前のものをすべて利用しないと我慢できないたちなんです。
Dr. Kawanishi:私の祖母はこれほど手厳しくはありませんでしたが、ちょうど同じように考えることがよくありました。
ケステンバウム:あるページには、お茶碗にご飯を残した孫に、もったいないばあさんが「ご飯をなめさせておくれ」と言うと、孫はもじもじしたりしています。
Dr. Kawanishi:そして彼女は私の顔中なめ回します。オエー。でもばあさんは言い続けます。「もったいない、私にお茶碗をなめさせて」ピチョ、ピチョ、ピチョ。
(笑い声の挿入音)
ケステンバウム:日本の人々は「ご飯を残したら駄目という言葉は、数千年忘れられていた大昔の教えではなくて、子どものころにしつけられた」と教えてくれました。
私たちの通訳、Junko Takahashiは「子どものころにご飯を食べ残したら目が見えなくなるよと脅かされていたので、今でも4,5歳のころにおなかがいっぱいで食べ残したときのことを覚えている」と話してくれました。
Ms. Junko Takahashi(Interpreter):私が泣き出して、父親に「もう食べられない」っていいましたが、父親は「全部食べなさい。そうしないと床につけないよ」と言われました。夕食後、ほかの家族は休んだけど私はご飯の前で泣いていた。それで父親のところへ行き、「まだ食べられない」と言いましたが、父親は「知らないよ。お前は全部食べなさい」と言いました。それからというもの30年以上、私は子どものころのトラウマからご飯を食べ残せなくなりました。
ケステンバウム:ほう、それでどこまでが美徳で、どこからが神経症なんですか?
Dr. Yuko Kawanishiは「Mottainaiは古い仏教の言葉ですが、同時にすべてのものに命が宿るという神道の教えでもあるのです」と解説する。
Dr. Kawanishi:私たちは自然の一部であるという全体思想があります。それゆえ私たちは自然と調和をとって生きるべきだということになり、それは日本人の深層心理を形作っています。
ケステンバウム:しかし、mottainaiの考え方は同時にとても深刻な日本の現実に根付いたものですね。日本には天然資源がなく、歴史的に輸入に頼ってきた。近年まで日本は相対的に貧しかったですね、今はそうではないけれども。
(子どもの話し声の挿入音)
東京は、たとえニューヨークから来た人でも感激するかもしれません。巨大なピンボールマシンの中にいるようなものです。いくつかの通りはとても明るく、屋内から外に出たのか、夜から昼になったのか判別できないぐらい。そして現実的には、たとえガス排出量の削減努力をしたり、人口減少社会に突入したりしてはいても、日本は90年から炭素排出量が増え続けています。
国中でマンションやオフィスが増え、さらに電気が使われていますが、mottainaiの思想はいまだにどこかに文化的なDNAとして根付いています。お風呂の残り水を選択に再利用することを知らない人はいないし、ゴミ箱は単なるゴミ箱ではなくボトル用やカン用などリサイクルするために3つかそれ以上の種類に分かれています。
いまの日本は2つの考えが居心地悪く、同じ頭の中に同居しているように見えます。一つは「もう無駄遣いしない」という戒めで、もう一つは大型SUVのHummerのように「近代社会にあるべきものはほしい」という欲求です。
(エンジンの挿入音)
ケステンバウム:私は東京にあるHummerのディーラーを訪ね、髪を束ねた33歳のデザイナー、Fujimura Ikuzoに出会いました。彼は「Hummerがほしいけど、ちょうど収まる駐車場がないんですよ」と話していました。
Mr. Ikuzo:本当に駐車場を計ったんですよ。
ケステンバウム:ハイブリッド車が日本ではよく売れていますが、彼には合わないと言っていました。
Mr. Ikuzo:ハイブリッド車は長距離を少ないガソリンで走っていいけど、退屈だよ。
ケステンバウム:気候変動のことは心配してる?
Mr. Ikuzo:はい。
ケステンバウム:Ikuzoは環境のことを意識しているのは日本ではかっこいいと言っていました。彼は風呂の残り水をペイントブラシを洗うために再利用しているそうです。
Mr. Ikuzo:僕はたくさんのガソリンを浪費しているので、できることから取り組んで自分なりにバランスをとろうとしていますよ。
ケステンバウム:そして、この現実こそが気候変動問題に関して世界が直面している最も中心的なジレンマです。みんながどれだけの犠牲を払うべきなのか?私たちは犠牲を払う必要があるのか?一国の動向を見極めるのは難しいが、このもったいないばあさんの絵本は人々の琴線に触れたようです。すでに40万部を売り上げています。
真珠まりこ(もったいないばあさんの作者):こんにちは。私は真珠まりこと申します。私がもったいないばあさんの絵本の作者です。
ケステンバウム:私は出版社のオフィスで彼女に取材しました。それは東京の中心部が一望できる高いビルの最上階です。彼女が絵本を書いたのは、彼女の4歳の息子がなぜ食べ残してはいけないのかを理解していなかったからだと話してくれました。
ケステンバウム:あなたはmottainaiが忘れ去られた教えだと思いますか?
真珠:はい。そうですね…、今の時代はとにかくモノがあふれすぎていて、子ども達が生活のなかで、もったいないの意味を実感することは容易ではありません。私自身は家庭でもったいないという言葉を言われて育ち、自然に理解しましたが、今は努力して伝えようとしなければ、忙しい生活に流されて子ども達は知らないままになってしまうかもしれない。それはとてもこわいことだと思います。子どもたちにはもったいないの意味を理解してほしい、伝えたいという思いから、この絵本を作りました。
ケステンバウム:雑誌や新聞は今、真珠さんに子供向けのもったいないばあさんの絵本を書いてほしいと要請しています。また子供向けのCDソングまで登場しています。
(音楽の挿入)
ケステンバウム:この押し付けがましい軽快なおばあさんは日本人にmottainaiを再認識させる唯一の存在ではありません。ノーベル平和賞受賞者のワンガリ・マータイさんもその一人です。彼女は日本人ではなくケニア出身ですが、日本では著名人であり、彼女は日本人に彼ら自身の言葉の重要性を知らせています。
社会科学者のYuko Kawanishi博士は「このような出来事は日本ではいつでも起こる」と解説しています。「日本という国は西洋化につれて古来からの考え方を捨て、国外からやってきて『あなた方は面白いものを持っていますよ』と指摘してくれる誰かを受け入れる国なんです」と。
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2007.10.22
収穫祭に出店 毎日新聞社が運動PR/新潟、妙高
新潟市西蒲区で収穫された農産物をPRする「まき・大地(みどり)の恵みフェア」が21日、同区松野尾の上堰潟公園で開かれた。同区の旧巻地区は、いちじくや長芋、ごぼう、柿などの栽培が盛んで、地場産品の一層の普及を目指し、3年前から始まった催し。家族連れなど約1200人が詰めかけ、会場では餅つきや風船作りで秋の一日を楽しんだ。
ノーベル平和賞受賞者のワンガリ・マータイさんが推奨する「MOTTAINAI(もったいない)運動」の普及のため出店した毎日新聞社のブースでは、Tシャツやトートバッグなどを販売。地球環境保護への理解を求めた。
一方、妙高市小原新田の新井克雪センター周辺で行われた「新井南部まつり」でも、毎日新聞の若手販売店主らで作る県青年毎日会がブースを設け、もったいない運動をPRした。【川畑さおり】
2007.10.19
「北九州エコライフステージ」でもったいない
毎日新聞「MOTTAINAIキャンペーン」が協力する環境イベント「北九州エコライフステージ」(北九州エコライフ実行委員会主催)が20、21日の両日、福岡県北九州市で開催されます。
今年のテーマは「世界の環境首都をめざして」
NHK番組「趣味の園芸」でおなじみの柳生真吾さんによるトークショーやもったいない自慢を発表する「もったいないスクール2007」の成果発表会、大木こだま・ひびきさんらが登場する毎日新聞「もったいないバラエティライブ」など催しは多数。
北九州市役所横広場のエコスタイルタウン内テーマ館では、毎日新聞水と緑の地球環境本部に展示されている、地表気温の変化を表現した「赤い地球儀」や人工衛星から撮影した夜の地球の様子を表現した「夜の地球儀」を移設展示する。
詳しくはホームページまで。

[昨年のエコライフステージの様子]
2007.10.19
千代田区議会で中学1年生起案の条例案継続審議
千代田区立九段中等教育学校の中学1年の生徒4人が前文を起案し、千代田区が来年1月の施行を目指して区議会に提案した地球温暖化対策条例案が継続審議となることが19日、決まりました。
条例案は区民や事業者と協力し、区内の二酸化炭素排出量を20年までに90年比25%削減することを目標とし、環境税などの経済的手法を導入することとしています。9月21日から開かれていた千代田区議会に提案され、話し合われてきましたが、「議論が不十分」として継続審議にすることになりました。
千代田区は、区を挙げて地球温暖化に取り組むために独自の条例案を策定。「取り組みを次世代につなげたい」と、条例の「顔」とも言える前文作成を全国中学校新聞コンクール(毎日新聞社など主催)で最優秀賞を獲得するなどの実績がある九段中等教育学校の中学1年生4人が担当しました。
前文は「今は地球温暖化が深刻になってきているよ」「千代田区を、温暖化対策で一歩先行く発信地にしていこう」「世界中にこの取り組みを伝え、次の世代の人々に美しい地球を残しましょう」など口語調になっており、全国的にも珍しい取り組みとのことです。
2007.10.19
TOKYO FMで「もったいないニッポンビジョン」提唱
TOKYO FMの人気番組「ハミングバード」に、石油資源が枯渇した後の日本のエネルギー戦略を考える「もったいない学会」会長の石井吉徳東京大名誉教授(資源工学)が出演し、モノを大切にすることや鉄道などの公共交通機関を整備し直す新戦略「プランB」を提唱しました。
「プランB」とは現在の石油に頼った社会システムを「プランA」とし、将来的に訪れる可能性がある石油に頼らない持続可能なエネルギー社会を「プランC」とした場合に、その中間に当たる過渡期のエネルギーシステムのこと。
モノを大切にし、浪費や無駄を省くことや鉄道網をもう一度整備し直して脱車社会を実現すること、太陽熱や太陽光発電、小水力発電など地域で小規模な自然エネルギーを生み出して分散利用することなどがプランBに当たるそうです。石井さんはそれに加えて「もったいない」を合言葉にしてアジアと共存することを掲げています。]
石井さんは「原油の生産量は05年にピークを迎えていた可能性が高い。石油が使えなくなったとき、実はバイオエタノールや太陽光、燃料電池のための水素などは効率が悪く工業用には使いにくい」とし、「石油がなくなることでお金がすべてという価値観は壊れていきます」と明言しました。
2007.10.18
「“もったいない”から始めよう!作文コンクール」受賞者決定!<3>
<MOTTAINAI・かながわ>
◇通じた祖母と私の心
▽中学校の部最優秀賞 佐藤桜子さん(小田原市立白鴎中3年)
母がお嫁入りする時、祖母が持たせてくれた「風呂敷」。レジ袋や包装紙と違い、半永久的に使える風呂敷をきっかけに「もったいない」の精神に興味を持った。
その祖母から聞いた悲惨な戦争体験の話が忘れられない。満州(中国東北部)からの引き揚げで、祖母の母と弟は日本の地を踏むことなく栄養失調で亡くなった。
「食べ物や日常で使うものを粗末にしてはいけない。でも、何より粗末にしてはいけないのは命だよ」
祖母は大切な命を奪う戦争が一番の「もったいない」ことだと教えてくれた。今回の作文を書く際も「祖母から母へ、そして私につながっている命。『もったいない』とは未来につながる命を大切にしようとする自然な感情だろう」という思いを込めた。
受賞の知らせに「祖母の気持ちと、私の気持ちが通じたんだと思いました。祖母や母や身近な人から教わった『もったいない』の心を実行していくことが、いまの自分に出来る一番大切なこと」と話す。コンクールでは同じ白鴎中美術部に所属する仲良しの糸山果南(かな)さんも優秀賞に選ばれた。【澤晴夫】
2007.10.18
「“もったいない”から始めよう!作文コンクール」受賞者決定!<2>
<MOTTAINAI・かながわ>
◇ゴミ減らす努力を
▽小学校高学年の部最優秀賞・大谷万由子さん(横浜市立戸部小4年)
受賞が決まり「書く内容は決まっていました。自信作だったのでうれしい」と話すが、実はまだ実感がわかず、親友にも話していないという。少し恥ずかしそうに打ち明けてくれた。
小学2年のとき、家族と愛知県で開かれた「愛・地球博」に行った。環境汚染により進む温暖化。「大切なたった一つの地球」の未来が心配になり、優しくしてあげないと取り返しのつかないことになると思った。マータイさんの「もったいない」運動を知り、興味を持ち始めた。
4年生になり、学校の社会科見学でゴミ焼却工場を訪問した。ガラス越しにクレーンで運ばれるゴミの多さに驚いた。「努力してゴミを減らさなければ」。今年の夏、2年分の思いを込めて「もったいない作文」を書こうと思い立った。
資源や環境問題について知れば知るほど「自分でも何かやってみよう」と思う。家庭では「3R」(リデュース、リユース、リサイクル)に取り組んでいる。繰り返し使うリサイクルでは、いとこのお下がりを自分が着て、自分が着られなくなった服は自分より年下の親類にあげているという。
「きょう着ているこの洋服も、いとこのお下がりなんです」。誇らしげに話した。【梅田麻衣子】
2007.10.18
アジアの経済成長で、光化学スモッグの原因物質が大量増加
光化学スモッグや酸性雨の原因になる大気汚染物質のひとつ、窒素酸化物(NOx)のアジア全域での排出量がこの四半世紀で約3倍に増えたとする推計結果を国立環境研究所が発表した。
現在の水準の規制のままではアジアの経済成長に伴って火力発電所や工場、自動車などからNOx排出量が増え続け、20年までにさらに5割増となる恐れがあるという。高い経済成長を続ける中国の風下に位置する日本への越境汚染の拡大が懸念される。
調査は国環研が海洋研究開発機構や九州大、総合地球環境学研究所と協力し、アフガニスタンから日本にかけてのアジア24カ国の人口や燃料消費、車の台数などから推計した。
80年?03年でアジア全体の燃料消費量が2.3倍に増えたのに伴い、NOx排出量は2.8倍になった。中でも中国の増加は約4倍に達し、最も大きかったという。この間、日本の排出量はほぼ横ばいだった。
さらに将来的な排出量を予測したところ、20年まで現状の規制を続けると80年比で4・3倍にまで排出量が増えることがわかった。
00年のNOx排出量に占める各国別の排出量の割合は中国が5割近くを占め、インドが約2割を占めた。石炭火力発電や、自動車などの石油燃焼が大きな原因とみられる。
詳しくは国立環境研究所ホームページまで。
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2007.10.18
20日から“ふるさと清掃運動会”開催
「地球温暖化を止める!」という大きなテーマに向け、まず身近なところからアクションを起こす全国キャンペーン「ふるさと清掃運動会」が20日から本格開催されます。本格開催を前にした18日、同運動会を特別協賛する東芝ソリューション(東京都港区)から実行委員会に対し、目録が手渡されました。=写真。
特別協賛目録を手渡す真木明・東芝ソリューション常務=
18日、東京都港区の東芝ソリューション本社で
同運動会は清掃活動を中心に遊歩道整備や植林、間伐など地球環境問題を解決するために自分でできることをそれぞれ実施するもの。京都市や高松市でのMOTTAINAIキッズ植林やカヌーに乗って行う川のごみ拾いなど北海道から沖縄県にかけてNPOや大学といった40団体以上1万5000人近くが運動会に参加を表明しています。
運動会は20?28日までの9日間をコアキャンペーン期間として全国各地で開催します。
参加申し込みはホームページまで。期間中も受け付けます。
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2007.10.18
17日、世界各地で国連貧困撲滅キャンペーン「STAND UP」実施
世界の貧困撲滅のために声を上げようと、国連が世界中の人々に呼びかけたキャンペーン「STAND UP?SPEAK OUT」が17日、東京都渋谷区のUNハウス前で行われた。幸田シャーミン国連広報センター所長や女優の吉本多香美さんら約200人が集まり、号令とともに一斉に立ち上がり、貧困撲滅を訴えた。
この催しは、世界中で貧困撲滅などを掲げる国連の「ミレニアム開発目標(MDGs)」を達成するため、国連が世界の市民の行動を呼びかけるもの。日本時間の17 日午前6時から18日の午前6時にかけて、貧困撲滅の意志を示すための行動として立ち上がる。初めて実施された06年には世界87カ国で総計2350万人が立ち上がり、ギネス記録を樹立。今年は全世界で5,000 万人の参加を目指している。
アクションに先立って、男子ハンマー投げでアテネ五輪ゴールドメダリストの室伏広治選手やバルセロナ、アトランタ五輪で銀、銅メダルを獲得した有森裕子さんがビデオメッセージ。プロラクロス選手の山田幸代さんと女優の吉本多香美さんがゲストとして駆けつけた。
吉本さんは特撮ヒーロー番組「ウルトラマンティガ」のレナ隊員として“地球を守った”ヒロイン。この日はアボリジニやアフリカ原住民を探訪した経験から「私たちがこうして電気をふんだんに使えるのも原子力発電所で使うウランを豪州やアフリカで原住民の方々が安い賃金で掘り出しているから。資源を浪費せずに自然と共生することが今、地球を守るために必要なこと」と訴えた。
17日は全国各地の大学や高校、小中学校でも児童・生徒らがこのアクションに参加し、夜に大阪長居スタジアムで行われるサッカー日本代表対エジプト代表戦や代々木公園でのイベントでもアクションが行われる。
アクションへの参加方法は国連広報センターのホームページから入り、報告画面に記入する。参加人数の結果は後ほど国連広報センターのホームページで報告される。
2007.10.17
モッタイナイの気持ちから生まれた『ハタハタ演歌CD』発表(山形県酒田市)
東北地方の冬の味覚、ハタハタの保護を訴えるCDが制作され、20日、山形県酒田市の東北公益文科大で開かれる「ハタハタシンポジウム」で頒布される。ハタハタ増殖事業に取り組む山形県と地元の非営利組織(NPO)が連携して制作した。
ハタハタは酒田市を含む山形県庄内地域に伝承されている12月9日の大黒様の歳夜でのお供えものとして大切にされてきた。しかし、近年漁獲量が減っており、山形県などがマナーを守った釣りや海岸保全を呼び掛けるほか、小学生や大学生らと一緒に産卵床を沈める増殖事業に取り組んでいる。
CDは冬の風物詩となったハタハタを保護するため、漁業者や一般の人に「ハタハタは地域の宝・財産」との意識を持ってもらうため作った。
♪荒れる荒れる北の海 雷ひびく海底に 待ってたはたはた動きだす
♪稲妻光る白波に 鳥海山を目ざしてよ 藻場(もば)をさがして海峡羅針盤
♪みぞれ混じりに里帰り 吹浦 酒田港 大黒様のまつりが待っている
(1?3番から抜粋)
荒れる波と雷鳴で始まる歌はテンポの早い演歌調。ハタハタが産卵場所を探し、男鹿半島から酒田まで南下してくる情景を力強く表現した。制作したCDは100枚。
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2007.10.17
今年秋はマイ箸がブームに!!
今年の秋はマイ箸から目が離せない!!
ここ数年、森林保護や国産材を有効活用する目的で静かなブームとして全国に広がり、さまざまなマイ箸自慢のコミュニティが立ち上がってきた。
そこへ10月から放送開始のNHK朝の連続テレビドラマ「ちりとてちん」では、塗箸生産日本一の福井県小浜市が舞台の一つとなる。日本人の暮らしに欠かせない箸がクローズアップされる。
マイ箸は、自宅以外に持ち歩く自分用のお箸のことで、森林を守るために無駄な割り箸を使わないことや不況にあえぐ国内林業や箸産地を救うこと、さらにお箸を通した食文化そのものを考えることなどが趣旨だ。
アーティストの絢香さんは数年前からマイ箸を持ち歩くことを心がけている。
今年7月に千葉・幕張メッセで行われた地球温暖化防止を訴える世界規模コンサート「LIVE EARTH」では、「地球を愛してますか?」と聴衆に呼びかけ、自身の取り組みについて「私もエコバッグやマイ箸を使うようにしてるし、小さいことからできることがあるんでぜひ行動してください」と訴えた。
アーティストではこのほか、坂本龍一さんもマイ箸運動に取り組んでおり、最近ではタレントの今田耕司さんらもマイ箸宣言している。
こうした動きと前後して、マイ箸宣言をする人々のコミュニティが全国各地で次々と誕生している。
マイ箸クラブ(本部・大阪市)は、マイ箸好きがウエブでの情報交換を行うために03年に発足した任意団体。コンビニチェーン「ミニストップ」の横尾博社長と、通信販売サイト「マザーアース ネット」の薗田綾子社長がマイ箸を持ち歩いていることで意気投合し、共同で設立した。
入会はマイ箸を使っている人や使おうとしている人が電子メールで氏名やメールアドレスを登録すれば終わり。マイ箸に関する情報交換やマイ箸持参で安くなるレストランや旅館の紹介を受けることができ、年2?3回開かれるイベントに参加することができる。また、近く会員用のブログを立ち上げる予定。登録・年会費は無料。
「マイ箸ひろめ隊」(事務局・四国中央市)は06年に結成し、今年2月には「第1回全国マイ箸(はし)サミット」を愛媛県新居浜市で主催。環境問題に取り組む人々がマイ箸持参で参加し、「楽しく食事しながらエコの輪を広げよう」という宣言を採択した。
隊員は愛媛県内で布製はし袋を手作りしている主婦ら。新浜市周辺の主産業である繊維業を売り込む狙いがあり、塗箸産地の福井県や人口の多い東京都などへはし袋を販売している。はしを持参すると特典が付く地元の飲食店など約50店を掲載する東予地域のグルメマップも制作している。
NHK朝の連続テレビドラマの舞台の一つとなる福井県は、小浜市名産の「若狭塗り箸(ばし)」を使ってもらい、割りばしの使い捨てをやめて自分のはしを持ち歩く「マイ箸運動」を推進する。
小浜市内では、塗りばしの制作業者でつくる協同組合が、携帯に便利なはしやデザイン性の高いはしを開発しており、これらのはしを「マイ箸運動」とリンクさせ、地球環境に配慮した取り組みに発展させたい考え。
今後、若狭塗り箸の展示・販売会を都市部で開催するなどし、福井ブランドの向上を図る。このほか、栃木県高根沢市や愛媛県内子町などマイ箸運動に独自に取り組む自治体も増えている。
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=ドラマ『ちりとてちん』の紹介=
◎塗り箸の産地、福井県小浜市が舞台
NHK連続テレビ小説「ちりとてちん」は福井県小浜市の若狭塗箸(はし)職人の家庭に生まれたヒロインが、笑いと商人の街・大阪で落語家を目指すというストーリー。ヒロイン、和田喜代美さんを演じるのは貫地谷しほりさん(21)。
小浜市は日本の塗り箸(ぬりばし)の約80パーセント以上を生産する一大産地で、ドラマの中でも美しい若狭塗箸がヒロインの家庭の食卓を彩る。
地元・福井県ではすでに観光や塗箸人気を当て込んださまざまなイベントが開催されている。
☆ドラマ「ちりとてちん」に関する情報は番組公式サイトをご覧ください。
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☆MOTTAINAIキャンペーンオリジナル箸も販売中!!
詳しくはこちらをご覧ください。
◎MOTTAINAI THANKS HASHI
◎MOTTAINAI キャンペーン箸&箸袋
2007.10.16
品川宿お土産処オープン‐地元商店街店主ら発起人
東海道品川宿だった東京都品川区の北品川地区に13日、特製の名前を彫りこんだ竹製携帯ストラップやお土産としても使える小判の形をした地域通貨を販売する地域起こしショップ「東海道品川宿お土産処」が開店した。
毎週土日曜日及び祝日の午前10時?午後3時、地元商店街店主らがボランティアで運営する。
竹製の携帯ストラップはその場で名前を彫り込むことができるもので1500円。
小判は「東海道品川宿小判」と名づけられ、1枚450円で販売し、地元の北品川本通り商店会や北品川商店街協同組合、京急新馬場商店街振興組合の3つの商店街で08年3月まで500円分の買い物ができる。
お土産物はこのほか、コーヒー豆の麻袋と和物の生地を縫い合わせて作ったコースターや和風小物、品川の風物を描いた絵葉書など。
京浜急行の北品川駅近くの北品川地区は、古い家並みなど江戸の風情を残す一方で新幹線の品川駅が開業し、高層マンションの開発が進むなどにぎわいが出ている。
近くを通る旧東海道が将来的にアスファルトから石畳に変わる予定で、観光による地域おこしの機運が高まっている。
東海道品川宿お土産処は北品川1丁目29の14、京浜急行北品川駅から南に隣接する。
問い合わせは03・5463・1297。
2007.10.16
北海道北見市にモッタイナイから生まれた新たな特産品登場!!
日本一のタマネギ生産地、北海道北見市に新たな特産品登場!!
タマネギ加工品などを生産する北見市の第三セクター「グリーンズ北見」は十五日から、ホタテを使った即席スープ「帆立のポタージュ」を発売する。
もともと内陸だった北見市が全国有数の水揚げ量を誇る近隣の常呂町と合併したため、期せずして同市の特産品に。同社は「ホタテ加工品の製造過程で出るゆで汁にうまみがつまっていて捨てるのはもったいないと開発しました」と話す。
北見市は定番のオニオンスープ(旧北見市、旧網走管内端野町)に加え、合併した旧網走管内留辺蘂町が全国有数の生産地だった白花豆を使ったポタージュをすでに開発。今回は新北見市の特産品を使ったスープの第三弾で、「海から陸まで北見市を食料品の一大ブランドにしたい」(同社)と意気込んでいる。
ゆで汁は同市常呂町の水産加工業「しんや」(新谷俊秀社長)が、ホタテ加工の過程で出たものを提供。これに北見市特産のタマネギ、ビートなどを加え、乾燥粉末にした。同社は「濃厚な風味とコクが売り物です」と語る。
値段は4袋入りで630円。道内の百貨店やスーパー、空港に加え、10月末から東京都内のアンテナショップ「北海道どさんこプラザ」などで販売する予定。
問い合わせは「グリーンズ北見」(0157・36・3611)まで。
2007.10.14
環境教育:もったいないランド(下関市立高尾保育園)
劇で「もったいない」表現 下関の保育園でユニークな環境教育 /山口
下関市丸山町の市立高尾保育園で10月13日、園児や職員が園内につくったテーマパーク「もったいないらんど」を使ったユニークな環境教育が行われた。
約70人の園児や保護者が集まり、職員10人はノーベル平和賞受賞者のワンガリ・マータイさんが進める「MOTTAINAI(もったいない)」キャンペーンのTシャツを着て環境保護を訴える劇を演じた。
園内を地球に見立て、たくさんの魚の絵を張り付けた「海中ゾーン」やバナナの木で装飾した「ジャングルゾーン」など四つの空間を演出。
大森繁世園長がゴミ袋でつくった衣装で「もったいないモンスター」に扮(ふん)し、「自然を荒らされた怒り」をのたうち回ることで表現。子供たちが見つめる中、「もったいないばあちゃん」の正体を現し、水を出しっぱなしにしない▽ご飯を残さず食べる??などの約束を子供たちと交わした。
最後に「ごほうび」としてお菓子などが入った宝物袋を受け取った子供たちは大喜び。
大森園長は「言葉ではなく心を震わせることで、小さな子供たちにも自然の大切さを分かってもらいたかった」と話していた。
【新里啓一】
2007.10.03
名古屋市緑区の26店 一斉にレジ袋有料化
マータイさんがこの春訪問した名古屋市で、緑区のスーパーやドラッグストアなど26店(15社)が1日、レジ袋の有料化を一斉に始めました。各事業者がまとまって有料化に乗り出すのは政令指定都市では初めてです。名古屋市は緑区をモデル地区として有料化を先行実施し、2010年度までに全市の小売店に拡大。家庭から出るレジ袋の6割削減を目指しています。
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↑レジ袋が有料化されたスーパーで持参した袋に商品をつめる買い物客=名古屋市緑区で1日、小林努撮影
レジ袋を有料化している店ではレジ袋を1枚5円で販売します。ユニー系のスーパー「アピタ鳴海店」(鳴海町)ではこの日、開店した午前10時に山田雅雄・副市長やユニーの前村哲路社長らが駆け付け、記念セレモニーが開かれました。弁当、果物とともにレジ袋2枚を買った同区のトラック運転手の男性(60)は「男がマイバッグを持って買い物するのは恥ずかしいと思ったけど、レジ袋をわざわざ買うのはたまらん。次からはマイバッグを持ってくる」と話していたそうです。
有料化した26店のうち、スーパーが23店と8割を占め、同区内のコンビニエンスストア約60店は今回の有料化に加わりませんでした。「ふらっと立ち寄るコンビニの性格上、マイバッグを持参する人は少なく、レジ袋の有料化はなじまない」(フランチャイズ・チェーンストア協会)とのこと。ただ協会は10年度のレジ袋量を全国で00年度比35%減とする目標を掲げており、同区内でもサークルK22店がこの日、レジ袋削減を呼びかけるポスターを掲示しました。
2007.10.01
「風呂敷持参でごみ減量」ジャスコ山形南店でPR
買い物袋持参運動店頭キャンペーンが山形市のジャスコ山形南店であり、「ごみ減量・もったいないねット山形」会員が風呂敷の使い方の実演などをして協力を呼び掛けました。
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↑買い物客に風呂敷を渡す「もったいないネット・山形」会員=ジャスコ山形南店で
もったいないねット山形は、06年12月に市と市内の事業所、市民らが設立しました。キャンペーンでは、同会の会員18人が1階催事場で買い物客に「買い物袋は有料にすべきか」などの質問をして、回答者に風呂敷や買い物袋を配りました。
市のまとめでは、山形市のごみ排出量は、00年度に10万3601トンと過去最多を記録して以降年々減少し、06年度は8万6935トンまで減少しました。しかし、1人の1日当たりの排出量は毎年県平均を上回っており、05年度も県平均の619グラムに対して同市は701グラムでした。
もったいないねットの森谷京子会長(70)は「風呂敷も立派な買い物袋になります。もっと活用してレジ袋を浪費しないでほしい」と話していました。
2007.07.10
ap bank fes '07に出店します
環境問題への取り組みに共鳴する人気アーティストが出演する野外音楽イベント「ap bank fes ’07」が14日から、静岡県掛川市のつま恋で開かれます。エコ意識の「共振・共鳴」をイメージした「eco―reso(エコレゾ)」というメッセージの下、前夜祭の開かれる13日から4日間、トークイベントやエコグッズの販売も含め、さまざまな環境への取り組みが行われます。
「ap bank」は、「Mr.Children」の桜井和寿さんやプロデューサーの小林武史さんらが中心となって設立した、環境プロジェクトに融資する非営利団体。フェスは05年に始まり、昨年は7万5000人が訪れました。会場内の「フードエリア」では、オーガニックフードやエコ雑貨が販売されます。
今年は野外フェスで初めて、すべての飲食容器(皿、カップ)のリユースに挑戦します。静岡市内の風力発電施設で発電された電力。ごみは9分別し、生ごみはブタの餌、木製フォークは木炭になります。前夜祭「eco―reso+(プラス)」は13日15?21時まで。フェスのチケットを持っている人は無料。それ以外はつま恋の入場料(大人1000円、子供500円)が必要です。
* * *
毎日新聞社は同フェスに「MOTTAINAI」ショップを出店します。MOTTAINAIグッズ販売のほか、14日11時にはアルピニストの野口健さん、小林さんらがごみについて語るトークイベントが開かれるほか、15日10時と16日11時には「ふろしきワークショップ」を開きます。
2007.06.27
奄美ミュージアム・ジュニア環境シンポ参加者募集
MOTTAINAIキャンペーンに賛同する日航財団は奄美群島広域自治体とともに、奄美群島を会場とする体験環境シンポジウムを開催します。応募優秀者より12名の子ども達をこの活動に参加していただきます。奮っての応募お待ちしています。
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↑与論島で手作りいかだの体験学習をする子どもたち
(05年夏のJALキッズMOTTAINAIキャンプより)
*今年の内容は主催者にお問い合わせください
期日:8月22日(水)?28日(火)6泊7日
場所:奄美大島及びヨロン島
募集対象、人数:小学4年生?中学2年生の男女12名
応募要領:
作文応募による。下記の題より一つ選び、400字詰め原稿用紙3枚まで
(氏名・住所・学校名・連絡先明記の上)
:あなたのできるもったいない:自然をまもることとは。:田舎と都会:君の街の風景
応募締め切り:7月20日必着
送付先:
〒140-0002 東京都品川区東品川2-4-11 JALビル
日航財団
「奄美ジュニア環境シンポジウム」実行委員会事務局 宛
(メールでの応募可 詳細HP)
発表:7月30日 JALKIDSクラブECO HP上にて
参加条件:参加会費として10、000円を申し受けます。(事務所経費等)それ以外の費用,往復航空券・宿泊費・食事等は主催者で提供。
主催:
第一回奄美ミュージアム・ジュニア環境シンポジウム実行委員会
問合せ先:日航財団内 同シンポジウム実行委員会事務局
03-5460-3084
詳細は、JALKIDSクラブECO参照ください。
2007.06.20
福島市が「一人MOTTAINAI行動」
環境月間の6月の1カ月間、福島市は市職員が環境保全に取り組む「一人1MOTTAINAI行動」を実施しています。紙の利用見直しを重点に、シュレッダーにかける書類を減らして資源ごみに回したり、裏紙や封筒の再利用、両面印刷などを進めています。
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市が01年度から取り組んでいる環境保全の「率先実行計画」の一環で、各課のシュレッダーには「その書類、裁断必要ですか?」の張り紙をし、裁断を最小限にとどめ、資源ごみとして書類がリサイクルされるように周知しています。
他にも、文書でのやりとりをメールに替えてペーパーレス化を図ったり、環境課では、不要になったポスターの裏地にプリンターで名刺を印刷して使用しています。ある課では、これまで紙ごみが1日2袋あったが、取り組み後は日によって、1袋に満たなくなったそうです。
市環境課の山岸寛明主事は「環境月間だけに終わらせず、今後も省資源の意識を徹底していきたい。ポスターを再利用した名刺も『さすが環境課ですね』と言われ、好評です」と話していました。市は環境月間が終わった後、全庁にアンケートし、成果をまとめる予定です。
2007.06.18
大阪・梅田でキャンドルナイト
阪急電鉄梅田駅周辺のビルなどの明かりを落とし、1万本のろうそくをともす「100万人のキャンドルナイト@オオサカシティ」が7日夜、大阪市北区茶屋町であり、約13万人が幻想的な光景を楽しみました。
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毎日新聞社や阪神電気鉄道、阪急電鉄などで作る実行委員会が主催し、電気を消して地球環境問題を考えようという趣旨のイベントで、今夏で4回目になります。
午後6時、茶屋町のアプローズタワーからNUchayamachiにかけての遊歩道に置いたろうそく約1万本に点火を始め、午後8時、ビルの明かりが消されると、辺りは優しいろうそくの光に包まれました。キャンドルナイトは15日に同市北区の西梅田でも開かれました。
2007.06.15
香港の学校関係者が新松戸南小を訪問
環境教育活動などに取り組んでいる日本のNPO法人の招きで来日した香港の小・中学校長ら20人がこのほど、千葉県の松戸市立新松戸南小学校(小林昌美校長、児童467人)を訪れ、授業参観をしたり、同校が全校挙げて行っている「MOTTAINAI(もったいない)運動」などをテーマに、教員らと意見交換しました。
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新松戸南小では、児童たちが鉛筆やノートを最後まで使うようにしたり、節電や節水を心がけるなど、自分たちでできる「MOTTAINAI運動」に、2年前から取り組んでいます。昨年2月には、ワンガリ・マータイさんが同校を訪れ、講演したり給食を食べ足りして交流しました。
この日は、同校の先生がこれまでの取り組みを発表し、「運動は学校ばかりではなく、子供たちを通じて、家庭にも広がっている」と説明。香港の校長先生たちは大きくうなずいたり、メモを取って熱心に聴き、「よく研究して活動をしていることが分かった」などと話していました。
2007.05.07
マータイさんが離日
マータイさんは2日午前、都内の新生銀行で講演しました。午後は、毎日新聞東京本社内でインタビューを受け、各地で温かく迎えてくれた人たちへの感謝や、地球環境を守るために企業が社会的責任を果たすことの大切さについて話しました。(インタビューは5月中旬の特集紙面に掲載されます)。
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新生銀行で講演するマータイさん
マータイさんはこの後、15時すぎの新幹線で名古屋へ向かい、22時すぎのエミレーツ航空機でケニアへと帰途につきました。1週間の短い滞在でしたが「今回は日本の田舎を訪ねることができてうれしかった。一見きれいな景色の下にも、ごみの不法投棄などさまざまな問題があり、それに立ち向かう人々がいるということに力づけられました」と話していました。日本の皆さんへの感謝の言葉は、特集紙面に掲載します。
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東京駅で新幹線に乗り込むマータイさん
2007.05.07
5月1日のマータイさん
マータイさんは1日、昭和女子大で中・高校生と大学生に向け2回講演しました。講演の合間に控え室で、同校卒業生の登山家・田部井淳子さんに偶然対面。元気な女性同士すっかり意気投合して、ケニアの山の話などしていました。
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昭和女子大で登山家の田部井淳子さんとバッタリ
午後は出版記念会に出席するために毎日新聞社を訪問。キャンペーン事務局などを見学しました。2005年2月に来日した際、観堂編集局長(当時)のインタビューを受けた部屋に行くと「ここはまさにMOTTAINAIキャンペーンが生まれた部屋だわ!」と、うれしそうに部屋の中や窓の外の景色を見ていました。また、キャンペーン事務局では夜間のエネルギー使用量がわかる「夜の地球儀」を娘のワンジラさんと回しながら「ここは東京ね。とても明るい。あら、ニューヨークはもっと明るい。ナイロビは・・・少し明るいけれど、アフリカは全体的に暗いわね」などと、興味深げに話していました。
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毎日新聞社で開かれた「UNBOWED」出版記念会で
出版記念会では百数十人を前に「MOTTAINAIという言葉に出会ってからの2年間、日本に多くの友人ができました」と、来場したイオン環境財団の岡田卓也理事長らに感謝の言葉を述べ、「MOTTAINAIは日本が世界に向けて送り出せるすばらしいプレゼント。私はMOTTAINAIを世界に発信する親善大使として、3Rや資源に感謝すること、敬うことを訴えていきます」とあいさつしました。
2007.05.02
昭和女子大で「桜のように花を咲かせて」
連休中の来日レポートは、事務局の都合で「ワタシ的MOTTAINAI部」の方に掲載させていただきました。恐縮ですが、こちらをご覧ください。
さて、5月1日午前中のマータイさんは、朝から東京都世田谷区の昭和女子大学、中・高等学校で講演をしました。昭和女子大は2005年に来日した際にも講演したところ。マータイさんは「2005年2月に来日して以来、私の身の上にとてもすばらしいことが起こりました。また日本を訪れることができてとてもうれしいです」と満面の笑みであいさつしました。
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講演前、笑顔で生徒たちと握手するワンガリ・マータイさん=東京都世田谷区の昭和女子大で5月1日午前9時54分、竹内幹撮影
マータイさんは昭和女子大の中・高等部の生徒約1400人と、招かれた世田谷学園の生徒約450人を前に「地球温暖化について考え、何をするにしても地球のためによいことかどうか、考えてほしい」と話しました。自転車に乗ったり歩いたりすることで化石燃料の消費を抑えたり、シャワーのお湯の出しっぱなしをしないことなどを例として挙げ、「日本には水があるけれど、他の国では水がなくて子どもや動物が苦しんでいるということを忘れないでください」と訴えました。
また、秋田で満開の桜を見たエピソードを交え、「皆さんを見ていると満開の桜を思い出します。ケニアに戻ってもずっと皆さんと桜のことを考えています。ですから、皆さんがんばって桜のような花を咲かせてください。桜の木はひとつひとつの花が精一杯美しく咲こうとしているから美しいのです。皆さんにもそうあってほしい。そして世界の人たちのお手本になってください。地球のためによいことをやっているかと訪ねられたら『一生懸命やっています。一生懸命花を咲かせています』と答えられるように頑張ってください」と結びました。
2007.04.28
【マータイさん速報】愛西市の小学校で給食交流
27日、マータイさんはキャンペーン協賛企業・ヨシヅヤ本店のある津島市へ。ヨシヅヤ本店に今日オープンするMOTTAINAIグッズコーナーのテープカットをした後、自伝「UNBOWED」のサイン会に臨みました。この、愛西市の立田北部小学校に移動。児童らと給食をともにして交流しました。午後は津島文化会館での講演の後、名古屋市内で出版記念講演会と歓迎レセプションが行われます。
2007.04.27
4月26日のマータイさん
マータイさんは26日、名古屋市内の東山動植物園や金城学院中学・高校(深谷昌一校長)を訪れました。
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歓迎レセプションで幼稚園児たちと踊るマータイさん=東山動物園で午前11時23分
東山植物園では、山田雅雄副市長と加藤玲子・同市地域女性団体連絡協議会長、子供3人と高さ1・5メートルのモチノキ科の常緑樹「ソヨゴ」2本を「万葉の散歩道」に記念植樹しました。
金城学院中学校の講堂では、全校生徒約1000人がマータイさんを拍手で歓迎。合唱部が滝廉太郎の「花」を美しいコーラスで響かせました。マータイさんはハチドリの話を紹介し、「粘り強いハチドリのように、地球環境のためにできる最善を尽くしてほしい」と話しました。金城学院高校でも、環境と平和の大切さを訴えました。
2007.04.26
【速報】東山動物園で子どもたちと交流
マータイさんは来日初日の26日午前、名古屋市の東山動植物園を訪れ、小学生ら約50人とふれあいました。コビトカバ舎の前では、話しかけてきた子どもの頭をなでるなど笑顔で交流。この後、記念植樹を行いました。午後は金城学院中・高等学校で講演した後、毎日新聞社中部本社があるミッドランドスクエアを見学します。
2007.04.25
マータイさんが来日しました!
ワンガリ・マータイさんが25日夕、エミレーツ航空機で中部国際空港に到着しました。長旅にもかかわらず、マータイさんは「日本の皆さんとまた会えたことを、とてもうれしく思っています」と満面の笑顔で話していました。
マータイさんは5月2日まで日本に滞在します。明日は名古屋市内で動物園や植物園を見学したり、金城学院で講演する予定です。
2007.04.24
静岡市が「もったいない運動」スタート
静岡市は市内のごみ減量3カ年事業「静岡版もったいない運動」を今月から始めました。市役所での会議のペットボトル飲料提供を控え「マイ水筒」持参を呼びかけるなど市職員自らが率先してごみ削減に取り組みます。初年度の今年は、市庁舎内で10%、市内全域で5%の年間排出量削減を目指しています。
市廃棄物政策課が13日、各課に▽市主催会議でのペットボトル茶の提供や式典での記念品の過剰包装を避ける▽職員に対し水筒やはしの持参を推奨▽各課設置のごみ箱は原則1個――などを呼びかけました。今後は達成状況を随時ホームページ上で公開していくということです。
また市民には啓発活動を重点的に実施。テレビのスポットCMで減量を呼びかける他、家庭でのごみ減量実践例「ごみダイエット宣言」を募集し、10月に優秀事例を表彰する予定。問い合わせは同課(054・221・1075)。
2007.04.12
豊岡市環境審が「もったいない」を盛り込んだ基本計画案
兵庫県豊岡市環境審議会(池田啓会長)が、環境への配慮について目標とする姿を示す「市環境基本計画案」を、中貝宗治市長に答申しました。「もったいない」「ばちがあたる」などの六つの合言葉を象徴とした取り組みが記され、市は案を基に4月に同計画を策定する予定です。
市から諮問を受けた同審議会が、コウノトリと共生するまちづくりへの実現に向け、道すじを示すことを目的に8回の議論を経てまとめました。地域ごとの自然や風土をいかすことや、環境を次世代に受け継ぐことを基本理念としている。池田会長は「市民が実感を持って読める内容にした」とし、物を無駄にしない「もったいない」、自然の力に対し謙虚な心を持つ「ばちがあたる」、できることを積み重ねる「ちょっとでも」などの合言葉を示しました。
00年のピーク時から25%のごみ減量化を目指し、森林を保全、事業者が地元産材を使うことに努めることも明記されました。
2007.04.12
もったいない企業説明会
キャンペーンに賛同する企業、官公庁などが情報交換する「MOTTAINAIキャンペーン説明会」が3月27日、毎日ホールで開かれ、45社・団体約100人が参加しました。説明会では、伊藤忠商事や講談社の担当者から今後の展開案などが報告されました。また、キャンペーン事務局からは、マータイさんの来日日程の説明が行われました。
説明会は、昨年1月以来の開催。これまでの活動成果を披露するとともに、引き続き活動の輪を広げていくことを確認し合いました。ケニア大使館のモーセ1等書記官も出席しました。もったいないのロゴマークを使ったライセンスビジネスを展開する企業は、イオンやクラレトレーディング、プロントコーポレーション、ピザハットなど31社にのぼっています。
2007.04.11
ルー大柴さん=MOTTAINAIを「みんなのうた」で歌う
タレントのルー大柴(おおしば)さんが、4月からNHK「みんなのうた」で流れる「MOTTAINAI」を歌っています。「ジャパンのみなさん!物や命を大切にしよう」と、軽快なラップのリズムに乗って、物を大切にする心がけを呼びかけています。

歌は、 レストランであれこれ頼んで残すこと。湯をたっぷり張った風呂にザブンと入ること。あちこちで殺人事件や自殺が相次いでいること。どれも気になって仕方ない、といった内容で、大柴さんは、「ものや命を大切にできていないジャパニーズたちに『このままでいいの?』と問いかけたい」と語っています。
大柴さんは、高校卒業後、露天商をしながら約1年、世界を旅しました。周囲には迷惑をかけず「隣人や社会のために」と信念を持って生きる人々と触れ合った経験から、今の日本人は「皆が持ってるから欲しい」「新しいものが出たから古いものは捨てる」と、便利すぎる世の中に流されているように見えるといいます。
ホテルの使いかけのせっけんやシャンプーは持ち帰る。風呂の湯は少なめ、ファクスや台本の裏はメモ帳に使う。「お笑い芸人の『ルー大柴像』と違うかもしれないが、自分にできることをやらねば」との強い思いが、この歌につながりました。
2007.04.06
もったいないぞ! 毎日新聞社から単行本に
赤星たみこさんが昨年3月まで毎日新聞の環境面に連載していた「もったいないぞ!」が、単行本として出版されました(毎日新聞社、980円)。「エコの国ニッポンの知恵」の副題どおり、気軽なエコロジー生活の入門書となっています。

連載を大幅に改稿したまんがとエッセー。レシートで食品廃棄という「罪のごみ」を減らす▽せっけんを先に入れてエコロジカルに洗濯しつつ真っ白にする▽風呂敷や障子といった「伝統」を現代日本の生活で活用する▽エアコンを使わずに快適にすごす方法――など32項目にわたって、すぐ実行可能なことが提唱され、エコ初心者にも読みやすい内容になっています。
著者の赤星さんは「もったいない」の本質を「苦しい節約生活を強いることではなく、効率的で美しい生活」だと考え、実践してきました。温暖化対策をはじめ、地球を守るために簡単にできることが分かる一冊です。
2007.04.03
MOTTAINAIキッズ100人、上野動物園で植樹
「動物との触れ合いの森づくり」をテーマにしたMOTTAINAIキッズ植林プロジェクト実行委員会の植樹体験会が3月31日、上野動物園(台東区)で開かれました。
同委員会は全国子ども会連合会、国土緑化推進機構、毎日新聞社MOTTAINAIキャンペーン事務局で構成され、昨年2月、ノーベル平和賞受賞者でキャンペーン名誉会長でもあるケニアの環境保護活動家、ワンガリ・マータイさんを迎えて大阪で植樹を始め、札幌、広島など全国で展開しています。
9カ所目の植樹となった同園では、小学生と父母ら約100人が参加。開会式で同園の小宮輝之園長、東京都子ども会連合会の小野清子会長が、動物にとって重要な森の環境のこと、またマータイさんが提唱する「もったいない精神」について触れました。このあと、クマやレッサーパンダのオリの5カ所で植樹し、エサとなる実や日陰作りのためヤマモモ、イロハモミジ、ナワシログミ、ヤマブドウなど計50本を植えました。
運営にあたったNPO法人樹木・環境ネットワーク協会の澁澤寿一理事長は「木が土の中から育つことを体感させることが大切。30分もすると子どもたちは真剣になりました」と話していました。07年度は秋田県でスタートする予定です。
2007.04.02
水と緑の地球環境本部発足。出会いの場できました
MOTTAINAIをはじめとする環境キャンペーンをさらに推進するため、毎日新聞社は4月1日、東京本社があるパレスサイドビル(東京都千代田区一ツ橋)1階の、カフェやコンビニの並びに事務所を開きました。今後、市民の「出会いの場」となるオープンスペースをつくり、キャンペーンの展開が一目でわかるように工夫していく予定です。
毎日新聞社は、これまでMOTTAINAI(もったいない)キャンペーン、創刊135年を記念し135万本の植樹をめざす「My Mai Tree」キャンペーン、富士山再生キャンペーンなど、地球環境の保全につながる事業を数多く手がけてきました。90年代には国内外の指導者17人による「21世紀危機警告委員会」を設立し、次世代に豊かな地球環境を引き継ぐための「東京宣言」を発表(97年2月)するなど、さまざまな取り組みを重ねてきました。
今回、こうした環境キャンペーンや事業を地球環境本部の「環境グループ」として一つに束ね、それぞれ有機的に関連づけます。まず、資源を無駄にせず効率的に使っていく「MOTTAINAI」を、地球環境本部の基本理念に掲げます。MOTTAINAIは「持続可能な社会」の実現につながるキーワードです。
各キャンペーンは、MOTTAINAIを現実の行動に生かす場になります。My Mai Treeの植樹活動や、富士山再生のごみ拾い活動などを通じて、持続可能な地球環境の実現に向け、貢献していきます。新たな事務所には、各環境キャンペーンの紹介やMOTTAINAI関連商品を展示するほか、環境に関心を持つ人が気軽に立ち寄り、少人数の勉強会などができるような場にします。
同本部は新聞社のメセナ(文化・芸術支援)活動の拠点にもなります。「環境グループ」のほかに「社会顕彰グループ」を設け、毎日芸術賞、毎日出版文化賞などの表彰事業を担当します。国連人口賞(93年)を受賞した人口問題調査会も同本部に統合します。
同本部は、ますます重要さを増す地球環境問題へのメディアとしての取り組みを強化します。
2007.03.28
ワンガリ・マータイさん4月25日に来日!
ノーベル平和賞受賞者で、MOTTAINAIキャンペーンの名誉会長を務めるケニアのワンガリ・マータイさん(66)が、毎日新聞社と東京放送、伊藤忠商事の招きで4月25日から5月2日まで来日します。
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毎日新聞社が招へいするのは3回目。期間中、愛知県の名古屋市、津島市、愛西市や秋田市で講演会や植樹式に参加するほか、横浜市の日本新聞博物館で開催される「MOTTAINAIへ?キャンペーン報道の力」企画展にも出席する予定です。また、4月から発売される自叙伝「へこたれない」の日本語版(小学館刊、小池百合子首相補佐官訳)のPRも行います。
マータイさんは毎日新聞社と東京放送、伊藤忠商事の招きで4月25日に来日。26日には開園70周年を迎え、再生計画をスタートさせる名古屋市の東山動植物園を訪れ、同市女性団体連絡協議会の会員や子どもたちと植樹セレモニーに臨みます。午後には市内の金城学院中学・高校で講演、このあとミッドランドスクエア(豊田・毎日ビルディング)やトヨタテクノミュージアム産業技術記念館を見学します。
27日は津島市のヨシヅヤ本店にオープンするMOTTAINAIショップや愛西市での小学生との対話集会に出席。午後には、ウェスティンナゴヤキャッスルホテルで17時から開かれる自叙伝「へこたれない」日本語版の出版記念講演会・歓迎レセプションに参加します。
28日は横浜市に向かい、毎日新聞創刊135年を記念して横浜市の日本新聞博物館で開かれる企画展「MOTTAINAIへ?キャンペーン報道の力」の記念式典に出席。その後、秋田市に飛び、29日に同市郊外でイオン環境財団の岡田卓也理事長らと一緒に植林活動をします。5月1日には東京都世田谷区の昭和女子大で記念講演し、翌2日に離日の予定です。
▽マータイさん招聘
<主催>毎日新聞社、東京放送、伊藤忠商事
<後援(予定)>外務省、文部科学省、農林水産省、経済産業省、国土交通省、環境省、ケニア共和国大使館
<協賛>アイシン精機、新生銀行、トヨタ自動車、中日本航空、フジタ、ヨシヅヤ
<協力>イオン、金城学院、昭和女子大
▽主な日程
4月25日 来日
26日 ・名古屋市・東山動植物園で植樹セレモニー
・金城学院で講演
・ミッドランドスクエアなど見学
27日 ・ヨシヅヤ本店を訪問
・津島市で講演
・名古屋市で自叙伝の出版記念講演会
28日 ・横浜市の日本新聞博物館訪問
・TBSエコイベント(東京・赤坂)訪問
29日 ・秋田市でイオン環境財団と植樹
5月 1日 ・東京都世田谷区の昭和女子大で講演
2日 離日
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- 【リリース】QBB×MOTTAINAIキッズフェスティバル開催
- 【リリース】MOTTAINAIフェスタ2013 in 秋葉原UDX 開催
- 【リリース】MOTTAINAIの森マイスプーン 5月1日発売
- 【メディア】MOTTAINAIキャンペーンをご紹介頂きました。
- 【メディア掲載】MOTTAINAIこしひかり をご紹介頂きました
- 『マイECO 31号』にMOTTAINAIが掲載されました
- 【メディア掲載】MOTTAINAIキッチンマットをご紹介頂きました
- 【メディア掲載】MOTTAINAIの活動をご紹介頂きました
- 『マイECO 30号』にMOTTAINAIが掲載されました
- ドキュメンタリー映画「テーキングルー ト」上映会のお知らせ






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